3歳~小1の子たちのユースホステルでのレッスンの続きです。
年中のBちゃんのワゴン車でおでかけする紙コップファミリー。
おでかけ先でバーベキューをしています。
大人気だったモーターを使った扇風機作りを発展させて、
わた菓子やポップコーンを作る機械のようなものを作っていた子。
発砲スチロールの玉がポンポン飛び出します。
絵を描くのが大好きな年長のCくんが作っていた妖怪退治すごろく。
Cくんは、教室に来るたび、カラフルで美しい絵を何枚も描く子です。
少し前のレッスンでは、紙箱で劇場を作って、
自分が描いた恐竜の絵に割りばしをつけてぺープサートを作っていました。
Cくんは創造性の高い内向型の子で、「こういうものが描きたい。作りたい」と考えて、
ひとりで最後まで作りきるねばり強さには、年長さんとはとても思えないような
目を見はるものがあります。
一方、Cくんは、自分がやりたいと思うことや自分が好きなこと以外には
無関心な一面があって、これまで教室で教えたゴムや風や電池などを使って
面白い動きを作りだす方法や他の子が作った作品のしかけなどを
作品つくりに取り入れることはほとんどありませんでした。
ユースホステルのレッスンでは、子供がそれまでの自分とは異なる面を
発揮しはじめることがよく起こります。
他の子との関わろうとしなかった子が、お友達との関わりあいを心から楽しんだり、
自分から何かしようとしなかった子が、積極的に学習やお手伝いや遊びの場でリーダーシップを
とってみたり、すでにやったことがあるできることしかしようとしなかった子が、
どんどん新しいことにチャレンジしてみたりするのです。
今回のユースホステルのレッスンでも、
そんな子どもの内面の変化をたくさん目にすることができました。
わたしが「あたり」のルーレットつきの自動販売機を、まだ工作をするのが難しい
年中のDちゃんに作ってあげていた時のこと、
Cくんが「ぼくにも自動販売機作って!」と言ってきました。
途中ですが、次回に続きます。