超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

成長経済はガンである

2010-04-15 06:37:18 | Weblog
経済成長はガンであり、これで儲かるのは国家権力だけである。
国家権力は、殺人しても儲かるのだ。
それは国家権力だけの特権だ。

即ち、国家は間違っていても正しいとしないと成立しない。
国家権力を排除しないと、国民が排除される。
それを現代は証明した。

*。
国家権力は、ソブリン・デフォルト=ガンである。
これで儲かるのは国家権力だけである。

即ち、国家権力は、間違っていても正しいのだ。
それは国家と国民が、交わらないユークリッドだからだ。

    *。
国家は赤字でも儲かる。
これが自民党×役人連合艦隊だ。

その敗戦のツケは国民が支払わなくてはならないからだ。

国民に立つ政治経済が国民の自立だ。
いささかのあいまいも、許されない。

*。
国民たるものは、国家にソブリン・デフォルトを許してはならない。
それは国民の子孫が払うのだ。

これが国民の自立だ。

*。
これで国家と国民は、交わる平行線となる。
だが人々の強欲は抑えられない。

    *。
欲望と健全、畜生性と人間性はパラドックスであった。
このパラドックスの解消とは行かないまでも、
その最適化が、人の生き方だ。

*。
ヨーロッパの死刑廃止は、パラドックスを消滅させる方法だ。
人を生死でなく、生にポンプ・アップすることだ。

社会的生死のパラドックスを解消した生、これが人の世界だ。

これは矛盾の無矛盾において成立する。
生死の矛盾から、永遠の生が生まれた!
これた愛や魂であろう。

*。
生死の矛盾の中に、永遠の無矛盾があった。

人はこの世界を知った!

霊とは、生死の矛盾が生んだ、永遠だった。

人はこれを実感できるようになった!

*。
それには矛盾の無矛盾を知らねばならない。

    *。
クール・ジャパンはこの命を生きていた。

永遠の命は、矛盾の無矛盾だ。
矛盾の宿す霊だ。

*。
クール・ジャパンはそれを維持していた。

源氏物語はその物語だ。
さまざまな矛盾に、永遠の生が宿った源氏物語だ。

それが源氏物語の生々しさだ。
命が生きていたのだ。

*。
松尾芭蕉にも、その生々しさは実感される。

    *。
政治経済は非実在であった。
それを利用することでもあった。

生々しい人が使うと現実の政治経済だが、
死んだ人が使うと政治経済も、死体となる。

政治経済の前に、人の命がなければならない。

*。
政治にも、生き体と死に体があった。

現代政治経済は死体だ。
即ち、これが不良現象だ。

*。
国家権力は死体であった。

癒しと救い その対偶は殺人と強盗である

2010-04-15 05:24:39 | Weblog
「極東ブログ」に習えば、
1Q84は、殺人と強盗を救いと癒しと上書きし、
この世の真実を、公然と曝した。

人を1Q84をを自由に歩きまわさせ、
この世の内側にあるいくつかの未知なる場所を探索し、
個人的な探索が、普遍的な探索に結びつき、
この世の真実を理解できるのではないか。

   *。
この世は殺人と強盗と救いと癒しのパラドックスからなり、
それを正帰還するか負帰還するか、
即ち、発振させるか、消滅させるかの二つの対応がある。

*。
1Q84はこのパラドックスを消滅させるのでなく、発振させた。

消滅すればそこに人間性が現れる。
発振させれば、支離滅裂の世界ができる。

支離滅裂は妄想であるから、人は都合のいい方に共振できる。

*。
したがって1Q84を癒しと救いととることは、
この世の破壊者になることである。

その時、癒しと救いに気持ちが共振し、
それが自己とこの世のいじめ殺しであることには、気がつかない。

これは妄想であり、だからこの世の真実を排除し、いい気持ちだけが残る。

*。
即ち、パラドックスを発振させたのだ。

    *。
この現象を愛と魂の物語とする。
妄想であると、現実が消え、愛と魂だけが残る。

即ち、妄想は、現実を抹消・消滅し、いい気持ちだけを残す。
それは現実ではない。
現実をいじめ殺ししてのだ。

*。
これはトリックであり、
そのトリックに気がつかせず、人をいい気持ちに追い込んだ。
従って、1Q84は大成功を収めた。

これは偽善と欺瞞の演技である。
即ち、人間性の否定の肯定だ。

そこには、荒廃し、独りよがりのエゴイズムとナルシシズムしかない。

     *。
1Q84は厳しい大人社会から逃避したのだ。

大人社会は、パラドックスを解消する世界であり、
ナルシシズムもエゴイズムも許さない。

*。
夏目漱石は、この厳しいヨーロッパに触れて、うつ病になった。
それを回復した「則天去私」だ。

これがパラドックスの解消であった。

*。
1Q84は甘えに逃げ込んで、引きこもってしまった。
これが日本人の生き方となった。
即ち、日本人の常識は世界の非常識となった。

日本は非常識に引きこもったのだ。

    *。
洗練されたヨーロッパと、東洋の英知を調和させた「則天去私」だ。
これがヨーロッパと日本のパラドックスの解消だ。