超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

孤独と絶望は 生命の栄養である

2010-04-18 06:14:50 | Weblog
光源氏は孤独と絶望の人であった。
紫の上もまた孤独と絶望の人であった。

人は孤独や絶望を資源・栄養として生きることが分かる。

*。
孤独と絶望はあらゆる人に分け隔てなく与えられる。

人は孤独と絶望と幸福と喜びの矛盾に生まれる。
これを解消することが人の固有の問題だ。
そこに孤独でも幸福でもない第三の状態が得られる。

これは安定性というべきものだ。

    *。
人は孤独と絶望の発散と爆発=固有関数に、
安心・安定・安全という固有値を求める。

人はシュレーディンガー方程式Hψ=λψを解かねばならない。
これがパラドックスの解消だ。
世界ψからH(命)を働かせ、λを得る。

これが人類や人間の方程式だ。

*。
即ち、人は負のエントロピーを食べる。
それが命だ。

人は孤独と絶望を資源や栄養とし、
即ち、負のエントロピーを食べ、
ここに命を燃やす。

これが人間方程式だ。
それはシュレーディンガー方程式Hψ=λψであった。

*。
シュレーディンガーはもともと人の生き方は、
シュレーディンガー方程式Hψ=λψを解くことだと分かっていたのだろう。
それは彼の脳が知っている。

    *。
世界は絶対矛盾にあり、それを自己同一化する。
これがシュレーディンガー方程式Hψ=λψを解くことだ。
即ち、パラドックスを解消することだ。

だんだん世界の存在の本質が分かってきた。

*。
明日は明るい世界を作れるだろう。

これが大人の世界であり、大人現象の世界だ。

    
    **。
ゲーデルの不完全性定理はトポロジーであり、ウロボロスであった。

無矛盾の尻尾を、矛盾の口が銜え、
そこに矛盾の無矛盾が得られる。

それは矛盾か無矛盾かは証明できない。
どっちでもあり、どっちでもない。
でも口と尻があることは確かだ。

*。
人は「確かさ」という世界を確認した。
人知は一皮向けた。

確かさこそが、人の存在の根拠だ。
これは岡潔の発言だ。

証明より、確かさが人を人たらしめる。

*。
青春は確かなものではない。
それを永遠にすることは狂気だ。

村上春樹は 妄想である

2010-04-18 05:04:53 | Weblog
青春は、嘘や妄想である。
これが第二反抗期、イニシエーションの真相である。

人は、大人の人生と子供の生活の矛盾にある。
この矛盾の解消が青春である。
永遠の少年症候群は、これを一生持続することだ。
それはやがて、不良少年症候群に落ちる。

これがアメリカ現象だ。

*。
村上春樹空間は、国家原理主義だ。
即ち、国家と国民は交わらない。

国家を父とし、神とし、システムとする。
国家を脱走しようとしたオウム真理教だ。

国家は彼らを殺人者に仕立て、絞首刑に始末した。
かくして国家は永遠である。

     *。
国家は世界を歪める狂気であり、犯罪である。
即ち、不良少年症候群だ。
これが永遠の青春の意味だ。

国家は始めから大人にならない集団だ。

*。
国家が大人の社会になることを、
社会主義と忌み嫌い、
非愛国と袋叩きにする。

これが永遠の少年症候群だ。
それが不良少年症候群だ。

    *。
1Q84は国家原理主義の世界だ。
大人になろうとするものを、犯罪者とする。

国家は自己否定の肯定という罠に嵌った。
国家に卵をぶつけることしかできない。
それがオウム真理教だ。
彼らは殺人者に追い込まれ、絞首刑にされた。

*。
これが国家原理主義だ。

国家と国民は交わらない平行線だ。

     *。
村上春樹は国家に卵をぶつけることを、愛とか魂とか上書きした。

かくしてオウム真理教は、その世界の引きこもりとなった。
この閉回路に追い込み、彼らを爆発させた。
これがサリン事件だ。

*。
村上春樹はオウム真理教を犯罪者に仕立てた。
村上春樹はオウム真理教を絞首刑にした。

これが永遠の少年症候群の代償だ。

*。
村上春樹こそは、オウム真理教の殺人者だ。

   *。
癒しや救いの対偶は、
不公平・不運・悲しみ・誤解・無理解だ。

癒しや救いが、これらを生み出していたのだ。

*。
村上春樹はこの矛盾を発振していたのだ。

それを愛や魂を上書きし、
嘘と妄想に、いい気分を作っていた。

*。
1Q84は永遠の少年脱出劇と読まなければならない。