虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

クリスマスプレゼントに <ギアを使って遊ぶブロック>

2017-11-24 22:57:09 | 虹色教室の教具 おもちゃ

クリスマスやお正月が近いので、この商品についてお探しの方が多いようです。

 

教室の子が持ってきたギアや滑車がたくさん入っているレゴのセットが面白かったので

購入しました。

2000円ほどのおもちゃですが、品質はすばらしいです。

『Lego Crazy Action Contraptions

 

幼児や小学校低学年の子には、、

パーツの違いがわかるように「区分けできるケースに分類すること」と

「見本の写真やイラストの上にパーツを重ねたら、それが何番のパーツであるか

わかるシート」を作ってあげると、自分でできる作業が増えました。

 

 

「上から見た図」「横から見た図」の見方をていねいに教えます。

ギアのあるブロックを扱う時は、どれからはめるかの順番が

とても大切になってきます。

子どもに、図を見ながら、どれから先にはめるといいと思うか推理させ、

実際にやってみて、何度も失敗してみるのがいいと思います。


教室で人気のカードゲームとボードゲームを紹介

2016-12-13 14:30:30 | 虹色教室の教具 おもちゃ

幼児にも小学生にも男の子にも女の子にもダントツの人気は、『レシピ』です。

1000円くらいで購入できるカードゲームですが、(わたしはヨドバシカメラで買いました)とてもよくできていて、子どもの心をがっちりつかみます。

ルールが簡単なので、かなり幼い子(手伝ってあげれば2,3歳の子)も遊べます。

 

『キリンメーター』は、最大の数と最小の数を当てる数の世界を楽しむゲームです。

 

 虹色教室内では、意外なほど盛り上がります。

これにはまる小学生が続出!!

……なのですが、家庭で楽しむのは少し難しい気もします。

「イースター島のモアイ像はきっと〇体くらいだよ」

「世界の草食の蜘蛛の種類は……どれくらいだろう?」

といった数ネタで、ワイワイガヤガヤ盛り上がる雰囲気が必要なのです。

普段から数についてのうんちくを披露したい子にはぴったりです。

 

『コルトエクスプレス』です。

保育士おとーちゃんさんのブログを見て買いました。

教室の中で、『キンオブトーキョー』とともに小学生の子らに一番愛されているゲームです。

ただ、日本語版を購入しないと、(今は、ドイツ語版なら手に入るよう)ルールを理解するのが難しいかもしれません。

 

『100かいだてのいえのかるた』

2歳くらいから、おすすめです。

 

クラッシュアイスゲーム。

このゲームにはまらない子は見たことがありません。

2歳くらいから小学校高学年の子まで夢中になります。

小学生とは、得点計算を複雑にするルールを加えて遊んでいます。

(たとえば、1,2年生なら、白い氷は、10点、青い氷は20点としています)

 

ストラテゴ。

不動の人気。軍人将棋の一種です。(相手にコマを見せない将棋)

 

『グローカルヘキサイト』

難しい操作がいろいろあるのに、幼児も夢中になってやめたがらないゲームです。

 

ショッピングリスト。2歳くらいの子も楽しめます。

 

きかんしゃトーマスゲーム。

今は手に入らないかもしれません。

これで遊ぶうちに、自然に+10を覚えてしまった幼児が大勢います。


おもちゃで遊んでおしまい……とならないための子どもがおもちゃを通して成長する工夫

2016-09-20 17:02:24 | 虹色教室の教具 おもちゃ

※かなり前の記事なので、再アップしようとすると表示がおかしくなってしまいます。見苦しい記事でごめんなさい。

虹色教室にはさまざまな種類のたくさんのおもちゃがあります。

そのひとつひとつのおもちゃについて、「遊んだらそれでおしまい」「ちょっと遊んだら飽きちゃった」という結果で終わらないようにいろいろな工夫を凝らしています。

今回は、教室でどんな工夫を凝らしているのか書いていこうと思います。

 

