虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

1歳児さん、2歳児さん、3歳児さんの算数遊び

2015-10-05 14:03:25 | 算数

1~3歳の子たちの算数遊びの様子です。

5台ずつ車を電動スロープで上らせて、滑らせます。

 

「本当に5台だったかな?」と指で確かめ。

 

そうやって順番に遊んでいたのに一大事件。

 

「ダメよ。5台までよ」というお母さんの注意を聞かずに

ひとりの子が6台滑らせてしまいました。

みんな、何やら大変なことが起こってしまったという表情を浮かべて、

固まっていました。

そこで、「大はずれー!大当たり~!(的を1本の矢で射るので6)

「たこやき(楊枝でたこやきを食べるまねなので6)」と、

いつも算数タイムにしている6の指遊びをして、5ではなく

6になるとどうなるのか、(指1本分増えていること)みんなで共有しました。

 

その後、3歳になったばかりのふたごちゃんが、お母さんといっしょに

ハムスター人形を並べて、「お父さん、お母さん、お姉ちゃん、わたしたちふたり」

の5人家族を作って遊んでいました。

そこに6ぴきめの「どろぼうさん」を加えると、子どもたちの間にはっとする驚きと

笑いが起こりました。6という数に少し敏感になったようです。

 

「いくつでしょう?」とあてっこしています。

2歳のAちゃん。隠しているつもりが、まる見えです。

手を、パン、パン、パン、パン、パンと打って、

ヒントの種類を増やして、「いくつでしょう?」と問うと、

1、2、3、4、5と数えて、答えが言えてうれしそうでした。