福岡市中央区の司法書士事務所の男性職員が不正に他人の戸籍謄本を入手していたなどとして、福岡法務局が、事務所を経営する岡村智明司法書士を業務停止1年間の懲戒処分としていたことがわかった。処分は16日付。
福岡県司法書士会などによると、男性職員は2009年、不動産会社の依頼で、死亡した男性が所有していた県外の土地の相続人を調査。司法書士しか使えない日本司法書士会連合会発行の専用用紙に岡村司法書士の名前を無断で記入し、県外の町役場で、死亡した男性の戸籍謄本と住民票の写しを不正に入手した。職員はこれらを不動産会社に渡しており、会社から土地の相続について問い合わせを受けた相続人が不審に思い県司法書士会に相談、発覚した。
また、岡村司法書士も08年、県内の土地について、当事者の一部に意思確認しないまま、所有権の移転登記をしていた。同会の調査に対し岡村司法書士は不正を認め、廃業する意向を示しているという。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110830-OYS1T00706.htm
(2011年8月30日 読売新聞)
福岡県司法書士会などによると、男性職員は2009年、不動産会社の依頼で、死亡した男性が所有していた県外の土地の相続人を調査。司法書士しか使えない日本司法書士会連合会発行の専用用紙に岡村司法書士の名前を無断で記入し、県外の町役場で、死亡した男性の戸籍謄本と住民票の写しを不正に入手した。職員はこれらを不動産会社に渡しており、会社から土地の相続について問い合わせを受けた相続人が不審に思い県司法書士会に相談、発覚した。
また、岡村司法書士も08年、県内の土地について、当事者の一部に意思確認しないまま、所有権の移転登記をしていた。同会の調査に対し岡村司法書士は不正を認め、廃業する意向を示しているという。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110830-OYS1T00706.htm
(2011年8月30日 読売新聞)