俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

桶川女子大生刺殺の判決に不服

2006-08-31 14:47:05 | Weblog

桶川女子大生刺殺事件で最高裁が原告、被告双方の上告を退ける決定をした。

その結果、県に550万円の賠償を命じた二審東京高裁判決が確定した。

この裁判は、1999年に起きた埼玉県桶川市の女子大生猪野詩織さん=当時(21)=刺殺事件をめぐり、猪野さんの両親が県警の捜査怠慢の損害賠償として県に約1億1000万円の支払いを求めたもので、二審の東京高裁は県警の捜査怠慢は認めたものの、殺害と県警の怠慢には因果関係は認められないということ。

なにか、この最高裁の上告棄却は変だと思う。

問題の本質を議論していないような気がする。

県警の怠慢を認めたなら、それが殺人につながっていくことくらい想像しても解りそうな話。世の中の常識では。

何度も、助けを求めても、何の手助けもしない。
これは、単なる怠慢では済まされない話。
警察は国民の生命を守る義務がある。
そのために存在する機関なのに、それを怠慢という言葉で済ませていることに義憤を感じる。

義務を怠ったことによって引き起こされた殺人の責任を誰が取るべきかという最も基本的な問題を提起しているんだろ。

にもかかわらず、この問題を審議せず、上告棄却とは何たる怠慢か。
この裁判官も、埼玉県警の怠慢と同じくらい怠慢。

このことで、県警への厳しい追求がなくなることをどうして感じることが出来ないのか?

本当に憤りを感じる。

 


驚かないぞ、社保庁処分

2006-08-29 17:07:26 | Weblog

社保庁、年金不正免除で169人を懲戒処分、

それが一体どうしたんだ?

社会保険庁の村瀬清司長官が28日、国民年金保険料の不正免除問題で、不正に関わった職員1752人を同日付で処分したと発表したという。

国民は、それはスゴイ、なんて全く思わない。
なぜ?
当たり前だろ!

誰が、どんな調査をして、何が問題だから、こんな処分をした、と言わないからだ。
どうせ、国民だましの付け焼刃ではないか!

まず、第三者的調査団を作り、何が問題かの調査をしなければ、何の意味もない。

懲戒処分は停職が6人、減給が81人、戒告が82人。残りの1583人は内規上の処分である訓告や厳重注意にした。本庁職員の処分は8人で、地方組織の職員が大半を占めた。

下らん、実に下らん。

処分を受けた連中たちも、
「まいったよ、俺、処分を受けちゃったよ」、って昼飯を食べながら、ワイワイ話をしている程度だろう。

そんなことで、抜本的な改革など出来るはずもない。
こんなにモラルのなくなった社保庁は、やはり、一度はなくすべき。

その上で、モラルの高い仕組みと、チェック機構を設置すべき。
そして、この仕組みを、他の公的組織にも導入すべき。

安倍君、あなたが首相になるんだったら、ちゃんとした組織で出直せ。

 不正に直接かかわったとして処分されたのは1604人で、最も重いのは静岡社会保険事務局の前局長と大阪社保事務局年金部長の停職2カ月。職場で不正免除を主導・追認し、手続きに関する本庁の照会に虚偽の報告をするなどした。静岡、埼玉、三重の前事務局長ら4人もほぼ同様の理由で停職1カ月とした。地方事務所など「組織ぐるみ」での不正が多かったことから、社会保険事務所長のうち90人が減給または戒告となった。 (22:24)

 


解らない病院の実態

2006-08-26 10:50:31 | Weblog

むかし、埼玉県の富士見産婦人科の医者は、実は医師の資格を持っていなかったとして、大騒ぎをしたことがあった。

今度は、横浜の産婦人科堀病院の不正が明らかになった。
ニュースを見ていて、ビックリ。
私の住んでいる近くの病院だった。
知り合いの多くはここで出産したという。

決して、悪い病院という評判は立っていなかった。
ただ、出産数が年間3000以上ということで、日本でもトップクラスだという評判だった。

その病院が、准看護師に助産行為をさせていた。
そのことが発覚した後の堀院長は会見がビックリする。

「医師や助産師がいない。費用が掛かる。」

この院長は実に正直な人。
しかし、法律を守らないことの罪を意識できない人。
こんな病院では、まだまだ、違法は沢山出てきそうである。
その件については、警察が調べてくれるであろう。

