孤立無援の鳩山君

社民党は連立政権から離脱することを決めたが、
一方、参院選へ向け民主党との選挙協力は続けるということ。

今後の国会対応については
「法案審議はもちろん是々非々でやっていく」と述べ、
鳩山政権と一定の距離を置く意向を明らかにした。

また、福島瑞穂党首は鳩山首相が退陣した場合の連立復帰の可能性について
「鳩山首相の進退問題があったとしても、普天間移設先を辺野古とした日米共同声明が生きているから関係ない」
と否定した。

しかし、テレビ番組で福島氏は興味ある発言をした。
鳩山氏をどう思うか？と聞かれて、
「鳩山さんは、防衛省、外務省の官僚から相当な抵抗を受けて、孤立してしまった。」
と鳩山氏を弁護した。

すなわち、北川防衛大臣と岡田外務大臣が官僚に取り込まれてしまい、結果的に鳩山を孤立させてしまった。

そこに、政治力が働かなかったのだ。

官僚が国民目線、とりわけ沖縄県民目線でものを考えなかったことが原因なのだ。

鳩山君、今からでも遅くない。

命を懸けてアメリカのオバマと話をしてくれ。

沖縄を守る社民党は倒れない

社民党は３０日午後、都内のホテルで全国幹事長会議を開き、連立政権からの離脱を決定した。
米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）移設問題で、福島瑞穂党首が閣僚を罷免されたことを受け、執行部が連立離脱を提案し、了承された。

社民党の辻元清美国土交通副大臣は３１日、前原誠司国交相に辞表を提出する。
一方、重野安正幹事長は会見で、
「われわれは離脱するが、政党間の付き合いは粘り強く追求したい」
と、民主党などとの協力関係を続ける方針を示した。

犬の遠吠えの社民党がいよいよ人になった。

社民党はこれでいい。
しかし、社民党は棘の道を歩くことになった。
当然、党内の不満分子も出てくる。
社民党は徹底的に、沖縄を守るべし。

そうすると、必ず支援を受ける。

負けるな。

犬の遠吠え

社民党は福島瑞穂党首が閣僚を罷免された.
連立政権を離脱するかどうか?

連立維持派が大勢だった社民党も、日米合意を優先する形で積極的に「福島切り」に動いた鳩山由紀夫首相への反発が急速に高まる。

福島氏は会見で、
「『辺野古の海の埋め立ては自然への冒涜』と言いながら、
辺野古に戻ったことに激しく失望している。
私の罷免は沖縄を切り捨て、国民を裏切ることだ」
と首相を激しく非難した。

維持派は与党としての実績を強調して参院選に臨もうとし、
福島氏ら原則論派は普天間問題での妥協が党への支持を失わせると考えた。

福島氏の言っていることは筋が通っている。
しかし、では、今まで何をしてきたか？

もしも、彼女が色々とアイデアを出していたら、支持もしただろうが、所詮犬の遠吠え。
こんな政治家にはだれも付いていかない。

発言は行動が伴っているからみんなの支持を得ることが出来る。

小沢はあれだけ政治的に不支持を受けているが、次期参院選で組織票を着実に民主党に引き込んでいる。
だから、民主党内で誰も文句を言うことが出来ない。

言葉の影響力、存在の影響力のない政治家は、結局誰からも支持を得ない。

誠に残念だが。

2010年5月29日

相撲協会と暴力団

木瀬親方（元幕内肥後ノ海）と清見潟親方（元幕内大竜川）が
昨年名古屋場所で暴力団関係者に土俵付近の特別席の入場券を手配した。

両親方によると、知人から特別席の手配を依頼された木瀬親方が、
現役時代に所属した部屋の先輩にあたる清見潟親方に仲介を頼み、
清見潟親方が「茶屋」と呼ばれる相撲案内所から確保した。
両親方は、券が暴力団関係者に渡ることを知らなかったとしている。
理事会では両親方を呼んで弁明させた上で処分を検討する。

