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韓国元首相2人 韓国は東京五輪への参加を取りやめるべきと主張

2021-05-28 | その他
東京五輪の地図で独島が日本の領土に…韓国元首相2人「五輪ボイコット」
韓国外交部「文化体育観光部・大韓体育会と共に積極対応」

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/05/27/2021052780199.html

日本政府が東京五輪の公式ウェブサイトに掲載した地図で、独島を日本の領土と表示し、論議を呼んでいる。韓国政府は地図を修正するよう求めたが、日本は拒否した。これに対し韓国外交部(省に相当)は27日「積極的に対応していく」との方針を示した。与党「共に民主党」前代表で次期大統領選候補者の李洛淵(イ・ナクヨン)元首相と、丁世均(チョン・セギュン)前首相は、日本が地図を修正しなければ韓国は東京五輪への参加を取りやめるべきと主張した。

これに先立ち日本は、東京五輪の公式サイトに掲載した聖火リレーのコース紹介の全国地図で、島根県上部の独島の位置に当たる場所に小さな点を記し、独島がまるで日本の領土であるかのように表示した。韓国政府は2019年7月に修正を要求し、その後東京五輪組織委員会は全国地図のデザインを変更した。新しい地図は通常サイズで表示した場合は独島が見えないが、画面を拡大すると依然として独島の位置に小さな点が書かれている。

最近になってこの事実が知れ渡ると、韓国外交部は駐韓日本大使館に対し、地図を即座に修正するよう要求した。しかし日本政府は、要求は受け入れられないという既存の立場を繰り返した。

韓国外交部の崔泳杉(チェ・ヨンサム)報道官はこの日の定例記者会見で「積極的に対応していく」として「日本側が東京五輪ウェブサイト上の独島を日本の領土のように表記したことは決して受け入れることができない」と述べた。さらに「独島は歴史的、地理的、国際法的に明白なわれわれの固有の領土」と主張した。

その上で「韓国政府は今後も、2021年東京五輪の開催を控え、関連の状況を注視していく」として「同時に文化体育観光部、大韓体育会など関係機関との協議を通じて積極的に必要な対応を取る」と述べた。

これに関連し、李洛淵元首相は自身のフェイスブックに「容認できないこと」と書き込んだ。李氏は「日本が最後まで(地図の修正を)拒否するのなら、韓国政府は五輪のボイコットなど、可能なあらゆる手段を動員して断固対処しなければならない」と主張した。さらに「独島に対するわれわれの主権を守るために、可能な全てのことを全部する」と書き込んだ。

丁世均前首相も前日、フェイスブックで「日本が最後まで(地図の修正を)拒否するのなら、『五輪不参加』など政府にとって可能な全ての手段を総動員しなければならない」と主張した。
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