コメント欄で、
感覚型の親が直感型の子を教育する上で、どのように働きかけたらよいかについて
2人の方からご質問をいただきました。
科学クラブで、
感覚型の子と直感型との子を観察していると、好みの分野がかなりはっきり
分かれます。
感覚型の子は、鉱物、化石、結晶、星と宇宙、洞窟などの地学関連と、
試験管やリトマス紙を使った化学関連の遊びを
とても好みます。
水族館が大好きな子が多いです。
ロボットなどを図面どおり丁寧に組み立てること、
音の実験も好きです。オルゴールを手作りしたり、光を扱った実験で、美しい幻想的な世界を生み出すことも好きです。
積み木で歴史的建造物を作ることも好きです。
全体に、五感に訴えてくる美しく動きの少ないものが好きで、
学習するときは知識をコレクションするように学びたがります。
直感型の子は、モーターや電池を使った物理関連の遊び、
機械的推理能力を必要とするギアトロニクスのようなおもちゃを好みます。
水、風、ゴム、てこなどを使って、
発明したり、物を移動させたり、回転させたりすることも好きです。
自己流にロボットを作ったりするのも好きです。
積み木を使って、ピラミッドを作っていた時代の移動手段を再現したり、
昔のてこを使った武器などを再現することも好きです。
美しさよりも自分の中から浮かんでくる発想に惹かれます。
学習するときは、短時間に集中するクイズや頭脳パズルに答えるような学び方を好みます。
感覚型の親御さんは直感型の子が
おもちゃを本来の使い方通りに使わないので
たびたび注意します。
けれど、直感型の子にとって、本来の使い方以外の自分のアイデアのひらめく瞬間こそが楽しいので、できればそのアイデアの新しさやユニークさを
褒めてもらいたいのです。
また、直感型の子は物を動かすことが好きで
飛ばす、回すなど、感覚型の親からすると
乱暴で無意味に思えることをよくします。
これはエネルギーを他のエネルギーに変換することに
いつも興味を持っているためにする行動です。
ですから、こうしたときには、ゴムやうちわやてこなどを使って
どのように物を動かせるのか教えてあげると、
落ち着いて工夫して遊び始めます。
感覚型の親御さんは直感型の子がどのようなものを喜ぶかわかりにくいとよくおっしゃいます。
そんなときは、科学館などに連れて行って、
子どもが何に一生懸命になるのか観察するのがおすすめです。
直感型の子も感覚型の子も本来持っている自分の興味が十分満たされると
他の様々なことにも興味を持ち始めます。
感情型の子は科学クラブでは、動物や微生物などの生物分野や人間のからだ、恐竜(これらは感覚型の子も好きです)を好みます。
思考型の子は、感覚寄りか直感寄りかで、感覚型の子の好みか直感型の子の好みに分かれます。全体に複雑さを好んで、論理的に考えを追っていく場面にひきつけられます。直感型の子より独創性は弱いけれど、
根気と思考力は高いように思います。
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感覚型の親が直感型の子を教育する上で、どのように働きかけたらよいかについて
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科学クラブで、
感覚型の子と直感型との子を観察していると、好みの分野がかなりはっきり
分かれます。
感覚型の子は、鉱物、化石、結晶、星と宇宙、洞窟などの地学関連と、
試験管やリトマス紙を使った化学関連の遊びを
とても好みます。
水族館が大好きな子が多いです。
ロボットなどを図面どおり丁寧に組み立てること、
音の実験も好きです。オルゴールを手作りしたり、光を扱った実験で、美しい幻想的な世界を生み出すことも好きです。
積み木で歴史的建造物を作ることも好きです。
全体に、五感に訴えてくる美しく動きの少ないものが好きで、
学習するときは知識をコレクションするように学びたがります。
直感型の子は、モーターや電池を使った物理関連の遊び、
機械的推理能力を必要とするギアトロニクスのようなおもちゃを好みます。
水、風、ゴム、てこなどを使って、
発明したり、物を移動させたり、回転させたりすることも好きです。
自己流にロボットを作ったりするのも好きです。
積み木を使って、ピラミッドを作っていた時代の移動手段を再現したり、
昔のてこを使った武器などを再現することも好きです。
美しさよりも自分の中から浮かんでくる発想に惹かれます。
学習するときは、短時間に集中するクイズや頭脳パズルに答えるような学び方を好みます。
感覚型の親御さんは直感型の子が
おもちゃを本来の使い方通りに使わないので
たびたび注意します。
けれど、直感型の子にとって、本来の使い方以外の自分のアイデアのひらめく瞬間こそが楽しいので、できればそのアイデアの新しさやユニークさを
褒めてもらいたいのです。
また、直感型の子は物を動かすことが好きで
飛ばす、回すなど、感覚型の親からすると
乱暴で無意味に思えることをよくします。
これはエネルギーを他のエネルギーに変換することに
いつも興味を持っているためにする行動です。
ですから、こうしたときには、ゴムやうちわやてこなどを使って
どのように物を動かせるのか教えてあげると、
落ち着いて工夫して遊び始めます。
感覚型の親御さんは直感型の子がどのようなものを喜ぶかわかりにくいとよくおっしゃいます。
そんなときは、科学館などに連れて行って、
子どもが何に一生懸命になるのか観察するのがおすすめです。
直感型の子も感覚型の子も本来持っている自分の興味が十分満たされると
他の様々なことにも興味を持ち始めます。
感情型の子は科学クラブでは、動物や微生物などの生物分野や人間のからだ、恐竜(これらは感覚型の子も好きです)を好みます。
思考型の子は、感覚寄りか直感寄りかで、感覚型の子の好みか直感型の子の好みに分かれます。全体に複雑さを好んで、論理的に考えを追っていく場面にひきつけられます。直感型の子より独創性は弱いけれど、
根気と思考力は高いように思います。
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