先日、池上彰がテレビの番組でデンマークに行っていた。
デンマークの消費税は25%。
インタビューで日本の消費税が5%と聞くと信じられないといった表情をみんなする。
これは羨ましいといった表情ではない。そんなに少なければ社会福祉のお金はどうするの?といった疑問の顔である。
デンマークでは、子供は国の宝と考える。
日本のようにわが子だけが良ければと言った考えはない。
素晴らしい人材が育てば、彼らが国を富ますという考えを持っている。
だから、高校までの授業料から食事代は全て無料。
優秀な学生は大学に行く。寮費、授業料、食事代は全てただ。
その上、月に8万円の奨学金を授与している。
この奨学金は返済不要。
大学生がアルバイトで無駄な時間を費やさなくてもいいのだそうだ。
また、医療費は全て無料。
日本のように、何が何でも病院にかかるということはない。
ファミリードクター という制度があり、病気に関しては、まずは必ずファミリードクターに行かなければならない。そのドクターが必要と認めた場合のみ病院に行くのだ。
こうすれば、医療費はかからない。
病院の高額医療も無料なのだ。
無駄な薬もいらない。
ファミリードクターには医療機器はなく、相談や、簡単な診断を行うだけ。投薬はしない。
全てが日本と違うのだ。
国民の意識が違う。
大学を卒業した人で高額収入を得た人も、所得税率は一般の人より高くなる。
それも当然だという。
我々日本人は何か大変遅れているように思えた。
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