さ~て、「郷土遊覧記」のつづき。
一冊のアルバムおおよそ100枚を目安にまとめてあるので、mixiのアルバム「郷土遊覧記」はPart10になっているから、この連作だけでこれまで1000枚upしたことになる。
そのほかに特別編、番外編がある。
いままでたびたび述べてきた通り、この名称は江戸時代の菅江真澄の「遊覧記」にあやかって名づけてある。
彼は三河で生まれ、秋田でその生涯をおえた、大旅行家、博物学者。
柳田國男さん、宮本常一さんなどが彼の「遊覧記」に注目し、民俗学の先駆者としても高く評価されている。
アンソロジーが平凡社東洋文庫に収録され、容易に入手可能。ネットでは秋田県立美術館のホームページの中に、かなりのデータがあって、自由に閲覧できる*(^-^*)
時代が時代ゆえ、彼は写真家ではなく、絵描きであった。
周遊であり、遊覧であるが、それを記録として作品的に「遺す=残す」ところに意味がある。
自宅は高崎、仕事場は前橋。わたしはほぼ毎日、約15キロの通勤経路を30分ばかりかけて通勤している。
その二か所を中心として、それぞれ半径およそ50kmが、わたしの撮影の基本エリアと決めてある。その範囲にあるもの、消えつつあるものを、記録し、記憶にとどめる。
そういう日常の作業としての「郷土遊覧記」である!!( ・_・)
江戸時代人であったら、わたしも絵筆をもったかもしれない。しかし、いまはカメラという便利な道具がある。
わずかな時間さえあれば、ちょっと出歩いて、たくさんの写真を撮ることができるのだ。
2-1「釣り人」(topのフォト)
前橋市郊外
一見モノクロームに見えるが、カラー撮影。
OM-Dのデジタル2倍ズーム域だったとおもう。
どこかで見たような絵となってしまったが、野鳥撮影以外めったに望遠は使わないわたしにとっては異色の一枚。
利根川は大河だけれど、前橋市あたりでは川幅はおおむね100~150mほど。
孤影悄然という四文字熟語がある。しかしこの場合は、獲物を狙って釣り糸をたれる釣り師のシルエットである。
2-2「出会い頭」
高崎市街
昔あった「プレイボーイ」という男性向けの娯楽誌から抜け出してきたようなイラストが眼に映った。
「だれか通りかかったら、シャッターを押そう」と思って、1~2分待った。
すると、いかにも生真面目そうなこの禿頭のお父さんが。
あまりにミスマッチ・・・で思わずクスッ( ^∀^)
2-3「染色工場」
足利市郊外
足利へはこれまで何度もいっている。
足利、佐野あたりは、桐生のすぐ向こう側。
両毛地区は、交通の要衝からはずれているので、昭和ロマンな街角がかなり残っている。
この工場は染色工場。川に面しているのは、大量に水を使い、排水するせいだろう。
煙突からは白煙がモクモク、錆びた鉄部のテクスチャーがフォトジェニックな渋い味わいをかもし出す。
2-4「パリー」
秩父市街
秩父をカメラ散歩するたびに、この「パリー」という、レトロな洋食店の前を通る。
だけど、入店して食事をしたことはない。
どういうわけか、タイミングが合わないのだ。パリではなく、パリー・・・なにかいわれがあるのか?
すらりとした脚が美しい女性が通りかかったので、点景人物に選んだ*´∀`)ノ
2-5「ポスターとマーガレット」
深谷市街
自主上映館というのか、旧酒造会社の酒蔵を一部手直しして映画を上映することで知られる深谷シネマの庭先。
ここはこれまで3度ほど出かけているが、季節・季節の写真的なテイストが愉しめる♪
「小さいおうち」というタイトルと、タイトルバックのオレンジに対し、白いマーガレット(でいいのかな?)がステキなアクセントを添えてくれた。
どこで、どんなふうに撮ったのか、むろんすべて覚えている。
だけど、5年後あるいは10年後となったらどうかしら(?_?)