ここで問題にしたいのは、病院の中のことが一般的にチェックされていないのが問題である。
医師免許を持たずに診療していたとか、助産師の数と患者の数との関係とか、明らかにされなければならないことが山ほどありそうだ。

どうも、病院というのは公的な存在で重要な存在だが、専門性があって、なかなかその中には普通の人は踏み込めない。
しかも、経営そのものは、小規模の方が多い。
経営と医療との狭間で、とかく、医療の方がおろそかになるケースが多い。

生命を預かる医療だからこそ、もっと、第三者チェックが入り、情報公開をしてもらいたいと考える。


“尊厳死”選んだ吉村昭さん

2006-08-25 10:37:48 | Weblog

吉村さんが死んだ。
私は吉村さんの小説のファンであった。

ある人が、吉村さんの”破獄”は面白いと言ったので、読んでみた。
予想以上に面白い本だったので、他の本も読み漁った。

私が最も面白かったのは、”逃亡”。
高野長英がシーボルト帰国に当たって、ご禁制の日本地図を渡したために幕府から終われる立場になる。

スリルあふれる物語であった。
その吉村さんは、昨春、舌がんと宣告され、今年2月には膵臓全摘の手術を受けていたという。

死後が近づいたことを知った吉村さんは、死の前日の30日夜、点滴の管を自ら抜き、ついで首の静脈に埋め込まれたカテーテルポートも引き抜き、直後に看病していた長女に「死ぬよ」と告げたという。

遺言状にも「延命治療はしない」と明記していたという。

人間の尊厳を強く意識していた人なんだなと、改めて感銘した。

私が30歳を過ぎて読み始めた作家で、彼の死でちょっと動揺している自分を発見した。

追悼の気持ちで、近々、何か彼の本をもう一度読んでみたいと思う。

安らかに、お休み下さい。


シュレッダーで幼児の指切断

2006-08-24 13:12:10 | Weblog

シュレッダーで幼児の指切断。
可哀想に!
以前から、これは危険だと思っていた。
紙を引き込み裁断する力は想像以上に強い。
ウカウカすると、おとなでも指が巻もまれそうなことになる。

ましてや、家庭にどんどん入り始めたこの裁断機は、凶器である。

家電装置では、感電、やけどなどに気を配った製品設計がされているが、裁断機は従来のものと全く違う製品群。

昔の農機具にはよくあったが、現代の一般家庭にはそんなものがなかった。

子供達は何の危険も感ぜずに、遊び半分に裁断している。

このことをもっと重大な問題として取り上げるべきだった。

これは、行政の指導の怠慢と思う。あるいは、感度が低かったのであろう。

ところが、もっと悪いことには、一度起こった事故をメーカーであるアイリス社は事故報告をしなかったことである。

シュレッダーで幼児が指を切断した事故で、製造元のアイリスオーヤマ(仙台市)が今年3月に発生した事故について、経済産業省に報告しなかった。

同省は電気製品による事故を1週間以内に報告するよう指導しているが、事故を把握したのは7月に静岡市消費生活センターからの情報を通じてだった。

同社側は「報告が必要との認識がなかった」と説明したという。

同社広報担当者は「製造した4万5000台のうちの1台で発生した。まれな事故だと思っていた」と話している。同社は子供が指を巻き込まれないよう投入口を狭めるなどの再発防止策を取ったという。

家庭用裁断機を製造しているメーカーはわずか2社。そんな団体に正しく経済産業省が指導していたとは思わない。そのことを経済産業省はちゃんと認めるべきである。もともと、個人情報保護法が成立し、家庭用裁断機の販売が増大することくらいはわかっていたはず。

プロの目で、次は何をすべきか、的確に判断すべきであった。

と言っても、これは言いすぎかもしれない。

しかし、経済産業省は正直に反省してもいいのではないか?