<工夫 その1>

おもちゃで遊んで興味を持ったら、易しいシンプルな作り方でそのおもちゃを工作で作り、その原理がわかるようにしています。

「どんな形をしているのか。どんな仕組みで動いているのか。

そっくりに作るにはどうすればいいのか。どんな素材を使えばいいか。

うまくいかない時にはどうやって解決するのか」

おもちゃをよく観察して、身近にある材料で再現しています。

 

子どもが興味を持つものはさまざまです。先日もこんなことがありました。

工作タイムになっても、「警察署のドールハウスで遊びたい」と言っている子がいたので、「それなら警察署を作ってみる?」とたずねると、こっくりしました。

といっても、それほど大がかりなものを作るわけではなく、本人がこだわっていたスライドさせて開け閉めする牢屋のドア部分を再現すると満足していました。

今でこそ教室には多種多様のおもちゃがそろっていますが、わが子が幼い時はほとんどおもちゃらしいおもちゃは家に置いていませんでした。

その代わり、今と同じように、デパートのおもちゃ売り場で見かけたおもちゃが面白そうならそれを手作りし、(なんちゃって手作りで、適当な出来上がりです)

いっしょに遊園地等に出かけた後は、子どもたちが自ら遊んできたアトラクションを紙で再現して遊んでいました。

そのためおもちゃはなかったけれど、世界中のありとあらゆるボードゲームやおもちゃで遊んだなぁ~という懐かしい思い出があります。

おもちゃを選ぶ時、質の良いおもちゃか、安価なおもちゃか、たくさんある方がいいのか、少なくていいのか、迷うことと思います。

話の途中ですが、おもちゃ選びについて書いた過去記事を貼らせていただきます。

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<子どもに合わせたおもちゃ選び>

おもちゃを選ぶとき、木製などの質の高いものを与えなければならないか…というと必ずしもそうではないと思います。

子どものタイプによって、おもちゃの質より遊び方や自由度が大切で、100円グッズや紙があれば十分…という子もいるのです。

うちの子たちもそうでしたし、特に息子は、紙とえんぴつとハサミさえあれば満足している子でした。

教室の2~3歳の子にもこうした子はいて、おもちゃの扱いは少し雑なのですが、自分のこしらえた工作物は、宝物のように大切にしています。

目で見るものより、想像したことや見立てたこと、アイデアやルールに惹かれるようです。

前回紹介した質のよいおもちゃにじっくり取り組むことも、材質よりもその背後にある想像の世界に遊ぶこともどちらも優劣つけがたいことです。

どちらが良いかでなく、子どもの個性と気質と学び方によっておもちゃ選びのポイントはずいぶん変ってくると思います。

お金のかかり具合も、雲泥の差ですが…。その

感覚が優れていてクオリティーの高い材質やデザインのものに惹かれる子は、1歳、2歳の子でも、ヨーロッパ製の木でできた教具を
何度も何度もやりたがったりするのです。

その繰り返しのなかで、ほんの少しのペグの高低や、木製ビーズの形のちがいを見分けるようになります。

まるで指先に目がついているようで、そうした子の遊ぶ姿を眺めていると、いつも、強い感動を覚えます。

そうした子は、遊ぶごとに数学的な感性が高まっていくようです。遊びながら科学の法則を学び取っていきます。

(幼児は幼いほど材質の違いに敏感なので、まだ自分で選べないような小さな子に知育玩具を買い与えるときは、できればプラスチックではなく、材質もデザインも色の配色も優れたものを選ぶ方が良いように思ってます)

一方、おもちゃの材質ではなく、目に見えない価値に惹かれる子には、おもちゃを与えるより、道具やアイデア(博物館や人形劇、工作物の展示会などに連れて行ったり、

作品集やカタログなどをたくさん身近においておく)や自由な時間や手助けや褒め言葉、いっしょに遊びに付き合ってあげることなどが大切だと感じています。

お金がかからない分、労力や配慮はたくさん必要です

写真は小学生の頃、息子が手作りしていたゲーム類(モノポリーらしい)の一部です。ゲーム好きなので、人生ゲームとかモノポリーなどを気の遠くなるようなエネルギーを注ぎ込んで作っていました。

