最近、日本人にも知られてきた感のある、「ゴヴィンダズ ベジタリアン ブッフェ」
最近、ベジタリアン料理を大量に作らなければならない機会があって、参考になるかな、と。
お友達を誘ったら、「ここ、聞いたことはあるけど行ったことはないのよ。行きたーい!」とノリ気。
わかりにくい場所なので、グーグルマップで下調べも入念にして、意気揚々と行ってみた。
住宅街の奥にひっそりとある、建物。
普通のお家(といっても豪邸の類に入る)をそのまま使っているような感じだ。
入り口で靴を脱いで入る。
奥まった部屋に、テーブルが幾つか並べられ、料理が用意されていた。
部屋の前で10ドルを払って、テーブルにつく。
生野菜と幾つかのトッピング。
スープが一種類と、カレー、ごはん、ブロッコリーなどをゆでた温野菜などの付け合せが数種類、デザートに当たるのか、甘いマッシュポテトなど。
普通の食事の一食分のメニューを自分で取る、という感じだ。
ここはレストランだと思って行くと、がっくりする。
なぜならここは、インド系宗教団体の施設なのだ。
食事は、ここに集う人たちのために用意されたものという認識でいたほうがいい。
わたしもお友達も、レストラン、という認識だったので、
「ちょっと、しょぼい???」
と、言葉にこそださないものの、がっくり感は隠せない。
なにしろ、まわりはみんなベジタリアンだ。
アメリカのレストランにありがちな、大声で話したり、陽気に笑ったりということはなく、
静かに語らう、といった人々だ。
宗教施設の中で、不平不満を言うと罰が当たりそうだ。
わたしたちも、静かな会話で食事を終えた。
食事はともかく(軽くスルー(^_^;))、
裏庭のバニヤンツリーの立派なこと。
手前の緑の小さな塊が、テーブルと椅子だ。
この大きさと比較すると、バニヤンツリーの大きさがどれほどのものかわかると思う。
樹齢どれくらいになるのだろう。
ここがこの宗教団体の施設に選ばれたのも、まずはこのバニヤンツリーありきではないだろうか。
この樹の下でのんびりと過ごす昼下がりもいいものだろうなあ、と思う。
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