二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

ISO6400の世界

2011年03月07日 | Blog & Photo
ニコンD7000を買った第一の理由は微光量下の撮影ができるとおもったこと。
第二の理由は、シャッター音の静音モードがあること。
第三の理由は・・・うーん、オールドレンズであってもAEがはたらくことかな?
さらにいえば、視野率ほぼ100%の優秀な光学ファインダーと、適度なボディサイズ、重さ等々。
なかでもいちばん期待したのは、夕景・夜景が手持ちで撮れることであった。

最近作から3枚引用しよう・・・。

(1)


(2)


(3)


どれもISO6400に設定しての撮影。6400でここまで写れば、現段階では不満はない。
ニコンD80を買ったときにも、「夜の街」が撮りたくて撮影に出かけた。しかし、そこで判明したのは、ISO800が限界であること。1600ではノイズがひどくて、大抵の場合、使い物にならなかった。
つぎにLUMIX LX5を買って夜の街をスナップ。
3200がなんとかイケるかな・・・と期待したけれど、1600あたりを境に急激にノイズっぽくなってくるため意欲半減(=_=) 現段階では、カタログに「夜の撮影に強い」と書かれているコンデジでも、LX5にかぎらず、ISO1600あたりが上限ではないか・・・と判断している。むろんそれだって、10年前に比べたら夢のような性能なのだし、撮影の範囲がぐーんと拡がったのは疑いないけれど・・・。


日没。
そして、街が眠りにつくまでの数時間。
わたしはその刻限の路上の景物・人物を、撮影したくて仕方なかった。

コマによっては(被写体や撮影条件)多少ノイズが浮いてくるが、上の(1)の場合で、時速40kmで走行中フロントガラス越し、(2)の場合では35kmで走行中サイドガラス越しノーファインダーで撮っている。
いずれも、わたしにとっては新しい世界。
一昔まえなら、こういう場面ではシャッターを押そうという欲望すら起きなかったシーンなのである。
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