俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

自民党、敗北の原因

2009-08-31 10:28:08 | Weblog

自民党の大敗と民主党大勝の原因について、テレビでコメントを聞いていると、腹が立つ。

麻生曰く、自民党への積年の不満が原因。
・・・お前は、過去の歴代の首相やあるいは、自民党自体の責任にするのか?
指摘しているそのことは間違ってはいないが、お前にもかなりの部分責任があるのだ。

公明党太田代表曰く、
街を回って、人々がこれほど自民党離れをしているとは思わなかった。
・・・あんた、何を言っているの?公明党からも見放されているんだよ。公明党は自民党の手先としか思われていなかったんだ。

評論家の三宅久行曰く、
一度、民主党にやらせてみようという民意なんだ。そうすればいい、どうせ、駄目なんだから。
・・・この男、相当自民党に大友達が多いせいか、正しい評論などできない。あんたも自民党と一緒に消えてなくなるんだろうか?

いろいろと分析をやっているようだが、本当のことがわかっていないようだ。
庶民は深刻な事態に直面しているのだ。
就職できない人、
家から追い出されて野宿しかできない人
食べるために夜中中うろついている人
学校に子供を行かせられない人
農業では食べていけない人
漁業をやめようとしている人
お店を閉めた人
工場がつぶれて働き場のない人
介護老人を抱えている家族
病人がいるけど病院代が払えない人
このように本当に困っている人がたくさんいて、その現実をテレビで見ている人が何十倍かいる。その見ている人たちの中には、自分たちもそうなるのではないかと不安に思っている人もたくさんいるんだ。

この切実感が政治家や評論家にはほとんどいない。

この切迫した人々を救わなければ民主党とて、大敗すること必至。

民主党が駄目なら暴動が起きる。

そんな状況まで来ていることを全ての政治家は肝に銘じて発言せよ。

行動せよ。


選挙予測

2009-08-28 12:08:46 | Weblog
読売新聞社が実施した200小選挙区を対象とする衆院選終盤情勢調査では、
接戦区の大半は前議員が立候補しており、地力の違いで民主党候補との差を詰めたと見られる。
ただ、民主党への追い風は弱まる気配を見せていない。

200の接戦・注目区での序盤情勢と終盤情勢を比べると、
民主党が圧倒的に優勢な情勢に変化はないものの、
当落線上で候補が競い合う接戦区が53選挙区から67選挙区に増えた。

自民党は59の接戦区のうち、7割で支持を上向かせている。
接戦区は序盤より10選挙区増えており、その大半が追い上げたケースだ。

一方、序盤で民主党が圧勝する可能性が伝えられたことの揺り戻しの現象は、有権者に見られなかった。
200小選挙区について、比例選で自民党や民主党に投票すると回答した人を見ると、大都市から町村まですべての層で、序盤と同様に民主党が自民党を圧倒、自民党が強いとされてきた地方にも幅広く浸透していた。
年齢層で見ても、70歳以上の人は自民支持がやや高かったが、60歳代以下の各年代では民主支持が上回る傾向も変わらなかった。

男女比では、民主党は男性47%(自民党24%)、女性35%(同25%)の支持を集め、これまで支持が薄いとされた女性層にも浸透していた。同党が目玉政策とする「子ども手当」創設が評価を集めたと見られる。

*****私の意見*****
民主党圧勝と先週各新聞社やテレビが報道した。
中には民主党320議席とまで言い切った新聞もあった。
新聞や報道は誇張が多い。

読んでいて、あるいは、テレビを見ていて、真実を捕らえているとは思えない。

選挙予測を報道するのは自重すべきではないか。

この期間は立候補者の話、あるいは党のマニフェストをじっくり聞くだけで十分だ。

マスコミの報道は、混乱を巻き起こすだけ。

この種の報道は選挙民の気持ちを大きく変える効果がある。

「そんなに民主党が大勝するなら、今回は自民党に入れてやろう。可哀想だから。」といった心理が投票に影響するのだ。

この選挙において、マスコミの報道規制を行う必要があると思う。


そりゃ金がねえなら結婚しない方がいい。

2009-08-25 10:21:09 | Weblog

「そりゃ金がねえなら結婚しない方がいい。うかつにそんなことはしない方がいい。金がおれはない方じゃなかったけど、結婚遅かったから」。

麻生太郎首相は23日夜、東京都内で開かれた学生主催の集会で、少子化問題に関連してこう述べた。

学生から、若者に結婚資金がなく、結婚の遅れが少子化につながっているのではないか、と質問されたのに答えたものだが、不況下で就職難の若者らの気持ちを逆なでする発言とも受け取れる。

*****私の意見*****
本当に、麻生という男は軽率で思慮のない男と思う。
普通のおじさんが同じことを言っても、何の問題にもならない話だが、首相が言うと、世の中は、そのようにとらえないことが解らないのだろうか。

世の中の多くの人がこの不況下で苦しんでいるという認識がないための発言であろう。
少子化問題と就職できない問題が同じ問題であるという認識が全くないのである。

こんな連中が世の中を少しでも良くすることができるであろうか?

