信用保証協、来月から中小企業向け債権放棄可能に

本日の日経新聞に上記の記事が載っていた。
これは素晴らしいこと。
不況に苦しんでいる中小企業にようやく目を向けてくれた、という感じ。

先にも書きましたが、姉歯の偽装事件のために木村建設が倒産。
木村建設の支払を手形で受け取り、何とか年の暮れに各社への支払をしようと思っていたところ、先月倒産の情報が入ってきた。
その瞬間、銀行は木村建設の銀行口座の金額の出し入れを凍結。

その瞬間、その人の持っていた、手形がただの紙くずになっていた。

一般の人にはピンと来ないかもしれないが、中小企業のオーナーは絶えず資金繰りのことが頭から離れない。
そんな危険な手形決済などやめればいいではないか？

ごもっともな話。
しかし、そこは大きな会社の強み。
手形決済が嫌なら、取引は致しません、と言って来られる。
中小企業は、仕方無しにその条件を飲まなければならない。

その結果、その会社が倒産となれば、もろに影響をこうむってしまう。
中小企業はつらい。
中小企業は悲しい。
朝早くから、夜遅くまで働き、知恵を絞り、体力を消耗し、その挙句が不渡り手形。
そんな中小企業を銀行は助けない。

銀行さん、あんた達はつい数年前、倒産寸前までいき、国の財政出動で、辛くも生き残ってきた。
それが今では、そんな話、知りません。
あなたの企業は２年連続赤字ですね。

申し訳ありませんが、融資できません。
担保？
担保がいくらあっても、実績がこう悪ければ・・・、どうも、・・・。

あんたの銀行は、国からお金を入れてもらったときに、担保を入れたのかよ。
国民の税金を入れてもらって、自分達だけが生き延びれば、もう知らん顔。

実は、その元凶がこの保証協会の姿勢にあった。
銀行はリスクをとりたくないから、全て保証協会に保証してもらって、融資する。
保証協会がノーと言ったら、銀行もノー。

ノーノー軍団である。
しかも、いい給料を取って、ノーノーと生きている。

その保証協会が、来月から少しは助けてやろうというお慈悲だからありがたい。

今は、わらをもすがる思いの中小企業。
何でもいいから、助けてやってくれ。

今は駄目でも、来年こそはと頑張っているのだから。

中小企業のみなさん、頑張りましょう。

大企業の景況感、でも、商店はつぶれている。

世の中は景気回復といっているが、それホンマかいな？
確かに大企業では業績が上回り、ボーナスも出ているようだが。

しかし、中小の我々はそんな風には感じられない。
現に、商店はドンドン閉めている。
ところが、今日の内閣府、財務省の発表では、
景況感の改善は中小企業にも広がっており、景気が堅調に回復している姿を示した、と言っている。

調査は11月25日時点で、約1万1500社（資本金1000万円以上）からの回答があった。景況判断指数は自社の景況が前期より「上昇」したと答えた企業の割合から「下降」の割合を差し引いて算出する。

11,500社の半分以上が景気回復といっているだけで、やはり、半分近くは、
ノーと応えているのだ。

すなわち、商店レベルでは、まだ、その恩恵に浴していないということ。
商店はみんな干上がっちゃうよ。
最近、私の町には大型店舗がオープン。
お陰で、道路は渋滞。
ところが、駅前商店街はお客を確保するのに汲々としている。

どうも、行政の問題は大きいのではないかと疑問に感じ始めた。
大型店舗のために泣いてしまう商店がないように、調和を図る必要があるのではないか。

住民にとっては、大型店舗と商店街、どちらでもいいではないか？
と思うでしょうが、バランスの取れた街づくりをみんなで考える必要があると思う。
ヨーロッパに行かれた人は思うが、大型店舗も町の美観を壊さないように、整然とやっている。
どうして、日本は落ち着いた空間、散歩のできる道、みんなが集まれる広場を大事にしないのであろうか？

これは行政の指導如何にかかっていると思う。
こんな街にしようよ、
そのためには、こんな商店があったほうがいい。
広場もここに作ればいい。
車はそこには入れさせない。

行政不在の結果が、大型店舗と商店会の闘い、あるいは、商店会の閉店につながる。
景気、不景気を云々する前に、それぞれの街のあり方を考えていきたいと思う。

耐震偽造事件で、考えた！法律のあり方？

今年の終わりは、とんでもない偽造事件で日本が大揺れ。
そのお陰で、私の知り合いは倒産寸前。
また、今、その問題のマンションに住んでおられる方々は退去命令を受け、この年をどう越そうかと思い惑っておられることでしょう。

