俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

煮え切らない男

2007-12-25 10:43:05 | Weblog
自民、公明両党は25日から、福田首相の指示を受け、薬害C型肝炎訴訟の被害者らの一律救済法案の策定を本格化させることとなった。

すなわち、内閣(行政)の責任を避け、立法府に投げた形。
言い換えると、これを法案化しようというのである。

焦点は、法案でどのように「国の責任」に言及するかに絞られてきた。

政府・与党は、
「薬害解決を遅らせた責任」など、薬害の「結果責任」を明記する方針だが、原告・弁護団側は「薬害被害を発生させた責任」の明記を求めており、調整は難航も予想される。

国民の一人として、意味のあることは、この薬害がどのような原因で、あるいは、決定で起きたのかの原因を追求すべきだと思う。
その上で、再発が起きないようにする法案を起案すべきだと考える。

政府・与党側が「結果責任」にこだわるのは、「国民病」とも言われるB、C型肝炎の感染者が国内に約350万人もいるためだ。薬害の「発生」段階から国が責任を認めると、「補償の対象が際限なく広がり、巨額の補償となる恐れがある」(厚生労働省幹部)との警戒感がある。

これも当然のこと。
しかし、今こそ厚生労働省の仕事のあり方を見直さないと、同様の問題が発生すること間違いない。
費用の捻出は、緊急事態発動で、防衛費を当てればいい。
どっちみち、誰かの懐に入ってしまうお金なのだから。

それにしても、迫力無い首相だと思う。福田は。
あのロシア大統領のプーチンを見ろ。
自分の言葉でハッキリものをいっているではないか。

ブッシュにしても、自分の責任で戦争を始めたではないか!
これは、リーダーの責任の例えであって、戦争を始めたことがいいとは言ってはいない。

福田の個性なさが国力と同じなのかもしれないが。

捕鯨は受け入れがたいほど残忍?

2007-12-22 11:52:12 | Weblog
英国の環境・食糧・農村省は21日、
「クジラを守る~国境を越えた責任」と題した冊子を作り、
日本政府がザトウクジラの調査捕鯨を見合わせることを発表した数時間後にホームページに掲載した。
ブラウン首相は序文で
「捕鯨は受け入れがたいほど残忍で、経済上でも必要性のない行為だ」
と厳しい表現で批判している。

この冊子は、捕鯨を続けるノルウェーやアイスランドとともに日本を名指しで批判している。
「日本は87年から国際捕鯨委員会(IWC)の禁止協定で調査捕鯨を認めているという抜け穴を悪用している」
と指弾している。
また、ホエールウオッチングなどでの観光収入は世界の90カ国・地域で年間10億ドル(約1140億円)にのぼり、捕鯨がこうした経済的な恩恵を奪っている、と記している。

*****私の意見*****
私は少年時代、下関で育った。
下関の市場では、今から50年前の話だが、鯨の肉が一番安かったであろう。

お袋が鯨の肉を固まりで買ってきて、
「今晩は鯨のテキ(ステーキのこと)」
と言っていたことを思い出す。
ジュージュー焼いたテキにソースを掛けて食べた味は今でも忘れられない。
また、父親は鯨を刺身で食べていた。
少し凍った肉のスライスを刺身のように食べる。
横で、それを食べさせてもらう。
「本当にうまかった」のを覚えている。
学校では鯨の竜田揚げ。
高校の弁当には鯨のベーコンが毎日入っていた。
私の家は貧しい方だったが、鯨はよく食べさせてもらった。

そんな私が結婚した相手は伊豆の人。
家内に話を聞くと、伊豆では鯨よりもイルカを食べていたと言う。
私は、思わず、
「エッ、イルカを?」
とビックリしたほど。
鯨を食べていた私が、イルカを食べる話を聞くと、一瞬たじろぐほどだった。

インドに行くと、牛を食べる?と聞くと、彼らは震えが来るほど。
また、イスラム世界では豚肉を食べる?そんな不浄な物を!

かくして、我々は生活をどこでしているかによって、食べ物の習慣で驚くことが多い。
イギリスの首相が捕鯨をすることに非難をするのも解るが、程度問題だろう。
鯨が増殖すると、どうするつもりか?

あのかわいくて、人畜無害のしかも、増えすぎて里の野菜を荒らし始めると、間引きをするではないか。
鯨も増えすぎて、魚を食べ過ぎると、鯨の頭数調整をせざるを得なくなる。

鯨は知能が高すぎてと言うが、知能レベルをどこで線引きすべきなのか?