ちょっとした言葉尻をとらえて文句を言うつもりもないが、人々の日常生活の苦しみが解っていない政治家には本当に頭にくる。


非核三原則の密約

2009-08-24 11:30:41 | Weblog
民主党の鳩山代表は23日のテレビ朝日の番組で、日米両政府が核兵器搭載の米艦船の寄港を黙認する密約を交わしたとされる問題について「(密約は)あるという<RB>蓋然</RB><RP>(</RP>がいぜん<RP>)</RP>性が高い。まず米国に行って調査するが、しかるべきタイミングで国民にきちんと説明する」と語った。

そのうえで、核の持ち込みについて「なくさないといけない。覚悟を持って臨むしかない。オバマ大統領を説得して、持ち込ませないということは十分できる」と語り、非核三原則の一つである「持ち込み」禁止を米側に求める考えを示した。

鳩山の主張は明快で解り易い。

一方、その場に居合わせた麻生の見解は、そのような密約などないと信じているという。

アメリカではすでにこの密約書があると公表しているにもかかわらず、自民党は隠すほかに道はないようだ。

そんな自民党にはこれからの日本を任すわけには行かない。

自民党のあくがこれから暴かれることになるらしいが、果たしてどんな問題を隠していたのであろう。


衆院選の争点について

2009-08-23 14:55:50 | Weblog
30日投開票の衆院選の争点について、有権者は「年金・医療・介護」や「景気対策」に大きな関心を持っていることが、毎日新聞の特別世論調査でわかった。

「最も重視する争点」は、
「年金・医療・介護」が30%と最多で、
続いて「景気対策」25%、
「子育て・教育」12%だった。
これら3項目で約7割を占め、生活不安への対策が求められている現状が浮き彫りになった。

男女別で見ると、
男性は「政権交代」への関心も高く、
女性は「子育て・教育」を重視する傾向。

年代別では,
50代以上で「年金・医療・介護」がトップ、
60代以上は4割だった。
20代と40代は「景気対策」、
30代は「子育て・教育」が最も多かった。

また、橋下徹知事ら地方自治体の首長の問題提起で話題を呼んだ「地方分権」はわずか2%で、投票を決める主な要因にはならない模様だ。

選挙結果を左右するとみられる無党派層の投票行動だが、
「支持政党はない」と答えた人は05年の前回衆院選時の調査から10ポイント縮小し、23%だった。
「政権選択」が焦点として浮上し、政党へのスタンスを決めた有権者が増えたとみられる。
ただ、無回答が前回の6%から6ポイント増え12%だった。

無党派層は、
20~40代の各年代で30%台、
50代で24%、
60代以上で10%台だった。

「麻生太郎首相と民主の鳩山由紀夫代表のどちらが首相にふさわしいか」では、
「どちらもふさわしくない」と無党派層の69%が回答した。

無党派層で投票に、
「必ず行く」は61%、
「たぶん行く」は31%で、
合計すると前回調査と同じ92%。
支持政党別での「必ず行く」「たぶん行く」の合計は自民、民主、公明が98%
社民、共産が99%、
回答者全体でも94%と関心は高く、
投票率は府内で65・37%だった前回並みか、それ以上になることも予想される。

*****調査についての私の見解*****
前回の小泉劇場、刺客、郵政選挙など、私にとってはどうでも良かったが、なぜか小泉マジックに踊らされてしまった。
しかし、今回は事情が違う。
自民の勝手な政治は許せない!
この経済不況を作り出した政治の責任は誰が取るのか?
就職できない、首切りにあってしまった、明日の生活ができないなど、国民の生活は切実である。
政治に対する、あるいは、自民党に対する不満が大変である。

麻生が何を言おうと、国民はもう聞く耳を持ってはいない。
自動的に期待は民主党ということになる。

この一週間でこの傾向が大きく変わることもあるまい。

民主党頑張れ。

我が選挙区の横浜8区、山崎誠よ、頑張れ!