この事故の他に、多分隠された事故が沢山あったと想像する。

このことを軽く考えるべきではない。

昔では、農機具で指をなくしても、本人あるいは親の責任で終わっていた。

今の世の中は、メーカーあるいは行政の責任であるのだから、日本も変わったものだと感じる。もちろんいいこととして。


またまた、岐阜県

2006-08-23 13:05:58 | Weblog

日本ユニセフ協会(東京)は23日までに、「税金で作られた裏金での寄付は筋違いで迷惑」と岐阜県に抗議し、全額を返還する意向を伝えた。

この記事を読んで、私は、またまた、唖然とした。

これまでの県の調査で、職場などに保管されていた裏金のうち約1900万円が、ユニセフや県出資の財団法人「愛のともしび基金」などに寄付されたことが判明している。

自分達の裏金作りの行為を正当化するため、あるいは、免罪を狙い、寄付行為で逃げようとしたのがみえみえ。

姑息な手段をとるものかと、またまた驚いた。

ユニセフへは現金書留や封筒に入れて偽名で送られたほか、職員の個人名義の口座から自動振り込みされていたケースもあり、少なくとも約70万円に上るという。

ユニセフは「裏金の処理に困っての募金というのは、趣旨に賛同しての募金とは意味が違う。明確になった分は全額を返金する」と話している。

このユニセフの態度は立派だと思う。

それに引き換え、岐阜県庁はどうしようもない。

裏金作りは言語道断だが、それをこんな形で隠蔽しようと考えること、また、それで上手く県民をだませると思っていることが許せない。

腐りきった県庁にはメスを入れなければならない。

全県庁はもとの自民党の衆議院議員だった。この男が、この裏金作りは昔からあったことは承知していたとインタビューでしゃべっていたときには驚いた。

斉藤道三の国は姑息な県民の国かと笑われますよ、このままでは。

 



負けるな、加藤紘一

2006-08-21 12:39:55 | Weblog

加藤紘一君、
小泉君が靖国神社参拝に強く反対したために、家を焼かれてしまった。

そのことで、昨日のサンデープロジェクトで、俵宗一郎は面白いことを2つ言った。

一つは、今の自民党総裁選の体たらくに対しての強い皮肉。安倍官房長官の一人候補は、自民党の末期症状。

もう一つは、小泉が作り出した格差社会。
富むものと貧しきもの。都会と地方の経済活動がこうも変わってしまった事実。
そのため、来年の参議院選挙では、自民惨敗が目に見えている。

そんな背景で、俵は加藤に民主党に移るべきではないか、と。

加藤は10年前に加藤の乱で大失敗。

自民党の一員とはなったものの、要職にはつけない。
そんな背景で、俵は水を向けてみた。

もう一つは、自民党総裁選に出ればいいではないか、ということ。

加藤の今回の家を焼かれた事実は、大きく国民の心をうっている。

自分の主張を強く言って、家を焼かれたのは、政治家の勲章という意味であろう。

しかし、現実的に、自民党の総裁選に影響を持たせることは無理であろう。
それよりも、彼の生きる道は、民主党にあるのではなかろうか?
一花咲かせるのは、新生民主党がいいと思う。

小沢と一緒に彼の生き様を国民に見せて欲しい。

家を焼かれたのは、本人にとってはいたい話だが、政治家にとっては勲章みたいなもの。

加藤君、もう一度、日本のために頑張って欲しい。

 


おめおめと、遺体引取りだけか?

2006-08-19 10:39:12 | Weblog

北海道根室沖のカニ漁船銃撃・拿捕(だほ)事件で、死亡した盛田光広さん(35)の遺体を引き取るため、海上保安庁の巡視船で北方4島の国後島に向かった山中外務政務官らが19日午前、同島に上陸した。

この記事を読んだとき、あなたはどう感じましたか?

私は、寂しい気持ちになりました。

遺体を引き取る、あるいは、拿捕された人々を救出するだけなのか?

政府としては強い政府の主張が出てこないのか?

今日のテレビのコメンテーターの話では、小泉の外交の手抜きがこんなところに出てきているんですと。

このコメントは正解だと思っている。

靖国に行くより、北方4島に行けよ。

そうしたらもっと、ロシアと真剣に話ができていただろうに。

ビジネスには直接タッチはしないという政府の姿勢はいいけれど、みんなが安心して働ける環境づくりをしなさいよ。

おめおめと、痛い引取りだけに担当官が出て行くだけではなく、むやみやたらと漁船に発砲したロシア側を責めろよ。

ロシアは、明快に、越境してロシアに入ってきた漁船は攻撃すると言い切っている。

ところが、あそこはロシアか?欧米か?

違うだろ!!

そう言えよ、この野郎!

