二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

ようやく街撮り再開

2012年10月25日 | Blog & Photo

猛暑にめげてしばらく中断していた街撮りをようやく再開!
はじめ小江戸・川越へ足をのばそうと考えていたが、雑用の処理に手間どり、出発が遅れたため、深谷再訪と決めた。

Bike(自転車)といっても、折りたたみ式のMini Bikeなので、本格的なサイクリングを愉しむためのものではなく、街中の足がわり。とにかく、一生懸命こがなければ動かない(笑)。
カメラやカメラバッグを首や肩からぶらさげて走るのは、見た目以上に疲れる。ふだん使わない筋肉も動員しなくちゃならないし・・・。

写真を撮りたいときは、被写体を見つけたとき。
自転車をその都度邪魔にならないところへ止めなければならないのが、なんだかもどかしい。倍以上足がのびると予想していたが、せいぜい1.5倍くらいかな・・・というのが、今日の、いや昨日の感想。





気持ちがリフレッシュされていないと、同じ街を歩くのは興味がどうしてもその分うすれている。
点から点への移動にはすぐれているけれど、途中で見逃してしまう被写体も当然ありうる。
――これは今後の検討課題。

以前に比べ、自転車はあちこちですれ違う。
乗りなれないせいで、1時間少々でお尻が痛くなってきた。サドルのソフトカバーは必須だろうと考えていたが、その通りの結果に。
それに、何台ものカメラを持ち歩くなら、「街歩き」のほうが、自由度が大きいだろう。ポタリングは点から点への移動手段。撮影するときは、自転車からはなれる。場合によってはカギもかけなければ・・・。そこがちょっとわずらわしい。

深谷市には、地酒がまだ現役。二つの商店が生き残っているという。酒蔵をのぞいたが、清掃中のため、撮影許可が得られなかったのは残念。



この菊泉の小さめボトルで、生酒を1本買ってきた。

そしておまけはこれ。



途中にある本庄のBOOK OFFで500円の棚にあった、モーツァルトのピアノ協奏曲第23番、27番のカップリング。
ピアニストはクリフォード・カーゾン。指揮はクーベリック。
クーベリックは、これまで期待を裏切られたことのない、お気に入りの指揮者。だけど、カーゾンって、だれだ?
帰ってから調べ、ようやくその素性が判明した。
23番、27番といえばわたしの大好きなピアノ・コンチェルトで、若いころから、グルダやバレンボイム、アシュケナージでよく聴いてきた。
ところが、このカーゾン&クーベリックは、そういうCDとは少し違って、とても新鮮に耳に届いた。いや、なかなかすばらしい。発売元はドイツらしいが、ライナーノートは英語。カーゾンが英国で貴族の称号をもらったため、英国、あるいは米国向けに出されたCDなのだろう。
なんといったらいいか、p、ppがつつみこむようにやさしくピュアで、清潔感あふれるピアノである。しかも、ちょっと浮世離れした典雅なおもむきさえある。
名曲名盤に名をつらねることはないらしいが、わたしにとっては疑いなく「拾いもの」といえる一枚(^_^)/~

夕べ寝ながら、そして今朝いちばんに聴いた音楽がこれだった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« つじつまのあわない、奇妙な... | トップ | バス ~第二の職場 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Blog & Photo」カテゴリの最新記事