人間の記憶なんてあてにならない。だから写真を撮っておく・・・ともいえる。
一冊のアルバムおおよそ100枚を目安にまとめてあるので、mixiのアルバム「郷土遊覧記」はPart10になっているから、この連作だけでこれまで1000枚upしたことになる。
そのほかに特別編、番外編がある。
いままでたびたび述べてきた通り、この名称は江戸時代の菅江真澄の「遊覧記」にあやかって名づけてある。
彼は三河で生まれ、秋田でその生涯をおえた、大旅行家、博物学者。
柳田國男さん、宮本常一さんなどが彼の「遊覧記」に注目し、民俗学の先駆者としても高く評価されている。
アンソロジーが平凡社東洋文庫に収録され、容易に入手可能。ネットでは秋田県立美術館のホームページの中に、かなりのデータがあって、自由に閲覧できる*(^-^*)
時代が時代ゆえ、彼は写真家ではなく、絵描きであった。
周遊であり、遊覧であるが、それを記録として作品的に「遺す=残す」ところに意味がある。
自宅は高崎、仕事場は前橋。わたしはほぼ毎日、約15キロの通勤経路を30分ばかりかけて通勤している。
その二か所を中心として、それぞれ半径およそ50kmが、わたしの撮影の基本エリアと決めてある。その範囲にあるもの、消えつつあるものを、記録し、記憶にとどめる。
そういう日常の作業としての「郷土遊覧記」である!!( ・_・)
江戸時代人であったら、わたしも絵筆をもったかもしれない。しかし、いまはカメラという便利な道具がある。
わずかな時間さえあれば、ちょっと出歩いて、たくさんの写真を撮ることができるのだ。
2-1「釣り人」(topのフォト)
前橋市郊外
一見モノクロームに見えるが、カラー撮影。
OM-Dのデジタル2倍ズーム域だったとおもう。
どこかで見たような絵となってしまったが、野鳥撮影以外めったに望遠は使わないわたしにとっては異色の一枚。
利根川は大河だけれど、前橋市あたりでは川幅はおおむね100~150mほど。
孤影悄然という四文字熟語がある。しかしこの場合は、獲物を狙って釣り糸をたれる釣り師のシルエットである。
2-2「出会い頭」
高崎市街
昔あった「プレイボーイ」という男性向けの娯楽誌から抜け出してきたようなイラストが眼に映った。
「だれか通りかかったら、シャッターを押そう」と思って、1~2分待った。
すると、いかにも生真面目そうなこの禿頭のお父さんが。
あまりにミスマッチ・・・で思わずクスッ( ^∀^)
2-3「染色工場」
足利市郊外
足利へはこれまで何度もいっている。
足利、佐野あたりは、桐生のすぐ向こう側。
両毛地区は、交通の要衝からはずれているので、昭和ロマンな街角がかなり残っている。
この工場は染色工場。川に面しているのは、大量に水を使い、排水するせいだろう。
煙突からは白煙がモクモク、錆びた鉄部のテクスチャーがフォトジェニックな渋い味わいをかもし出す。
2-4「パリー」
秩父市街
秩父をカメラ散歩するたびに、この「パリー」という、レトロな洋食店の前を通る。
だけど、入店して食事をしたことはない。
どういうわけか、タイミングが合わないのだ。パリではなく、パリー・・・なにかいわれがあるのか?
すらりとした脚が美しい女性が通りかかったので、点景人物に選んだ*´∀`)ノ
2-5「ポスターとマーガレット」
深谷市街
自主上映館というのか、旧酒造会社の酒蔵を一部手直しして映画を上映することで知られる深谷シネマの庭先。
ここはこれまで3度ほど出かけているが、季節・季節の写真的なテイストが愉しめる♪
「小さいおうち」というタイトルと、タイトルバックのオレンジに対し、白いマーガレット(でいいのかな?)がステキなアクセントを添えてくれた。
どこで、どんなふうに撮ったのか、むろんすべて覚えている。
だけど、5年後あるいは10年後となったらどうかしら(?_?)
人間の記憶なんてあてにならない。だから写真を撮っておく・・・ともいえる。