暴力団と相撲協会がつながっていたとは言わないが、相撲協会の感度の鈍さを
あらためて感じる。

過去にも何度となくこの特別席に暴力団が使用していたと言う。

この席は非売席で、協会が特別な人だけに提供する席。

だとすると、暴力団が来ていることは簡単に察知していたはず。

その時にだれが手配したか容易にわかる。
それをしなかったとしたら、相撲協会のトップの責任は大きい。

決して逃げられない。

最近では大関琴光喜が、週刊新潮に野球賭博疑惑を報じられた。
これも、暴力団とのつながりを感じさせる。

もっと、協会トップの意識改革が必要だ。

今回の問題は徹底的に調査すべき。

2010年5月27日

臨戦態勢

北朝鮮の対韓国窓口機関「祖国平和統一委員会」が２５日に
「韓国との関係を断絶する」
との談話を発表した。

韓国統一省は
「北朝鮮の脅しには断固として対処する」との立場を表明した。

北朝鮮からは、南北をつなぐ電話通信回線のうち、
南北の当局間対話で使われる板門店の回線と海事当局間の回線を遮断するとの通知があった。
また、南北経済協力事業の開城(ケソン)工業団地にある「南北経済協力協議事務所」の閉鎖と、
韓国政府関係者８人全員の退去も命じた。
ただ、事務所は工業団地事業とは無関係な業務をしており、工業団地の運営に支障はないという。

２６日午前の段階では、南北境界をまたぐ陸路通行を管理する軍当局の通信は運営されており、
開城工業団地と韓国側を行き来する韓国人従業員らの通行は認められている。
北朝鮮には現在、約８００人の韓国人が滞在しているという。

国防部の関係者は２６日、
「北朝鮮のサンオ（サメ）級（３００トン）潜水艦４隻が咸鏡南道遮湖基地から出航し、
訓練をする状況が観測された。
しかし４隻はまだ基地に復帰していない」
と明らかにした。

いよいよ、臨戦態勢。

韓国がアクションを起こせば、攻撃が始まる状態。

北朝鮮から目を離すな。

うかうかしていると日本が標的に合う。

日本海を守れ。

漁船を守れ。

辞めるなら、さっさと辞めろ、岡田君

サッカー日本代表の岡田武史監督は２４日、
韓国代表に０―２で敗れた後、
日本サッカー協会の犬飼基昭会長に対して、
「このまま続けていいんですか」
と進退を尋ねたことを明らかにした。

同会長から続投の意向を伝えられ、
「前に進むしかない」
と引き続き指揮を執る意思を固めた。

雰囲気が悪いねぇ。

選手が生き生きとしていないねぇ。

勝ち負けは仕方ないとして、
一人一人の選手の表情が暗すぎる。

岡田の問題はここだと思う。

オシムの時に、日本のチームはガラリと変わった。

攻撃が鋭くなったことと、全体の動きがあった。

今のチームには突破力がない。

岡田の気持ちが乗り移ってしまったのか？

リーダーとは難しいものだと思う。

しかし、試合が負けた後、進退伺いを出し、
頑張れと言われて、また監督をやるようでは、
チームは強くならない。

辞めるなら、はっきりやめると言えばよかった。

南アのワールドカップの楽しみがなくなった感じ。

バカヤロー!!

