我が家の庭の片隅に彼岸花が満開である。彼岸花と台風が結び付く。まさにこの花が咲くときに、台風が世間を騒がすのだ。
本日9月17日夜8時、台風18号が西日本に吹き荒れている。まさにこの時間、大阪府の空はゴーゴーと唸りをあげて人々を
不安感で支配している。
太平洋で発生する台風、インド洋のサイクロン、そして大西洋カリブ海のハリケーン。みんな熱帯低気圧。発生場所が違うだ
けのことなのだが、どれもみな人々に甚大な被害をもたらす厄介者。
アメリカではハリケーン・イルマがフロリダを襲った。浸水、家の崩壊、停電と、僕の友人も現在奮闘中だ。人生は本当に平坦
なものではない。いいこともいっぱい起こるし、悪いこともいっぱい起こる。いろんなことを経験しながら一生を生き切ると
いうことに意味があるのだろう。
Try not to be the one who just complains about the life.
(人生をただただ愚痴を言って生きる人にはならないように)
彼岸花はあまり歓迎される花ではないらしい。口にすれば下痢を起こす毒がある、ネズミ退治用の花だ、などどあまり良い
イメージはない。球根を誰か先祖が庭に持ちこんだのであろう。毎年、決まって今頃咲き誇る。ともあれ、季節を感じさ
せる花なのだ。