何百枚というカードの全てに、従来のゲームを参考にしながら…

自分で考えたさまざまなアイデアを盛り込んで書き込みをしているのです。

息子にとっては、おもちゃの質よりも自分の頭のなかのアイデアと作る過程に魅力があったのだと思います。

おもちゃの与え方について考えさせられるこんな話があります。

17回現代日本美術展大賞を最年少で受賞し、テレビ番組の『ウゴウゴルーガ』や音と光を奏でる楽器『TENORIーON』などを手がけ、絵本の『100かいだてのいえ』の作者でもある岩井俊男氏の子どもの頃のお話です。

あるとき、母親から「もうおもちゃは買いません」と言われたのだそうです。かわりに工作の道具や材料を与えられたことから
ものづくりに目覚めたのだそうです。

高価なおもちゃを買うもよし…。おもちゃを与えないもよし…。

どちらにしても想像力と創造性に満たされた家庭内の空気が大切なのでしょうね。

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<工夫 その2>

ひとつのおもちゃでいろいろな遊び方を考えます。

たとえば、↓のリンクは「くもんのキューブ積み木」というおもちゃを使った遊び方の工夫です。

遊びだけでなく、小学校受験問題や小学生の算数の教具などにも活用しています。

★くもんのキューブつみき 虹色教室風遊び方!? 1

★くもんのキューブつみき 虹色教室風遊び方!? 2

★くもんのキューブつみき 虹色教室風遊び方!? 3

★くもんのキューブつみき 虹色教室風遊び方!? 4

このようにどんなおもちゃもいろいろな使い方をして遊んでいると、子どもの思考力や発想する力が高まってきます。

また、「新しいおもちゃがほしい」と思った時に、お家にすでにあるおもちゃに少し手を加えたら、その遊びができることがよくあります。

例として、「豪華なドミノ」がほしかった場合、レンガ積み木とブロックを使って遊んだ時の様子と、「カナヤック」のゲームを、「生き残りゲーム」を使って遊んだ時の様子を紹介します。

 

ドミノは楽しく遊びながら、数に強くなったり、指先の巧緻性が高まったりするよいおもちゃです。
おうちにあるドミノをさまざまな仕掛けのある豪華な…??ドミノにする方法を紹介します。
 
デュプロで作る段差です。
台になるブロックを写真のように少しずつずらすことで、安定した台ができます。
小さいサイズのブロックだとだとさらに細かいしかけも作れると思います。
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ハバ社のイヌイットの魚釣りをモチーフにした☆「カヤナック」とうゲームがあります。
以前、おもちゃコレクターの方から、教室にお借りしていたのですが、とても魅力的で子どもたちが大喜びで遊びました。
ただこのゲーム、つり竿が大きくて、先がとがっているので、つい夢中になって他の子のしているのを覗き込もうとしたり、つり竿を振り回したりすると危険なので、ヒヤヒヤ……。
それと、魚の代わりの金属の玉が、あまりに小さいので、遊んでいるうちに無くしやすいという難点もありました。
そこで、生き残りゲームの盤とジオマグの磁石を使って、このゲームを再現。
イヌイットの世界の素朴な美しさはほぼ皆無……ですが、子どもたちには大盛況でした。

100円ショップで売っている「ジオマグもどき」と、お家の空き箱でも楽しく遊べるので、おすすめです。
魚釣りの竿にジオマグの棒を使うと、かなり短い状態で遊べる上、長い竿として使っているときも、磁石でついているので、危なくありません。
幼い子の魚釣り遊びにぴったりだと思いました。
 
子どもは魚釣り遊びが大好きですが、おもちゃのつり竿は転んだり取り合うと危険なので、安易に渡せないですから。

また、釣ったとき、金属の玉が磁石に引っ付いてくるのを、子どもは喜んで数えます。
「落ちそうで、落ちない……」のって、ドキドキして面白いですよね。

生き残りゲームでカヤナック遊びをする場合、金属の玉を穴の中に落として、仕掛けておき、(くぼみがあるので、きちんとおさまります)自分の番のときに、レバーを動かして、魚を探しつつ魚釣りを楽しみます。
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<工夫 3>
 
