初めて北八ヶ岳に足を踏み入れたのは07年08月のことです。その時は麦草峠から茶臼山、縞枯山を経由してピラタスロープウェイまで歩き、下山しました。
その後、大河原峠から北横岳に登ったりしました。10年10月には麦草峠から茶臼山、縞枯山を経由して大岳から下り、双子池から大石川林道で雨池の近くを歩き麦草峠へ戻るコースを辿りました。
その時に八柱山と雨池の近くを通過して、気に掛かっている山でした。
今回、山友に同行して貰い、雨池・八柱山へ行って来ることが出来ました。コースとしては麦草峠から雨池を目指し、八柱山をピストン。雨池畔でお昼を取ってから雨池峠、ロープウェイ駅。その後は縞彼山、茶臼山の西麓を歩きメルヘン街道へ出て駐車場へ戻りました。
八柱山への道は険しく無かったのですが、雨池峠への道はキツかったです。
麦草峠駐車場(8:56) ― 茶臼山登山口(8:58) ― 大石川林道出合(9:40) ―
雨池・八柱山分岐(9:50) ― 雨池南岸(10:00) ― 八柱山分岐(10:07) ―幻の池(10:20)
― 八柱山(10:41)~(10:50) ― 幻の池 ― 雨池北岸(12:08)~(12:40) ―
雨池西岸(12:49) ― 大石川林道出合(12:54) ― 雨池峠分岐(13:10) ― 雨池峠(13:34)
― 縞枯山荘(13:42) ― ロープウェイ前(13:55)~(14:00) ― 五辻(14:43) ―
出逢の辻(15:12) ― 国道299号線(15:22) ― 麦草峠駐車場(15:41)
今回のコース。概念図
麦草峠
麦草峠の駐車場を出発します。シーズンとなると車が溢れるのですが、今の時期だからか、5台ほどの車でした。
茶水ノ池を過ぎて、木道の上に残雪が有りました。
大石川林道に出ました。
残雪の林道を歩きます。
林道からはずれ、雨池を目指します。
木道が整備され歩きやすいです。
雨池
雨池に到着です。
静かな「湖」の雰囲気がありました。
氷の張った幻の池。
神秘的な雰囲気が漂います。
池を撮影しています。
八柱山への登山道。
右が唐松、左は栂の木で境界がハッキリとしていました。
八柱山へ到着です。
八柱山
八柱山の山頂から。
晴れていたら眺望が利くことでしょう。
帰路、道に迷いました。
雪が舞ってきました。泣きっ面に蜂とは、このような状況を言うのでしょう。
下山して来て、雨池の畔に到着です。
静かな池。
ここにも雪が残っていました。
池から見た麦草峠方面。
大石川林道に戻り、ここから雨池峠を目指します。
雨池峠へ向かう登山道で、振り返ると登って来た八柱山が見えます。
あの山に行って来ました。
縞枯山荘
雨池峠から進むと、程なくして縞枯山荘に到着です。
横岳ロープウェイ山頂駅前の広場。
すぐ北に北横岳方面の視界が広がります。
ロープウェイ駅から歩き、途中に駅を望む事が出来ました。
登山道の西側には縞枯山と茶臼山の山麓が広がります。
遠くにビーナスライン方面が見えました。
登山道に雪が残っていましたが、ここは日当たりが良く、解けてぬかるんでいました。
残雪の八ヶ岳の山々が連なって見えます。
遠くには南アルプスの山々が見えました。
国道299号線。
メルヘン街道に出ました。
国道の脇を歩きます。
左手には茶臼山が見えます。
麦草峠
麦草峠の駐車場に到着です。
お疲れ様でした。
感想
八柱山から下りてきて池から雨池に向かいましたが、道を誤り、違う方向へ向かってしまいました。
テープが結ばれていたり、境界杭。樹に赤いペイントの印が在ったりして、進みました。だいぶ進んでから来た道とは違うことに気がつきました。それで、幻の池へ一旦戻り、来た道に出て雨池へ着くことが出来ました。
道に迷ったら引き返す。これは山の鉄則ですね。雨池から八柱山へ向かった時、雨池や八柱山近辺ははっきりした道がついていましたが、幻の池辺りの道は薄かったです。
氷の張った神秘的な池がありました。一緒に行ったAさん曰く。あの池は季節的なもので、夏になったら無くなってしまうだろうと、・・・・
八柱山に登らずに、雨池の周りを周回してみるのも、良いでしょう。落ち着いた「湖」の雰囲気が楽しめます。
北八ヶ岳をし周回するロングコースを歩きました。木道の上には残雪がありましたが、素敵な北八ヶ岳を楽しむことが出来ました。
一緒してくれた仲間に感謝です。