二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

「人新世の『資本論』」(斎藤幸平著)を読もう!

2021年04月27日 | シャッフル/books
いまこの本が、大ブレイクしている! タイトルは「人新世の『資本論』」。
2021年の新書大賞第1位、20万部突破とある。

気候変動、コロナ禍・・・人類が文明崩壊の危機に直面していることは多くの人たちが認めている。ではどちらへどう舵を切ったらいいのか? 
まずはこの本を読んでから議論に加わることにした。

環境のために何か努力しているだろうか!? 
わたしの場合は太陽光発電、エアコン不使用くらいだ。
プラネタリー・パウンダリー(地球の限界)という概念を本書で知ったが、身近なところでは2030年前半、ガソリン車販売禁止が日程にのぼっている。
日本は世界第5位の二酸化炭素排出国。
ああ、うむぅ。

結局のところ、だれかが何とかしてくれるだろう(´・ω・)? 
わたしをふくめ、一般レベルの認識は極めて甘い。
環境破壊のツケは次世代に回すから、当分は大丈夫・・・と。本書はそういった人たちに警鐘を鳴らしている。
資本主義そのもののシステムを見直さないと、50年後は恐ろしいことになる。
ライフスタイルを変えねば!

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