麻生太郎首相の所信表明演説は・・・

麻生太郎首相の所信表明演説は、民主党に果たし状を突き付けるような内容だった。

ガソリン暫定税率などによる国会運営の混乱したのは、お前たちのせいだ！

当面の経済危機を救うためこの国会に提出している補正予算案について、同意するか否か？

消費者庁の創設に賛同するのか？

インド洋での給油活動から撤退するのか？
「日米同盟」と「国連」のどちらを優先させようとしているのか？

まるで与党党首による野党への代表質問のようだ。

しかし、政策そのものについては迫力に欠ける。

緊急課題である経済危機への手当てでは「全治三年説」を持ち出し、こう述べた。

当面は補正予算で景気対策に全力をあげる。
そして財政再建をにらみながら、中長期のスパンで新たな産業を興して経済成長に道を開いていく―。

もう一つの課題は、将来の生活不安の解消。
消された年金について
「ひたすら確かめ続けていく」と言い、
後期高齢者医療制度については
「一年をめどに見直しを検討」と述べた。
医療崩壊も一日も早く解消する、と約束した。

しかし具体的な道筋が示されているわけではない。

所信表明のスタイルはどんなものでもいい。
野党に質問してもかまわない。
しかし、ここまで経済が疲弊し、ここまで社会保険庁の対策で国民に嘘をつき、
高齢者医療制度では、国民から総すかんを自民党政権下だったではないか。

その問題を提示し、解決を迫った野党に、
「お前たちが・・・」
なんていうのは、大馬鹿ではないか。

麻生は、攻撃性はあるが、実務的ではない。
指導性にかける。
他人を攻めたところで、そのチームが良くなることは一つもない。
自らの非を認めたところから、いいチームはできるのだ。

昨日の所信表明で、早くも自民党の長老から、
「とんでもない男」と苦々しいコメントがが出ているという。

麻生を良く野中務(元自民党幹事長)は、
「この男の本質は良く知っている。
いつも、自分の祖父の吉田茂の話を持ち出し、権威でごり押しをしてきたのだと。
この男は、裕福な家庭に育ったため、庶民の気持ちなどわかってはいない。」
ともコメントした。

日教組はぶっつぶせ！

　日教組（日本教職員組合）をめぐる発言などが物議を醸した中山成彬国土交通相（６５）が２８日、辞任した。中山氏は辞任会見で、さらに日教組批判を展開。開き直り辞任会見に報道陣の失笑が相次いだと言う。

中山氏が、辞任会見でさらに開き直った。
繰り返した日教組批判について
「確信的にあえて申し上げた」と告白。
日教組の強い地域は学力が低いとの主張の中で
「だから大分県は学力が低い」とした発言については、
「大分県を名指ししたことは（子どもたちに）申し訳なかった」と陳謝したが、
一連の日教組批判は、
「政治家中山成彬としては撤回しない」と主張。
「ごく一部の過激分子が政治的に子どもを駄目にして日本を駄目にしようという闘争方針で活動している」
と、さらに批判を重ねた。

さらに「大臣の職責をまっとうすべきではなかったか」と問われると
「頑張りたいけど、本当に困っている国民の生活がかかっている。私が大臣でいることで（緊急経済対策、補正予算審議の）障害になるとすれば、私は身を引くのは当然」
と強調した。

中山氏の”単一民族”だとか、成田空港問題については、軽率な発言だが、日教組の問題だけは絶対に譲れないと言う。

よほど、日教組には恨み辛みがあったのだろうか？
この中山氏の話は、笑い話で済ませられないところがある。

みんなが思っていることを代弁したのではないか？
日教組がガンであるということを現場の先生からも聞くことがある。
教師の労働条件や待遇に対し、日教組は強い権限を持っている。
校長・教頭と先生たちの関係は、尋常ではないと言う。

一方、官公労の組合も同じ。社会保険庁の労働者が働かない事実があるらしい。

どうも、民間のリストラで民間の組合組織は壊滅状態。だから、不健全でもある。

しかし、日教組の組織は今の世の中では、何を言っても聞き入れぬ対応をしているのではないか。

そんな事実を勇気を持って本音を言った中山はある意味では評価できる。

政治かも、誤解されることを恐れて、何もしゃべらないと言う姿勢はよろしくない。

中山氏には、なぜあれほど日教組攻めをしたのか真意を語ってもらいたい。

またもやへんな国土交通相

中山成彬国土交通相が、
「日本は単一民族」と述べ、
成田空港反対闘争を「ごね得というか、戦後教育が悪かった」
と表現した。

大分県での教員縁故採用についても、
「日教組の子供なんて成績が悪くても先生になる。だから大分県の学力は低い」
と言い放った。

これらの発言は報道各社の就任インタビューでのこと。
新閣僚としての基本認識や姿勢を披歴する場でのこと。

国会は今年六月、「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」を全会一致で行ったばかり。
先住民族の文化と誇りを次世代に継承していくという世界的潮流を受けたもので、決議後、政府は新たなアイヌ民族政策を検討する有識者懇談会を立ち上げた。