 


ジョンベネちゃんの殺人犯逮捕

2006-08-18 12:33:11 | Weblog

米コロラド州で1996年、ジョンベネ・ラムジちゃん=当時(6)=が自宅で絞殺された。
この事件で、タイ捜査当局は17日、バンコク市内で元教師の米国人、ジョン・マーク・カー容疑者(41)を計画殺人などの容疑で逮捕した。

カー容疑者がコロラド州の地元住民と交わしたオンライン通信が逮捕の端緒になったという。

こんなニュースが突然飛び込んできた。
大変な驚きである。

ジョンベネちゃんは、当時「リトル・ミス・コロラド」「アメリカのロワイヤル・ミス」などのコンテストを総なめにした美少女だった。さらに、父親のジョンさんはコンピューターソフト事業で財を成した富豪で、母親のパッツィーさんは元「ミス・ウェストバージニア」。興味の対象としては格好の家族だった。

日本でも色々雑誌で取り上げられ、家族の誰が殺したのか?と話題にしていた。

犯人の侵入の跡が確認できなかったことなどから、
両親は事件発生直後から殺害犯としての嫌疑をかけられた。
「ジョンベネちゃんの成功にパッツィーさんが嫉妬(しっと)したのでは」
といった憶測まで乱れ飛ぶ中、捜査当局までが両親について「疑惑の中にある」と述べ、予断を強めるのを手伝った。

当局は両親の事情聴取も行ったが、2人は一貫して無実を主張。
1999年、大陪審は証拠不十分として起訴を断念していた。

カー容疑者の逮捕を受け、米メディアは、
「ラムジ一家は絶えず警察と大衆の疑惑の目にさらされてきた」(USA TODAY)
「当初から疑惑の焦点は父母に向けられていたが、2人は確固として無実を主張し続けた」(ABCテレビ)などと、
一転して遺族への同情や称賛を込めた報道姿勢に変化している。

ジョンさんは2004年、ミシガン州議会選に立候補し落選。
パッツィーさんは今年6月、がんのため49歳で亡くなった。
だがジョンさんは、地元テレビの16日のインタビューで、不幸の連続だったこの10年を振り返りつつも、「比べるまでもなく一番辛かったのは、子供をなくしたことだ」と語った。

これと同様の問題は長野県のサリン事件でサリンをまいた男として、河野さんが取り上げられ、大騒ぎをしたことがある。

犯人の見当がつかなかったことと、犯人探しの興味半分で、ついつい疑惑が家族に向けられたのだ。

怖い話である。
マスコミの問題だけでなく、市民の問題でもある。
色々な形で犠牲者が出てくる。
幸いにして、犯人が捕まったからいいものの、かけられた罪で二重苦をなめなければならない家族は泣くになけない話である。

マスコミは所詮他人事。
次のテーマは、悲劇の家族で雑誌を売っていくのであろう。
もう、お前等、このことでこの家族に近づくな。
ただひたすら、謝罪文を書き続けろ。
いかに、自分達が家族を追いかけ、悩み続けたことを。

そのとき、初めてマスコミの両親を評価しよう。

洋の東西を問わず、これが現実。

私も、当時、話題にしていたことを反省したい。

誠に申し訳ありませんでした。

 

 

日比谷花壇のサマーギフト

首相の器ではない

2006-08-16 22:38:48 | Weblog

小泉が靖国神社を参拝した。
あれだけ、周りで行くべきではないと騒いでいたにもかかわらず。
中国、韓国では行ってくれるな、と言っていたにもかかわらず。

それでは、何のために?
中国、韓国に言われて、一国の首相が態度を変えるのは良くない。
国の自主性という意味では、別の知恵を使う必要があった。

一方、それでは何のために?
小泉曰く、選挙公約だった、と。
いかにも、納得できそうな話だが、
「あんた、守っていない公約は山ほどあるのではないか?」

所詮、自民党の総裁選のとき、橋本2期目で靖国参拝をやらないと、宣言をした。
当然、中国、韓国のことを配慮して。
そのために、遺族会は橋本支援をやめた。
その気に乗じて、小泉は靖国参拝を遺族会に約束した。
今現在でも、遺族会に入っている自民党国会議員は140人近くいる。
彼らが、小泉支援にまわったのだ。

そのためになれた首相。恩義の賜物。だから。彼は公約を守るというのである。
しかし、このことは小さい問題だと思う。
この問題で、中国、韓国がもめ、それぞれも国にいる日本人駐在員およびその家族の生命が危険にさらされるのではないかという危惧を考えなかったのである。