こんなことを一体誰が予想したでしょう。
今の世の中は昔と違って、法律でがんじがらめ。
融通などきかない。
なぜ？

どうして、今すぐ退去しなければならないの？
自分の責任で住むといえばいいのではないかと素朴に思う。
その間、補償の問題を解決すればいいではないか？
どうも、役人は自分達の責任を全うするだけで住民のことを本当に考えているとは思えない。
そんなに直に地震が来るとも思えない。
また、どの程度の地震が来るかも解らない。

ところで、この耐震建築の法律はたかだか数年前にできたばかりではないか？
それ以前の建物は耐震構造ではない。
そのことに誰も触れない。

法律というものは確かに大切。
しかし、その法律に振り回されているのではないか？
公平の原理は重要。
しかし、予測していない自然災害、人的災害などの緊急対応はこの法律よりも優先するとすべきではなかろうか？

どんな危険な建物でも、いつ来るかわからない地震のために、今路頭に迷う必要はないのではないか。

銀行の融資も、融資期間と金利なしという条件だったら、もっと気が楽になる。
この件で不渡り手形となって倒産の憂き目に会っている会社にも、もっと寛大な処置をお願いしたい。

日本はすごいよ。
法律よりも総理大臣特例が優先される国だよ、という国になってほしい。

姉歯で丸裸にされちゃいました。

私の知り合いのおじいさん、と言っても年は74歳。
この方とは5年前に知り合った。
私どものパソコン教室に来られてからのお付き合い。
日本における点字ブロックの権威でもある。

このおじいさんにパソコンを指導したところ、理解力が早く、自分の会社のホームページを作りたいと言われた。
私は、点字ブロックの権威として、世の中の点字ブロックに関する百科事典的なページを作りましょう、と投げかけた。
ペンネームも古今亭東西という名前にした。
エッセー風に自分の経験を書くようになっていった。
「佐藤さん、僕も作家になったような気がするね」、
と眉をひそめて笑っていた。

毎月、1～2度、私どもの教室にやって来て、お茶を飲みながら昔話に花が咲いた。
また、このおじいさんは積極的なおじいさん、
デジカメの話をしたり、点字ブロックの話をしたり。

昨年の夏のこと、
「どうしたんですか？しばらく、来られなかったですね」、
と言うと、
「息子の会社が600万円の不渡りを受けてしまって、その金策でまいりましたよ」、と。
「建設会社は手形での支払いでないと、受注できないんで仕方ないんです」、
と相当なショックを受けていた。

ところが、昨日のこと、その古今亭東西さんがやってきた。
「こんな格好で、失礼します。私は無一文になりました。ネクタイもあてる気分ではないんです」
事情を聞くと、先月の木村建設の倒産の瞬間、木村建設発行の手形が紙くずになってしまった、と言う。
そのため、1000万円の穴が開く。
その手形で支払った相手先に迷惑はかけられないのと、息子の会社をつぶすわけにはいかないのとで自分の土地、屋敷を抵当に銀行から融資を受け、ようやく危機を切り抜けたということだった。

私は姉歯の耐震強度偽装から始まった一連の事件を他人事のように見ていた。
しかし、すぐ身近に犠牲者がいたことに愕然とした。
会社が倒産するということは、それに関連した会社も同様相当な影響があることをまざまざと見てしまった。

建築業界はバブルがはじけて、散々な目に遭い、ようやく、その困難を切り抜けた途端、こんな問題に遭遇するとは！！

最近の犯罪についての考察

最近、残忍な犯罪が多発。特に、子供に対して、女性に対して。
そこで、なぜ？と、しばし立ち止まって考えてみた。
世の中の景気にこの問題は大きく関係があると思う。
不況のあおりを受けて、お父さん、お母さんの収入は激減。
当然のこととして、その収入減は、直接的にも間接的にも子供の生活に変化を与えてしまう。
そんな日々の苦しい生活の中で、子供たちは別の道を歩き始める。
ここまでは容易に想像出来る。

もう一つは、モラルの低下。政治家、官僚、身近には先生の犯罪が大きな誘引となる。
そんな人々の犯罪は、多くの人々に、
「あんな連中も悪いことをやっているんだから・・・」
という考えにつながる。
指導者の犯罪が減れば自然に世の中の犯罪件数は減ると思う。

