俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

遅いんだよね、本当に日本は!

2006-03-28 17:17:21 | Weblog
今日の新聞に、中央教育審議会(中教審)の外国語専門部会は、小学5年生から英語を必修化することを報告した、とあった。
導入は2010年からと言う。

おそいねぇ、本当に。
日本人は英語ができないと、いつから言われているの?
私は1990年代、仕事で国際会議に出ることがしばしばあったが、
痛烈に感じた。
英語のできない学者の多いことを。

当時は、日本の円が強くなったことから、海外に企業進出して行った。
そのために、英語のできないエンジニア集団が海外の食堂で、
ヒソヒソと食事する光景が増えた。

その国の人々は変な日本人と思ったことでしょう。
私は営業だったので、
「なぜ、日本人は英語ができないのか?」
、といった質問を聞かされた。

技術、文化、経済と進歩しているのに、英語だけができない。
恥ずかしがり屋の日本人が多かった。

観光で海外に行くが、英語のできない日本人ばかり。
そんな現状にもかかわらず、子供の教育に英語を取り入れなかったのは、
怠慢としか言えない。

多くの日本人に聞かれる。
「どうしたら、英語がしゃべれるようになるんでしょうか?」

英語がしゃべれる?
はぁ~?

まず最初は、英語に慣れること。
外人に慣れること。
そして英語が聞けること。
これだけでまずは十分。

ところが、多くの日本人は、
私、単語が解らない。
私は文法が解らない。
関係代名詞?なんて言われると、もう、チンプンカンプン。

東南アジアのそれぞれの国はいち早く、英語を導入している。
20年前は、タイやインドネシアに行くと英語は通じなかったが、
今は、かなりの人がしゃべれるようになっている。

日本の問題は、外国人を先生にしないこと。
NOVAが繁盛しているのは、すべてが外人だから。
小学校で英語を教えるなら、外人をそろえるべき。

今、小学校では英語教育を、一般の人を呼んでやっているケースが多い。
これは英語教育ではない。
ネイティブの先生でなければ、絶対に駄目。

はたして、中教審の人は、みんな英語はしゃべれるのだろうか?

教育をないがしろにしないで欲しい。

いまどき、小学生の英語教育かよ、って感じ。

あんたら、モタモタスルンジャアネェ!




PSE法に異論あり

2006-03-22 23:06:07 | Weblog
電気用品安全法(PSE法)が来月1日から施行されるというので、今や大騒ぎ。
こんな法律も珍しい。
国民の多くが知らず、つい先月から、何か知らないが、もう中古品は売れないそうだと世間が騒ぎ始めた。
中古販売店は、閉鎖に追い込まれていく。

そもそも、この法案は電気製品の安全ということを問題視し、古い電気製品は火事の原因、事故の元。だから、今後は販売時にPSEマークのあるものしか販売はしてはならないというところから、5年前に法律が国会を通った。
あとは、施行までに準備が要るだろうということで、今年まで待った。
しかし、当の行政はあまり動かず。
だから、民間はあまり意識がない。
そんな中、ついに施行の時期が来たというもの。

なんと、お粗末な法律であろう。
そもそも、電気製品の故障で、一気にこの法律が浮上してきた。
つい、2ヶ月前まで松下の温風ガスストーブが不良のため、回収をしていた。
テレビで、お詫びをしながら、回収の通知を行っていた。

大企業の仕業ではないか?
そのしわ寄せが、中古販売店に来るとは、変な世の中である。
安全を追求するのはいいが、法律を制定した際に、どんなしわ寄せが起こるくらい、シュミレーションはしないのか?

景気低迷の折、また、貧富の格差が広がり、貧乏人は息さえできなくなっている。
新品が変えないから三分の一の価格の中古で我慢しようと考えている人々には大打撃。
販売店の店を閉めなければ・・・。

大企業は、安全のため、新品を買いましょう。
ローンで買えば、大丈夫。
結局、ローン地獄に陥ってしまう。

チャンとした政治家は出てこないものだろうか?
民主党は、あわてて、この法律の一年延長を提唱し始めた。
これも、チョット遅い感がする。

本当に、国民のことを真剣に考えてよ。
庶民は、米を買うのがやっと。
あまり、そんな国民をいじめても、なんの得にもならないと思うよ。

PSEって、
BSEに似ているけど、関係ないの、と聞かれ、

そういえば、狂牛病騒ぎみたいなものだ。

狂牛病の肉だから、食ってはいけない。
そのうち、豚も鶏も。

そして、農家が死んでいく。
何か似ていませんか?

松井の気持ち

2006-03-22 00:50:10 | Weblog
今日、まもなくワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝が始まる。
一次予選で、韓国に苦敗。二次予選でも惜敗。その結果、九分九厘決勝トーナメントに行けないと思っていた日本は、メキシコの頑張りにより、辛くも行けることとなった。
そしてその第一戦が韓国。
三度目の正直である。
先発は上原。
打順は組み替えられイチローは3番。
出だしは双方緊張気味。
しかし、上原のピッチングだけは光っていた。
コントロールされたボールはストライクゾーンぎりぎりに投げられていった。
そのため、韓国打線は翻弄されていった。
一方、攻撃は単発のヒットがでるがなかなか点にはならない。
しかし、一浪だけは違っていた。
ヒットで出て、盗塁と前へ前へ出て行く姿は素晴らしかった。
そして、7回がやってくる。
福留のホームラン。
劇的なゲームであった。
<いよいよ、キューバ戦が始まるので、一時中断>