さいわい、今回はそのような問題は起こらなかった。

でも、首相たるもの、もっと大きな視点で判断すべきことである。

今回は、小泉も過去の人になったため、影響が少なかったが、この罪は重いと思う。


岐阜県の裏金作り

2006-08-12 10:15:27 | Weblog

数年前、この問題が大きくクローズアップされましたね。
各県がいろいろな便宜を図るためいろいろ操作して裏金を作っていた事が発覚。
これは誰しもが同じ考えであると思う。

同じではない?
もしそうであるならば、あなたは潔癖な人かあるいは組織の中にいなかったか?
潔癖というのは正しい表現ではない。
法を遵守する人と言った方がいい。

私の経験を話します。
私は大手メーカーに所属していました。
半年に一回は、課のパーティを行っていました。
これは販売予算の一環として、チャンとしたホテルで行いました。
参加者から会費は一銭もとりませんでした。

営業マンの発奮のため、あるいは、チーム結束のため。

実はこのことは、正しい行いではありませんでした。
社内接待はするなという言明ですから。
本来ならしかるべき人には報告をしなければ罰せられるべき行為でした。

しかし、私自身、チームの結束を優先すること、スタッフのみんなをねぎらうことを優先しました。

たぶん周囲の者、参加した者はそう理解したのでしょう。
私はついに最後まで罰せられることはありませんでした。

そんな私が、県のこうした裏金作りを非難することができるでしょうか?
できません。
法的には正しくないことでも、必要なことはあるのです。

たとえば、ある規制で残業代が払えない。
しかし、残業をしてもらわなければならない。
また、帰りが遅くなったらタクシーにも乗せてやらなければならない。
そんなお金を上司のポケットマネーで払うのか?

世の中のルールはとかく、やってはいけないことばかり。
これをやってもいいという法律などありはしない。
この岐阜県の裏金がどんな背景で作られ、どんな管理をしていたのかわからないが、融通性のある、あるいは、現実に即したルールを考えた方がいいのではないか。

上司たちの飲み食いや、ゴルフの景品などに使われた話は、やはり、納得できない。

この問題は、みんな自分の胸に手を当ててみれば解る。
より現実的な解決を期待する。


不登校児童、島根県がNO.1

2006-08-11 10:45:11 | Weblog

今日のニュースで、大変不思議な記事を読んだ。

2005年度に、病気や経済的な理由でなく年間30日間以上欠席した「不登校」の公立小中学生の割合が、島根県は全国最多だったことが10日、文部科学省の調査で分かった。小学生はやや減少したが比率は前年に続き全国トップ。中学生も11年連続の増加で全国五番目からトップになった。

なぜ島根なんだ?

私は、不登校の大きな問題は、心の問題、いじめの問題、親の問題などだと思った。だから、不登校児童は都会の問題と考えていた。しかし、事情は我々が想像しているほど簡単ではないということ。

社会の問題でもあるし、教育・指導の問題でもあると感じた。

島根県の社会がどれだけ問題なのかは想像できないが、教育者、指導者などに大きな問題が潜んでいるように感じる。

この記事では、不登校の理由も簡単に言及している。

不登校の直接のきっかけは、病気など本人の問題が37%で、友人関係や学業不振など学校生活上の問題が36%、親子関係など家庭の問題が18%だった。不登校が続く原因は、不安など気持ちの混乱(31%)や無気力(22%)が多かった。

不登校の直接の原因も重要だが、不登校が続く原因に着目すべきと考える。
不安など気持ちの混乱をいつまでも解決できていないのが問題。また、無気力を放置しているのが問題。

ところで、どのくらいの比率だろうか?

島根県教委によると、県内の不登校者数は小学生230人、中学生788人。全体に占める割合が小学生0・56%、中学生3・63%となり、いずれも全国で最も高い値だった。

やはり、中学生が問題。100人いて4人が不登校とは大問題。
その予備軍が100人中0.5人というのも驚き。

まだ、自然の多い地域で全国トップとは一体、何が問題なんだろう。
ここに、この問題の本質が隠れているような気がする。

みなさん、ご意見があれば連絡下さい。

 


北朝鮮が変わり始めた

2006-08-08 10:56:58 | Weblog

昨日のニュースを見ていたら、北朝鮮の兵士のインタビューをやっていた。
インタビューの相手は中国国境近くの兵士だが、以外に世界の中の北朝鮮、あるいは、北朝鮮の実力を知っていた。また、そのことを何のためらいもなく話しているさまを見て、なるほど変わり始めていると実感した。

ミサイルの発射実験の失敗も正確に把握していた。その実験は何の意味もないことをチャンと見切っていた。

すなわち、金正日の力が弱まり、組織の統制が取れなくなっている、と感じた。
特に、韓国に関する情報はかなり詳しく知っていた。
朝鮮統一するには、北朝鮮としても自由にビジネスできる環境を作っておかなければ、なかなか難しいのではないかと。

いろんな形で、ビデオカメラが入り、北朝鮮の状況が少しずつわかり始めた。

今回、大洪水が起こり、数千人が流されてしまった。そのため、アリラン祭りは中止ということ。一説には、そんな企画をする金すらなくなってしまったのではなかろうか?

