超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

知性革命=日本原始文化論

2010-04-29 06:06:11 | Weblog
クール・ジャパンは、人類成立期の原初文化を保存している。

言葉は矛盾に成立し、現実には矛盾はない。
言葉と現実の無関係の関係をクール・ジャパンは保存していた。

これが混乱したお上日本である。
その混乱は、クール・ジャパンを保存していた。

お上日本の支離滅裂の感情に、クール・ジャパンは維持された。

    *。
お上日本とクール・ジャパンのパラドックスの解消が、真実の日本である。
お上という嘘に、クール・ジャパンが真実として存在した。

光源氏という嘘に、紫の上という真実が存在した。
これが源氏物語だ。

嘘という溶液や培養器に、ある核を与えると、真実が結晶する。
これが世界の存在構造である。

*。
嘘と真実のパラドックスの解消、そこに真実が存在する。

真実が二つあり、それを証明することはできない。
それを識別するのは、人の意識の「確かさ」だ。

ゲーデルの不完全性定理の前に、「確かさ」があった。

    *。
これが世界の存在構造である。
文章という矛盾、現実という無矛盾、
これが矛盾の無矛盾である。

*。
これを知った知性は革命を起こした。

知性はパラドックスを解消する仕組みだった。

電子は粒であって、波である。
その事実をイメージできない。
だがこのパラドックスを解消した量子力学だ。

イメージ不能の世界に、メタ・イメージを作った。
パラドックスを解消したのだ。
だがそれはイメージできない。

意識は階型Russell's typesを上げた。

     *。
新しい意識世界に入った。
パラドックスを解消する世界だ。

*。
現実にすばらしい人=秀吉が存在する。
だがその人は、現実には自分に関係がない。

感情系は、これに囚われる。
これで日本人は畜生となった。

    *。
感情では関係するが、自分の存在と何の関係もない。
これがパラドックスの解消である。

*。
美しい景色を見ると、これに呑み込まれる。

その景色が自分に関係がない。
この認識で、維持されるのが自分である。

それが自己の真実であり、これを維持することが、自己である。

*。
日本人は自己の維持に失敗し、畜生となった。

自分は空気ではない。
空気でない自分をついに発見した。
それを保存し維持しなければならない。

*。
愛国心や美しい日本に囚われると、
人は畜生化し、日本を否認するガンとなる。

愛国日本人は、日本を排除するガンだった。

    *。
この仕組みがやっと分かった。

これが日本人は、愛国ガンから解放され、畜生でなくなる。
愛国畜生は、日本を排除するガンだったのだ!

*。
これがパラドックスの解消である。

愛国ガンの摘出に成功し、世界の常識に適うのだ。
美しい日本や誇りある日本は、日本を破壊するガンだった。

これらは日本を発振し、日本を破滅させた!

    *。
立身出世、これもガンであったのだ。

成功物語のアメリカも、崩壊した。
それはアメリカ排除のガンだったから。

*。
これで愛国畜生ガンから解放される。

エリートは国家のガンであった。

村上春樹自己療養診療所

2010-04-29 04:50:39 | Weblog
村上春樹のしゃれた会話の嵐に触れると、誰もがお洒落になる。

現代人は、消費と空しさに切り裂かれ、
人はアンリアルになってしまった。

その孤独と無力感、寂寥感と喪失感、
人は精神飢餓を起こしたのだ。

*。
そういう人を診療するのが、村上春樹自己療養診療所だ。
即ち、村上春樹を読みことだ。

そこにはしゃれた文章があふれ、
人の不満をよく聴き、その不満を解消するのだ。

その会話の気持ちよさに酔い、
人によっては人生の指針を得る。

*。
村上春樹には、
自己を解放し、自己を躍動させ、幸福感に溢れるように作り変える力がある。

そこには愛や魂が溢れ、
それをリアルに感じさせる。

   
    **。
そこで考えるのだが、愛や魂とそんな簡単に溢れるものか。
それは嘘や妄想ではないか。

村上春樹を読むくらいで、自己は解放されるか。

*。
村上春樹は自己を解放したか、しなかったか。
それは証明不能だ。

もしこの文章が、間違っているなら、
村上春樹を読むことで、自己が解放されることが証明できる。

二つの文章は、証明不能のと証明可能の矛盾にある。
この文章は成立しない。

    *。
そこで矛盾の無矛盾の登場だ。

この文章は矛盾しているので、成立しない。

だが現実で、魂を解放する人がいもおかしくない。
そうならない人がいてもおかしくはない。

*。
村上春樹によって、人生を変える人も、変えない人もいる。

ここにフロイトの現実の原則がある。
つまり、現実は、感情や気分ではない。

*。
現実を生きるには、感情や気持ちを排除せねばならない。
リアルは現実を認識しない。

魂を実現しないが、予感させるだけだ。

感情や気持ちの入った世界は現実ではない。

    **。
ヨーロッパの両義性や非ユークリッド空間は、感情ではない。
これが理性論で得られることだ。

    *。
現実を感情論でかき混ぜると、それは現実ではない。

日本人は現実を感情論するから、畜生になるのだ。

*。
感情と現実は、不確定性原理で遮断されている。

感情が入ると、それは現実ではない。

*。
日本人や世界の人は、これを分かっていない人が多い。

魂が揺すられる位で、魂ができることはない。
それは嘘や妄想だ。

    *。
村上春樹自己療養診療所は、リアリティとリアルを区別した。
リアルは必ずしもリアリティではない。

*。
愛国心は、リアリティではない。
愛国人は、嘘や妄想である。
愛国心は、人を差別・排斥する感情論だ。

これで日本人は畜生となった。

    *。
リアリティは、理性的にしか認識できない。

感情が入れば、それはただの感情論だ。
感情はリアルでも、それはリアリティではない。

*。
日本人が日本を認識できないのは、感情でやるからだ。
感情は現実を認識しない。


     **。
感情論のリアルと、理性のリアリティは違う。

現実原則と快楽原則、
感情論は快楽原則であり、現実を生きる大人だ。
快楽原則や感情原則は、子供だということだ。

*。
日本人は子供なのだ。

これでは現実の非ユークリッド空間を認識できない。
日本の法律のように、訳の分からない屁理屈になる。

村上春樹は、児童文学である訳だ。