引き金を引くだけで、OK

国土海洋部は２４日０時を期して米国、
ロシアを行き交う大韓航空と、
アシアナ航空に所属するすべての航空機に対し、
北朝鮮領空を避けるよう指示したと明らかにした。

現在、ロシア往復便は北朝鮮の領空を通り、
米国に行く便は必要によって北朝鮮領空を通過している。

南北交易中断によって開城工団の企業も緊張している。
開城工団関係者は「交流中断が長期化されるか心配だが、今は静かに見守る時」と伝えた。

一方、束草に入港しようとしていた北朝鮮船舶３隻も予告なく入港しなかった。

このように、どうも南北朝鮮に大きな緊張が続いている。

２４日、李明博（イ・ミョンバク）大統領は、「韓国の哨戒艦沈没問題で、北朝鮮が代償を払うことになる」と発言。
一方、北朝鮮も「朝鮮半島は戦争へと向かっている」と強い調子で警告。

朝鮮半島情勢はまさに戦争前夜。

一般的な見方は、戦争回避のようだが、私は、北が動くと予測する。

北朝鮮の若い兵隊の暴発がきっかけとなるだろう。

北の若い兵隊は、何とか現体制を壊したいと思っている。
そのためには、なんでも戦争のきっかけを作った方がいい。

暴発が一番簡単。敵に向かって撃つことが、実は金正日を撃つことと同じだから。

これは絶好の機会。

もう一つは、韓国の若手兵士が一発打つこと。これで、北の体制が壊れればいいと考えるのは、それほど突飛な考えではない。

橋竜と鳩山の違い

鳩山君、あなたの政治に対する情熱はいったいどこに行ったのか？

今日のテレビでは、亡き橋本竜太郎首相の話が出てきた。

橋本竜太郎は首相就任後、初めてクリントン大統領と会って、沖縄の米軍基地の見直しを口にした。

その迫力と情熱でアメリカの国防長官が動いた。

一見、油ぎらぎらで気障な橋本が、本当に沖縄の米軍基地縮小、移転に動いたのだ。

その点、鳩山君にはその迫力すらない。

アメリカとの合意を早々と決めてしまい、国民に押し付けるのは政治家ではない。
官僚である。

もう、国民はあなたの言葉を聞かない。

移転一つでも、抵抗があって進めることはできない。
なぜなら、アメリカの方こそ、住民の同意なくしては移転はしないといっているから。

その結果、沖縄基地問題はストップしてしまうことになる。

おお可哀想に！！

鳩山君、辞任して責任を取るか、今から前言を翻して、国民のために体を張るかどちらかだ。

まあ、残念ながらあなたは体を張ることはしないだろうが。

騙された沖縄県民

鳩山由紀夫首相は２３日、沖縄を訪問し、仲井真弘多沖縄県知事と県庁舎で会談した。
首相は、米軍普天間飛行場の移設問題について、
「代替地そのものは、（名護市）辺野古の付近にお願いせざるを得ないという結論に至った」
と伝えた。

首相は、今後の手続きについて、
「住民のみなさんの暮らしや環境への影響に最大限配慮するのは当然だ。住民のみなさんとしっかりと協議しながら進めていかねばならない。断腸の思いで下した結論だ」

さらに、
「昨今の朝鮮半島の情勢からも分かると思うが、東アジアの安全保障環境に不確実性が残っている中で、海兵隊を含む在日米軍全体の抑止力を低下させてはならないということは、首相として申し上げなければならない」

少なくとも県外移設と昨年の総選挙以来言い続けてきたではないか。

沖縄県民はこの言葉を信じて民主党に投票した。

二度も沖縄を訪問し、何のアイデアも提示できずこんな結果を出してしまった。

私は鳩山は歴代首相にない正直さを感じてきた。
だからこそ、少し期待していた。

騙された沖縄県民の怒りを知る結果になるだろう。
参院選では没落するぞ、このままでは。

イラクをつぶしたように？

韓国の李明博大統領は２１日、
韓国海軍哨戒艦の沈没は北朝鮮の魚雷攻撃によるものと断定した前日の調査結果を受け、
国家安全保障会議を招集し、「軍事的挑発行為」と北朝鮮を非難した。