瓦解が始まるのも、時間の問題であろう。


イスラエルの攻撃を誰が止めるのか?

2006-08-06 17:34:25 | Weblog

 

連日にわたるイスラエルの攻撃を見ていると、攻撃を受けているレバノンの人々の悲惨な叫びを聞いているだけで、
何もできない自分はイライラしてくる。

レバノンのヒスボラが、イスラエルに何をしたかわからないが、ただこの不毛の戦争だけはやめさせなければならないと思う。

あれだけ、人道的見地に立って物を言うアメリカのトップが、さも、イスラエルに正当な権利があるようにしゃべっていることを聞くと、頭にくる。

あれだけ、強く望んだイラクに対し、また、核開発を行っているイランに対し、国連決議で迫っているアメリカは、なぜ、イスラエルの攻撃を認めるのか?

一説には、アメリカ系財界を牛耳っているのはユダヤ人だから、と言われている。

もしそれが本当なら、今の地球はユダヤ人の論理で動いていることになっている。

果たして、それでいいのだろうか?

アメリカの人の一般的な考えは果たしてどうなんだろう?
もしも、アメリカ国民が思っていることと、ユダヤ人に牛耳られている政府の間にギャップがあるとしたら、
アメリカ人に、期待することはできない。

そうだとしたら、国連中心に新しい動きが出てこなければならない。

アメリカはイスラエルをサポートする国で、中身はユダヤ人のコントロール下にある。

国連よ、動け。

日本政府は今こそ動くべし。

ところが、小泉は攻撃の始まった日に、イスラエルに入ったのだから、何も言えない政府になってしまった。


ずさんな管理

2006-08-05 14:46:17 | Weblog

先日のプールの水死事故にはいくつかの問題が明らかになってきた。
端的に言えば、あんなプールで事故などは起こるはずもない、という過信が最大の原因。
もう一つは、市に働く公務員の意識。

初めに書いた過信について。
われわれ日本人は、まったくの平和ボケ。
交通事故で多くの人々が大変な事故にあっているのに、それすら他人事。多くの子供が殺人、誘拐にあっているのに、相変わらず自分の子供たちの進学のことばかり。
友達のお通夜に行った帰りに、塾へ行く子供がいるんだから、今の日本人は変になっています。

そんな調子で、変な世の中を特に変と思わない風潮。危険を危険と思わなくなってきた。
理由は、そのことを親が教えないからだ。
よくよく身の回りを見渡してみよう。
過信をしていませんか?
危険がいっぱいなのですよ。

もう一つは、公務員のモラル。
プールの監視員は全員泳ぎができなかったというのも、危機意識の欠落。
たぶん、何かが起きても、水に入るくらいは出来ると考えていたのでしょう。
泳げるとは水の中で何が起きるか予測ができるということ。
だから、経験が大事。
当然、実際に泳いでプール内をチェックしていたら、吸い込まれそうな箇所があって危険だと気がつくだろう。
だれも、中に入って泳いでいなかったのだから、危険な箇所など分かりはしない。

安全に対する危機意識の欠落にあらためて、憤りを感じる。もちろん、市の管理責任者に対してである。
役所に通い、一日無事に終わる。そこには、危険もないし、変化もない。
仮にあっても、なるべく避けて通る。

先日、私はスポーツジムで財布を盗まれた。そのことを、警察に届けた。
警察は、暇な時間をもてあましていたのであろう。
ほとんど、意味もないことを世間話をするかのように話してくる。
調書はを作るのに30分。この人々には、時間感覚がまったくない。
今回の女性監禁事件も、半年前に警察に届出をしたにもかかわらず、動こうともしない。本当に給料泥棒と言うほかない。

もっと、公僕という意識を強くもてないものか?公務員でいることに恥ずかしくないのか?