撮り鳥１年生の一喜一憂

しばらく空振りがつづいたので、正直いくらかめげていた。
しか～し、けさは久しぶりに、収穫らしい収穫があったので、アップしておこう。
撮り鉄ならぬ撮り鳥でありまする(笑)。

日曜日の朝の公園はけっこうにぎやかで、鳥たちは低い撮影可能な場所へは下りてくれないことが多い。
ランニングにウォーキング、少年野球の練習試合、そしてそしてご老人方のゲートボール。
通勤経路にあたる利根川緑地公園到着が大抵9:30～10:00になってしまうので、本物の鳥撮りのカメラマンからは、な～んだ、8:00前には到着するつもりがないとダメだね・・・と嗤われるだろう。

早起き苦手。しかもこう寒いと余計に(゜Д゜;)
わかってはいるんですけどね。
お昼ころになると、野鳥のほとんどはどこやらへ姿を消してしまう。
バードウォッチングでは、早朝に出かけるのが鉄則です、はい(^^;)

ところがこの日は、寒波の襲来ということもあってか、公園はガラガラ。
なんだか遇えそうな予感がしたが、その通りになったのです。


さて、トップにあげたのは、しめしめのシメ・・・だと思います。
そしてつぎ、なんとアカゲラを目撃！！
アカゲラって林の奥に棲息する鳥だと考えていたけれど、こんな町中の公園にまで進出することがあるんですねぇ。
前景の枝がじゃまでまごついていたら、さっさと逃げられ、シャッターチャンスを失ってしまった。う～む。





つぎにこれ、カワラヒワの小軍団。20羽近く飛来し、枝に残った枯葉をついばんでいた。
やがていつものシジュウカラもやってきてにぎやか*(^-^*)
そしてあれれ、あの音は？
と思ったら、コゲラさんまですぐ近くの木の枝にやってきたのです。



わたしはこの日はツキがありそうだと踏んだので、ぐるぐると、いつもより入念に、公園内の散歩コースを探鳥。上ばかり見ながら歩いているので、つまづいて転びそうになったり、首が痛くなったり♪





するとアオゲラまで登場、撮影させてもらえたのですね。
幹を見あげていると、コゲラかアオゲラか、あきらかに巣穴と思われる洞（うろ）を発見。
よしよし、これならこのポイントへ通いつめる価値があるぞ( ゜∀゜)

・・・な～んてつぶやきながら、最後の一回り。
するとふたたびアカゲラが河川敷の桜の枯れ枝にいるのを目視。
「じゃまだ、その枝じゃまだなあ」
なんて思っているうち、サッと飛び立って、いってしまった。
向こうからランニングおじさんが、一心不乱に走ってくるのが見えた。その音に驚いたのだろう。う～ん、残念無念！！

鳥撮り1年生は、撮影に出かけるたび、こうして一喜一憂なのであります。