俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

自動車で事故を起こしたら、逃げるかも?

2006-05-31 12:51:30 | Weblog
佐賀県唐津市の小5男児ひき逃げ事件どうみるか?

当然、悪いに決まっている。
でも不運とは思いませんか?

「見通しの悪い所で、男の子が出てきて、あーと思ったけど…」、と犯人の言葉。
「男の子がぐったりして恐ろしかったから逃げた」、とも言う。

そして、「事故で人生終わったと思った」、と結論付けた。

ふと自分のことを考えた。

田舎のことゆえ、人はいない道路。

気を許して運転していたら、突如、子供が飛び出した。

気がついたときには、子供は死んだようにぐったり。

このとき人は何を考えるだろうか?
人は見ていない。
逃げよう!と思うに違いない。
素通りして。
しかし、このままでは死んでしまう。
病院に運ぼう。
車に乗せて、病院にまっしぐら。
しかし、もう一人の自分がささやく。
逃げてしまえ、誰も気がついてはいない。
山に置いていって、自分の車を洗っておけば解りはしない。

結局、その言葉に乗ってしまう。
後は逃げるだけ。
僅かに数分のできごと。

人間の弱さの現われ。
日頃から、罪を犯しても意図的でない事故の場合は罪は重くない。
また自首すれば、もっと軽くなるという、指導を子供のときからすべきではなかろうか?

新幹線を長崎まで通すのは是か非か?

2006-05-30 12:46:16 | Weblog
昨日、私は、新幹線を長崎に通す話を書きました。
すると、早速、コメントが入ってきました。
無駄という声と、長崎を活性するためには必要だと言う声です。

私達が、この種の問題を考えるとき、注意しなければならないことは、
純粋に、何のために必要か?
今より、何がどのようによくなるか? ということだと思います。

初めの頃は、みんな解らなかったから、東海道新幹線が開通したら、
次は山陽新幹線、そして、東北新幹線。次は新潟まで。
このあたりまでは、あまり、苦情は出てこなかったように思える。
それは、世間で新幹線の利便性を言うものだから、問題の小さな町の住民の声など聞く耳を持たなかった。

しかし、その時から、問題は起こっていた。
新幹線が停まる駅周辺はにぎわうが、そうでない町の衰退は目に見えるほど。
最大の理由は、在来線が無くなり、第3セクターの地方自治体が面倒見るものの、赤字路線はどうしても行き詰ってくる。

華やかな面と、陰の面である。
世の中に政治家ほど、陰の面を主張しない人はいない。
票につながるためには、話題性のあることばかり誇張していく。
その結果、陰の面が出てくると、途端に言い訳が入る。

今回、取り上げた、鹿島の桑原市長は立派だと思う。
陰の面をしっかりととらえていく政治家と思う。

話題を戻す。
我々日本は、戦後復興のため、あらゆるものを犠牲にし、発展の二文字に全てのエネルギーをかけてきた。
その犠牲とは、新空港を作るため、農民を強制移住や各種公害、教育の崩壊、出生率の低下、バブル崩壊による長期の不況などなど。

考えてみれば、この手法は全てアメリカ型。
これにより世界NO.2の大国になったのだから、文句は無いだろうと意気込む人もいる。
それでは、これからも同じ調子で世界NO.1を目指すのか?

私はいつも思う。
どこかで、ヨーロッパ型を取り入れるべきではなかろうか?
伝統を発展よりも優先させ、自然を大事に、人の生活を大事に。

今回の長崎の新幹線がまさにその点である。
福岡から長崎まで新幹線を引くことが本当に意味のある話か、ということを冷静に考えてみようよ。
すでに、空洞化された町、シャッター街になった町の人々の話を聞こう。
この検証がなされ、対策が打てるというなら、新幹線議論を始めてもいい。

ダムの問題も然り。
大きな施設を作るときには、余程時間と人をかけて検討しなければ、弊害が起こった後では取り返しがつかない。
その検討そのものが、街づくりではなかろうか。

急がなくてもいい。
街を壊さず、人の心をや生活を壊さないことのほうを優先させるべきではあるまいか。

急いでいるのは政治家と業者。
この連中に乗っかると痛い目に遭うだけ。

有明の海、ギロチンのため干潟が無くなり、泥水で海が汚れ、海苔が不作。魚が取れない。
みんな、功を焦る政治家の連中のせいである。

長崎新幹線

2006-05-29 14:16:03 | Weblog
新幹線が長崎までつながる。
これはいいことだと、誰しもが思う。
その新幹線を反対している人がいる。
どうして?

