二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

写真を撮ってもいいですか!

2013年05月05日 | Blog & Photo

もてる力のすべてを注ぎ込んだアルバムができた・・・というと、あまりに大げさ(^^;)
なんだか人恋しくて、人が撮りたくて、あとから数えたら「写真を撮らせて下さい! 撮ってもいいですか?」と、11組にお声をかけて、全員からOKをもらうことができた。

大抵は1組、2組に断られる。世の中には、当然ながら、写真嫌い、撮られたくないという人が存在する。したがって、キャンディッドでいくか、お声をかけて撮らせてもらうか、人を写す方法はこれ以外にはない。
わたしはその両方を駆使する。
人が撮りたい・・・からである。

11人全員をここにピックアップはしれきないので、わたしの独断と偏見で、テキトーにセレクトし、6人を掲載させていただこう。
72枚のどれにも、愛着がある。
そういう意味では、ツキに恵まれたのだろう。blogへの投稿の許可もいただいた。
えらそうなことはいえない。
モデルさん、あるいは被写体あってのフォトグラファーなのだから。
皆さん、どうもどうもありがとうございました。


トップはハッセル使いのお兄ちゃん。
お名前は・・・。ええと、お訊きするのをわすれた(=_=) ナハハ。露出計はと質問したら、これですとi-phonのアプリを見せて下さった。こういう若い方がハッセルブラッドを!
10万円だというので、わたしも大いに食指が動いた(笑)。



こちらは新潟からやってこられたという、20代はじめの美人さんお二人。
ついアートフィルターのお世話になってしまった。
デリケートなお年頃はデリケートなフィルターで撮ろう・・・なんてね。
撮影地は桐生明治館。
ここには某コレクターが寄贈した、組み立て暗箱をはじめとする明治時代のホンモノのレトロカメラが2、30台陳列され、マニアをよろこばせてくれる。



これは東京からやってこられた和服4人娘。
「なんでまた和服なんですか?」
「はい、たまの外出は、和服と決めています」
う~ん、なんとも頼もしいおことば(^^)/ わたしはすっかり共感し、ローライでもバシバシと撮影させていただき、名刺をお渡しした。Mr.Mikenekoは、こういう美人さんによわいのであ~る(^_-)



昼飯を食いそびれ、2時をすぎてから空腹のあまりおソバ屋さんに飛び込んだ。
「あー、ごめんなさい。すべて売り切れ。もう、材料がな~んにも残ってません」
「え_(._.)_! そ、それはないでしょ」
さすがにガックリ。
やむなく、カウンターでビールを飲んでいらしたマスターにカメラを向けた。
「ほほう、めずらしいカメラですね。二眼レフですか」
「ええ、もうフィルムが・・・」
 


この高校生たちがご機嫌でカレーを食べていたので「撮ってもいいかな?」
「イェーイ!!」
というわけで、パチリ、パチリとまた写真(^-^)
(だけど、やっぱり腹減った)と独り言。うむむ、むー。



この店の入口では、女性イラストレイターが、赤ん坊を抱いたお母さんを描いている。
「ちょっと、その手許を撮らせて下さい」
と厚かましくお願いしたら、ええ、どうぞと、あっけなくOKをもらえた。
なんか、ツキがあるぞ、今日は(笑)。 

結局のところ、今日は昼飯抜き。
だけれど、こころは弾んでいる。1日の中に、思い描いたようなストーリーが出来上がってきたから。
ゴールデンウィークは、その数日がお一人おひとりにとって「特別な時間」であり、イベントなのだろう、わたし自身にとってそうであるように。
人が微笑む姿を見、撮影するよろこび。
わたしは基本的に「被写体を称える」ために、撮っている。そのことが、相手につたわる・・・よ・ろ・こ・び。


はてさて、120×3を撮ったローライにはなにが写っているのだろう。
同じような被写体を、フィルムでも撮っただけ・・・かどうか、連休が終ったら、現像にまわす。



※mixiアルバム「郷土遊覧記 桐生編2013」はこちら(友人の友人まで公開)。
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000083097261&owner_id=4279073
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