李大統領は、北朝鮮の攻撃について、
「国連憲章と（朝鮮戦争の）休戦協定、南北基本合意書にも違反する」との見方を示した。

聯合ニュースによると、国連軍司令部は特別調査チームを編成し、今週末から調査を始めるという。
また国防省はこの日、北朝鮮が韓国側の調査結果に反発して「検閲団」を韓国に派遣すると表明したことに対し、
受け入れを拒否する通知文を北朝鮮に送った。

聯合ニュースによると、米韓軍当局は、北朝鮮に対する情報監視態勢レベルを１段階引き上げ、
「国益に著しい脅威が及ぶ兆候がある」とする「レベル２」への引き上げを検討しているという。
今回の調査結果を受け、北朝鮮がさらなる挑発に出てくる可能性が高いと判断したという。

北朝鮮のやり方はみんな解ってしまった。
うそつき集団が、いよいよ見放されるときがやってきた。
可哀想なのはうそつき集団に身をおかなければならない国民。

一部の人間たちのおろかなゲームにみんな翻弄されている。
今こそ、この組織を崩壊させる絶好のチャンス。

核ミサイルが飛んで来るかもしれないから、用心して。
しかし、やらなければいつまでたっても解決しない。

国民を人質にして、脅迫してくる集団。
核爆弾をちらつかせる悪の集団。
この連中に鉄槌をくらわせるのはアメリカしかない。

イラクをつぶしたように？

そうではなくもっとスマートに。

北朝鮮で何かが起きるぞ！

韓国海軍の結果発表を前に、韓国政府が「身辺の安全確保」を理由に、
北朝鮮に滞在している韓国側人員に、撤収を勧告していたことが分かった。

北朝鮮による金剛山地区の韓国側資産の没収・凍結や哨戒艦沈没で、
南北間の緊張が高まっていることから、韓国政府が不測の事態を避けるために取った措置とみられる。

通信社、聯合ニュースによると、韓国政府は先週、関係者や進出企業に撤収を勧告。
これを受け、北朝鮮の開城で遺跡発掘を行っている南北合同調査団の韓国側人員１１人が、
６月撤収の予定を繰り上げて１８日に戻った。
北朝鮮で砂を採取していた運搬船９隻と、乗組員６４人も引き揚げたという。

統一省によると、南北経済協力事業の開城工団には１９日現在、
進出企業などの韓国側人員約１０００人が滞在している。
撤収を指示すれば企業が損害を受けるため、同省は開城工団を撤収措置の例外とし、
今後の状況によって対応するという。

いよいよ、キナ臭くなって来た。
先日の韓国哨戒艦がどうも、北朝鮮の魚雷によって沈没させられたことが解ったから。
なぜなら、魚雷のスクリュウが北朝鮮のものとわかったため。

戦争前である。

こんな時期に米軍の基地wの移転をガヤガヤ言っている場合ではない。
即刻、沖縄問題は一時保留にしておき、北朝鮮に注目すべし。

有事の際の段取りはできているんだろうね！
鳩山君。

口蹄疫の本当の怖さは何か明らかにしろ

宮崎県で猛威をふるう家畜伝染病の口蹄疫について、
政府は１９日、都農町や川南町、高鍋町、新富町の４町の
発生農家から半径１０キロ以内の全家畜にワクチンを打ったうえで殺処分し、
半径１０～２０キロの範囲の家畜については出荷を促進して「緩衝地帯」とする方向で検討を始めた。


農林水産省によると、口蹄疫の感染・感染疑い例として殺処分対象となったのは、
約１１万８０００頭（１９日朝現在）だが、処分が終わったのは約６万頭にとどまっている。

今回の口蹄疫は感染力が強い。

このため、拡大の続く４町については、発生農家から１０キロ以内の家畜に、
ワクチンを接種して感染拡大のスピードを抑え、最終的にはすべて殺処分して拡大を防ぐ必要があると判断した。

