オリンピックが終わり、今ロンドンではパラリンピック
テレビ番組も適当に放送している。
オリンピックの盛り上がりとは格段の違いである。
昨夜、ニュース番組に乙武さんが出てきた。
”五体不満足
パラリンピックについてどう思うかと質問され、乙武氏は、
「パラリンピックなんかなくなればいい」、と答えた。
司会者はとんでもないことを言われたという驚きで、次の言葉が出なかった。
私も、何を言っているのか分からなかった。
彼の言いたいことはこうだった。
どうして、パラリンピックをオリンピックと別に開催するのか？
オリンピックの競技として、なぜできないのか？
水泳でも部門を分ければいいだけではないか？
柔道のように階級を分けてやればいいではないか？
この説明に、私ははっと驚かされた。
我々はいかに鈍感だったかと思う。
なるほど、乙武氏の言うのが正論である。
最後に乙武氏はこう締めくくった。
「どうして、銀座のパレードをパラリンピックが終わってやってやらないのか？それが悲しいことだと思う。」、と。
至極当たり前の提案である。
もう一度、謙虚に考える必要があると思う。
広島市内で旅行かばんに小学６年の女児（１２）が閉じ込められた。
少女監禁容疑で逮捕された
事件当日の４日、ホテルでチェックインを済ませ、犯行現場に向かっていたことがわかった。
小玉容疑者は「タクシーに乗っているうち女児にいたずらしたいと思った」と供述しているが、ホテル料金を前払いし、果物ナイフや粘着テープも用意して犯行に及んでおり、計画性があったとみられる。
塾通いの女の子が夜の9時前、母親の迎えを待つ一瞬の出来事。
いつの間に、こんな物騒な日本になってしまった。
犯人は貧困から行った犯罪ではない。自分の気持ちをいやすために行った犯罪としたら、この種の犯罪はもっと起こる可能性が出てくる。
人としてのモラルがない。
親子関係の熱い心の交換もなくなってしまった。
犯罪をすれば、どんな結果になるかを考えないのである。
しかし、この風潮は、政治家の姿勢に見られる。
あるいは、官僚や会社のトップの姿勢と同じである。
結局、犯罪者の多くは、社会のリーダーの発言や行為に影響されているのではなかろうか。
今、国民が苦しんでいるのに、国会を休会して、党首選挙にうつつを抜かしている。
働く場所もなく、若者は苦しんでいるのに、勝手なことばかりやっている。
これじゃあ、犯罪者を増やすばかりである。
規律あるリーダーのもとでなければ、犯罪は減らない。
今年度予算に必要な「赤字国債発行法案」が成立しない。
政府は、４日に予定していた地方自治体に対する４兆円余りの地方交付税の支出を延期してしまった。
今年度予算のうち、３８兆円余りの財源を確保するための「赤字国債発行法案」は、与野党の対立から今の国会で成立するのは極めて難しい。
政府は、このままでは財源が枯渇するおそれがあるとして、予算執行を抑制する方針を先週、明らかにしています。
そのため、自治体の財源不足を補う地方交付税のうち、４日、予定していた４兆１０００億円の支出を見送ることを正式に決めた。
自治体によっては財政運営に支障が生じることがあり、資金繰りのために銀行から一時借り入れをしなければならない。
金の無い家の主は、選挙活動で手一杯。
母親は、先ずは食べるための資金を知り合いから借りまくる。
子供の塾通いはストップ。サッカーをやっている息子は、遠征試合に行く金もない。
親父は一体何をしているのか？
親父は鉢巻きを締め、街頭でマイクを持って明日の日本をしゃべっている。
政治家どもよ、自分たちの党首選挙より、国民の生活を守れよ！