この中山なる男、言っていいことと悪いことがあるが、そんな感覚を持ち合わせていない。
官僚上がりか、お坊ちゃん育ちか、常識がまるでない。
ただ、自分の日頃から感じていることをそのまましゃべったのであろう。

これが、麻生太郎の新内閣のメンバーの一人である。
麻生はこの発言に対し何と応えるか？
その発言によっては、来る総選挙に相当な影響が出る問題である。

かようにして、自民党の本質は暴露されていくのだ。

腐りきった体質の党に日本国民の運命を任せてはおけない。

小泉純一郎元首相が政界引退

小泉純一郎元首相が政界引退.
今回の総裁選で、小泉氏は自らが主導した構造改革路線が党内では歓迎されなくなった現実を確認したためであろう。

小泉氏と竹中平蔵元経済財政担当相が進めた財政政策の柱のひとつが、政府が平成１８年７月に閣議決定した「経済財政運営と構造改革に関する基本方針」（骨太の方針２００６）だ。
この中で、政府は、国家財政の赤字体質からの脱却を目指し、２３年度中、国と地方を会わせた基礎的財政収支（プライマリーバランス）を黒字化させる方針を掲げた。

麻生首相は、２４日夜の首相就任にあたっての記者会見でも、「（黒字化目標を達成するための条件は）少なくとも経済成長は３％。それが前提だった。今は前提条件が大幅に狂ってきている」と述べ、小泉・竹中路線の否定だった。

最近の自民党内には、
「小泉氏の改革路線が地方を疲弊させ、自民党の支持基盤を弱らせた」との認識が強くなってきた。

人の世の中は何が起きるかわからない。
あれだけ小泉劇場として、国民が沸き立ち、自民党が総選挙で圧勝した。
その立役者が、今度は追われる身。
そのあげくに、居場所がなくなってしまった。

首相としての期間が短かった森は、逆に裏ボスとなって、あれやこれや影響力を行使している。

小泉はそういったやり方は嫌いだったのであろう。

自分の改革が今の日本の不景気を招いてしまったと本当に思って辞めるのであろうか？
もしそうだったら国民に一言しゃべって辞めろよ。
そうでなかったら、堂々と自分の意見を吐けよ。

それもやらずに辞めるのは政治家として許せない。

もっと許せないのは、自分がやめる代わりに、次男を次期総選挙に出馬させるという。
二世議員の問題が取り沙汰されている昨今、首相ともなった人間が、この総選挙を前に完全に私利私欲に走ってしまったと思われても仕方がない。

なんだ、あの小泉は、俗物だったのか！

麻生太郎の初仕事

昨夜、閣僚の名前を自ら国民に発表した。
従来は、官房長官の役目。

官房長官と３人の副長官は、バツを食らったような顔をして、黙ってそばに突っ立っていた。

首相としては久々に小気味いい発言だった。
内容の問題ではなく、単に発言のことを言っている。

やんちゃ坊主が首相になったようで、とても指導力があるとは思えない。

口をひん曲げてしゃべるのは、”きかん坊だ”というように思える。

何か怖さを感じる。

首相のワンマンショーが始まった、その後の自民党元幹部の話が面白い。

「誰の話しも聞かない男！」
「一人で何ができるのか？」
「こんな内閣の布陣では総選挙には民主党に勝てない！」

こんなコメントが自民党から出てくることは初めて。

小泉・安倍内閣時代の人間は、みんな吹き飛ばされてしまった。

総裁選で戦った小池、石原は露骨にも、蹴飛ばされてしまった。

旗色を鮮明にするのは、政治家としては大事なこと。

だが、そのために分裂は避けられないかもしれない。

今日の話では、民主党から建設的な話が出てきた。
補正予算を通すから、すぐにでも総選挙のための解散をしようと。

いよいよ、自民党のカウントダウンが始まったようだ。

日本政府は即座にメラミン対策の為、関連商品の輸入禁止をすべき。

中国製乳製品から化学物質メラミンが検出された問題は、輸入・販売を全面停止する動きがアジア諸国などに広がっている。
２１日までに台湾やシンガポール、マレーシア、ブルネイが乳製品の禁輸措置をとった。

