「ミュージカルに乾杯」

2012-10-13 23:45:06 | ライヴ
鈴木ほのかさん&安崎求さんのduoコンサートに行ってきました。

初めての京都芸術劇場・春秋座。開演は14時からなんですが、阪急烏丸駅からバスに乗って行こうと思って駅に着いたのが12時。早く着き過ぎたと思ったら、まさかのバス停探しに1時間もかかり、しかも逆の方向のバスに乗るわで、早く京都入りして大正解でした(大汗)これ、1時間遅く着いたらもう完全アウトでしたね。観れずに帰るとこでした。劇場に着くまでは間に合うかどうかドキドキもんでしたが、なんとか無事間に合って良かったです。

そんなこんなで、ほのかさんと安崎さんのコンサート。安崎さんとは、去年の「ロミジュリ」以来の二度目。ほのかさんとは兵芸で観た音楽座ミュージカル「とってもゴースト」以来なので、もう6年以上ぶりですね。

最近特にほのかさんの生歌が聞きたい!と思っていたので、本当に嬉しかったです。

そうそう、安崎さんと結婚していたなんて全然知りませんでした。その割には噛み合わない会話がちらほらと…(笑)ま、それはそれで面白かったですけどね。っていうか、このお二人の出会いは初演の「レ・ミゼラブル」からだから25年も経つんですよね。いつご結婚されたかは分かりませんが、「レ・ミゼラブル」では恋人役同士。初演「ミス・サイゴン」では夫婦役でしたもんね。私はどちらの関係も観てませんが、運命って不思議ですね。

第二部のトークでそんなことを思いながら観ていましたが、第一部はお芝居仕立てで、京都に観光に来たほのかさん演じる女性が、安崎さん演じるバーテンが働くジャズバーに来て、ミュージカルの歴史について語り合いながらミュージカルソングを歌っていくという流れになってました。

往年のミュージカルソングを歌い継いでいくんですが、役の格好に近い姿に早替えをしたりとかなり忙しいお二人さんでしたが、古き懐かしきミュージカルソングの数々にちょっぴり涙が…。特にほのかさんが歌った「サウンド・オブ・ミュージック」メドレーはやはり音楽の力に負けてしまう(涙)

第一部の安崎さんの♪Bring him home♪、ほのかさんの♪ON MY OWN♪♪マイ・ファニー・ヴァレンタイン♪、二人の♪Tonight♪も良かった。安崎さんはタップを披露してくれたり、ジャズ風に歌ってくれたりと本当大忙しでした。お芝居仕立ての中に遊び心満載で本当楽しかったです。ちなみに安崎さんが脚本を考えたそうです。あと、バーカウンターがあるんですが、京都造形芸術大学の学生さんが作ったんですって。めちゃ照明映えする素敵なカウンターでした。映像も学生さんが仕込まれたそうです。なんか素敵なコラボですね。

第二部はそんな裏話もありつつ、トークと歌で綴られていき、ほのかさんの♪夢やぶれて♪♪メモリー♪♪マンマ・ミーアメドレー♪、二人で「ミス・サイゴン」の♪Sun and Moon♪や「ラ・マンチャの男」より♪果てしなき夢♪などを歌ってくれました。アンコールは♪Time to say goodbye♪でした。

第一部もそうなんですが、伴奏はピアノだけなんですが、とても三日間の練習だけだとは思えないくらいの息の合い様にビックリしたのと、なによりほのかさんの懐かしい歌声と安崎さんの見事なバリトンに身体中がエレキが走りまくりでした。

そうそう、ミュージカルの曲ではないのですが、ほのかさんが涙を流して歌ってくれたストーリー性のある♪約束♪が、なんか美輪さんの♪ヨイトマケの歌♪に似た雰囲気があってとても良かったです。歌い終わった後は、ほのかさんの涙が止まらなくて安崎さんからハンカチをもらってました。

ちなみにこの歌は、もうすぐ死にゆくお母さんと息子さんの歌で、誰もが必ず死ぬけども残された者は頑張って生きなアカンでといった感じの内容なんですが、息子が神様にお母さんを救って!と訴えかける歌詞にほのかさんの本気度を感じました。私は客観的に観てしまって申し訳ないですが、ほのかさんマジ熱演してました。

この曲、ほのかさんが高校生の時ラジオで聴いたそうです。雪村いづみさんの歌だそうです。

第二部のトークでは、ほのかさんのオーディションの話、京都の思い出などを語ってくれました。本田美奈子さんとの思い出もちょこっと語ってくれてましたね。あ、安崎さんはトークのネタ振りを間違えてました(笑)ほのかさんに突っ込まれてました(笑)ま、休憩15分入れて2時間歌いぱなしでしたもんね。安崎さん本当お疲れ様です!その点ほのかさんは舵取りが上手かったです(笑)きっと家では、かかあ天下なのが想像できます(笑)

本当、楽しい時間はあっという間でした。本当はもっと聞きたかったけど…、安崎さんの体力が明らかに…だったので(笑)もう十分満足です。

劇場の空間はお客さんでいっぱいではなかったのが残念でしたが、本当少ないなりのアットホームさがとても心地良かったです。

劇場自体はとても綺麗だし、音の響きもいいので、またここでお二人の歌が聞きたいです。

今日のまとめ: 今セットリストの曲数を数えたら40曲近くありました!こりゃ疲れるわ!