まだその遊びをするのは難しい月齢の時には、ルールを「赤ちゃん向け」「幼児向け」に変えて、子どもが楽しめるレベルにしています。

★ブロックを買ったものの、ひっくり返して「おしまい~」です…

★ウルトラマンカードの遊び方♪

★「チケット トゥ ライド」 幼児も遊べる遊び方 1

★「チケット トゥ ライド」 幼児も遊べる遊び方 2

★「チケット トゥ ライド」 幼児も遊べる遊び方 3

★「チケット トゥ ライド」 幼児も遊べる遊び方 4

★「チケット トゥ ライド」 幼児も遊べる遊び方 5

★「チケット トゥ ライド」 幼児も遊べる遊び方 6


負ける不安からゲームをしたがらない子も楽しめるボードゲーム

2016-08-09 20:23:44 | 虹色教室の教具 おもちゃ

負けるのが心配でゲームをしたがらない子でも楽しめる、

ボードゲームを紹介します。

 

『シークエンス』です。

 

激しい攻防戦よりも単調なくらいの緩やかな展開を好む、

感覚タイプの子たちに人気です。

 

手札のカードと同じものを、ボード上に見つけてチップを置いていくゲームです。

縦・横・ななめのいずれかに、自分のチップを5つ並べた人が勝ち。

 

幼児と遊ぶときは、「3つ並べたら勝ち」くらいのルールで遊んでいます。


頭脳パズル 人気 1位 2位 3位

2016-08-06 09:17:01 | 虹色教室の教具 おもちゃ

 

この夏、男の子に1番人気のパズルです。

『コード マスター』 プログラミングのロジックパズルです。

 

女の子の一番人気は、イロトリドリ。

ナンプレの色バージョンです。

 

男の子にも女の子にも人気の『レーザーマーズ』。

2位としていますが、初めて遊ぶ子は必ずこれに夢中になります。

3位は二進法の計算パズル。

 

他にもパズル道場のパズル類やシンクファンの船のパズルなどが大人気です。

 

長い夏休み、パズルと読書にはまる子がたくさんいます。

楽しい夏をすごしてくださいね。


日本ぐるぐるツアーすごろく

2016-01-11 23:26:50 | 虹色教室の教具 おもちゃ

日本ぐるぐるすごろくは、

『たのしいすごろくランド』『電磁実験スピーカー』『ワンダー・ライウ゛ズ 自然界の能力者たち』

の記事で紹介した『たのしいすごろくランド』の付録の、

大きいサイズのすごろくのひとつです。

すごろくだけでは物足りないので、

ご当地キティーちゃんを置いて、コマがとまった時にもらうことにしています。

ご当地キティーちゃん効果はなかなかのもので、面白さも各県の特産品への興味も

各段アップします。

 

このすごろくで遊ぶ方は、特産品やゆるきゃらなどを描いたチップを作って、

すごろくに置いて遊ぶといいかもしれません。

 

 


『たのしいすごろくランド』『電磁実験スピーカー』『ワンダー・ライウ゛ズ 自然界の能力者たち』

2016-01-02 20:36:46 | 虹色教室の教具 おもちゃ

 毎年、正月休みは読書三昧して過ごす……と決めているのだけど、

家に読みかけの本がたまっているので、ジュンク堂では教室用のおもちゃをメインに

買い物しました。

 

『たのしいすごろくランド』は、21枚のすごろく(コマ付き)がセットになっている

すごろくブック。テーマは日本地図、世界地図、忍者、サファリ探検、

デパートの買い物、一年の行事、体の中、サーキット、英語、釣り、犬の散歩、

モンスター、回転ずしなど多種多様。

これだけ遊べて900円です。一枚一枚のサイズも大きめで、

特に付録の日本ぐるぐるすごろくは、広げると子ども用のレジャーシートほど。

遊びがいがあります。

 実験用に『大人の科学マガジン PLUS+ 電磁実験スピーカー』を買いました。

教室には、「最強の動物!」というのを、常に話題にしている子たちがいるので、

『ワンダー・ライウ゛ズ 自然界の能力者たち』といカードゲームも購入しました。

 