台湾では２１日、乳製品ではない植物性粉クリームからも微量のメラミンを検出。禁輸の範囲を乳製品から植物性たんぱく製品まで拡大した。

マレーシア、ブルネイ、シンガポールはいずれも、２０１０年までに中国との自由貿易協定（ＦＴＡ）締結を目指す東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）メンバー。
台湾も５月に中国との共同市場構想を提唱する国民党の馬英九政権に交代した。

台湾行政院（内閣）衛生署は２１日、台湾の飲料メーカー「金車」のインスタントコーヒーなどに使われていた植物性粉クリームから微量のメラミンが検出されたと発表した。
これに先立ち、台湾当局は１７日に乳製品の全面禁輸を決定していた。

また、シンガポールでは中国の大手乳製品メーカー「伊利集団」のアイスなどからメラミンを検出。

香港では食品世界最大手ネスレの中国現地法人で製造された業務用牛乳からメラミンが検出され、ネスレ製品の撤去が始まった。

中国大陸に近い台湾の金門島では、対岸の中国福建省から台湾製の乳製品を買い求める客が増えている。

日本においてもイトーヨーカ堂は、中国で加工・生産している食品メーカーに対し、調査を開始した。


キリンビバレッジの中国の子会社が中国市場向けに「午後の紅茶」を製造・販売しており、同様に調査開始。

サントリーは国内で販売する製品の安全を確認した。

＊＊＊＊私の意見＊＊＊＊

今の段階で、あらゆる日本企業は中国の原料及び半製品を使っている。
どこにどんな化学薬品が含まれているか解らない。

どうも、資本主義の一番悪い部分が中国の市場で突如現れた感じ。

とりあえず、中国からのメラミン混入食品は輸入禁止にすべき。

こんな大臣は辞めろ！

舛添要一厚生労働相は２０日、ＴＢＳの番組に出演し、７５歳以上を対象に４月に導入された「後期高齢者医療制度」について廃止に踏みきる方針を表明。
麻生太郎自民党幹事長が首相になれば（臨時国会冒頭の）所信表明演説で言うことになるとの見通しを明らかにした。

国民の批判を振り切り、４月に強行スタートさせた後期高齢者医療制度。約５カ月で担当大臣自らが“失敗”を認めた。

舛添氏は、
「よくできた制度だが、国民に支持されないと維持できない。大胆に見直すべきだ」
との“私案”を公表した。

＊＊＊＊＊＊＊＊

しかし、舛添はこれまで、国会答弁などで同制度について、
「高齢者の方が長生きしてよかったと思えるような制度」
「国民皆保険を守るという立場からもいい点が多い」
などと制度を絶賛していたではないか。

総務省の推計によると、今月１５日現在で、７５歳以上の人口は有権者の１２・７％にあたる約１３２１万人。
高齢者には自民党支持者が多いとされているが、制度導入後、「うば捨て山制度」との批判が高まっていた。

どうも、解散は今月26日の予定。
選挙対策として、この姥捨て山に捨てられた高齢者の票をまた、取り戻すために、
この制度を撤廃するというのだ。

実に姑息で、国民に不誠実。

こんなことを言うのなら、舛添は辞めるべきだ！！

舛添の本当の姿を見た！

シンガポールは中国産の牛乳と乳製品の輸入・販売を全面的に禁止

シンガポールで食品の安全性を管理している農業・食品・獣医庁（ＡＶＡ）は19日、中国産の牛乳と乳製品の輸入・販売を全面的に禁止したと発表した。

小売業者と輸入業者にこれらの製品の回収を指示すると同時に、シンガポールの食品メーカーに対し中国産牛乳や乳製品の使用差し止めを命じた。

消費者には中国製乳製品を口にしないよう求めている。

ＡＶＡは中国の乳製品大手、伊利実業集団など複数ブランドのアイスキャンデーなどから有害物質メラミンを検出。
予防措置として、安全性が確認できるまで中国産の牛乳と乳製品の輸入禁止を決めたという。

以上のように、シンガポールは明快に、中国製の牛乳と乳製品の輸入・販売を全面的に禁止した。

日本ではまだ、政府はこのようなハッキリとした方針を打ち出さない。
何を遠慮しているのかわからない。
毒入り餃子の問題の際、中国製餃子の輸入・販売禁止の措置をとるべきだった。