自分達の食文化をあまり、他国に押し付けるべきではない。
しかも、一国の首相がしゃべる話ではない。
種の絶滅回避などの特別な理由がある場合は別だが、欧米の食文化が全て正しいわけではない。


薬害C型肝炎訴訟の和解案に大きなズレ

2007-12-21 12:31:25 | Weblog
薬害C型肝炎訴訟の和解協議は20日、政府の修正案の受け入れを原告団が拒否し、物別れとなった。

政府は譲歩して修正案をまとめたものの、原告団は一歩も引かなかった。

舛添氏は20日夕、政府の修正案について、記者団に、
「これが政治決断の案だ。ベストを尽くした」
と強調した。

この修正案は、舛添氏が19日夕、福田首相との直談判でほぼ固まっていた。
「閣僚の職を賭(と)す覚悟で調整をやってきた。修正案を了承してほしい」首相官邸で舛添氏は首相にこう迫り、修正案の取りまとめの了承を取り付けた。

今回の修正案のポイントは
〈1〉原告側が求めていた約150億円の和解金総額を上回る約170億円を提示
〈2〉全員に和解金が支払われる事実上の全員救済

しかし、原告団が主張する一律救済については、
厚労省の事務方や法務省などが
「大阪高裁の和解骨子案を超えている」
と主張し、舛添氏も断念せざるをえなかった。
ただ、和解金の大幅な積み増しについては、舛添氏が省庁の抵抗を押し切った。

20日午前、修正案を発表した。
だが、わずか数分後、原告団が記者会見で受け入れ拒否を表明した。
受け入れに自信を見せていた舛添氏は周辺に
「(原告団は)私がまとめた案を理解していないのではないか。裁判で勝ってもこれほどの内容にはならない」
と不満を漏らした。

舛添氏は早い段階から
「(原告団の)みんなを救う」と明言し、原告団内に「政府は譲歩する」
との期待感を持たせたとみられる。
さらに、与党にも
「肝炎問題は私に任せてほしい」
と伝えてきた。

*****わたしのコメント*****
桝添は、何とか首相と直談判をすれば、150億円くらいは下ろせると考え、自分の身体を掛けて予算分捕りに命を掛けた。

しかし、最初のこの時点から桝添は間違っていた。
原告団の主張はこうだ。
国の行政によりこのような被害者を出したことに対し、まず謝罪せよ。
また、薬害による肝炎とは知らずに治療を受けている人々がいる。
この人々を探し出せ。
そして、この人たちも救済せよ、と言っているのだ。
これは金額の額の問題ではない。
姿勢の問題である。

政治は現実と言うが、まずこの点に立たなければ始まらない。
社会保険庁の記録を捨てた問題と全く同じ。
捨てた行政は以下に金がかかろうと、事実を調査し全てを明らかにせよ。
どこかで、打ち止めしようという精神では、この問題は解決せず。
時間をかけてもいい。
全員救済をまず認めよ。ことはそこから始まるのである。

桝添は頑張っているが、少し、功をあせりすぎるのではないか。

パソコンはポコ・ア・ポコで勉強を


早くも衆院選?

2007-12-19 11:42:57 | Weblog
なぜか、今日の新聞には民主党の衆院選の話題が出てきた。

小池百合子は前回の衆院選では刺客第一号として東京10区に送られた。
これは、小泉の秘策。
当初は刺客という言葉に国民は戸惑った。
しかし、小泉劇場はこの言葉で逆に賑わっていった。
流れは完全に自民党へ。

今回、この小池に逆刺客を送ることに下というのである。
元東京大学准教授・江端貴子氏(47)である。

小沢民主党は、次期衆院選対策で「都市重視」の姿勢を明確に打ち出し始めた。
七月の参院選では、都市と地方の格差問題など「地方重視」を前面に掲げ快勝したが、一転して戦略を見直すということ。

その理由は?
都市部には小選挙区の数が多い事情がある。
前回2005年衆院選で民主党は大都市圏で惨敗した。
「この大都市圏で回復のバネを働かせないとトータルの過半数は難しくなる」
(小沢氏)。

かくして、この大都市圏の小選挙区に元気のいい候補者が順次公認され始めた。
この様子を見ていると、まさに関が原の戦いの様である。

石田方自民党にはいつ分裂するかわからない連中の集まり。
徳川民主党には勢いがあり、次第次第に仲間が膨れ上がってくる。

石田自民党の中には実は小泉チルドレンや刺客の問題が残り、彼らの動き一つで石田自民党はぶっ飛ぶ。

今、話題の男平沼が新党を作る動きがある。
小泉の為辛酸をなめさせられた平沼は小泉チルドレンの不満を吸収し、動き出したら面白い。
歴史の皮肉である。

いずれにせよ、もう世の中は関が原に集まり始めた武将に注目している。

KYって空気が読めない

2007-12-15 10:05:52 | Weblog

最近、若者の間で使われている言葉に、KYという言葉があるらしい。

空気が読めない、という略語だそうだ。私には若者が大人に向かって発している言葉のように聞こえる。

そんな言葉にピッタリする首相の発言が相次ぐ。

消えた年金問題で、桝添厚労相大臣がギブアップ宣言をだした。そのことで首相にに新聞記者が詰め寄った。これは先の参院選で選挙公約だったのでは、と。

すると、首相は、「選挙公約だったっけ?」、ととぼけた。
我々国民をだましたな、と一瞬怒りを覚えた。翌日国会の決算委員会で、そのことを追及され、「選挙公約・・・?」と、これまた、とぼけた発言。

ほんとにKY。

また、福田康夫首相は13日夕、薬害肝炎訴訟での大阪高裁による和解骨子案の提示について記者団に、
「これまでの厚生労働省の対応を振り返るといろいろ問題があった。反省すべきは反省しないといけない。患者の立場に配慮して1日も早く解決できるよう努力したい。すべての患者を対象にした肝炎対策を速やかに実施したい」、
と述べた。

これまた、イライラ発言。国民は首相の政治決断を待っている。
薬害C型肝炎に被災された方々全員に治療費の全額保証をしろということに対し、

「うん、解った。国が悪かったから全て保証をしようとなぜ言えない。国民の大多数が賛成するに決まっている。」

本当にKY。

一方、民主党の小沢一郎代表は13日、党本部で薬害C型肝炎訴訟の原告団と面会し、和解骨子案について「政府の姿勢はおかしい。我々の力の及ぶ限り支援したい」と語った。
面会後、記者団に
「時間的な期限を区切る理由は全くない。我が党が政府なら即座にできる」
と強調し、範囲を限定せずに被害者を救済すべきだとの考えを示した。

薬害肝炎の被害者救済を巡っては、与党が衆院、民主が参院にそれぞれ患者の治療費助成などを盛り込んだ法案を提出。
患者の1カ月の自己負担額を与党案は1万―5万円、民主案は無料―2万円とするなどの違いがある。


公約を忘れたという日本の首相

2007-12-14 14:43:05 | Weblog
今や日本の政権責任政党には見識というものが見受けられない。

先の参院選で、消えた年金記録の復活を公約に掲げて戦った。
ところが、国民はそんな嘘などお見通し。

その結果、自民党の大惨敗。

あれから、まだ、4ヶ月もたっていない段階で、
「もう、無理!」、と舛添厚生労働相。

「宙に浮いた年金記録」5000万件のうち4割近くの持ち主の特定が困難なことが判明した。

「コンピューター上の記録と紙台帳との照合作業を2年以内に完了する」との公約は、実現困難であることが14日わかった。

持ち主探しには、コンピューター上の3億件の年金記録と原簿の紙台帳8億5000万件分との照合作業が不可欠だが、厚労省は08年度予算で、国民年金の紙台帳の一部3300万件分の照合にかかる費用しか現時点では計上しない方向を打ち出したのだ。

社会保険庁によれば、現時点で08年度中に照合することが決まっているのは、国民年金の記録のうち、年度途中に未納や免除の期間があり複雑になっている「特殊台帳」分のみ。

社保庁は現在、5000万件のうち氏名のない記録524万件を紙台帳などと照合する作業をしているが、2000人を超える職員が休日返上で取り組んでも4カ月間かかる見通し。3億件全件の照合には膨大な手間と時間がかかりそうだ。

舛添氏は14日の閣議後会見で、「国民に納得いただき人数と予算をつければ、人海戦術で1年でも半年でもできないことはない」とし、2年以内に照合を終わらせる考えを改めて強調している。

しかし、福田首相はそんな強い意志など感じられない。
どうせ、そんなことは安倍首相が選挙公約でしゃべったことで、その時は自分は党の責任者でもなかったし、大臣ではなかったと言いたげな口ぶり。
だから、軽々にも公約など忘れたと言ってしまうほど。

もともと、こんな無責任な人間を首相にしてはいけなかったのだ。

我々は、あんたと一緒にドボンしたくはない。

一郎君、何とかしてくれ。

無年金、118万人に

2007-12-13 11:15:38 | Weblog
また、新しい問題が社会保険庁から発表された。
このまま保険料を払い続けても加入期間不足で受給できない問題で、その数が100万人を超すということ。
すなわち、社会保険庁はそんなことが解っていても、保険料を取り続けるという話。
誰が考えても不合理な話。
この問題は以前からあった話だが、大きな問題にはならなかった。

しかし、今は違う。社会保険庁の基本的なあり方が取りざたされているため、何でも問題になる。
今までは、年金を納めたが、社会保険庁のずさんな管理のため、誰が納めてきたのかわからないというお粗末な話だったのだ。

社会保険庁は12日、年金保険料を今後納めても、加入期間が受給資格を得られる25年に満たないため、無年金者となる人が118万人に上るとの推計をまとめた。

保険料を納付できる70歳まで納め続けたとしても年金は受け取れず、保険料は「払い損」になる。

特に国民年金の保険料納付率は低迷しており、無年金者は将来的に、さらに増えることになる。

どうも、年金のあり方を抜本的に改める必要が出てきたようだ。
民主党の税方式も一つの考え方。
また、生活保護と年金の在り方も検討の余地がある。

基本的に生活保護的な基礎部分と保険料の納めた額に応じて支払う年金保険的な部分を加味したシステムが妥当な気がする。

幸か不幸か、社会保険庁のチョンボによって発生した問題は解決できないところまで来ているのだから、抜本的法律を作るべきだと考える。

全ての責任を自民党は取って、謙虚に党を超えて速やかにまとめて欲しい。

5000万件の約四割が持ち主の特定困難

2007-12-12 19:08:44 | Weblog
やっぱり。

昨日の舛添要一厚生労働相の記者会見で、ハッキリ言って謝罪?

基礎年金番号に未統合の「宙に浮いた年金」記録5000万件の約四割が持ち主の特定困難と。

また、町村信孝官房長官の釈明記者会見で「最後の一人、一円まで(支払いを)全部、来年三月までやると言ったわけではない」と。


呆れた話である。
参院選の時、選挙公約のように、来年の3月までにはコンピュータを使って目処を立てるといったのに、半年も経たないうちに、ギブアップ宣言。

この問題は桝添だけの問題ではない。
悪いのは歴代の事務次官ほか官僚のトップ。
この連中の責任を放任できない。
全ての責任を追及すべし。

一方、名寄せできないという結論が出た現在、どのように年金保証をすべきか早く結論を出すべし。

ここまで来たら、自民党は政権を移譲すべき。
あなた達ではこの難局は切り抜けることはできない。

なぜなら、国民をだまそうと言う発想ばかりだから。

薬害C型肝炎の被害者をなぜ救わぬか!

2007-12-10 22:20:51 | Weblog
この薬害は国の責任ありと判断し、枡添厚生労働大臣は患者を前に謝った。
ところが、自民党はこの枡添の英断を非難した。

これが自民党の実際の姿である。

枡添のこの判断で裁判は和解に入ることになる。

しかし、この被害者の和解案は、この薬害被害者はすべての患者に対して適用されるものとした。

このことで、この和解にかかわる費用が莫大になるということで、自民党は腰が引けたのである。

ところで、裁判上今月13日が和解案の提出日。
今の段階ではこの和解案で被害者の主張と国の主張が真っ向からぶつかることになる。

そこで、今日、被害者は国会の決算委員会の傍聴に行く。
そこで、福田首相の政治決断があるだろうとの予測であった。

民主党議員がこの政治決断を迫ると、この福田は、事情があまり認識できてはいないから、即答は出来ないという。

「あんた、薬害C型肝炎の裁判のことを、そんなに軽く考えていたのか?」

何も決断の出来ない男。

その点から考えてみると、
小泉は英断したのだ。ハンセン氏病の裁判についてである。

福田よ、もう少し、患者のことを考えろよ!!

死刑執行は、目くらまし

2007-12-08 15:03:24 | Weblog
法務省は7日午前に執行した死刑について、初めて対象者の氏名や執行場所を公表した。
「(公開は)私の判断です。勉強会でもスパッと結論が出ることではなかったが、決断をしようと思った。」
鳩山法相はこの日午後の記者会見で強調した。

法務省はもともと、死刑を執行した事実も公表していなかった。
98年からは執行したことと、対象となった人数だけ明らかにしてきたが、氏名の公表にはかたくなな態度を崩さなかった。

国民の8割が死刑制度を支持し、廃止を求める論議が下火になっていることが方針転換につながった。
鳩山法相は、
「人数(の公表)だけではブラックボックスという感じ。法にのっとり執行していることを明らかにした方が、国民の理解を得られる」
と説明した。

一方、死刑廃止議員連盟の保坂展人衆院議員は、
「執行の残虐性は隠して正当性だけをアピールするのは情報操作。死刑をめぐる議論が活発になってきた時に、一方的に議論の扉を閉ざす行為だ」
と批判する。
明治大の菊田幸一名誉教授も、
「国連などが求めているのは死刑囚の生活態度や心情面の公開。これでは情報公開の名を借りた法務省のアピールだ」
と憤る。

この問題は賛否両論あり。
どこまで行っても、すぐに、まとまるとは思えない。
3名の死刑を執行しただけで、国民の目はそちらに向けられ、名前を公開すると、またまた、議論沸騰。

それを狙っている奴がいる。
すなわち、防衛省の問題。
これぞ、自民党の根幹を揺るがす問題であり、何とか国民の目をそらせたいと思っている連中の思惑と私は感じた。

今頃、そんな死刑の問題を持ち出してどうするのか?

お前等の魂胆は丸見えだぞ。

16病院に受け入れ断られ66歳男性死亡

2007-12-07 10:44:27 | Weblog

兵庫県姫路市で6日未明、自宅で吐血して救急搬送された男性(66)が、近隣の18病院に受け入れを断られるなどし、約30キロ離れた市外の病院に搬送後、死亡していたことがわかった。

受け入れは搬送開始から約1時間45分後で、男性は搬送中に心肺停止に陥っていた。
同局などによると、男性は吐血し、家族が6日午前0時7分に119番。救急車は3分後に到着し、携帯電話で医療機関に連絡し、外科診療の可能な病院を探したが、姫路、高砂両市などの計16病院には受け入れを断られたという。

断った理由としては、
「専門医がいない」が5病院、
「ベッドがない」と「患者を処置中」がそれぞれ4病院、
「処置困難」が3病院、
電話がつながらなかったりのが1病院、
電話が通じても看護師から、院内にいる医師に連絡が取れなかったのが1病院、

という。

これで何件目か?
医療費の節約と称し、責任の全てを民間病院に渡し、このような重大な問題を、たまたま起こった事故として処理しようとする政府のやり方には我慢できない。

小泉の断行した各種改革に全面的に文句を言うつもりはないが、このような問題が発生した時、以下に対処するかが政治ではないか。

民間の病院のそれぞれの事情を考慮し、政治が介入し各病院に受入の義務化を行なうこと。
その際、当然、予算をあてがう必要はある。
金を出さずに、文句ばかりを言う政治は認めない。

金がないとも言わせない。
防衛省では杜撰な管理ではないか。
厚生労働省の金の使い方も問題。

最近浮上したのが霞ヶ関の埋蔵金。
既にももてにでている独立行政法人にも多額の補助金がばら撒かれている。
本当に必要なところに、チャンと使え。


16病院に受け入れ断られ66歳男性死亡

2007-12-07 10:44:26 | Weblog

兵庫県姫路市で6日未明、自宅で吐血して救急搬送された男性(66)が、近隣の18病院に受け入れを断られるなどし、約30キロ離れた市外の病院に搬送後、死亡していたことがわかった。

受け入れは搬送開始から約1時間45分後で、男性は搬送中に心肺停止に陥っていた。
同局などによると、男性は吐血し、家族が6日午前0時7分に119番。救急車は3分後に到着し、携帯電話で医療機関に連絡し、外科診療の可能な病院を探したが、姫路、高砂両市などの計16病院には受け入れを断られたという。

断った理由としては、
「専門医がいない」が5病院、
「ベッドがない」と「患者を処置中」がそれぞれ4病院、
「処置困難」が3病院、
電話がつながらなかったりのが1病院、
電話が通じても看護師から、院内にいる医師に連絡が取れなかったのが1病院、