普通はみんな疑問に思う。

ところが、実態を調べれば、「ウン?それどういうこと?」
という疑問がいくつも出てくる。

昨日のサンデープロジェクトのレポートがまさにそれである。

佐賀県鹿島市の桑原允彦(まさひこ)市長、60才のことである。

新幹線が通ると、今在来線で走っているひかり号52本が10本程度に減ってしまう。

これは、市民の足を奪うことになり、町の活力が無くなるというもの。

現に、東北新幹線などでもすでに町が廃墟に追い込まれていっている。

町の活性化、利便性と言って、巨額の費用を投入して、その結果、町をつぶしてしまう。

この桑原市長は町の人の声を忠実に政治に反映させたい、と主張。
町の人々の7割近くは新幹線反対。

新幹線ができても、従来よりも10分しか短縮しない、という話も出ている。

しかし、長崎の人々にとっては、やはり、新幹線が欲しい。
この問題をどう解消すべきか?

根本的問題と思う。

どなたか、いいアイデアをお持ちの方は教えて下さい。

社会保険庁は許せない。

2006-05-24 15:20:54 | Weblog
またまた、大事件。
社会保険庁のとんでもないやり方。

数年前、国民年金の不払いが問題になった。
国民年金に加入をしようというポスターに選ばれて江角マキ子が不払いをしているということで、問題が発覚。
そして、国会議員も支払っていない事実も発覚。
自民党議員の不払いを責めていた、民主党の菅直人も不払い。

そのため、党首をおり、頭を丸めて巡礼になった。

また、社会保険庁は、国民からかき集めた資金で、必要でもない施設をバンバン建てていく。その結果、それらの施設の赤字が膨大になってきた。
そして、その施設を信じられない価格で地方自治体や民間に払い下げていった。
その結果、今の社会保険庁は解体すべきと大合唱。

耐えかねて、管轄省の厚生労働省は社会保険庁のトップを、天下り官僚から、民間人の村瀬氏に代えた。

ところが、やったことは何か?
大阪、長崎、東京の各社会保険事務所が国民年金保険料の未納者から申請があったように見せかけ、不正に保険料の免除手続きなどをしていた。

これもおかしな話である。
本来なら、できるだけ多くの人に加入してもらい、徴収しなければならない立場なのに、保険料の免除手続きなどをしていたのである。

数年前から、未納率が大問題。
かと言って、信頼ガタ落ちの国民年金に加入する人などいない。
国民の景気回復感が無いことも大きな原因。
そこで考えたのが、何もしないで未納率を上げる方法。

しかし、こんな馬鹿なことをよくも考えたことかとあきれてしまう。
未納率者を理由をつけて、納税対象者名簿からはずすという手法。
確かに、納税率の数字は上がるが、実質、国民年金に加入してもらう努力の重要性が全くわかっていない。

この現象が大阪、長崎、東京で起きたということは、他の自治体でもありうること。

もう、社会保険庁の体質は腐りきっている。
昨日、テレビではこの報道に関連して、現社会保険庁に勤務している人々のインタビューを聞いていて、愕然とした。
自分達は、上からへんなことを言われ、お客様から不審がられていて、
「もう、嫌ですよ。」

もうやっつけろ、あいつ等を、といった気持ち。



共謀罪法案の先延ばしはなぜ?

2006-05-20 11:32:42 | Weblog
共謀罪法案の採決は19日かと、前日まではそんな雰囲気だった。
それが急きょ、先延ばしとなった。
民主党の強い反発にあって、小泉も強引に採決まではいけなかった。

なぜ?

実は、この法案の先延ばしは何か他に理由があるはず。

他に重要な法案は何か?

一般的な見方は、医療制度改革法案などの重要法案処理への悪影響を懸念した、
といっている。
財政逼迫の折、また、小児科医や産婦人科医の不足、病院経営の問題等、国民生活に欠かせない問題ということもあろうが、もう一つ、大事な問題がある。

それは憲法改正手続き法案。
法案の大綱は、
(1)投票権者年齢は20歳以上
(2)国民投票は憲法改正に限定
(3)憲法改正案の賛否は項目ごとに問う
――などが柱。

これは急に出てきた、日米防衛協力の「共同作戦計画」に関係すると思われる。
すなわち、これからは自衛隊なんてナマッチョロイことを言っているのではない。
アメリカと共同歩調を取れ。
敵は間違いなく中国。
中国包囲網を作ろうというもの。

昨夜のニュースでは、北朝鮮のテポドン2号のニュースを流していたが、もともと、北朝鮮などは問題ではない。
中国に同対応すべきか考える必要があると、国民に明確に説明すべきだと思う。

外交的配慮?
中国がそんな配慮をしたことも無い。
言うべきことをチャンと言っている。
国民を守るということは、そういうことではないか?