ところで、これらの犯罪を別の角度から眺めてみる。
ある学者の研究によると、
働き蟻をランダムに集めてみると、かならず、10％の蟻は働かない。
その中の働き蟻だけを集めても10％は働かない。
これは、自然の社会の摂理ということになるのであろう。
してみると、人間社会も10％は落ちこぼれ、働かない集団になるのは自然のこと。

どうも、我々は犯罪撲滅ということに躍起になっているが、果たしてこのテーマは正しいことであろうか？
10％の落ちこぼれが出てきて、その中の数％が犯罪者になる。
これは仕方ないと考え、別のことを考えるべきではなかろうか。

自然には、ライオン、トラ、狼、ハイエナなどの食肉獣がいて、それらに食われるシマウマはだから集団を形成する。
サルも素晴らしい集団を作り上げる。
集団をまとめきれないリーダーは次の世代のリーダーに追い払われる。
これが種の保存のための仕組み。

もし、食肉獣の数が減ったとしたら、シマウマ集団がなくなり、個々のシマウマの生活となる。
もうシマウマの集団はなくなる。
そうすると、食肉獣は容易にシマウマを捕らえるようになり、食肉獣は増え、ついにシマウマは激減。その時に、あわててシマウマ集団を作ろうと思っても、それはできない。結果的にはシマウマはこの世からいなくなってしまう。

結果的には、犯罪は一つの社会形成には残念ながら必要なもの。

では、我々は犯罪をどうすればいいのか？
子供が犠牲に遭わないように守る。
夜回りして守る。
登下校にも、親は出て行く。
そんな社会を形成していく。
一方、犯罪者もより狡猾になっていくだろう。

また、犯罪者を捕らえたらこの犯罪者から多くを学ぶこと。
ただ単に、牢獄に入れているだけではもったいない。
犯罪心理などの研究材料として、徹底的に利用すべきと考える。

我々は、犯罪を通して、我々の社会のあり方を考えていくべきだと思う。

犯罪撲滅は、ライオンに向かって、
「もうシマウマを食べるな！」
「お前達は、ここから出て行け！」
と言っている様なもので、ナンセンス。

じゃあ、その前にライオンを捕まえに行こう、というのは最も危険な傾向。
ライオンにも生きる権利はある。

犯罪人に生きる権利があると言うつもりはないが、国家権力は、お前もライオンだといって、菜食主義のライオンもつかまえる恐れがある。

この世の中が、うまくいくためには、バランスをとるという考えが必要だと思う。

授業で「赤紙」配布

世の中には変わった人間がいたものだとつくづく感じる今日この頃。
今日の朝日新聞を見てびっくり？
こんなことをやる奴なんて信じられない。

福岡県志免町の町立志免中学校で、起きた事件。
社会科の男性教諭（４８）が授業で２年生全員に「臨時召集令状」を配り、戦争に行くか行かないかを選択させ、行かないと回答した生徒に「非国民」などと書いて返却していたことが分かった。

何のためにやったことなのか？
追求したところ、
「コメントは当時の大多数の日本人を代弁して書いた」と説明したといい、「紙切れ１枚で戦争に駆り出された悲惨さを感じてほしいと思った。戦争を美化しようということではない」、と。

こんなこと、私には全く理解できない。

学校や町は「授業に問題はなかった」としている。

学校も町もどうかしているのではないか？

町によると、教諭は１０月２７日と３１日にあった「第２次世界大戦とアジア」の授業で、２年の６クラス２１８人に副教材からコピーした「臨時召集令状」を配った。裏は「私は、このたび召集令状（赤紙）を受け取りましたが、戦争に（いく・いかない）意思表示をします」との文章を印刷、行くか行かないかを選択させ、理由も書かせた。
教諭は後日、コメントを付けて用紙を返却。「いく」と答えた生徒には「当時はそう考えた人が大多数だった」、「いかない」には「個人的な事情で断るのは非国民」などと記した、と言う。

この説明を聞いて、まともだともいますか？

戦争反対の意思を素直に表明しただけで、非国民というコメントを書くような先生こそ、現代の先生に適しているとは思えない。

戦争の実態を説明する方法として、赤紙招集令状を使うことには反対しないが、
反戦という意思表示を即、非国民とは短絡的ではなかろうか。

一度、生徒に非国民とレッテルを貼ってしまうと、そのことでその生徒は、他の生徒に非国民呼ばわれされるということを、配慮しないのであろうか？

先生が、生徒に自分の考え方を押し付けるのは非常に危険。
もっと、事実を説明し、ともに考え、判断は生徒の自由裁量と指導してもらいたいと思う。

こんな教師が、まだ、山ほどいるんだろうかと思うと空恐ろしくなる。

塾講師、小６女児刺殺

今度は塾での事件。
とんでもない講師がいたものだ。
塾が林立する現代、塾の側もの先生確保が大変のようだ。
チョット優秀なアルバイト学生がいたら、塾としても離さない。
そんな状況だから、塾は学生アルバイトを確保するのに躍起になっている。

