Kオジサンの新・山歩きの記

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飛越国境  人形山

2011-07-18 14:29:16 | アウトドア

岐阜県と富山県の境に有る人形山へ行ってきました。
この山は、昨年、隣の金剛堂山へ登った時、西側に形状の良い山が見えたました。それで、この5月頃に登ることを決めていましたが、土曜日の毎に、天候の悪く、7月にズレてしまいました。

登山口(8:48) ― 第1休憩所(9:52) ― 第1と第2休憩所の中間点(11:00)~(11:45) 

― 第1休憩所(11:57)~(12:52) ― 登山口(13:36) 

登山口から山頂まで3時間の道程ですが、この暑さと睡眠不足でパテてしまい、中間地点で登頂を断念しました。私はこれ以上進むと、体力的に帰ってこられなくなると思い、同行のWさん単独で山頂まで行って来ることを勧めましたが、Wさんは宮屋敷まで行って戻ってきました。

帰路、五箇山荘で温泉につかってきましたが、脱衣場に人形山のいわれが書いてありました。
昔、麓の里に老婆と二人の娘が暮らしていて、老婆が病にかかり、娘が山に祈願をすると、夢枕に川沿いの温泉を探せとのお告げがあり、その温泉のおかげで老婆は回復したそうな。
娘、二人は礼に山へ入ったが、帰ることが出来ず、雪の中で亡くなっていた。その二人の姿が初夏の頃に山肌に現れるようになり、人形(ひとがた)山と呼ばれるようになったそうな。


駐車場から登山道に進み、歩き始めました。


登山道の両側は杉林でしたが、高度を増すに連れて、ブナの大木が顔をみせ、葉を一杯に広げていました。



ブナの幹に落書きが残っていました。
木を傷めるのは残念なことです。
この画像の上の方にも落書きが有り、積雪期に悪戯されたのだと思います。



Wさんから借りた山頂の画像。宮屋敷から見た人形山山頂。



登山道の両側に咲いていた、名の解らない花。5弁と4弁の花弁を付けていました。



清楚なササユリ。


これからが盛のヨツバヒヨドリ。
南へ帰るアサギマダラに愛されることでしよう。


名前が解らない花。タマガワホトトギスの仲間?



整備された登山道を下ります。
路傍にササユリが咲いていました。




帰路。人形山を振り返る。


今回は途中撤退と、残念な結果となりました。一緒に行ったWさんに申し訳ない気持ちです。
人形山にはササユリやヤマアジサイ、ヨツバヒヨドリ、など沢山の花が有り、春にはイワウチワなのかイワカガミなのか、葉が有りました。
またの機会に行きたいと思います。


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