大会実行委員会によると、約11万人が参加。
県議会やPTA連合会などで構成する実行委は、
「集団自決に軍が関与したことは明らかで、記述削除は歴史の歪曲だ」
として、検定意見の撤回と記述の回復を求める決議を採択した。
まだ、こんなことをやっている。
行政は何を問題にしているかわからない。
もう、二度とこんな戦争はやるべきではない。
集団自決を強制した日本軍がいたことを後世に伝えるのは重要なこと。
国としての過ちは、言い換えれば、その国の財産。
そんな財産をきれいさっぱり、教科書からなくして、子供達に何を教えようとするのか?
文部科学省の考え方が解らない。
文部科学省の後に自民党がいて、後ろで操っているとすれば、それは怪しからん話。
しかし、今頃こんな問題を引き起こして、一体何になるのか?
またまた、自民党の感度の無さが露呈されたのだ。
自民党こそ、教科書から抹消せよと言われないように。
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トップは綿貫民輔国民新党代表の2億507万円で、
2位は小沢一郎民主党代表の1億5338万円、
3位は大きく離れて自民党総裁の福田康夫首相の8606万円だった。
この意味が私には解らない。
当然、政治資金が多いというのは、
人気が高い、
何か見返りが期待できる、
いい政治組織を作り上げた、
等のことが想像できる。
しかし、不思議なことに、昨年までは、
安倍氏の1億7435万円、
麻生太郎前幹事長の2億7034万円。
この小泉の時代に、政治資金の集め方も変わったようだ。
でも、昨年は多くて、なぜ、安倍、麻生の集金力が落ちたのか?
政治資金パーティでも、すでに多くの企業が自民党を見限って、民主党に鞍替えを始めたような気がする。
それでも、理解できないのが綿貫氏。
この叔父さんは、何かの魔力があるのだろうか?
そういえば、この叔父さんは、橋本元首相、野中元幹事長の下でお金の集金係をしていた。
この影響で、やはり、集金力があるのだろうか?
因みに、福田首相の合計収入の51%は政治資金パーティーで、政党支部を窓口とする企業・団体献金は20%の1705万円。個人献金は8%、政治団体からの献金は2%だったという。
自民離れはここにもやってきたようだ。
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大相撲、時津風部屋の17歳の力士が稽古中に急死した問題は、由々しき問題。
今年6月、時津風部屋が名古屋場所の宿舎を構えた愛知県犬山市の施設で、序の口力士の「時太山」、本名・斉藤俊さん(17)が稽古の最中に倒れ、急死した。
時津風親方は、死亡する前日の夜、斉藤さんが部屋を抜け出したことを怒り、ビール瓶で斉藤さんの顔を殴りつけたと話している。
また、兄弟子数人も、殴る蹴るの暴行を加えたことを認めていて、この中の1人が金属バットで殴っていたことが新たに判った。
相撲界では「かわいがり」という言葉があるそうだ。
怠慢やルール違反を起こしたものに対して、集団リンチをすることのようだ。
そもそも、ビール瓶で人の額を殴るとは何事だ!
また、兄弟子に「かわいがり」の命じるとは言語道断。
名門の時津風部屋での話ゆえ、「こいつはてぇへんだ!!」、という思い。
国技である相撲。
伝統あるスポーツ。
先日は土俵に女性が上がったと大問題。
朝青龍問題もある。
だが、今回の問題は全然次元が違う。暴力集団の世界であることがわかったのだ。
私は、時津風部屋はつぶすべきだと思う。
また、相撲協会の責任者は即刻、責任を取って辞めるべき。
相撲が残るかどうかの瀬戸際。
今こそ厳しく、相撲の世界を戒めるべき。
それができなければ、もう、相撲は国技として存続すべきではない!!