私の娘も、一年前まで塾のアルバイトをやっていた。
塾の他の先生が急に休むというので、何度も呼び出されたり、
また、6時で終了の日なのに、夜の10時までやらされたり。
英語を受け持っていたのに、数学を急にやらされたり。

塾は一般に好況といわれているが、そこそこの評判を獲得するまでは、
なかなか、大変なようだ。
すべては、いいアルバイト学生にかかっている。

ところが、今回の京都の塾の講師のように、０３年６月、同志社大の図書館で女子学生のかばんから財布を盗み、見とがめた警備員を殴って負傷させたとして強盗致傷容疑で現行犯逮捕されたことがあったことなど、塾は知らなかったであろう。
同志社大によると、この事件で同年１０月から今年３月末まで停学にしていたという。

問題はこの点である。
人を、まして、子供を指導する、教育する人間はもう少し、選択される制度が必要だと思う。
学校教師はもちろん国家試験がなければだめ。
当然、教師になるための適正はチェックされる。

ところが、塾に関してはＮＯチェック。
最近では、学校では何も教えないので、全て塾で教えていると言う。
これでいいのか？

今回の問題には、多くの解決しなければならない問題が沢山ある。

大学生なのに、情緒は小学生以下。
こんな人を講師にした塾に責任があるのは当然。
利益優先、競争に勝たねばという意識から、本来、子供を指導するという
重大な視点が欠けているように思える。

これは私塾だけの問題でもない。
公立、私学ともに、学校に欠落している問題だと思う。

大手ゼネコンの鹿島と大林組でも構造計算書の偽造

おーい！
いよいよ出てきたぞー！本命が。
大手ゼネコンの鹿島（東京都）と大林組（同）が施工したビジネスホテル２件でも構造計算書の偽造が発覚したと言う。

建築資材を安くするため。
自分達の生き残りのため。
私腹を肥やすため。

理由はいろいろあろう。
しかし、この構造計算書の偽造は普通に行われていたとしたら、
何と恐ろしいや！
震度５弱の地震でみんな倒れてしまうじゃん！

住んでいる人は、みんな建物の下敷きじゃん！

日本には震度5弱の地震など直ぐ来ちゃうよ！

そんなところから早く出て行かないと！

でも、行くところがない？
ローンが残っているから、他の物件を買うなどできない！

そりゃあそうだ。
だから国が補助する？
そんな補助で、食いつなげるわけがない。

そうだ、みんな、それぞれの会社を開け放してもらって、
そこを売り飛ばして、それで新しい物件を買ったら？

建築会社や設計事務所はみんな自分達が建てたマンションや、ホテルに移ったら？
等価交換？

でも、被害者が多いじゃん！
それは簡単。国交省が認定した検査会社が見逃したんだから、
国交省にも責任がないとわ言わせない。
国交省もマンションに移れ。

そして、立ち退きを余儀なくされている人達はみんな国交省のビルから官舎まで、
宿泊できるところに入ればいい。

世の中は、あの人達は可哀想、と言っているだけだが、それでは助けにならない。

具体的に提案し、この年の暮れを安心して越せてやりたいと思う

証人喚問で追求せよ！姉歯秀次元一級建築士、総合経営研究所の内河健所長を！

日経新聞によると14日午前に姉歯氏、午後に木村建設の2人と内河氏を喚問する。
姉歯氏はご存知の通り、今回のマンションやホテルなどのビル設計において、構造計算データを改ざんした張本人。
とんでもない人間の一人。

木村建設の木村盛好社長は、実際に施行をした会社。
もう一人は、総合経営研究所の内河健所長。
この男が食えない男のように見えるのは、私だけだろうか？
インタビューを聞いていても、何かやっているような雰囲気を持っている。
この男を知っているあるホテルの社長によると、カリスマ性のある男？らしい。

姉歯氏と内川氏は昨日の聴聞会に欠席。
体調が悪いから、とかいった理由で。
体調が悪くなるのは、こんなマンションやホテルを買った人々の方だ。
しっかり、証人喚問で問いただして欲しい。
また、これは国民に映像で流して欲しい。