松坂のピッチングは良かったですね。
すごく強運の持ち主ですね。
甲子園で春夏制覇。
世界大会でもMVPをもらってしまった。
世の中にはこんな人もいるものですね。
イチローも良かった。川崎の連続失策、ピッチャー渡辺のエラーと
さぞかし緊張していたのでしょう。

今日のキューバ戦も、大変な戦いだった。
しかし、終わってみれば10対6の圧勝。
今江君の韓国戦の失敗を取り戻すことができてよかった。

日本中あげての声援は久しぶりだった。
みんな王ジャパンを祝福していた。
プロ野球でオープン戦を戦っている選手も本当に喜んでいた。

しかし、ここに一人テレビに出て来れない選手がいる。
松井秀樹。
別に彼が悪いわけではないが、実に世の中の流れを読むことができなかった一人。
王監督が代表に出てくれと頼んだにもかかわらず、彼は大リーグのベースボールを選んでしまった。
イチローは、日本中殻祝福される人間になり、松井は悲しいことにテレビでコメントすることすらできなかった。

世の中の流れを読むのは大変なことだとつくづく思う。
何度もいうが、松井が悪いのではない。
松井よ、決してくじけることのないように。

胸を張って大リーグで頑張って欲しい。
ただ、心のどこかには、ここに松井がいたならば、もう少し面白い野球ができた蝋にと思う。

アメリカ大リーガーも地に落ちたものだ。

2006-03-14 16:39:39 | Weblog
昨日の、ワールド・ベースボール・クラシック二次予選のアメリカ対日本を見ましたか?

一回の表、イチローのいきなりのホームランで始まった。
さすがイチロー。
また、2回の表今度は川崎のタイムリーで2点。
3対1で日本が優位に立った。
ピッチャーの上原の好投もあり、アメリカ打線を抑えていく。
しかし、一発食らってしまう。
上原の後、2点ホームランで同点とされ、9回の表、日本は1ダウンで満塁。
そこで岩村がレフトに犠牲フライ。サードの西岡は難なくホームへ帰った。
ここで、4対3。
誰もが拍手を送った。
ところが、何が起こったのか、いきなり、アウトのコールがなされた。
西岡のタッチアップのタイミングが早いという理由。

3塁塁審は、その抗議を即座に却下。ところが、遠くにいた球審がアウトの抗議を受け入れてしまった。
こんな話があっていいのか?
後で、ビデオを見ても解る。
タッチアップが早いとは到底思えない。
これは、審判に何らかの圧力がかかっているのだなと、直感した。
あの大リーガーがそんな事までして勝とうとするのか?

その瞬間、私は、このゲームに対し興ざめを覚えた。
誰しもが、こんな判定の覆しに抗議するであろう。

今日、このブログを書いているとき、速報が入ってきた。
韓国対アメリカは7-3で韓国の勝利。

多分、昨日のこの問題が、精神的に影響したのであろう。

本当に、バカヤロー!

日銀の金融の量的緩和の解除、って何のこと?

2006-03-14 15:57:57 | Weblog
最近は、息苦しくなってきたと感じる。
インターネットやらで、ネットバンキング、オークションとやたらに英語ばかり使っている。
世の中の人は、本当に解って使っているのだろうかと、周りの人に聞いてみた。
すると、返ってきた言葉が、
「本当に、わからないよ、ね。」
「わかったフリはしていないが、関心ないってフリはしている。」
「若い連中が、やたらに使っているが、あれは嫌味だよね。」

返ってきた言葉はみんな同じ。
パソコンだけではなく、言葉で、世間から半端者扱いされ始めた。

ところが、2~3日前の新聞を見ていて、日銀が金融の量的緩和の解除を行うという。
これは、まさしく、日本語。
しかし、全く意味不明の言葉である。
緩和という言葉は何か良さそうに聞こえるし、解除という意味もいい響きに感じる。
でも、何のことか、さっぱり解らない。

今朝のテレビで、この話をしていた経済学者はもっともらしいことを言うが、これは、我々国民にとっていいことか、どうかと聞けば、意見は二つに分かれる。

もともと、日本の経済はデフレスパイラルと言って、不況から脱出できない状況の中で、金利ゼロ政策を打ち出した。銀行が日銀から金利ゼロで借りるから、損は絶対にしないというわけ。にもかかわらず、経済は回復せず。理由は借りる額に制限を設けていたため。そこで、制限を撤廃。いくら借りてもいいよ、どんどん使って。もう、銀行にとってはこんないいことはない。そこで、銀行はドンドン貸し始めた。ただし、大企業だけ。

その大企業もそのお陰で、元気が出てきた。景気は回復したという。
過去最高の利益を出した大企業が続出。

そんな時、日銀が、この無制限な貸し出しに制限をかけるという。
日銀はインフレを恐れているのである。
ところが一方、政府は、この量的緩和の解除は、まだ早すぎる、と言っている。
まだ、日本の経済は立ち直ってはいないと主張する。

日銀の先走り。

実は、日本経済で潤いが与えられたのは、銀行と大企業。中小企業が生き絶え絶えに銀行に行き、融資の話を持ち出すと、剣もホロロに断られる。
まだ、中小は死んではいない。
崩れた瓦礫の下で、かすかに生き延びている。
早く瓦礫を取ってやって欲しい。
早く、水を与えて欲しい。

さもないと、みんな死んじゃう。

まあ、いいか、どうせ日本は人口も多いから、何て言わないで。

人に優しい日本になって。

量的緩和の解除で、さらに、思い瓦礫が落ちてきたら、もうお終い。

小泉君、中小企業に目を向けて。
あと、一年生かしてやってよ。
そうすると、本当に日本は立ち上がることができるよ。