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↓「図書カードがあまっているから」と息子に買ってもらった本。

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これは、今回、購入したものではないのですが、じっくり読み返しているところです。

 

 


プログラミングロボットについて

2015-12-24 14:23:27 | 虹色教室の教具 おもちゃ

教室で遊んでいるプログラミングロボットについて質問をいただいたので

簡単に紹介させていただきます。

 

これまで購入したのは

KOROBOという5000円台の車の形をしたものと、

大人の科学のふろくだったものと、

アーテックの商品です。

子どもが自分で組みかえられるので、アーテックの商品がおすすめですが

最初は安価で扱いやすいものから購入した方がいい(プログラミングロボで

2000円台のもの)のではないかと思っています。

子どもの手にあまるものは、おもちゃとして遊ぶだけで終わってしまうので、

シンプルで機能が限られているものと十分に関わってから

次のレベルのものの購入を決めるといいですよ)

 


歴史が大好きになる簡単なゲーム 『戦国時代』

2015-12-18 14:43:15 | 虹色教室の教具 おもちゃ

娘からちょっと早めのクリスマスプレゼントとして贈ってもらったカードゲーム2種。

『戦国時代』と『ぴっぐテン』。

どちらも、子どもたちに大盛況です。

 

それでは、『戦国時代』の紹介を。

正しい名前は、AGE WAR ライナー・クニツィアの戦国時代です。

ゲームの難易度はトランプの七並べやババ抜きと同じくらいのレベル。

簡単だけど夢中になる面白さです。

 

小1のAくんのレッスンでのこと。

お母さんのお仕事の都合で小4のお姉ちゃんに送ってきてもらったAくん。

お姉ちゃんといっしょに『戦国時代』ゲームで遊んだところ

あんまり楽しかったので、お家でも遊べるようにゲームを作ることにしました。

 

Aくん、わたし、Aくんのお姉ちゃんと手分けしてゲームのカードとサイコロ作り。

お姉ちゃんは、それはていねいに仕上げていくのですが、

わたしとAくんのふたりで適当で大雑把に作っていくものですから、

時折お姉ちゃんから、「Aはもう作らんといてー」だの「先生の絵、鬼瓦じゃなくて、

ゆるきゃらじゃん!」といったクレームが出ました。そうこうするうちに無事、完成。

 

イラストがわかりにくいため、その分、難易度がアップしましが、楽しく遊べました。

 

算数タイムにAくんは、小2用の最レベの巻末テストをしました。

よくできていました。

(最近、時間がなくて算数のレッスンの様子を書く余裕がないのですが、近いうちに

算数学習についての記事をアップしますね。)

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教室で人気のもうひとつの歴史物のゲームです。(過去記事です)

遠足で映画村に出かけたり、忍者屋敷を作って以来、虹色教室では「歴史」がブームです。

2歳児さんも忍者になりきってますよ。

そこで、新しくゲームを購入しました。『風林火山』という国取り合戦のゲームです。

織田信長や徳川家康の駒を使って、領土を奪い合う遊びです。

本来の遊びは難しいし、もたつくので、大豊作、疫病発生、一揆発生、

金山発見~などのカードの指示に従いながら領土を奪い合い、

戦いは駒の武士3人ずつのトントンずもう合戦にする(虹色教室ルールです)と、

どの年齢の子にも大うけです。

「一揆ってなあに?」「下総は、しもうさだね」など、質問や発見が飛び交います。

終わったら「もう一回!!」コールが何度も出た久々に大ヒットの楽しいげームでした。

 

※過去記事のため、このゲームは現在、

廃盤もしくは品薄状態になっている可能性があります。

 

 


