二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

デジタルカメラの経年劣化について

2013年06月10日 | Blog & Photo
今回はちょっとまじめに、デジタルカメラの経年劣化について、短めに書いておこう*´∀`)ノ

昨日愛用しているPEN E-P3のボディに、へんなまだら模様を発見した。
なんだろう、これ?
わたしの愛機はステンレス(アルミ?)仕上げのシルバーボディ。
「あれ! なんだ?」
どうやら透明のフィルムが貼ってある。そのフィルムが、経年劣化のため、気泡が入って、部分的に浮いている。

クルマのウィンドゥなど、下手な人がフィルムを貼ると、こうなる。わたしはシルバーボディに透明フィルムの被覆があることは気が付かなかった(ρ_・). なんだか見っともないなあ。
海へいって肌を焼いたあと、一皮剥ける。あれを思い出した。
「剥いてしまうか? いやいや、ほっとけ」
PENデジ、他のカラバリボディはだいじょうぶかな。

クルマの中に長時間放置することもあるから、熱によってフィルムが浮き、そこに空気が入ったのだろう。こういう現象は、銀塩フィルム時代には考えられなかった。
メーカーはカメラボディの耐用年数を、どのくらいと想定しているのかしら?

過去のカメラでもモルトの劣化、露出計の劣化と故障、ペンタプリズムの腐食など、よくある経年劣化。しかし、1~2年でこういう現象は起こらなかったはず。バルナックライカはむろん、M3だってニコンFだって、ボディ、レンズは頑丈にできていた。そのかわり、重いのが難点だけれど(笑)。






そしてもう一台、ニコンD7000ボディ。これは例によって例のごとく、グリップに貼られた人造ゴムに粘りが発生してきた。
わたしが夏場、手に汗をかきやすい体質なのは事実。だから、使用後なるべく、布やシリコンクロスでグリップを清掃していた。
ニコンもそうだし、キャノンも同じ。グリップのゴムの経年劣化は、解決の方法がないようである。うがった見方をすれば、まあ、十年も使われたらメーカーは買い替えがすすまないから商売あがったり、承知の上で放置しているのかも知れない'`,、('∀`)

レンズも一見して症状は外からは見えないけれど、経年劣化がすすんでいるものと予想される。これも、50年代60年代のレンズと比較し、鏡胴の軟弱さは、モデルチェンジのたびに目立っているように思われる。プラスチックが幅をきかせているしね。
カメラが耐久消費財であったよき時代は、もう過去のはなし。「さあ、つぎのモデルが発売になります! また買い替えて下さいね」とメーカーはいっている。

わたしは息切れしかかっているが、デジタル製品とつきあう以上、これも仕方がないのだろう。皆さんはどう感じているのかな?
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