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今週のサンデープロジェクトで三菱商事の特集をやった。
1980年代のバブルで各商社は大打撃を食らった。
今となっては当然の話である。
銀行と一緒になって、不動産価格を吊り上げていった張本人だったから。
商社の中で、三井物産だけはイランの石油事業で大失敗をしたために、バブルの動きについていけなかった。
それが幸いし、バブルの影響は全く受けなかった。
他の商社は軒並みやられ、日商岩井、ニチメンなどは合併等で双日になってしまった。
ODAの部隊も解散したところがほとんど。
この間、商社の存在が非常に小さくなっていた。
三菱商事特集でその理由がよく解った。
バブルの影響は別の形で商社に打撃を与えたようだ。
バブルを乗り切るため、各メーカーは原材料の仕入れ価格を極力抑える動きになった。また、間接貿易から直接貿易に変えていった。
特に、ニッサンのカルロスゴーンの対応は厳しく、商社の取扱手数料が3%からドンドン小さくなっていった。
三菱商事はそこで戦略を変えたのだ。
これからはこの手数料だけではやっていけない。
自分等が自ら出資し、自らのビジネスとしてやっていかなければ、とまさしく戦略を変えていった。
当時、1000億円でオーストラリアの石炭事業に出資。
それが、中国特需で、利益を生み出した。
三菱商事の過去最高の利益だそうだ。
私の知っている商社は1980年代の商社で、まさに、メーカーに勤めていた私は商社の仕事を面白いと思ってみたことはなかった。
これだけ優秀な人々が本来の能力を発揮せず、あの手この手で販売手数料を掠め取っている様は、私としては、惨めな様にしかうつらなかった。
こんなに変貌した三菱商事を見て、私は実は嬉しかった。
三菱商事に賛辞の言葉を掛けたい。
この認識で解るように、この男は守りを中心に考える男。
その結果、13閣僚が再任された。
自民党4役は派閥の長。官房長官も同様。
これで重厚な内閣と呼ぶらしい。
ある評論家がこう言っていた。
派閥の長といっても、一昔の派閥の長とは雲泥の違い。
なぜならば、昔の派閥の長は、金を持っていた。
金が集まる仕組みを持っていた。
だから、人は結束できた。
今は寄り合い所帯で、都合が悪ければ、「ハイ、さようなら」、といった具合。
私は今回の組閣人事でもっとも奇異に感じたのは、やはり、麻生が協力をしなかったこと。
そのことは、昨日のブログに書いた。
もう一つは、自民党幹事長の伊吹文明。
これだけはなぜだ?と耳を疑った。
自民党の実質的なトップであるべき存在。
体を張って、リードする立場。
そこで、私なりに考えた。その理由を。
麻生のようにキャラが立ちすぎると、自分の存在が相対的に小さくなる。
年が若くて優秀な人間は、何をするかわからない。
派閥の長はそれぞれ入閣させているからいいとして、自分に反対する勢力がいる。
この連中を力で押さえつけるわけにもいかない。
また、小泉チルドレンに逃げられても困る。
結局、人当たりのいい人が無難かな、といったところ。
しかし、本当を言えば、私は伊吹なるもの、有能か無能か全く解らない。
実は、福田は党内を上手くまとめるように、手を打った。
しかし、これでは民主党に闘えない。
福田は言う。
小沢対策は、この布陣で大丈夫、と。
しかし、小沢に比べると、いかにも小粒の大将ばかり。
もっとも、まずいのは実は国民向けの人事は何もないということ。
この人はやってくれるという感触が全く感じられない。
結局、背水の陣を敷いたところ、小沢が正面から攻めてきた。
小沢と小競り合いをしている間、雨が降ってきて、
川の水かさが増し、この陣はひとたまりもなく、流されてしまった、といった結末。
国民は台風にも、大雨にもなるということを忘れるな!
パソコンはポコ・ア・ポコで
私は、いつも、負けた人の気持ちを考えてしまう。
同上からか、わが身を重ねて考えてしまう。
今回の総裁選どちらも応援する気にはならなかった。
一人は、はっきりと自分の正体を出さなく、皮肉っぽくしゃべるから。
もう一人は、ハッキリしているが、生意気だから。笑いが信用できない。
しかし、戦いが終わってみて、今、勝者の福田が組閣準備を始めた。
その中で、麻生の入閣を要請したようだ。
当然、自民党の挙党体制でこの難局を乗り切らなければならないという背景からであろう。
にもかかわらず、麻生はその要請を固辞したと言う。
このニュースを知って、私は少し麻生に興味を覚えた。
なぜ、固辞したのだろうか?
