俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

独りよがりのイラン戦

2005-03-30 15:02:11 | Weblog
今になって、告白します。
イラン戦、日本が負けて良かったと、つくづくと思う。
どっちみち、日本はこの最終予選で2位までに入ること間違いない。
もし、全勝で勝ち上がったとしたら、反省もなく、
堂々とドイツまで行ってしまう。
ところが、本戦になったとき、果たして今の日本の力で、
一勝できるであろうか?

ヨーロッパ勢、ラテンアメリカ勢のチームの試合を見る限り、
今の日本では戦いきれない。
本戦で2勝するには、まだまだ乗り越えるべきハードルは沢山ある。
その意味でも、今多くの反省材料を見直し、対策を打っていくほうが、
はるかに意味のあること。

イラン戦に負けて本当に良かった。

なんて言うのは、真っ赤なうそ。

私は、今回のイラン戦にはチョット複雑なものを感じていた。
理由は、私の娘が現在イランに留学に行っているからだ。
娘は、サッカー観戦に行っている可能性がある。
そこで、日本が勝った場合、大混乱が起こる可能性がある。
石が飛んできても、大変。
暴動に巻き込まれても大変。
また、日常の生活に支障をきたしても大変。

そんな理由で、自分勝手に、日本が勝って欲しくないと、
心の中で祈っていました。

ひょっとしたら、私の祈りが、イランの2点目を生んだのかもしれない。
イスラムの世界には、それぞれの人の肩に二人の神様が乗っている。
右の神と左の神。
左の神に、私はお願いしたのです。
「娘の安全をお願いします」
そして、右の神には、
「商売繁盛を」
残念ながら、私は2つの肩しかないのです。

全国のサッカーファンの皆様、お許しください。
今日はバーレーン戦、思う存分応援するぞ。

なぜ、負けたのか?イラン戦に。

2005-03-26 23:46:40 | Weblog
イランは強かった。
イランのスピードはすごかった。
バックが簡単に抜かされる。
また、思いっきりのいいシュート。

それに比べ、日本は少しおとなしかった。
シュートを、ドリブルで持ち込んで思いっきり打つシーンが少なかった。
また、ヘディングはみんな取られてしまっていた。

また、今回は今まで以上にコンビネーションが良かったとは言えない。
日本のチームの良かったのはコンビネーション。
それがなかったのは、やはり、得点に結びつかなかった。

試合の中身で負けて、得点でも負けといったところ。
それでは、今度の日本での試合でもそうであろうか?

テレビで見ている限り、観衆の音声を極端に抑えていたから、
我々には、選手が感じていた圧迫感は全くわからなかった。
ところどころで、大歓声が聞こえて、やはりすごかったんだろうなと思った。

ジーコマジックだの、俊介のフリーキックが話題になっていたため、
どこで、それが出てくるのか?と期待してしまう。

もともと、そんなものなどありはしない。
マスコミに翻弄されてしまっている。

負けた後の選手のインタビューを聞いて、私は、ハッと驚いた。
こいつらは強くなった。
この負けを悔しいなどと言ってはいない。
次のバーレーン戦に集中するだけだと。
当然、一戦一戦勝ちたいに決まっているが、
最終的に予選を勝ち上がるための意識を持っている。
今までのチームとはチョット違うわと思う。

一人一人のレベルが高い。
特に中田はすごいと思った。
彼らなら、きっとやってくれると思う。
私は、惜しみなく拍手を送る。
日本では決して負けるな。
それでイーブンなのだ。

ホリエモン、あなたは一体何を考えているの?

2005-03-16 23:22:19 | Weblog
ホリエモンが日本放送の株を買占め、次はフジテレビを狙う。しかも、30数歳で。
最近はニュースのトップで、ライブドアとフジテレビの闘いが流れる。
見ている我々は、高みの見物と洒落込んで、対岸の火事を見ている感じ。

でも、なぜかこの見物は私にはしっくり来ない。
理由は登場人物の問題ではないかと思う。

昨年のプロ野球球団を買うといったときも、なぜかホリエモンに応援する気が起きなかった。
本来なら、良く手を上げた。プロ野球の古い体質を変えてくれるのは、ホリエモンかも?
また、仙台にプロ野球球団を作るといったのもホリエモン。
しかし、結果的には楽天に油揚げをさらわれてしまった。
私は楽天の社長のいやらしさを感じた。
その時は、ホリエモン頑張れと応援した。

ところが、今回だけはホリエモンが良く見えないのは私だけだろうか?