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一人麻生のおおトボケ

2009-08-22 12:31:25 | Weblog
各社の衆院選序盤情勢で、民主党が「300議席超の勢い」と伝えられたことに21日、自民党内に衝撃が走った。

前回の郵政選挙では、自民党が序盤で優位に立ったまま圧勝しており、
「逆郵政現象」と警戒している。

民主党の戦いについてこの日、
「単独過半数を確保し、300議席を超す勢い」(読売)、
「300議席超が当選圏」(日経)と報じられた。
20日には朝日が「300議席台をうかがう勢い」と報道。
公示直後の段階で、大手メディアが民主圧勝を伝え、自民については「半減以下も」(日経)と惨敗予想となった。

****私の意見****

世の中は本当にわからないもの。
前回自民党の圧勝がなければ、こうはなっていなかったであろう。
小泉の個人人気で圧勝した。
小泉は既存の組織票を無視してしまった。
小泉は刺客候補を立ててまで、自分の気に入らない候補をたたいた。

これで、自民党は総くずれ。
小泉後3人の首相を立て、2人は辞任。最後の麻生は漢字は読めず、「ぶれまくり」。
一方、社会保険庁の体たらく。年金の記録がなくなり、おまけに、後期高齢者医療保険といった訳の解らぬものをぶち上げて、大反発。

これに輪をかけて、経済の大不況。中小企業や商店が倒産する羽目に落ちいった。

これでは自民党は国民から見放されてしまう。

そんな中、ただ1人強気なのが麻生氏だ。
JR川口駅前の演説では、インド洋での海上自衛隊給油活動に対し、民主党の対応の変化に触れ「こういうのを、ぶれたと言う」と指摘。
移動中の新幹線では、記者団に、
「東京都議選のころが自民党は(支持が)底だった。1カ月前と今とではずいぶん変わってきているのではないか」と、持論を展開。
「序盤戦。悪い、悪いと言われて覚悟したが、聴衆の反応は悪くない」と強調した。

認識のない自民党のシンボルでは、こうなるのが当たり前。

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ウサイン・ボルトの世界新記録

2009-08-21 10:12:22 | Weblog

ウサイン・ボルト
1986年8月21日、ジャマイカ生まれ。
02年に男子史上最年少の15歳332日で世界ジュニア選手権の200メートルを制覇。

08年の北京五輪では、
100メートルで9秒69、
200メートルで19秒30、
第3走者を務めた400メートルリレーでも37秒10
と、いずれも世界記録をマークして短距離3冠に輝いた。

今季4月に交通事故を起こして軽傷を負ったが、
ドイツ大会16日の100メートル決勝で9秒58の世界新記録をマークした。
そして、今日21日には200メートルで19秒20の世界新記録をマークした。

196センチ、86キロ。
21日が23歳の誕生日。

世の中にはこんな人がいるのだ。

神はこの人にどんなメッセージを人類に託したのであろうか?

ジャマイカのような国でも、努力次第でこのような人が育つのだという教訓か?

たかだか2年前の大阪大会ではタイソン・ゲイに100mも200mも負けていたのだ。

努力すればば・・・
というメッセージなのか?

あるいは、集中すれば・・・
というメッセージなのか?

あるいは、集中すれば・・・
というメッセージなのか?

あるいは、希望を持てば・・・
というメッセージなのか?

あるいは、なせばなる・・・
というメッセージなのか?

私は、このボルトが我々に、「神のメッセージを自分自身が見つけなさい、感じなさい、それぞれに」と教えてくれているように思う。


国民に慢心があった?

2009-08-20 11:03:16 | Weblog

新型インフルエンザの再流行で、厚生労働大臣の桝添が記者会見を開いた。

そこで、口にしたのは、
「流行が下火になったことで、国民に慢心の気持ちがあったからだ」
と言った。

何が慢心か?

そもそも、今年5月のゴールデンウィーク前に、この新型インフルエンザは思ったほど感染力がなく、致死数も少ない。
よって、従来のインフルエンザと同じ扱いにするといったのは、厚労省ではなかったか!