いくつかの理由が考えられる。
俺は、お前のような煮え切らない奴の下で働く気にはならねぇ。
どうせ、お前は短期的命だろう。テロ特措法の延長問題で、ニッチモサッチモいかなくなる。
そんな時に、外務大臣になるなんて嫌なこった。
俺は、もともと、あんたとは相性が合わないんだ。
あんたが選んだ党の4役の顔ぶれを見ればよく解る。
小泉は自民党をぶっ壊しやがったが、あんたは、昔の自民党を復活させただけじゃあないか。
もう、そんな自民党では、国民が納得しねえよ。
地域格差、年金問題、防衛、外交、あんたじゃあ、何も解決できねえよ。
おれは、疲れた。しばらく、漫画を読んで、世の中の流れをじっと見守るよ。
幹事長をやってた俺が、今さら、へこへこ外務大臣にはならねえよ。
次のターゲットは首相しかない。その道をじっくり模索するよ。
安倍君には悪いことをした。
俺のアドバイスが、逆にあだになった気がする。
その意味でも、俺は、今回は安倍君とともに下野する道を選ぶよ。
さて、どれが正解でしょう?
ポコ・ア・ポコでパソコンを勉強しよう
『世界一、幸せ者でした』、と書かれた遺書
この遺書は神戸市の私立高校で自殺した三年の男子生徒(A君18才)の者。
どんな心境でこう書いたのか解らない。
学校が「仲良し」とみていた“仲間”は男子生徒を含め五人。
この”仲間”が一人の生徒を、ネット上のいじめ、特殊なモヒカン刈り。
また、罰ゲーム名目で一方的に積み上げられた“借金”が50万円。
A君はいじられキャラ
ほかの同級生らがいじめの兆しを感じたのはその年の秋。
机の上に積まれた粘土。
いじめはエスカレートし、下半身の写真がサイト上に掲載されたのは今春。
携帯電話を介して同級生の間に広まった画像を見せられても、
「いじめられている」とは口にしなかった。
「罰ゲームやから」と話し、力なく笑ったという。
いじめの証拠はメールに残っていた。
いじめ仲間の一人からのメールがA君の携帯に残っていた。
「自分には五万円。ほか(の仲間二人)には三万円。夏休み明けまでに払わんと何されるか分からへんで」(六月二十五日のメール)
そして、督促の携帯メールは六月に入って急増。多い日には、何度も送り付けられた。男子生徒は一週間後にメールアドレスを変え、翌日校舎四階から飛び降りた。
逮捕された少年は、
「最初は遊び半分で始めたが、最後は本気で金を取ろうと思った」と供述。
学校の調査では、この少年以外に、現金要求に積極的に関与した生徒は浮かんでいない。しかし捜査幹部は「もっと悪いやつがいるかもしれない」と話す。
そして、A君は両親あてに、
「世界一の幸せ者でした」と感謝の言葉を書いた。
隣にハートマーク。
数日かけて書いたとみられ、一枚目には細かい手書きの文字がびっしり並んでいた。しかし、いじめた相手を名指しで非難するくだりは最後までなかった。
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高齢者に対する虐待が2006年度、家庭内で1万2575件、施設内で53件の計1万2628件あったことが21日、厚生労働省が高齢者虐待防止法施行後、初めて行った全国調査で分かった。
家庭内における虐待者は息子と夫で半数を占めた。
通報者の41%がケアマネジャーなど介護関係者だったが、虐待を受けた高齢者本人からの通報も12%あった。
このうち、市町村が虐待と判断した事例は1万2575件に上った。
虐待者は息子(37%)が最も多く、
次いで夫(14%)、
娘(14%)の順。
虐待の種類で最も多いのは、暴行を加えるなどの「身体的虐待」(64%)。
暴言を吐くなどの「心理的虐待」(36%)、
「介護放棄(ネグレクト)」(29%)、
財産を奪うなどの「経済的虐待」(27%),、が続いた。
一方、虐待を受けた高齢者は女性が77%を占めており、84%が同居している人から虐待を受けていた。
特別養護老人ホームなど施設内の虐待件数は53件。
約8割が介護職員による虐待だが、「施設長」や「開設者」などによる虐待も約1割あった。
虐待は幼児・子供と思っていたが、高齢者虐待がかくもあるとは思わなかった。
確かに、高齢者は”汚い”、”邪魔”の一言でかたづけられてしまう。
ここにメスを入れなきゃ、おちおち生きてはおれない。
特に病気がちともなれば、もっと酷いであろう。
静かに余生を送りたいと思っていても、きつい罵声を浴び、殴られたり蹴られたりでは大変。
ようやく、施設に入れてもらったら、今度はそこでも酷い目にあう。
現代の楢山節考である。もう一度考えよう。
高齢者虐待防止法 2006年4月に施行。「身体的虐待」「介護・世話の放棄・放任」「心理的虐待」「性的虐待」「経済的虐待」の5行為を虐待と定義した。虐待を受けたと思われる高齢者に重大な危険が生じている場合、発見者に市町村への通報を義務づけたほか、市町村に家庭への立ち入り調査権限を与えている。
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「現時点で流出情報の不正使用は確認できていない。顧客には多大な迷惑をかけ申し訳ない。今後すみやかに状況をお伝えしていきたい」(広報室)
、としている。
この問題は、頭を下げてすむ問題ではない。
NTT東日本はどう責任を取るのか?