ホリエモンは、裁判で勝ち、自分の正当性を主張できた。
しかし、会社は株主のため。
株主が会社を選ぶもので、会社が株主を選べない。
こんな理屈は誰もが知っていたことなのに、
いざ、株を買占め、会社をのっとる話になると大騒ぎ。

ホリエモンは、この点においても一石を投じた功労者。
フジテレビの日枝会長が出てきて、ホリエモンの悪口をはじめたときには、
ナンだこいつは?
と思った。

昨日から今日にかけて報道では、ホリエモンが日本放送の株の50%取得したと
言っている。
ホリエモンが勝つのかと思うと、
なぜか、それでいいのだろうかと思う。

既成の価値観や慣習をぶち破る英雄のはずがそのように思えない。
それはなぜかと考える。
一方、大河ドラマの義経を見ていて、次第次第に引かれていく。
この二人を比較するのは、無謀かもしれないが、
私は思う。
ホリエモンは礼を重んじていないこと。
ホリエモンは人に対する優しさを表現できていない。
ホリエモンは人のために行動するという精神に欠けている。

リーダーの資質にかけるということが、どうも人気がない原因ではないかと思う。
いいことをやるホリエモン君、今からでも遅くない。
人を味方につけよ。
自分が今からやろうとすることは、こんなに人のために役立つのだと主張すべき。

最近、堤義明が逮捕されてしまった。
誰も悲しまない。
やっぱり、という人が多い。
自分だけのために生きたリーダーは、末路が悲しい。

ホリエモン、今からでも間に合う。

パソコン教室の苦悩

2005-03-10 11:03:59 | Weblog
私はポコ・ア・ポコ パソコン教室の経営者。
一昨年前から、パソコンを勉強する人は減少し始めました。
昨年はその傾向がドンドン強くなり、
ついに、あのアビバが倒産。
ついに、来るべき時が来てしまった。

周りを見ると、一つずつパソコン教室がしまり始めました。
それも当然。
扉を開いて、入ってくる人が少ないから。
その背景を考えてみたい。

パソコン教室は高いという印象。
パソコン教室に行っても、解らない。
質問ができない。
スピードについていけない。
そんなイメージを植えつけてしまった、アビバの罪は大きい。

小さなパソコン教室ほど、親切でわかりやすい。

しかし、それは入ってみなければ解らない。
小さなところは、宣伝もできない。
一概に口コミといっても、なかなか広まるものではない。

そんな中、それぞれの教室は少しずつ方向を変え始めた。
われわれ、ポコ・ア・ポコもパソコンを使った
インターネット家庭教師を始めた。
時代の先取りこそ、パソコン業界の宿命。
今話題のライブドアこそその象徴。

いいか悪いか、皆さんが決めること。
パソコン教室の生き残りには、それぞれ新しいアイデアが必要。

そこで、私は、NPOはまっこITを昨年立ち上げた。
みんなで自由なアイデアを出し合って、
新しいサービス事業を立ち上げようというもの。
このNPOは個人の年齢や経験は全く問いません。
悩んでいる人が集まり、議論の中から何かのヒントを見つけ出し、
それを事業に結び付けようというもの。

特に、経験豊富な方を求めています。
人脈をお持ちの方を求めています。
夢を追いかけたい人を求めています。

イラン便り

2005-03-01 22:59:56 | Weblog
前回、娘の話で、学食が15円と書きましたが、
娘から訂正が入ってきました。
何と、テヘラン大学では、学食はおよそ7円だそうです。
驚きです。
信じられますか?
おそらく誰も信じられないでしょう。

イランの平均月収はおよそ3万、
大学教授でさえ、6万もらっていればいいほうとのこと。
上を見ればきりがない(自家用セスナをもつ家もあるという)が、
逆に貧困層も多く、本当にお金がない人たちはナンとチーズ、
ヨーグルトなどを主に食べ、肉や果物を毎日食べる余裕はないとのこと。
(と言っても鳥肉1キロ400円弱、羊肉はもっと安い、
今の時期オレンジは1キロ50から60円程度)

こんな状況の中で、イランにてパソコンを買い、携帯を買い、
ドライヤーやデジカメをもっているという娘の状況
(それ以外は寮の子達と変わらず)
は、きっと寮の女子大生たちにすれば大変なことなのだと思う。
彼女達を見ていると、30円が、気軽に使えるお金のようだと娘は言う。
(お菓子や飲み物が買える値段、日本円だと100円に相当するでしょうか)

洋服は600円くらいが適当な値段。
腕時計に至ってはどこ製かは定かではないけれど、
友達は400円弱のを見つけて、買うと決めていましたとのこと。

イランの石油価格は今リットル10円、日本の10分の1。
これにより、輸送費がかからないため、野菜果物などは安い。

輸送費が莫大な日本、土地代がとんでもないこの日本の方が、
変なのではないかと思う。
いかがでしょう?