Kオジサンの新・山歩きの記

山歩き&ウオーキングのサイト

山が好き 花が好き 自然が好き!!

鈴鹿の珍しい名の山  笠 岳 (547m) ネ コ (614.1m) ハライド (908m)

2016-02-03 23:32:01 | 水曜会

先週に続いて水曜会の山行に参加しました。先週は水晶岳でしたが、今週はジオンさん企画で鈴鹿の珍しい名の山に転戦しました。
参考にしたレポがCLUB岳さんの http://2015re.club-gaku.com/2015_197.htm と KIKIさんhttp://plaza.rakuten.co.jp/kikinoyamayuki/diary/201512200000/ です。 
 
 東海自然歩道のトイレ横に車を停めて朝明川を渡り、東海自然歩道を風越峠まで歩いてから笠岳に登り、そしてネコに。その後は風越峠に戻り、南コブに向かいました。
その後、コブ尾根を縦走してハライドへ。ハライド北尾根から下山して来て、朝明渓谷の駐車場を経由して駐車したトイレ横の場所に戻ると言うコースを辿りました。
東海自然歩道で朝明川を飛び石で渡るつもりでしたが、飛び石の間隔が大きく開いている箇所があり、飛び石と言う訳には行きませんでした。止む終えず下流の堰堤上を渡河して朝明川を越えました。退路を立たれたという感じで、大きく周回して戻る結果となりました。



乱丸さんから提供を受けたGPS軌跡図です。
東海自然歩道を風越峠まで上がり、先に笠岳。そしてネコへ。
その後は風越峠まで下りて来て、コブ尾根を縦走してハライドを経由して下山しました。




歩き初めです。
これから歩くコース。東海自然歩道の案内板を見ています。




東海自然歩道で、沈下橋のようになる飛び石が並んでいる箇所を渡ろうとしました。



飛び石を渡ろうとしました。しかし、飛び石の間隔が大きく開いています。
残念ですが、渡れそうな他所を探すしか有りませんでした。
クラブ岳さんはココを通過しています。雪解けで増水しているのでしょう。



堰堤の上です。
水が流れていますが、浅そうです。



大きな石の上を滑らないように気をつけて、強行突破です。



本来の東海自然歩道を歩きます。
ココから右の階段に向かいましたが、迂回路だったので本来の道へ戻りました。
谷の道を登って行きます。
この谷。風越谷と言う谷です。



自然歩道を登ります。
前方。大きな木が谷側に倒れこみ、行く手を塞いでいます。
斜面を上側に登り、木を避けて先に向かいました。



階段が整備されていますが、ひどく痛んでいます。




雪のためなのか、指導標が倒れています。



急な階段を登ります。




谷が石を並べて整備して有ります。
自然歩道は、道の形をしているとは、言うものの、かなり痛んでいます。



風越峠まで上がってきました。



左に見える道がネコや笠岳へ向かうコースです。
左に進まず、希望荘の方向に向かって進みました。


先に笠岳の登山口が有るから直進しましたが、直進すると、高度が下がってしまいます。
途中でターンして戻ってきました。




一旦、戻りました。進む方向の確認です。
左は乱丸さん。GPSで向かう方向を確認しています。
右はジオンさん。コンパスと地図でコースの確認です。



峠から笠岳へ向かうコースを登ります。



笠岳やネコを周回できるコースに到達です。
到達した地点に目印のテープが結んで有りました。



先に笠岳に向かいます。
枝に目印のテープが結んで有ります。
コース的には、はっきりと判る道です。



楽に歩ける道ですが、木の間を通過する時にスノーシューが邪魔しました。



笠岳に着きました。
ピークに設置された指標が有りました。表は山名だけの表示です。裏側には設置した人の名が書かれています。このようなプレートなら、人の役に立つ表示だと思います。近くには粗末な山名表示が結び付けてありました。



