超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

紫式部思想 無矛盾とは安定性である

2010-04-27 05:59:52 | Weblog
紫式部思想は、パラドックスの解消である。
光源氏はパラドックスを発振し、崩壊した。
紫の上は、パラドックスを解消し、生を全うした。

光源氏は矛盾を生き、安定性を失い、紫の上は無矛盾の安定を生きた。

この世には、この二つの生き方がある。

   *。
人類にとって安定性が問題であることが分かる。

経済成長は、安定の破壊であり、
成長と戦争の間歇発振となる。

*。
人類はこの間歇発振を生きている。
この愚かさを分かっていない。
これが人間の知的程度だ。

*。
識字率向上は、人間の破壊であった。
本当は、知性の向上が必要であった。

知性のない識字率は、人間の野獣化であった。

     *。
これを光源氏に見る。
彼は憎めないどうしようもない人ではあった。

現代人は、光源氏を生きているのだ。

だが二つの成分が、いい音楽を奏でなければならない。

*。
光源氏という進行波、紫の上という後進波、
世界はこの二つの奏でる音楽である。

この二つが、いい音楽を奏でることだ。

紫式部は、世界をこう認識していた!

    *。
善人 なをもて 往生をとぐ、いはんや 悪人をや

この世は善悪からなり、両者がいい音楽を奏でればいい。

そうならない善悪は、世界を歪ませる。

*。
悪にも、正しい悪と、間違った悪がある。

これが矛盾の無矛盾だ。
世界は矛盾であり、その中に無矛盾を作ることが、人の生き方だ。
これを阻止する悪は、困るのだ。

無矛盾を作れない悪は、人が捨てなければならない。

*。
それをしない善人は、善人でなく、極悪だ。
日本人は極悪であったのだ。

一人ひとりが、この認識をすることが、正常な日本を作るのだ。
今の日本は正常ではない。
一人ひとりが責任を取っていない。

*。
社会の正常はこの責任にある。

これが紫式部思想だ。

努力・感動で失われるもの

2010-04-27 05:00:41 | Weblog
努力すれがするほど失うものがある。
感動によって、失われるものがある。

エネルギーは最高を求める。
しかも効率よく。

だがエントロピーには、最適がある。
それを超えると、世界がばらばらになる。

エリート社会は、世界を破壊・解体した。
エントロピーは少なくても、高くてもいけない。

   *。
人や社会は、エントロピー最適で存在していた。
これが安定性だ。
これを超えると、爆発炎上してしてしまう。

日本人には思考能力がないのだ。

エントロピーは爆発し、すべてを破壊する。
これがエントロピー炎上だ。

*。
現代世界は、エントロピー大炎上中だ。
それが現代の無秩序だ。
これが自己否定の肯定だ。

環境問題や公正さは、エントロピー炎上で失われた。
この世は人の住むところではなくなった。

その原因が、エントロピーの爆発だ。
体だけで生き、心を失った。

      *。
人はアンドロイド・オートマトンとなった。
心のないファウスト博士や、体だけのフランケンシュタインとなった。

西欧は日本にこれを見ている。
エコノミック・アニマルという現象だ。
日本の常識は、世界の非常識の本質だ。

日本人には生き甲斐がなくなったのだ。

*。
この対偶として、クール・ジャパンがある。
ここには命が保存されている。