学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

問題は、逃げれば君を追いかけてくる

2017-10-08 20:10:09 | 日記

 今、注目を浴びているドラマ「全力失踪」。原田泰造さんの主演のドラマだ。50年以上も前のアメリカのTVドラマの「逃亡者」を思いだした。女房殺しの疑いをかけられた主人公の医師が逃げ回りながら行先ざきの町々で、事件に巻き込まれたり、事件を起こしたり、必死に警察の追跡をかわしていく物語だ。医師であるために、人を助けながらの逃避行。本当に面白くて、毎週、それをみたさに家に帰ったという人も多いことだろう。
 名俳優、デイビット・ジャンセンがその主人公キンブル医師を演じた白黒のドラマだった。後に映画となった「逃亡者」を演じたのは、ご存じ、ハリソン・フォードである。英語で逃亡者は "fugitive". 映画の題名は『The Fugitive』である。DVDを借りてぜひ観てほしい映画である。
 
 今日のブログで取り上げた理由がある。アメリカに留学して、その間にこのテレビドラマが最終回を迎えた。友達のアメリカ人といっしょにドラマを観た。最後に聞いた言葉が印象に残っている。正確に再現はできないけれど、「かかえてしまった問題から逃げると、その問題はいつまでもあなたを追いかけてくる」といったものだったとおぼえている。
 
   Don't run away from your problem, because the problem will follow you all the way.

 問題を抱えたら、逃げずに立ち向かえということだと思う。人生、本当にいろんなことが起こる。どうしても逃げて忘れてしまいたいと思うのが人情だ。それでも、きちっと問題に直面して頑張って解決していこうという教訓を僕は得た。

知ることは楽しい―どんなことでも調べることが第一歩

2017-10-04 20:40:33 | 日記

 今日は10月の4日の水曜日。大阪では朝から涼しさを通り越してやや寒さを感じる気温である。肌をなでるような冷たい風も時々ふいてくる。今年はいきなり寒くなってあの心地よい秋はどうなるの? 空をを見上げてみると青空に、鱗(うろこ)雲?、サバ雲?、いやイワシ雲? 秋の雲はおもしろい。結局はどれも同じであるらしい。うろこのようなモコモコが大きいか小さいかで呼び名が変わっていくらしい。お昼の12頃までにどんどん形を変えて空の表情が変わっていく。本当に変わりやすいのは秋の空とはよく言ったものだ。
午後になると、雲はすべてどこかに移動して、文字通り雲ひとつない青空となった。

 今日は秋の雲について調べてみた。今の時代、どんなことでもインターネットで調べればなんでも瞬時に教えてくれる。昔、僕たちの時代は“知る喜び”を味わおうと思ったら、図書館に出向くなり、百科事典を調べるなり、いろいろ苦労を経験して、知るということはすばらしいと感動したものだ。
 知る喜びは英語では “The joy of learning.”と言う。「千里の道も一歩から」と言うことわざがあるように、どんなことでも
第一歩という踏み出しがある。ぼくは半世紀も前、アメリカへの第一歩を踏み出した。日本に‘錦’を飾りたい...成功とは言わなくても胸を張って帰国したいという一心で頑張った。自分の好きなことなら頑張れる。
 自分のしたいことを見つけるのも、調べることが第一歩。思い切って外国に出てみると、不思議となにかが見つかることもある。外国に出て、成功した人の話を調べてみよう。何か不思議な興奮が湧き上がってくる。

   Stick with it, until you are proficient.( くらいつけ、君がそれに熟練熟達するまでは )
 

自分が変われば周りが変わる

2017-10-02 09:50:40 | 日記

認知機能検査の結果が送られてきた。「92点。記憶力、判断力に問題はありません。」ということで、次回の自動車運転免許更新は講義と実技を合わせて2時間で済むとのこと。事故を起こすと他人を巻き込む可能性がある。来年の更新を最後に、免許証は返納することになるのではないかと考えている。認知検査を一緒に受けた15人の中には、時計の文字盤を描けない人、16個の絵を二つしか思い出せない人、ブツブツ文句ばかりを言っている後期高齢者。彼らはやっぱり自動車の運転はやめた方がいいと思う。一旦、事故を起こせば取り返しがつかない。歳をとっていくことは、運動機能の低下とともに、老人にとっては残酷なものだ。それでも認知機能検査はやはり必要なものだと改めて思った。

アメリカに住んでいた時、車の事故の被害者で、右目を失明した人と話したことがある。時間は自分の怒りや失望感を癒してくれそうで、いやしてくれない。結局、自分で乗り越える以外に方法はない、と彼が言っていたのを思い出す。

 英語では They say that time changes things, but you actually have to change them yourself.
   (人は時間が物事を変えると言う、でも実際は物事を変えるのは自分自身である)

上記英語は、人生のいろんな場面で使えそうな気がする。仕事で、勉強で、また気が滅入った時にも、この言葉を思い出せたら自分自身をスイッチオンして前に進めるような気がします。