今は事故米の問題。
事故米の現状調査よりも先に、中国あるいは東南アジアからの事故米は全て輸入禁止・販売禁止の法律を作るべし。

国家はシンプルな原理で全て対応すべし。
国民を守るため。

大臣と次官がやめただけでは国民は納得しないぞ！

農水省の白須敏朗事務次官が昨日更迭。
太田大臣が辞表提出、。

次官は会見で「農水省に責任があるとは考えていない」と。
また、太田は「人体ね異郷ないくらいだから、ジタバタしない」と。

こんなことを言う奴が、大臣次官だから、日本の経済は落ちていくだけ。

ところで、汚染米の流通先はどんどん拡がって、昨日は新たに京都の47の中学で5354給食に使われていたほか、コンビニの赤飯のおにぎり10万個にも及んでいたことがわかった。

同時に明らかにされた検査報告がお粗末極まりない。

三笠フーズへの検査は5年間に96回。
うち48回は、昨年1月に不正転売の告発を受けてからだった。
3日に1回、週に1回というペースで行いながら、1年半も不正を見抜けなかったわけだ。

検査は、三笠から「加工します」という報告を受けて、検査に出向いている。
しかも、時間を打ち合わせていっていた。
5月の3日連続の検査では、毎日午前10時から12時。
「異常なし」
「適切な実施を指導」などと記載されていた。

役人らしい対応といえばそれまでだが、無責任極まりない。
昼の弁当を食べに行く感じ。

実は私も同じ経験がある。
ＯＤＡの立会い検査で、検査は昼に掛けて営業が連れてくる。
営業が全て阿吽の呼吸で立会い検査を済ませ、後は手土産を用意して、お帰り願うというもの。

すなわち、こんなことは今に始まったことではない、という言葉で終わりに出来ないのが現実。

実は、民間企業ではそんな接待することも厳しく管理を始めた。
しかし、相も関わらず、役人根性だけは変わっていない。

そこを付け込まれるのである。

しかし、この事故米の落し前はどうつけてくれるのやら？

弁当を食わされた子どもたちに何と申し開きをするのか？
しかも、誰がするのか？

毒ミルク事件

「三鹿」ブランドの粉ミルクに毒が混入されていた 。
この問題は中国全土で大騒ぎ。

河北省では16日までに粉ミルクを飲んだ乳幼児7289人を診察し、そのうち腎臓結石になった乳幼児は861人に上ることが分かっている。

南京市児童病院が診察した患者は1000人、寧夏自治区は52人、北京市は78人だという。

先の中国餃子で中国政府は強気に出ていたが、実態はこんなもの。
中国製の食品は危険ということがはっきり解った。

日本とて同じ。
戦後の復興期、できるだけ多くのものを作り、多くを儲けるという発想の中に、安全という意識が薄れてしまう。
今の日本でも事故米を売って儲けようとしている連中もいる。

今の中国は、余程規制をかけない限り、国民の安全は保障できない。

今こそ、徹底的に全てを洗いなおせ。


現在、38の外国語、中国国内の4つの方言と43の言語で、世界200以上の国と地域に向けて放送しています。URL : http://jp1.chinabroadcast.cn/

麻生の失言

麻生という男は、しゃべるととんでもないことを言ってしまう。
数日前、自民党総裁選で名古屋を訪れた。
そこでしゃべったのは河川工事のこと。
基本的には長良川の河川工事が、環境問題という理由でストップしていることを言っているのであろう。

