俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

アスベスト問題に一言

2005-07-26 00:48:01 | 社会に一言
世の科学者ほどうそつきはいない。
さも、本当のようなことをいい、人をだます。
それを信じて、使った人、工事をした人は結局それが原因で死んでしまう。

人は言う。
でもその時、アスベストをすって癌になるとは誰も予測はできなかったはず、と。
いつぞやの杏林大学の教授もそんなことを言っていた。
血液製剤がエイズの原因になるとは・・・。
みんな同じ。

水俣病の水銀もまさか・・・。

しかし、多くの場合、科学者は、その新技術、あるいは、新製品の裏の事実は知っている。

アスベストが癌を引き起こすことまでわからないかもしれないが、
アスベストのような細くて硬い繊維が、肺に入ったら、しかも、多く入ったら、
どうなるか位は想像できるはず。

会社はこれを売っていこうと決めたら、科学者が注意事項を明らかにしようとする瞬間、たたかれる。
そのため、科学者は口をつぐんでしまう。
利益のため、ビジネスのため。

ノーベル賞で有名なノーベルはダイナマイトを発明した瞬間、
これは人類破壊のために使ってはいけない、と言ったそうな。
しかし、利用するほうはそんなことお構いなし。

アスベストも同様。
アスベストを使うときは細心の注意を図るべきだと忠告すべし。
これは体内の中に入ったら、細いガラス繊維と同じだから、体内を傷つける恐れが大だと。

私は、30年近くの会社生活で、科学者は哀れなもの。
いいことしか言えない存在。
会社の中の科学者はそんなもの。
所詮、利益追求が優先されるもの。

私が科学者を責めるのは、大学の科学者のこと。
あなた方は、お金をもらって研究しているのだから、
新しい技術や商品に対し、いつも、人々に警鐘を鳴らせと言いたい。

今頃になって、アスベストの専門家と名乗り、テレビでとうとうと語っている。
そんな科学者を見るたびに、あんたは、10年前にそれを言ってくれていたら、私は尊敬するのに、と思う。

NTTの方から・・・

2005-07-22 11:03:09 | Weblog
最近、電話が急に増えてきた。
以前は、先物投資をしませんか?
小豆などの先物買いで、一財産できますよとか、
今、銀行金利が安くなっていますね、だから、金はいかがですか?

とか、あの手この手で電話してきた。
ところが、最近うるさいのが、
「マイラインの工事のお知らせがあるんですけど・・・」、
「NTTの方から参りました。ところで、・・・・」
「マイラインの変更のお知らせです。・・・」

いずれも話をよく聞くと、
マイラインを切り替えたらどうかということです。
私も、何度聞いてもよくわからない。この話は。
「通話料がお安くなるんですから・・・」

うかつに聞いていると、さも、マイラインの切り替えをしなければ、
損をするように聞こえる。
先日もこのような事がありました。

NTTマイラインのものですが、近々ケーブル工事の予定があり、
お宅の電話線を交換しなければならなくなりました。
つきましたは、一度その件でお伺いしなければならないのですが、
ご都合はいかがでしょうか?
明後日は、私どものエンジニアがそちら方面にお伺いするものですから、
ちょうど良かった。
それでは、明後日。

2日後、NTTの方から人が来た。
名刺を要求したら、持ち合わせていないという。
そこで、NTTの部署を尋ねたら、自分はNTTから委託を受けたものだと言う。
ところが、話がどうも違う。
今、加入しているNTTのマイラインをKDDIに切り替えろと言うのである。
話しているうちに、だんだん、語気が強まっていく。
終いには、
「俺をここまで呼びつけて、契約をしないのか?」
と本性を出してきた。

この間の話を聞いてみると、
この連中は、NTTでもなく、KDDIでもなく、単なるブローカー。
NTTからKDDIに切り替えると、それだけで手数料500円になると言う。
逆にKDDIからNTTに切り替えても、手数料500円になる。

どうも、この種のブローカーが暗躍する世の中は、気持ちのいいものではない。
企業も、もう少し考えるべきではなかろうか。

イランにいる娘からの手紙

2005-07-05 00:16:32 | Weblog
先週は、大統領選挙で大賑わい、かと思いきや、
さにあらず。
一般市民は、いたって政治には関心を示していないらしい。

少なくとも、ハタミ大統領は良かったらしく、
だから、あまり、選挙に興味がないのではなかろうか?

選挙前の予測では、圧倒的にラフサンジャニ元大統領が最も近いといわれていた。
ところが、3人の候補のいずれもが50%以上の得票率でなかったから、
上位二人の決選投票。

これで、二番手につけていたアハマディネジャドが次期大統領に選ばれた。
この選挙について、大学生はほとんど感心がないらしい。
また、女性にとっては住みにくい国だと思っていたのに、その女性に関心が薄いとは何事だろう?

今回のイランの選挙には興味あることがいっぱい。
国民の関心が薄いのに、なぜ、選挙前予測では三番手の人が選ばれるのだろうか?
宗教色の強い国なのに、なぜ、宗教家であるラフサンジャニが選ばれなかったのだろうか?
アハマディネジャドは貧困層を助けると宣言したら、それが評価された。
また、彼は、1979年のイラン革命前に、アメリカ大使館を占拠したメンバーの一人だったと、
選挙前に大変話題になったのに、大統領に選ばれた。
このことは、反アメリカの意識が強いことと、イラン革命は評価されていることになる。

我々の認識とはかなり違う世界があるということが改めてわかった。

そんなイランとアメリカが対立していくように思われているが、
どうか、そうならないでほしいと思う。


なぜなら、私の娘がテヘランにいるから。