テポドンの件で、額賀防衛庁長官にマイクを向けられたが、
彼は、今はコメントを差し控える、とだけ。
下っ端がものをいうと、処罰されるかもしれないが、防衛庁長官は、
「テポドンなんて、もってのほか。万一日本あるいは日本の方角に発射されたとしたら、即座に攻撃の態勢に入る」、といって欲しいものである。

こんな背景で、具体的に憲法改正が急務である。

多臓器移植の彩花ちゃん死亡について考える

2006-05-17 12:42:09 | Weblog
朝日新聞によると、
米フロリダ州マイアミのマイアミ大ジャクソン記念病院で多臓器移植手術を受けた茨城県常総市の運送業神達良司さんの長女彩花ちゃん(1つ)が16日午後(日本時間17日未明)、敗血症性ショックのため同病院で死去した
、ということ。

一歳で心臓の手術のため渡米した。
カンパで1億円集め、希望を持っていった。

私は、素朴になぜ、アメリカに行かなければならないか?
なぜ、日本で心臓移植ができないか?

経済ではNO.2の国。
しかし、心臓移植は他国の人に頼らなければならない。
問題は、それだけではない。
最先端医療から日本の医者は取り残されていくのである。
それが嫌だから、優秀な医者はアメリカに留学。
そんなプロセスで、ドンドン日本の医療技術が遅れていく。

その原因は何か?

それは死の定義である。
脳死で死を決定付けるか、やはり、心臓停止で死とするか。
現在は後者であり、アメリカは前者を取っている。

だから、まだ心臓は動いているが、それを摘出して、他の人に移植するのである。

日本の仏教的な思いから、なかなか、死の定義を変えることができない。

しかし、もう、そろそろ変えてもいいのではないだろうか。
もう一つは、尊厳死。
痴呆になっても生きていたい人間なんていやあしない。

痴呆といえども、家族のものが死を選択などできはしない。
しかし、個人の意志を尊重するということをもっと真剣に考える必要がある。

元気な間に、万一、自分が事故や病気に係り、正常な意識が10日間なくなった場合は、死のボタンを押してくれ、といった願いを登録できるような仕組みを考えるべきではないかと思う。

これは、そんなに簡単なことではないだろうが、やはり、いつまでも見過ごしているべきではないと思う。

彩花ちゃんの冥福を祈る。

共謀罪

2006-05-15 15:32:53 | Weblog
自民党、とりわけ小泉も色あせてきた感じ。
折角、優秀の美が飾れる半年で、靖国参拝問題で、アメリカから火の手が上がった。
どうして、今?
、と小泉は思うだろうが、そこが、鈍った感覚なのである。
何とか、靖国を国内問題で押し通そうとしたが、国際情勢はそんなに甘くなかったということ。
国内では、「自民党をぶっ潰す」とか、「改革に反対する勢力は、みんな抵抗勢力」と言って、国民を欺いてきた。
その結果、絶対多数の議席を集め、どんな法案でも無神経に通していく。
そして、いよいよ、共謀罪まで出してきた。

危険な男だとあらためて思う。
今、彼にとって最大の問題はアメリカから押し付けられている基地再編の問題。
沖縄からグアムに基地を移動するという話で、日本は3兆円負担せよと迫られたかと思うと、アメリカと共同歩調を取って基地再編をすると言う。
それに麻生外相と額賀防衛庁長官がアメリカに行き、合意したという。
それをいざ実行するには、抵抗勢力を事前に押さえつける必要がある。
それが共謀罪という網である。

こんな危険な法律が通れば、政府の思う壺。
自民党のうそつき連中は、テロの問題と麻薬、ヤクザの問題に絡めている。

違うだろ、お前達の狙いは!