ところが、自民党の代議士である伊藤公介氏の参考人招致を民主党が要請したところ、自民党が拒否したという。
この男は、マンションの建築主であるヒューザーの小嶋進社長を国土交通省幹部に紹介したという。
なぜ？
自民党、あるいは小泉君、国民がこれだけ関心を持ってみているこの話で、
渦中のヒューザーの小嶋進社長を国土交通省幹部に紹介した伊藤公介氏を喚問に出さないのか？

ことは重大。
明らかに誰かの思惑で変なチームが出来上がっていたに違いない。
国会議員がどんな風に係っていたか、知りたいところである。

またまた、国会議員か！という風にならないために、早い段階で身の潔白を明らかにすべきと思う。

悪の越後屋には、悪代官が付き物。
「越後や、お前も悪よの！」
「お代官様こそ！」
「ウフフ・・・」

進むIT産業、訳の解らぬIT

先日、ソニーのビデオカメラで撮ったものをDVDに書き込もうとした。
ところが、カメラとパソコンを接続しようとしても、ケーブルがない。
ソニーに行って、ケーブルを買って来て、さて付けようとすると、
接続するところがない。

インターネットで時間をかけて調べてみると、何と、そのケーブルはソニーのパソコンしかつかないという。

また、DVDの中のデータを見ようとしたが、このDVDは開かないという。
パソコンが悪いのか、DVDドライブが悪いのか調べてみても問題はない。
調べてみると、DVDに書き込んだパソコンが新しく、読み出すパソコンが古かった。
そのため、新しいパソコンで書いたDVDが読めなかったということなのだ。

これは一体どういうことなんだ。

以前は、もっと消費者に優しかったと思う。
以前、ビデオ方式でVHSとベータマックスで日本のメーカが二分したことがある。
大論争のあげく、安価なVHSの勝利。

この時も、消費者は何を買えばいいか解らなかった。

今のITの世界は、そんな単純なものではない。
まず、パソコンそのものが解らないから、それに付属するものなど解る訳がない。
よって、わかるものだけの世界がどんどん進んでいる。
そのため、消費者のための開発は二の次。
ついて来れないものは切り捨て。

そんな現実が今の世の中である。
これほど、消費者が馬鹿にされている時代は今までになかった。

もっと、行政としてチェックが必要ではないかと思う。

多分、多くの消費者は泣き寝入りの状態に入っているのだと思う。

もう、私には解らない世界ですから。
私達が何を言っても、チンプンカンプンの世界ですから。

広島市安芸区の小１女児殺害事件

可哀想に、可哀想にと思ってテレビを見ていたら、
何と、犯人はペルー人。
はたして、このペルー人は広島のこの界隈で孤立した生活をしていたのであろうか？

それが、今回の事件と何の関係がある？

私たち、ほとんどが、犯人は性的異常者と思っていた。
そういう人たちと、在日外国人とが同列にあるとしたら大問題。
性的異常者の治療と在日外国人の対策とは全く違うものと思う。

私が勝手に考える。
日本にいる外人、とりわけ、米国人や欧州人以外の人々の日本での生活は大変。
同じように英語を使っているが、いざ、英語を教えてもらうと、やはり、欧米人を選ぶ。
アメリカで生まれて育っても、アジア人の顔をしていたら、やはり、好まない。
これが一般的な日本人感覚。
そのため、顔かたちがアジア人、アフリカ人の人々は日本での仕事は限られてくる。

私のところで英語教えに来ていたカンボジア人の学生A君の両親は、ポルポト政権時代にボートピープルでアメリカに渡った。
そこで、A君が生まれアメリカで育った。
小中学生の頃は色々ないじめにあって、大変な思いをしたという。
そのA君は、上智大学に留学してきた。
決して、裕福でないA君は、日本でバイトをしなければならない。

NOVAで英語の教師になろうと応募しても、顔だけで採用されず。
だから、結局、夜のクラブの裏方の仕事。
もともと働けない条件で入国してきているため、賃金は他の人々よりも安い。
彼は、決して、厳しい表情はしない。
既に、アメリカで慣れているため、怒ることは決して自分のためにならないと知っている。

しかし、もしも、私が同じ境遇に立たされたとしたら、果たして我慢できるだろうか？

今回の事件で、ペルー人を弁護するつもりはないが、在日外国人に何らかの手を差し伸べないと、同じような事件が続発するような気がする。

我々は、アメリカの黒人差別をテレビで見てきた。
実は、今、日本では無言のうちに在日外国人に差別をしていることに気づくべきだと思う。

心ある日本人の皆さん、よく考えましょう。