元社員はファイル交換ソフトの「Winny」を個人所有のパソコンにインストール。
同パソコンがWinnyを標的とするウイルスに感染し、個人情報を含んだファイルがWinnyのネットワーク上に流出した。
このファイルは元社員が会社に無断で持ち出し、退職後に問題が発生した。
NTT東日本は退職した元社員がと言っていて、自分たちの責任逃れをしているが、
今回の問題は、元社員と同様、NTT東日本に大きな責任がある。
どうして、個人が会社のデータを持ち帰ることができたのか?
その管理体制たるや、杜撰(ズサン)極まりない。
情報は、氏名もしくは会社名、住所、電話番号など。4件は銀行口座情報が含まれる。このほか、NTT東社員の氏名やメール・アドレスなどの情報も1万件流出していた。
Winnyに関連した流出事故は過去8件あり、今回が最大だという。
NTT東はグループ全社員への教育を再徹底した上で、
(1)社内パソコンにおける外部記録装置の接続制限、
(2)社内パソコンにおける機密情報の流出防止対策ソフトの導入、
(3)自宅パソコンにファイル交換ソフトの起動阻止ツールの導入、
(4)自宅パソコンに会社情報の検査・削除ツールの導入、
といった対策を講じると言う。
しかし、被害者に対するお詫び、損害賠償はどうするのか?
コンピュータ社会になった今、我々は、ものの考え方を変えなければならない。
情報流出でどんな犯罪が起こるかわからない。
由々しき大事件。
もっと深刻に考える問題だと思う。
今日は、不思議のもNTT西日本でも同じ問題が発覚したようである。
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国連安全保障理事会は19日、来月半ばに期限切れを迎えるアフガニスタンの国際治安支援部隊(ISAF)の任務を延長する決議を賛成14、棄権1で採択した。
その決議には、日本が海上阻止行動で参加する米国主導の対テロ作戦「不朽の自由」(OEF)への「謝意」が初めて盛り込まれた。
この件につき、ロシアは「議論が尽くされていない」として棄権した。
決議案は前文で、日本の海上自衛隊がインド洋での給油活動を通じて参加している多国籍軍による海上阻止行動など、OEFへの各国の貢献に対して謝意を表明。
「ISAFとOEFを含む国際社会の支援を支持」し、両者の「継続的な国際努力の必要性」を強調している。
海上自衛隊は、OEFの活動の一環として、インド洋で海上阻止行動にあたる米国、パキスタンなどの艦船に対し、テロ対策特別措置法に基づいて、燃料や水などを補給している。
この決議案を盾に、自民党は国連の決議ゆえ、民主党は懸案のテロ対策特別措置法の延長をせざるを得ないだろう、という狙い。
日本の事情を考え、アメリカ、英国および日本の主導でこのような「感謝」の文言を付加したと言う。
ただ、日本という国名を特定できなかった。
変な提案にロシアが拒否したのだ。
自民党はこの決議を早速取り上げ、ニュースで発表。
このことを、外務省の幹部が、この決議案は民主党対策と暴露したと言う。
これは、自民党が国連を使って、日本の国民を誘導しようとする姑息な手段。
レベルの低い話。
これに対し、民主党は、OEFの活動は明確な国連決議に基づいたものではないなどの理由から、海自の補給活動延長に反対している。
姑息な自民と堂々たる民主の姿勢が見えてきた。
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専門学校生の二女(16)が、
「黒いワンピースに着替えたうえで、お父さんを殺した」
と供述。
凶器の手おのを事件の約1週間前に購入していた。
急所である父親の首を執拗(しつよう)に切りつけている。
このことから、二女が父親に強い殺意を抱き、計画的に犯行に及んだようだ。
二女は犯行直前、パジャマから黒色ワンピースに着替え、
2階東側の寝室で1人で寝ていた父親を手おので殺害。
その後、隣室で寝ていた母親に犯行を告白していた。
田辺署員が駆けつける前には、顔に付いた返り血を洗っていた。
司法解剖の結果、父親の死因は失血死で、
首右側の付け根を数回切られ、