こんなひどい法案で、小泉の無責任さがはっきりと暴露された。

政府に対し、不満を持っただけで、逮捕されてしまう。

確かに、現在の犯罪が起こらないと逮捕できないという現在の法律には問題があるが、問題を限定して、犯罪を未然に防ぐ法律を真剣に考える必要はある。

でも、小泉は制法化すべきではない。

信頼のある政治家に託したい。

東名高速走行中、ガラスに傷 何かを発射

2006-05-13 12:19:45 | Weblog
今日の朝日新聞に、次のような記事が載っていた。
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13日午前3時15分ごろ、愛知県豊田市配津町の東名高速道路下り線で、同県豊明市の男性会社員(43)が乗用車で走行中、右側の追い越し車線から近づいた乗用車の後部窓から筒状のものが見え、直後にフロントガラスにクモの巣状のヒビが入。
会社員の運転席正面にアズキ大の傷と、半径5センチほどのヒビがついていた。会社員によると、右側後方から前に出た乗用車の左側後部の窓が開き、ライフルのような細長い筒が見えたという。この車両は、近くの豊田ジャンクションから伊勢湾岸道方面に逃走したという。
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実は、私もこの5月7日、東名の沼津インターから入り、横浜に向かって走っていたら、急にボールのようなものが飛んできた。
一瞬の出来事だから、何ともいえないが、テニスボールくらいのもので、フロントガラスに当たって跳ねていった。
周りには、陸橋もなし。
可能性があるのは、対向車線から投げられたか、あるいは、鳥か?
鳥だとすれば、フロントに何か跡がつきそうだが、それはなし。
どう考えても、誰かが投げたか打ったか?

私は有名人でもなく、人に付けねらわれる存在でもない。
女性問題?
全く心当たりまし。

心が病める人が、遊び半分にやったことだろうと結論付けた。
たまたま、硬いものでなかったから、フロントガラスにひびが入ることは無かったが、大変危険なこと。

見つからなければいいや!

人がどんな目に遭おうが、俺の知ったことではない!

といった、いやーな風潮が蔓延し始めているようだ。

これは、家族の問題か?
学校教育の問題か?
核家族の問題か?
不景気の問題か?

いずれにせよ、政治の問題であることは確か。

やはり、小泉問題に発展する。

共同作戦計画で日本はどうなるの?

2006-05-05 12:12:09 | Weblog
この連休で、海外旅行者数は過去最高という。
また、行楽客、帰省客で幹線道路は渋滞。
日本は最高にいい国のように思える。

ところが、必ずしもそうとは言えない。
格差社会、貧富の差ができ、そんなにも浮かれてはいられない家族も多くいる。
一体誰が作り出したのか?

景気が上向きになれば、あとは民間まかせといういい加減さ。
その民間が、資金集めのために銀行に行っても、
「あなたの会社には融資できません。業績が悪すぎます。」

何を言ってやがる!!
つい数年までは、銀行が多額の不良債権を抱え、倒産寸前だったではないか!!
その不良債権を、税金でチャラにしたではないか!!
銀行は何の責任も取らずに。
お前らに、業績が悪すぎるなんて言われたくない。

それもこれも、小泉君、あんたの丸投げのせいではないか?
この連休に、小泉君、あんたはアフリカに言って何しているの?
同じ時期に、麻生外務大臣と額賀防衛庁長官がアメリカに飛んだ。

アメリカの基地をグアムにまとめるため、沖縄のいくつかの基地を
閉鎖する。
そこで、出してきたのが移転費用を一部日本に負担してくれということ。
私は、正直なところ、基地を引き払うなら2兆円でも3兆円でもいいではないかと思っていた。

ところが、ふたを開ければ、これからの日米安全保障の観点から、日米が共同作戦計画を一緒に作りましょう。訓練も一緒にやりましょう。
そのためには、日本にも作戦本部を作らなければなりません。
なんだ、これは?

アメリカの唯一の脅威は間違いなく中国。
中国はしたたかにアジアの盟主になろうとしており、中東、アフリカにも手を伸ばしつつある。
総てがアメリカによって決められているこの世の中を、唯一抵抗している。
その狙いが本当は何なのかわからないが。
一方、日本は北朝鮮問題。拉致の問題、核の問題、国が崩壊した時の問題等、切羽詰った問題が山積み。それらを日本一国で対処することはできない。
そこにうまく漬け込まれているのである。

日米が共同作戦計画を作れば、不戦の誓いはなくなる。
どこの国かわからないところに、兵士として送り込まれる。
戦わずに済ます知恵があるはずなのに、アメリカは攻撃を始める。

こんな大事なことを国民に知らせずに、ことを運ぶ小泉のやり方に脅威を感じる。

無責任な丸投げがここにも出てきた。

これから、この問題から目を離せない。