ギアがたくさん入っているレゴブロックのおもちゃ

2015-12-16 08:28:44 | 虹色教室の教具 おもちゃ

教室の子が持ってきたギアや滑車がたくさん入っているレゴのセットが面白かったので

購入しました。

2000円ほどのおもちゃですが、品質はすばらしいです。

『Lego Crazy Action Contraptions

教室では、簡単なレベルのものを2つ作りました。

らくがきマシーン。

 

幼児や小学校低学年の子には、

パーツの違いがわかるように「区分けできるケースに分類すること」と

「見本の写真やイラストの上にパーツを重ねたら、それが何番のパーツであるか

わかるシート」を作ってあげると、自分でできる作業が増えました。

 

「上から見た図」「横から見た図」の見方をていねいに教えます。

ギアのあるブロックを扱う時は、どれからはめるかの順番がとても大切になってきます。

子どもに、図を見ながら、どれから先にはめるといいと思うか推理させ、

実際にやってみて、何度も失敗してみるのがいいと思います。

 

 

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16パターンの作り方見本はどれも魅力的で作りがいがあるけれど、

できあがった作品を元にして、遊びや学びを発展させるアイデアを紹介します。

 

小学4年生のAくんがレゴの飲み物をかき混ぜる機械を作ったので、

コップに紅茶の葉(ティーパックの中身)を入れて、

この機械で混ぜることにしました。

 

コップの中に竜巻状の渦を作る予定でした。

 

ところが、テキスト通り作ったかき混ぜ機では

茶葉がコップ内をぐるぐる回転するばかりで、竜巻状の渦はできません。

回転する円盤の水面からの長さを変えて試したところ、

一瞬、竜巻のようなものができるのですが、たちまち消えてしまいます。

 

Aくんといっしょに、「どうすれば、竜巻状の渦ができるのか」話しあいました。

 

アイデア 1 回転させる円盤部分のサイズをいろいろなものに変えてみる

 

アイデア 2 回転させる速度を変えてみる 回転のさせ方を変えてみる 

         (途中まで時計まわり、途中から反時計まわりなど)

 

アイデア 3  コップをもっと背の高い入れ物にして水の高さを変えてみる 

        入れ物の底の形が異なるものにする 

 

アイデア 4 回転させるための円盤部分をはずし、棒だけを回転させてみる 

 

いろいろ試してみた結果、

今のところ(3の実験は、教室にあるものでしかできなかったので、十分、

実験できたわけではないので)

アイデア 1 の小さいギア(上の写真の左の棒の先に取り付けてあるもの)で

竜巻状の渦が一番できやすかったです。

このギアを試したAくんは、「こいつ、やるなぁ!」と感嘆の声。

そしてひらめいたように、

「それなら、ギアをなくして棒だけにした方がいいんじゃない?」とAくん。

ところが、ためした棒だけの実験ではあまり思わしい結果は得られませんでした。

 

 

上の写真は、Aくんがもうひとつ作った、らくがきマシーンです。

見本通りのものではなく、赤いブロックを継ぎ足してみたものです。

このらくがきマシーンは筆圧や弱いので、先につけるのはえんぴつより

水性マジックなどが適しています。

このマシーンが描くのは、とにかく「らくがき」ででたらめなぐにゃぐにゃ線です。

それも十分面白いけれど、このマシーンにひらがなを書かせることは

できないか、Aくんとチャレンジすることにしました。

 

Aくんのアイデアは、ぐらぐらする継ぎの部分を固定したら、

「へ」のような円の孤の形に似たものが書けるのではないか、ということ。

 

継ぐブロックを増やしたり減らしたり、取り付けている円盤を大きめのギアに変えて、

ペンを支えるブロックを取りつける穴をいろいろ変えてみたりしました。

 

 髪の毛の部分だけが、最初のAくんのアイデアで作った「へ」もどきです。

 

上の写真は、『推理勝負』をしているところです。

「この組み合わせで、線が書けない部分はどこからどこまででしょう?

(ペンの可動領域を考えることで解く問題です)