最も大きな傷は首の深いところまで達しており、
真上から力任せに手おのを振り下ろしたとみられる。
これまでの調べに対し、二女は犯行動機について、
「お父さんの女性関係のことで、許せないことがあった」
と供述いるとか。
真面目な16歳の子供が、許せない父親の不倫。
いつの時代も、こんな悲劇はあるものだ、と終わらせてはならない。
家庭の問題と割り切っても駄目。
多分、社会のあり方で、少しはよくなると思う。
そんな社会作りに力を注ぎたいと思う。
この女の子に対し、哀れみを覚える。
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80歳以上人口が700万人超。
65歳以上の高齢者の人口は2744万人で総人口の21.5%に達し、
人口、比率とも過去最高を更新。
男性1169万人、女性1575万人。
男性全体の18.8%、
女性全体の24.1%を占め、
女性では「4人に1人がお年寄り」という状況に近づいている。
80歳以上の人口も713万人と初めて700万人を超えた。
高齢者の人口推移 高齢者人口は、
50年に411万人、総人口の4.9%
85年には1247万人、10.3%、
05年には2576万人、20.2%。
高齢化傾向が進んでおり、今年も06年から87万人増。
80歳以上に限ると、
男性236万人に対し、女性は478万人とほぼ2倍。
生産年齢人口(15~64歳)に対する65歳以上の人口の比率(老年人口指数)は33.1。
同指数でみると、
70年には10人で1人、
95年には5人で1人、
今年は3人
で1人のお年寄りを支えている計算になり、働く世代の負担が増していることがうかがえる。
高齢者の中で仕事に就いている人は、06年時点で510万人。
初めて500万人を上回った。
産業別では、
農林業が115万人と2割強を占めているが、
近年はサービス業(86万人)の割合が増えている。
農林業以外で働いている人の企業規模をみると、
全体の61%が30人未満の零細企業で、
500人以上は8%にとどまった。
上記のレポートは総務省が「敬老の日」(17日)にちなんで発表した推計(15日現在)したもの。
全人口に占める高齢者の比率が増加傾向にあること。
このままでは、国としてやっていけない。
家の中におじいちゃんかおばあちゃんのどちらかが一人いて、働く子供が3人いるといった具合。
そんな家族などいるわけがない。
そうなると、おじいちゃんおばあちゃんは働く必要がある。
今から、70歳までの人が働ける職種を作り、それを企業に義務付けるという抜本的なアイデアで望まなければ、国は崩壊。
今の70歳は立派に働ける。
栄養はいいし、交通機関も便利。
家にいると、やはり、身体的にも、精神的にも弱っていく。
今、高齢者の中で雇用を受け付けているのが零細企業が大半。
500人以上の企業にも、義務付ける必要がある。
みんな、社会の一員として働き、死んで行きたいのだ。
パソコンをやろう、ポコ・ア・ポコ
15日に始まった自民党総裁選。
テレビ出演の二人の話を聞くが、政策論争とは思えない。
小泉・安倍の改革路線とどう違うか?と聞かれて二人とも、ハッキリしない。
言葉では、「危機的状況の今は・・・」、と言うが、掲げる政策がハッキリしない。
がけっぷちに立つ自民党の再生をかけた政策論争とはとても思えない。
「安心と……それから、もうひとつ。若者の……何だっけ? あ、希望。ごめんなさい。若者が希望を持てるような社会をつくる」
15日午前、党本部で出馬表明会見に臨んだ福田氏は、キャッチフレーズ「希望と安心の国づくり」を披露しようとして言葉が思いつかず、周囲の助けで言い直した。
福田氏は目指すべき社会として、
「自立と共生」
「男女共同参画社会」
「ストック型社会」
を次々と挙げた。
「ストック型社会とは」との問いに、
「いいものを作って、丁寧に長く使う」。
具体策としては、200年もつ住宅を例示しただけだった。
参院選惨敗を踏まえ、どんな政策を実現するのか。2人のメッセージは明確でない。
民主党が反対するテロ対策特別措置法の延長問題について、
麻生氏が、
