虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

算数記事を整理しました

2010-04-11 08:49:43 | 記事のまとめ(リンク)
探しやすいように算数記事を整理しています。
算数記事をいくつかまとめている記事へのリンクですので、もう読んだという方は、スルーしてくださいね。
また時間ができましたら、他の分野も見やすい形に整理していきます。

☆算数に関する記事をまとめました♪1
☆算数に関する記事をまとめました♪ 2
☆算数に関する記事をまとめました♪ 3
☆算数に関する記事をまとめました♪ 4
☆算数に関する記事をまとめました♪ 5


の記事を読んで次のようなコメントをいただきました。
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前回の習い事の記事を読んで、今すごく悩んでいます。現在、1歳10ヶ月の娘がいます。今度18日に和久 洋三さんのアトリエ体験に初めて行きます。今後、正式に入会しようと思っていたのですが、絵を上達させたいというよりは、自由な発想が身に付いて楽しめたらと思っての事です。先生の記事をみて、枠にはめちゃうのかなと悩んでいます。時期は早いですか?アドバイスよろしくお願いいたします。
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コメントをいただきありがとうございます。
くわしくは知らないのですが、通っている方にお聞きしたところ、
和久洋三さんのアトリエは、
子どもの自由な発想や内側からの成長を大切にされているようですから、
その環境や体験が子どもにとって良いものになるのだろうと思います。

けれども、内容がどんなによかったとしても、
2歳前後の子の習い事は、注意が必要だと思います。

理由は、1歳半~3歳の子は、
自由に気ままに探索したり、
「あれもいや」「これもいや」と反抗しながら、きちんと反抗期を経験したりして、
自分を作っていく時期だからです。

この時期には、
無駄に見える時間こそ、大事なので、
お金を払って、より良い時間をすごそうと思うこと自体が、
間違っているともいえるからです。
「靴を履いて、習い事に行きましょう」と玄関に向かったところで、
靴を履く履かないでひと悶着起こっても、それがこの時期には
よくあること。

教室で「疲れた~帰りたい~」とごね続けることも、
わがままではなく、ごく普通のこの時期の子の姿です。

高いお金を払って参加した時間が、「ずっとごねっぱなしで終わっちゃった~」という場合でも、親が、
「その場の空気や教室の考え方から
親の方が良い物を学べているので、自分の子育ての軌道修正ができて有意義だ」と感じられるとしたら、
プラスになるのかもしれません。

私は、子どもに何か習わせる場合、子どもの「これが好き」の芽ばえから、
出発するのが良いと思っています。(「これが好き」が生まれる前に習い事をするのは、早すぎる気もしています)

それも、「好き」を見つけたから、
すぐにお金のかかる習い事に外注するのではなくて、
「好き」の感触を味わいながら、子どもが自分を探求していって、
個性的な能力や好みと混ざり合って、
さまざまな可能性に向かって枝分かれしていく時間を
たっぷり取るのが良いと感じています。

ある程度、親にも子にも
その子の特性が見えたところで、子どもが自分で「これを習いたい」と言った時点で、習わせてみると良い効果が期待できるのではないでしょうか?



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