ワクチン接種をするということは、決して牛を助けると言うことではない。
口蹄疫にかかっても発生させないということ。
すなわち、ウィルスの蔓延を防ぐということ。

最終的にはこのワクチン接種した牛はすべて殺処分されるということらしい。

流行しているＯ型ウイルスのワクチンは現在、７０万頭分の備蓄がある。
４町から１０キロ以内の全家畜に接種が決まれば、新たに１０万頭程度が対象になる見込みという。

口蹄疫対策でワクチンが使われるのは国内初となる。

人間には罹らないと言う。

この肉を食べても問題ではないと言う。

しかし、なぜこれだけ大々的に殺処分しなければならないのか？
どのニュース番組も明確にしようとしない。

まだ、我々に隠している部分があるように思える。

もっとみんなに解るように説明すべき。

実はあの時は発表しなかったのだが・・・、ということがあってはならない。

政府が口蹄疫にかかっているのかも知れない

宮崎県の種牛の飼育施設でも家畜伝染病「口蹄疫」の感染の疑いがある牛が見つかった。
その後、被害が拡大している。
この問題で、農林水産省は１８日午後、農水相の諮問機関「食料・農業・農村政策審議会」の牛豚等疾病小委員会を開いた。
追加的な感染拡大防止策として、健康な家畜へのワクチン接種や、
一定区域内の全頭殺処分などの是非を議論したもようだ。

手の打ち方が実に遅い。
口蹄疫の発生の経緯をまとめてみた。

2001年2月、台湾の2農場で豚の口蹄疫(血清型O）が発生(豚3頭）。
2003年5月に台湾はワクチン接種清浄国に認定されていた。
2008年8月以降、台湾では段階的にワクチン接種を中止していた


中国では、2005年の初発生以来、口蹄疫（Asia1タイプ）が断続的に発生。
2009年1月以来、４つの省でAタイプの口蹄疫も発生。

2007年8月、英国において口蹄疫の発生したため、英国からの豚肉等の輸入を本日付けで一時停止。

2010年1月7日韓国で、2002年以来の口蹄疫の発生が確認された。
185頭の乳牛を飼養している農場で6頭の発症が確認された。
1月11日までに発生農場の185頭および半径500 m以内の農場の感受性動物324頭が殺された。

口蹄疫にかかる動物は牛、水牛、めん羊、山羊、豚、しか、いのしし など。

症状は突然40～41℃の発熱、元気消失に陥ると同時に多量の流挺(よだれ)がみられ、
口、蹄、乳頭等に水胞を形成し、食欲不振,は行(足をひきずる)を呈する。

しかし、人間にとってどんな影響があるのかと言うと、それがあまり明快に書かれていない。
すなわち解らないというのが実際のところであろう。

怖い病気だとしたら、早く手を打てよ。

農林省は病気のことが分からない？
厚生省は、動物のことが分からない？

政府が口蹄疫にかかっているのかも知れない。

馬さんと均昌閣

昨日は天気がよかったので、妻に誘われ横浜の元町に出かけた。

元町には多くの人々が来ていた。
しかし、店の中で買うお客の光景はあまりいなかった。
店主に聞くと、お客は来るがなかなか買ってくれないと言う。

不況の波が横浜の港にもやってきていることがよくわかる。

外人墓地から港の見えるが丘を散歩し、中華街に下りていった。

ちょうど2時ごろ。

昼食が終わった人々がたくさん歩いていた。
まだまだ、列を作っているお店もあった。

あるお店の前を通ったら、5人くらい椅子に座って並んでいた。
お店は小さいのに、有名な所かなと思って看板を見ていたら、アグネス・チャンと一緒に写真に写っていたおじさんがいた。
見てみると、馬（マー）さんだった。

待っている列の先頭にマーさんの指定席があり、そこにチンと座っていた。

私はマーさんのところに行って、挨拶をした。
するとマーさんは、私の顔を見て、
「あなたは、幸せです。いい顔をしている」と言う。
「あなたには、運気が漂っている」とも言ってくれた。