笠岳から見えるネコの方角です。
この後に、あのネコに向かいます。



ネコに向かいます。
左は人工林で右は天然林となっています。



ネコに向かう途中、脚立が有りました。
置いて有るモノなのか、放置して捨て去られたモノなのか。
どちらにしても、不似合いな場所に脚立が有りました。



峠から登って来て、黄色いテープの印しのポイントまで戻ってきました。
ココからネコに向かいます。
黄色テープポイントの足元にザックをデポして置きました。



ネコに向かう途中。
コースに杭があり、4方にプレートが貼られています。




ネコに向かいますが、ザック無し。
身軽にして歩きます。




ネコの西峰プレートのところを通過です。




先ほど、笠岳から見えた反射板のところへ来ました。




巨岩の上です。
ジオンさんが、若草物語をしようと言いました。
あの4姉妹のスタイルです。
逆光で綺麗に写せませんでした。




岩の上から御在所岳方面が見えます。肉眼でもレーダードームを確認できました。
その左は鎌ヶ岳です。



ネコの最高点の指標です。
裏には先ほどと同じように書かれています。




反射板の辺り。
南側の日当りの良い場所にツバキが咲いています。




最高点の東に三角点が有りました。
三角点をnokoさんが撮っています。




ネコから戻り、風越峠まで下りてきました。
この峠からハライドを目指します。
その前に南コブへ。




急な登山道です。




南コブはルートから外れています。




南コブのポイント。
このポイントはヤブの中と言った感じです。
初めてで、このポイントに来るのは難しいと思いました。
余り、人が寄らないポイントです。誰かが付けたプレートが下がっていましたが、何れも字が消えています。
こうなるとゴミが下がっているという状態です。




南コブのポイントからコブ尾根ルートに戻り、ココでランチタイムとします。




ランチタイムです。
皆さんの持ち寄った食料です。




チョイスした食料と乱丸さんのうどんです。お餅はジオンさんのモノです。ぜんざいを別に作るより、うどんに入れてと、なりまして一緒に食べます。力うどんとなりました。下に大きな鶏肉が入っていました。




ランチを終えて、再び歩き始めました。
シカの足跡がず~と続いています。




高度が上がって来て、眺望の良い場所に差し掛かりました。
釈迦岳がくっきりと見えます。




高度が上り、雪が現れました。




斜面をよじ登るという感じで登ります。




今日のKオジサンの後ろ姿です。
長距離歩いて来て少しヘタリました。




雪を踏みしめて登ります。
ハライドまでもう少しです。




眺望の良いところに来ました。
四日市方面の眺望が広がります。





ハライドに着きました。
ココはルートの交錯するポイントです。




大岩に上った二人。
それにしても風が強いです。



強い風の中ですが、前方の眺望が開けます。
先週登った水晶岳方面が見えます。



下山にかかります。
風が強く、凍えます。
冷たい風が当たり、顔をさされる感覚です。




ハライド北尾根を下ります。
急な登山道です。




登山口まで下山して来ました。



下へ降りて来ましたが、この辺りでは雪が残っています。




朝明渓谷の駐車場まで来ました。
先週は一面に雪が有りましたが、消滅しています。




自然歩道のトイレの場所。
駐車したところに向かって歩きます。最後の歩きです。
右側に目を向けると、先ほど歩いて来たコブ尾根コースの方向が見えます。
あの山々を歩いて来たのだという気がします。



下山して来て、朝明渓谷駐車場に有った鈴鹿の山の地図です。
その地図をトリミングしました。

登山家の中では「ネコ」と呼ばれて居ますが、正しくは「猫山」と言う名のようです。地図の等高線で凹凸が読めます。西峰、最高峰。そして三角点と連なっています。西峰が610m。最高峰が620mで三角点が614.1mです。


感想
一日歩いて、誰にも出会わないマニアックなコースを歩きました。このようなコースを辿れるのも、鈴鹿の魅力でしょう。笠岳やネコへの道には、何箇所もテープが結ばれていましたが、山の形状を頭に入れて歩けば、テープに頼らずに歩ける明瞭な道が付いていました。面白いコースでした。今の時期。木の葉が落葉して眺望の有る箇所が有りましたが、葉が繫りだすと、遮断されてトンネルの中を歩いているような感じになるかも知れません。
後半の南コブからハライドに向かうルートは、登っては下るの繰り返しでして、漸くハライドの山頂に到達しました。そのアップダウンを歩くのがキツく感じました。
ハライドはとても風が強く、私でも飛ばされそうな強さでした(笑)。体感温度は何度なのだろうと思う位、凍える冷たさでした。そのような状況の中でも、先週出撃した根の平峠や水晶岳方面が望めました。前に上った山を違う角度から眺めることが出来ました。
ハライドへは06.05.22に登った事が有りました。その時、ハルリンドウが咲いていた印象が有りますが、山の印象は残っていません。丸で初めて登る山のように感じました。もう、アレから10年が経とうとしています。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする