兵庫県の野々村竜太郎県議(47才) が11~13年度、東京や福岡など特定の4カ所に日帰り出張を約345回行い、約800万円を政務活動費から支出していたことが分かった。
7月1日の釈明会見では号泣こんなにうまく泣ける政治家を見たことがない。
選挙に立候補を繰り返し、5度目の挑戦で初当選した「苦労人」
収支報告書によると、野々村氏は、
13年度、東京に11回(往復で3万8610円)、福岡に16回(同4万1880円)を支出。
選挙区の西宮市の私鉄駅から、県の観光地・城崎温泉(豊岡市)に106回、佐用町に62回日の帰り出張。
国会議員への陳情に使う「要請陳情等活動費」として、約300万円を計上。
11、12年度も約150回、計約480万円を支出していた。
活動報告や領収書は提出せず、例外規定の「支払い証明書」を出しただけ。
他の議員は最大で年度内に33万円。3年で約345回、約780万円。
野々村氏は兵庫県川西市役所を退職。5度目に県議選で初当選した。
そんな人が少し知恵をつけて、政務活動費を詐取したのだ。これがきっかけで、国民の目は政治家に 疑心暗鬼になりはじめた。政治家は実はごまかしを働いているのだ。この不信は大変な問題である。
これからは政務活動費に領収書が義務付けられるだろう。また、活動報告にも第三者のチェック機関が目を通すことになるだろう。
ほんとに泣きたいのはこんな議員がいたことを知った国民なのだ。
参考までに"野々村議員の会見をご覧ください。