という。

これで何件目か?
医療費の節約と称し、責任の全てを民間病院に渡し、このような重大な問題を、たまたま起こった事故として処理しようとする政府のやり方には我慢できない。

小泉の断行した各種改革に全面的に文句を言うつもりはないが、このような問題が発生した時、以下に対処するかが政治ではないか。

民間の病院のそれぞれの事情を考慮し、政治が介入し各病院に受入の義務化を行なうこと。
その際、当然、予算をあてがう必要はある。
金を出さずに、文句ばかりを言う政治は認めない。

金がないとも言わせない。
防衛省では杜撰な管理ではないか。
厚生労働省の金の使い方も問題。

最近浮上したのが霞ヶ関の埋蔵金。
既にももてにでている独立行政法人にも多額の補助金がばら撒かれている。
本当に必要なところに、チャンと使え。


渡辺恒雄の大連立構想

2007-12-06 10:43:57 | Weblog
読売新聞グループ本社の渡辺恒雄会長は5日、都内で開いた自民党の中川昭一氏のパーティーで、自民、民主両党の「大連立構想」についてしゃべった。

自分が持ちかけた話であることを、公式の場で始めてしゃべったのだ。

このニュースを見て、「あんた、何様なんだ?」と思った。

別に新聞記者だから、こんなことをしてはいけないなどと思ってはいない。
しかし、あの傲慢な人間に、日本の将来を託したくないのだ。

あの野球問題でもそうだった。
すべてが、巨人中心主義の発想に嫌気が差したのだ。

読売中心主義の男の発想で、日本がよくなるとは思えない。

この男曰く、
「新聞記者の分際でそんな話に介入して中傷を浴びている。いずれは全部書いてやろうと思っている」と述べたらしい。

「今書いたら次の展開の邪魔になる」とも語り、再び大連立の実現に動く可能性を示唆したらしい。

言語道断!

今の政治家はだらしがない。

小沢一郎よ、こんなおじさんの言いなりになるな。

出世とは

2007-12-03 13:54:13 | Weblog
守屋元事務次官の逮捕後、いろいろな事実が発覚してきた。
守屋が実権を持っていた間はみんな黙っていたが、こうなれば思う存分話してやろうということで、新聞、雑誌にバンバン書かれ始めた。

贈収賄には職務権限との兼ね合いが立証できなければならないというが、会議の席上で、日本ミライズを選定しろといった発言が堂々と出ているようだ。

面白いのが、久間元防衛庁長官に対する扱いである。
久間は入札を公平にすべく、指示をしたが、守屋に簡単に握りつぶされたようだ。

もともと、守屋はキャリア官僚でもない。
防衛庁に入った当時は、どちらかといえばうだつが上がらなかったとか。
しかし、財務省との予算分捕り合戦では、業績を上げていたらしい。

どうして?

ここが問題である。

人間の分かれ目。
知恵をどこに使うかである。
守屋はより多くの予算を分捕ってきた。
そこに彼の知恵を使ったのである。

普通にやっているのでは、人よりも多く分捕れるはずもない。
そこには黒幕がいたに違いない。
黒幕の指示に従ったのであろう。
その結果とんとん拍子にトップへと上り詰めていくのであろう。

それでは、その黒幕とは誰か?
私の推測するところでは、財務省を牛耳れる立場の男。

守屋は小泉にはコネクションがなかったようだ。
そのため、小泉の秘書である飯島を使ったとか。
それもまたヒントの一つ。

そんなところから考えれば、旧田中派の人間であろう。
当然、その旧田中派の政治家が直接手を下すはずもない。
代理を立てて狡猾に。

世の中で言う典型的な出世の論理である。
黒幕に、いや黒幕ではなくても権力のある人間に利用されるかがポイント。

不幸にも、そういう人に見込まれたら、出世はするが、その世界から足が抜けなくなる。
そして、奥さんまでも逮捕される羽目に陥る。

私の先輩が、昔、私に言ってくれた言葉がある。

カバ校長さん、出世はしないほうがいいですよ、本当に面白い仕事をするには。

最近、その方に会った。その言葉を聞いて25年ぶりに。
その方は、大手企業の関連会社の社長になって、今年で顧問になった方。
その方が、私にボソリと。

いいですね、そんなにイキイキと働けて・・・。
少し目に涙をためて。
私は思わず、こう応えた。

「いい加減な人生ですから」、と。