私はマーさんに、
「あなたは顔つやがいいが、おいくつですかと」と尋ねた。
すると、マーさんは
「88歳です。私は毎日2時間体操をしている。そして毎日亀（すっぽんのことと思う）を食べている。だから、元気です。私は週に一度、42歳の女性と・・・」
と語尾はハッキリしなかったが、握りこぶしの間に親指を挟んで突き出していた。
そして、にこやかに笑っていた。

そこに、妻がやってきた。
「マーさんですか？お元気そうですね。顔のつやがいいもの」と言うと、
マーさんも、妻に向かって、
「あなたは幸せです。実にすばらしい」と返してきた。
妻が、
「どうして、そんなに顔のつやがいいんですか？」と聞くと、
マーさんは、
「私は、毎日2時間体操をし、亀を食べている。だから、いつも健康。私は、42歳の女性と週に一度・・・・」

妻は何を言っているのか聞こえなかったのでしょう。
私に後で尋ねてきた。
私は、こう説明した。
「42歳の女性と週に一度愛し合っているらしい」
妻は、
「エッ？」

そこに、ワンタンが届けあっれてきた。
妻は自動販売機から冷たいお茶を買ってきて渡そうとすると、マーさんは、
「私は熱いお茶しか飲みません。これはあなたがお飲みなさい。」
とお茶を返してきた。

これらのやり取りは決して厭味でもないし、さわやかな会話であった。

今度来たときはマーさんのお粥を食べることにしようと決めた。

それから30分、ぶらぶら歩いた。
少しおなかがすいてきたので、どこかにはいることにした。
そこで、均昌閣にはいることにした。
1480円の手軽なサービスランチがあったから決めた。

入ると、オーナーらしきおばさんが椅子に座って挨拶をしてくれた。
品のあるおばさん立った。

ランチは満足のいくものだった。
出て会計するとそのオーナーおばさんがおみくじを引けと言う。
私と妻は引いてみた。
お互いに良かったが、どちらかと言うと妻のほうが良かった。
どうも、近々、誰かが現れるそうだ。
その人が幸運をもたらすとあった。
そのおみくじから、少しずつオーナーの話が始まった。
最近では、調理人が集まらなくて、味が落ちている店が多いことを嘆いていた。

その点均昌閣はずーっとシェフは変わっていないから、味を落としていないと言う。
私は、均昌閣って何の意味かと尋ねた。
すると、オーナーはこう答えた。
「平均的に繁昌すればいいと考えている。そこそこ、繁昌すればいいし、長続きが大事だ」と言う考え方のようだ。

私もポコ・ア・ポコという会社を経営しているが、ポコ・ア・ポコは少しずつという意味だと説明すると、同じ考えだと喜んでくれた。

そのオーナーは言う。
「自分は人の出会いが大切です。自分たちはそんなお役に立てれば本望です。」と。

私は非常に気分が良くなった。

今日の一日はこの二人に会いに来たような気がした。

夕張メロン、2玉で150万円

北海道を代表する夏の味覚・夕張メロンの初競りが１７日、札幌市中央卸売市場で行われ、過去３番目に高い２玉１５０万円で落札された。
今年は夕張メロン誕生５０周年とあって、不況を吹き飛ばすご祝儀相場だという。

競りは午前７時に１００万円からスタート。
昨年の落札額５０万円を３倍も上回る値に決まると、会場に詰めかけた市場関係者からどよめきが起きた。

競り落とした仲卸会社「蔵重商店」（札幌市）の渡会和雄・販売企画部部長（４８）は、「これまで尽力してきた人たちへの感謝の気持ちで競り落としました」と話した。

競り落としたメロンは、同市場の発展に貢献した人たちに贈られる。

この記事を読んで、私は胸が熱くなった。
倉重商店の会社方針がよくわかり、いい会社だなと思う。

人の社会はすべてこうありたいと思う。