8月のゲリラ豪雨では1時間に140mmもの雨が降った。
そのため、岡崎市、安城市は大水害にあってしまった。
死人も出た。

そのことを演説でぶったのだ。
「まだ、岡崎や安城だから良かったが、名古屋にあれだけの雨が降っていたら、この名古屋市は大変なことになっていたんですよ・・・」

このことがテレビで放映されるやいなや、岡崎市長、安城市長はすぐさま、麻生に抗議文を出した。

軽率な発言である。
この男、正直であるが、おっちょこちょい。
また、庶民感覚を持ち合わせていない。
それはそうであろう。

吉田首相の孫で、麻生セメントの御曹司。
金の問題はないし、権力の中枢にいた人間。
わがまま放題に育ってきた人間であろう。

庶民感覚は漫画を読んでいるから持ち合わせている？
とんでもない！
自分は新聞は見ない、と豪語する。
これも政治家の態度とは思えない。

そんな人間が自民党の総裁、また、日本の首相になろうとしているのだから、恐ろしい話。

元自民党の幹事長の野中広務は麻生のことを、
「彼だけは総裁にすべきではない。自民党をだめにし、果ては日本をだめにする」
と言っているそうだ。

この麻生は昔から外務大臣のコメントとして、中国の大虐殺についても、持論では「あれは、中国の誇張に過ぎない、根拠がない。
などといった失言も言った男。

政治家は言葉を選ぶより、チャンとした理念を持つべきだ。
軽率な言葉というよりも、理念が薄っぺらだと思う。

小沢の戦略

民主党の小沢は、今全国行脚している。
着々と来る総選挙に向けて準備をしている。

一昨日のサンデープロジェクトに出席した鳩山幹事長の話では、小沢は公明党の太田委員長の選挙区で出馬する可能性もあるという。

一方で、総選挙後の体制では公明党と組む可能性も秘めている。

また、国民新党の綿貫委員長と合併の話を始めた。
郵政民営化で自民党から出た人々と組むということは、元郵政省に関与した人々の票をガッチリ固めようとするもの。

自民党が総裁選挙で浮かれている間、あらゆる可能性を模索している。

先日は北海道の鈴木宗男と会った。
また、今日は長崎の候補に薬害肝炎患者を選んだ。

打つ手がみんな具体的である。

緩急自在に自民党の手の届かない、あるいは気がつかない人々と手を組もうとしている。

今時、こんな政治家はいない。

頑張れ一ちゃん。

自民党の総裁選

自民党総裁選で５人の候補が街頭演説に出たり、テレビに出たり。
候補者の話を聞いても、みんなが何を具体的に方針を掲げているのか解らない。

他の候補者ともろに対決する部分など全くない。
国民は茶番劇を見させられているようで腹が立つ。

新聞でも自民党の話ばかり。
その結果、今では自民党と民主党の支持率が逆転してしまった。

福田が政権を放り出した話を国民は、忘れてしまったか？

また、総裁選の結果は麻生に決まっているような話が出てきて、麻生もその気で話している。

政治の空洞化を作ってしまった自民党がよくも、次期政権を狙おうとするのか？

最近では、自民党の優勢の勢いで臨時国会後直後解散を狙っているとか？

それが、お前たちのおごり。

総選挙で決定的な国民の鉄槌を食らうがいい。

太田農水大臣の無責任発言

太田誠一農相は１２日、衛星放送「ＢＳ１１デジタル」の番組収録で、「（汚染米から検出されたメタミドホスは）低濃度で、人体への影響はないと自信をもって言える。だから、あまりじたばた騒いでいない」などと発言した。

太田農相は、今回の汚染米から検出されたメタミドホスの濃度が中国製冷凍ギョーザ事件の約６０万分の１であることなどを説明し,
「私が言うと、いいかげんに問題を扱っていると言われそうだから、あまり安全だと言わないが、でも安全なんだ」
などと述べた。

こいつの感覚は実におかしい。

国が事故米と指定し、食用以外には使ってはいけないと決めているにもかかわらず、この事故米は危険ではないからと、食用として転売したことを肯定している。

また、先の農水事務次官は、この問題は三笠フーズがとんでもないことをしたのであって、農水省は責任はないんだとも言った。
なんとも無責任極まりない話である。

ところで、三笠フーズの話だが、同社九州工場から出荷された中国産メタミドホスに汚染された餅米を、３業者による伝票上のダミー取引の過程で、「工業用」から「食用」として転売していたことが分かった。

伝票操作だけで、事故米を正規の食料米にしてしまうという巧妙なやり方は実に許せない話である。

工場からマルモ商事に転売する際は、伝票上「工業用ののり原料」とし、食用への転売を隠ぺい。サン商事から河商への販売は「米粉」などとして食用に変更し、一部を国産に偽装していたという。サン商事の代表は三笠フーズ九州工場の宮崎一雄元所長が務めている。

こうして、事故米は山川食糧から食用の販売ルートに乗り、関西や九州の米穀店に出荷。宮崎や熊本の米菓子メーカーに販売されたり、さらに仲介業者などを経由して近畿の病院や福祉施設の給食に使用されていた。

恐ろしい世の中である。
生きていくためには法を犯すこともいとわない。
また、管理する側も、自分たちの管理責任はないと逃げ回る。

いつから、こんな日本になったのだろうか？

金正日総書記が手術

9月9日の建国60周年の式典に、金正日総書記が出席しなかったことで、何かあったのではないかと噂が立っていた。

昨日になって、韓国政府が発表した。

金正日総書記は脳卒中か脳出血で手術をしたと言う。

これで事態が変わる可能性が大になった。

金正日総書記は今の体制を放棄する代わりに、自分および家族の安全を保障してくれと言うか、あるいは、国内で権力争いが始まるか、それ以前に暴動が起きるか？

いずれにせよ、緊急事態発生となろう。

北朝鮮の最後の苦悩が始まる。