(昨日BOOK OFFで買ってきたCD。チェビリダッケ&ミュンヘン・フィル1986年)
ながらく忘れていた音楽。
わたしがクラシックに帰ってくるのは数年に一度なので、以前どんな音楽に夢中になっていたのか、しばしば忘れてしまう(=_=)
音楽の時間、写真の時間、本の時間、そして詩の時間。
大きく分けると、これらのカテゴリーのあいだを、5~6年おきにいったりきたりしている。
詩の場合は、 . . . 本文を読む
過去からの手紙35。
このシリーズはほぼすべてこれまでUPしたことがある写真なので、ご了承下さいませ。
タイトルは、えーと「逆光の川面」とでもしようか、つまらんタイトルですけど。
モノクローム!?
いえいえ、これ、カラーなのです。
川は板東太郎、通りがかりのスナップ(^^♪ . . . 本文を読む
いまなすべきことがあるだろうか
とかんがえはじめると
なにもかもが霞んで
どんどん遠ざかって。
ああ手がとどくもの
なんてなにもないじゃないか。
なにもない。
ぼんやりしているのが心地いいよ。
年をとって 日がな一日
ぼんやりするにも飽きてしまい
今日はなつかしいブラームスとつれだって
アンモナイトの太古の闇をぐるっく ぐるっく散歩した。
ぐるっく ぐるっく
すぐに行き止まりになるから
ぐ . . . 本文を読む
片づけをしていたら出てきたので、読み返した。
「ロマン派の交響曲」金聖響+玉木正之(講談社新書 2009年刊)
本書を読んだのはいつだったか?
金聖響さんから、じつに多大なヒントをいただいた♪
取り上げているのはシューベルト、ベルリオーズ、メンデルスゾーン、シューマン、ブラームス、チャイコフスキー。
ロマン派の交響曲をどう聴いたらいいのか教えてもらえる。 . . . 本文を読む
過去からの手紙34は巨大な蛾ヤママユをUP(*゚ー゚)
出会ったことありますか?
山間部を懸命に探さないと出会えません。
体長70-85mm、小学生の手のひらほどのサイズ。
魔法使いのおばあさんみないな顔をしていて、絨毛がびっしり!
昆虫写真を長年やっていて、たった1回だけの貴重なショットです♪ . . . 本文を読む
過去からの手紙33は、コガタノミズアブをUPしてみよう♪
いかがでしょう、キレイですよね、この色。
ハエ目に属していて嫌われ者のハエの仲間。
伝統色でいうと若竹色に近いような・・・。しかも背中に黄金の鎧を背負っています(^ー゚)ノ
若葉が保護色とはなんて粋な!
体長12mmほど。 . . . 本文を読む
(ニホンカワトンボ♂成熟種 2011年6月撮影)
悲しみや苦悩を水でうすめて
よろこびやお愉しみを水でうすめて
つまり世界を水でうすめて きみを水でうすめる。
なにもかもうすめてしまいたくなっている。
すると空のそら色が
指さきや足のほうから染みてくる。
草木染めで染めたように
きみの存在のそら色。
カワトンボがすいすい飛んでいる。
夏から秋へ
季節のかけらがころがってゆく
ああ . . . 本文を読む
(笑えない現実ながら、萩原朔太郎の作品も、結局こういう小型本で読んでいる)
宮沢賢治は、詩や童話のなかで、じつに頻繁にオノマトペを使用したことで知られている。
ちくま文庫の「宮沢賢治のオノマトペ集」を参照すると、
気象の章
風の章
霧・雨・雪・霜・雲の章
「歩く・踊る」章
「食べる・飲む・噛む・吸う・吐く」章
「笑う・泣く」章
「揺れる・震える」章
・・・などオノマトペが13章に分類さ . . . 本文を読む
先日ある本をさがしていたら、ひょっくり顔を出した、日本近代詩人のアンソロジー(学習研究社)。
中学2年の秋か、3年の春に買ったもの。
黄ばみがひどく、ぼろぼろだが、捨てることができない。
昔はこの種のアンソロジーが、いろんな出版社から刊行されていて、手軽に読むことができたけれどなあ|*。Д`|┛ . . . 本文を読む
(高崎市 2020年1月撮影)
大勢の客の一人に過ぎないのに
いつか主人面をしてのさばっている人間を
だれかが叱りとばさなければならない。
そういう役割をになって
肉眼には見えない小さな生命体がこの世界に派遣された
としたらどうだろう。
「話せばわかる」と
思っているのだろうか いまだに。
人間は人間であることから逃れることができない。
憐れむべき秩序と反秩序の色が
生活の隅から隅 . . . 本文を読む