ほのかさん、安崎さん、本当にありがとうございました!そしてお疲れ様でした!
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「Grand Dreamer」

2012-10-13 02:04:26 | TAKARAZUKA
たまたま、「もりえちゃん」で検索をしたら、もりえちゃんの同期の天野ほたるさんがご自身のブログで、ちょこっともりえちゃん情報を書いて下さっていたので、私も何か書こうと思って、久々にキリヤンのDSのDVDを観る…ではなく聴いてます。今更ですが感想を書こうと思います。

具体的な内容は分かりませんが、現在もりえちゃんは夢に向かって頑張ってるということなので、私も陰ながら応援したいと思い、書くことにしました。ちょうど東京ではキリヤンのファーストコンサートが始まったばかりなのでちょうどいいかな…と。

スカステでも色んなスターさんのDSを観ましたが、ぶっちゃけ録画してリピートするまでには至らないんですよね…m(__)m

でもこの「Grand Dreamer」は、購入直後はリピートしまくりでした。今もリピートしながら書いてます。

キリヤン自身がヤンさんの「ブラック・ジャック」&「火の鳥」で初舞台を踏んだということもあり、私が宝塚にどっぷりハマってた時期でもあって思い入れが強いので、この二作品の主題歌で掴みオッケー!(笑)

もちろん知らない曲もありましたが、海外ミュージカル作品の曲はどれも知っているものばかりなのでリピートしても全然飽きない。

もちろんこのDVDを購入した一番のきっかけはもりえちゃんのルドルフが聴ける点なんですけどね。

もう完全カメラ目線!観てるこっちが恥ずかしくなるくらいの目力とオーラに完全ノックアウト!(笑)生のもりえちゃんルドルフはスカステでも観てないので、めちゃ新鮮!本気でルドルフになりきっているのでファンとしては堪らんね(笑)キリヤントートとのデュエットの「闇広」も堪らんよ!どなたかも書かれてましたが、めちゃ妖し過ぎ!これも宝塚ならではなので全然オッケーなんですけど、これがマジの舞台だったら失神もんだね(笑)今も我が家では、もりえちゃんの魔都のポストカードとルドルフの舞台写真を飾ってます。めちゃカッコイイねんもん(笑)

それはさておき、前にも書きましたが、「Studio54」のカメラマン扮装での“オッサン”発言のあまりのリアルさにちょこっと凹みはしましたが、その気持ちを払拭してくれるくらいのキリヤン以外の四人で歌う「What becomes of the brokenhearted」の力強い歌声にもう感動しまくりです!あんな熱い歌声を聞くとホント胸が熱くなるし泣けてくる(涙)

キリヤンがメインのDSだから、もちろんもりえちゃんの出番は少ないし、カットされている曲もりますが、全体的にストーリー性もあるし、キリヤンのコメディセンスと共演者の個性の強さに全く飽きがこないし、何より齋藤先生の愛を感じるDSですね。

キリヤンはこれから女優業に進み、ガチャちゃんは梅芸の職員さんになられ、もりえちゃんは夢を追いかけて、それぞれ第二の人生を歩まれていて、私は陰ながらしか応援できませんが、皆さんのこれから活躍を祈るばかりです。

もりえちゃんに関しては、きっと必ず何某の形で活動報告を知ることが出来ると思うので、それまではじっと待っていようと思います。個人的には関西でライヴを!と密かに期待してるんですけどね…。その時は必ず行きますよ!東京なら行けないけど…、関西なら必ず行きますよ!待ってますよ!

今日のまとめ:もりえちゃんは永遠に不滅です!ホンマ、このDVD最高っ!

まだまだ奇跡は起こると信じてます!タイトルソングの齋藤先生の歌詞好きです。あ、齋藤先生の「JIN~仁」楽しみにしてます!


全然関係ないこと:たまたま最後まで読んでくれた方へ。関係ないと言っても、この齋藤先生が書いた♪Grand Dreamer♪の歌詞には大いに関係してくるんですが…。

江原さん×塩谷君の例の対談番組を見ました。

久々の江原さんに感動と同時に、やはり江原さんの言葉は私の心に針のように突き刺し、そして痛みを伴う。美輪さんと違って江原さんの言葉は、優しそうな言い回しであるけども、怖いお父さんの言葉のところがあるので結構キツいんですよね…。敢えてどの言葉とは言いませんが、自分にもその傾向があるので反省しました。これからはその類の表現はしないようにします…。煽るのもアカンね…。

あと、“宿命は変えられないけど、運命は変えることができる”と江原さん語録にありますよね?分かるようで分からない曖昧な点があると思うので、敢えて私が認識している解釈を書きます。

“人間は必ず死ぬ。これはどうすることも出来ない宿命。だから、どう死ぬか?=どう生きていくか?ってことが大事になってくる。そう、死ぬこと以外自分の意志でいくらでも決められる。ということは運命だって変えられる。死に方も決められる。運命は向こうからやってくるんじゃなく、自らの手で創り出すもの。先ずは行動ありき!幸せになって下さい!”

と私は解釈してます。江原さんの真意とズレてたらごめんなさいm(__)m