「民主党、自民党、公明党ともども、話し合いによって、世界中から理解を得られる努力の成功がありうる」
と言えば、
福田氏も
「麻生候補の説明に大体似たようなところだ」
と話し合いを強調するだけ。
安倍首相が意欲を示した政治団体への「1円以上」の領収書添付義務づけも、そろってあいまいに。
麻生氏が、
「政治活動の自由、政治結社の自由を考えていかなければならん」
と言えば、
福田氏も、
「大体似たようなところ。政治活動の自由が保障されなければいけないという観点から、すべて公開するのが妥当かどうか、疑問に思っている」
と同調した。
党幹部からは「昔と違って総裁選も迫力がなくなった。これじゃ生徒会長選挙と同じだ」との声も漏れる。
総裁選は党再生をアピールする好機だと主張してきた1年生議員の一人は、危機感を募らせる。 「どっちもどっちだ。良く言えば手堅いし、悪く言えば新鮮味に欠ける。小泉さんが出た時のような、ワクワクドキドキがない」
北朝鮮による拉致問題への対応について、
福田氏はこう言った。
「交渉の意欲が向こうに伝わる方法はないか。『対話と圧力』の基本姿勢の上に前進をはかる工夫を考えたい」
一方の麻生氏は、
「(北朝鮮が)圧力がなければ対話に行かないということは、経験則でかなり出てきた。日本のこの数年間の対応は決して間違っていなかった」。
外交政策について、特に、靖国神社に代わる国立追悼施設については、
官房長官時代に熱心に取り組んだ福田氏が、
「いつか出来てほしいなと思っている。ただ、国民がいらないものをつくるわけにはいかない。タイミングを選ばなければいけない」と慎重な言いぶり。
麻生氏は、
「追悼施設が出来たから靖国神社がなくなる、というわけにいかない」と福田氏の構想を牽制(けんせい)しながら、靖国神社の非宗教法人化という持論を繰り返した。
ザッとこんなもの。
こんな見解の持ち主が自民党総裁になるんだなと、あきれてしまうほど。
緊急事態といえ、党の総裁選びの貧弱さ。
消費税アップに関しては、二人とも、言葉を選びながら、必要性を認めた。
以前だったら、この消費税の話を聞いたら、ちょっと気になったが、所詮、自民党総裁選の話。
解散して総選挙をやるまでは、総裁の意見など何の意味もない。
パソコンはポコ・ア・ポコ
ところが、福田支援が一晩で出来るとは思わなかった。
我々、一国民にとって、福田はそれほどダントツの人気を持っていただろうか?
森首相、小泉首相の官房長官で、何か国民を馬鹿にしたようなものの言い方。
信頼できるトップになりえる人物とは思えない。
しかも、ここ数年、政界の中心から距離を置いていた人間ではなかったか。
また、福田の国家観、政治理念を聞いたことがない。
そんな人間が、なぜ、一夜にして首相候補本命になるとは、自民党の体質は病的以外の何物でもない。
なぜ一晩でこう簡単に変わるのか?
政治家の一人一人、あるいは、派閥単位で勝ち馬に乗りたいという連中ばかり。
額賀が一番に手を挙げたが、手を引っ込めてしまった。
こんなにおかしな政党に日本の運命を託すべきではない。
国民の一人として、早急に衆議院解散の声を上げたい。
パソコンを学ぼう ポコ・ア・ポコ
安倍の後継は、麻生しかいない?
残念ながら、それだけはないと思う。
平沼氏の復党を認めてしまった麻生は、小泉チルドレンから猛反発を受けている。
80人もの小泉チルドレンは、相当な力を持っている。
麻生も気の毒な男。
こんなタイミングで、安倍氏が辞任し、総裁選がやってくるとは思わなかったであろう。一方、安倍に対する裏切り行為は、やはり、多くの人の反発を買うだろう。
もともと、吉田茂の孫というだけで、政界を自由奔放に生きてきた男。
人に対する優しさを感じたことがない。
私は、昔から、この男は首相になれないと思っている。
この時期、誰がいいのか?
誰もいないというのが、実際のところだろう。
どうせ、総選挙で勝てるという男などいないのだから。
本命無し。
対抗無し。
穴ウマばかり。
今、そんな後釜を探すよりも、多くの政治家の中で誰が首相に適しているのか、議論すべき。
すなわち、民主党への転換を真面目に考えるべきである。
面白半分に、私の推薦は、平沼赳夫。