学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

調べる楽しさとは

2018-12-07 19:56:35 | 日記

便利な世の中になったものだ。最近は何かわからないことや、忘れてしまった史実などインターネットですぐに答えが見つかる。友人が数人集まって飲み会をすれば、話は多岐にわたる。スポーツ、映画、俳優さんのこと、そして歴史や、外国のこと。分からないことはみんなで一緒にスマホを利用すればそれもまた楽しい。
かつては知らないことがあると、なかなか話の中に入っていけずじっと黙って聞いているだけ、というような寂しい目にあって落ち込んだりもしたものだ。家に帰って大急ぎで百科事典などを調べたりしていたことを思い出す。
ちなみに僕は最近どんなことを調べたのだろう。アイスランドの人々、バルト海沿岸のハンザ同盟、最近亡くなった赤木春恵さんってどんな俳優さん?などなどである。テレビを見ていて気が付いたことを調べることが多いのだ。
若い頃、頭の中のどこかに知らないことは恥ずかしいこと、というような意識があったように思う。そんな時、“知ろうとしないことの方が恥だ”、などと自分を慰めて、調べて知る喜びを知ったように思った。それ以来、話題が僕の不得手な分野であったり、自分と関係のないようなものであっても落ち込んでいる暇があったら調べようという姿勢に変えた。
大学で教えるようになって、この話は何度か教室で話題にして調べるという行為の重要性について話したものだ。教師と生徒という関係だから話題にできたのであろうが、学生の知りたいという意識を刺激するには効果的な話題であったように思う。
例によって黒板に書いた英語は次のようなものである。
If a topic comes up that you don’t know about, do a little research on it!
   (もしも知らないトピックが出てきたら、ちょっとだけ調べてみよう)
ところで、昨日のテレビで‘PayPay’というアプリの事を知った。なんジャこれは?時代に遅れないように調べてみようっと。