その背景には、この経済が疲弊しているのに、新型インフルエンザで更に追い討ちをかけるのは問題であるという経済界などの圧力があったのではないか。

一斉に、報道もその方向に流れてしまった。

国民に慢心の心を起こさせたのはお前ではないか。

本当に責任転嫁のうまい政治家と官僚には開いた口がふさがらない。

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新型インフルエンザが再び猛威

2009-08-19 10:02:51 | Weblog

18日に国立感染症研究所から公表された新型インフルエンザの1定点医療機関当たりの患者数が8月3日~9日(第32週)の時点で0.99人に達した。

感染研は、その次の週(第33週、10~16日)で流行期レベルに達するのは確実とみる。

新型インフルエンザの患者数は第32週(8月3~9日)は全国で新たに約6万人が感染したと算出した。

ここに来て、再び新型インフルエンザが問題になってきたのは、先日、日本で3人目の患者が死亡したため。

また、日ハムのプロ野球選手が罹り、大相撲の関取が罹る。

また、高校野球の選手がかかるといったニュースが飛び交い始めた。

みな一様に、夏は新型インフルエンザは下火になり、秋以降が怖いといっていたが、もうその脅威が始まってきた。

ニュースによると、タミフルも効かないらしいとか。

経済の疲弊のため、この新型インフルエンザは大したことはないといい始めたが、人類の危機に経済優先の考え方は間違いだと思う。

ここで立ち止まり、もう一度新型インフルエンザの問題をじっくりと考えなければならないと思う。

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いよいよ衆院選が始まった!

2009-08-18 12:31:56 | Weblog

第45回衆院選が18日公示され、投開票は30日になる。
小選挙区300、比例代表180(全国11ブロック)の計480議席を争う。
立候補予定者は小選挙区(定数300)と比例区(同180)単独を合わせて1,300人を超える見通しとなった。

政党別の小選挙区、比例代表の合計では、
自民党326人、
民主党330人、
公明51人、
共産党171人、
社民党37人、
国民新党18人、
みんなの党15人、
改革クラブ1人、
新党日本8人
が立候補する予定となっている。

比例代表は、
自民、民主、公明、共産、社民、幸福実現の6党が、
全11ブロックに候補者を擁立した。
このほか、
国民新党が8ブロック、
みんなの党が7ブロック、
新党日本が6ブロック、
改革クラブが1ブロック、
新党大地(同)、
新党本質(同)
も含め計12党が届け出た。

今回の選挙は、
景気の低迷での雇用問題、
少子高齢化など
多くの問題が山積する中での選挙で、
民主に政権を託すのか、
自民、公明両政党がこれまでのように政権担当をまかせるのか
国民ににとって大事な選択となる。

と言われているが、国民にとって、実は自民でも民主でもどちらでもいいというのが本当のところではなかろうか?

すなわち、政治が自分たちの生活を守ってくれると本当に思っている人はいないということである。

弱者切捨てという言葉の中に自分も含まれていると思っている人が大半。
明日の飯が食えなくなっている。
小さな会社はつぶされ、商店も閉めなければならなくなってしまった。
働くところなどどこにもない。
可哀想に大学生・高校生が卒業しても働くところなどどこにもない。

最近、テレビ番組で財政出動をして将来に付けを回すのか?
ばら撒きの金はどこにあるのか?
などと、他人事のことを言っている政治家評論家の話を聞いていると、頭にくる。

将来の問題よりも明日の飯を食わせてくれ。
もう会社をつぶさないでくれ、と悲痛な叫びが聞こえないのか?

緊急事態であることを認識していない政治家の多いこと。
特に自民党議員に。

大雨のための風水害でみんな飯も食えない人々と同じように、経済不況で苦しんでいるのだ。

地震で、壊れて家の下敷きになっている人がいても、将来に付けを回すのはまずいと、何の手も打たなくていいのか。

みんなが動き始めれば、財政の赤字もみんなで解決できる。

今は、金を出すべきだ。


一転、容疑者に

2009-08-08 12:22:13 | Weblog

タレントの酒井法子の失踪が、逃避事件になり、最後は容疑者になってしまった。
初めは、夫の高相祐一容疑者の犠牲者のように思われていた。
しかし、酒井法子自身が覚せい剤を使っていた。

清純派で通っていた酒井法子が、いつの間にか悪魔の道を歩いていたのだ。

家宅捜索で、東京都港区内の酒井容疑者のマンションの部屋から覚せい剤や吸引具が押収された。

この事件はあまりにも衝撃的だった。
何が?
まさか、彼女が覚せい剤を使っていたのか?という驚きである。

しかし、今の世の中は、芸能界はもちろん、大学生の間では相当蔓延していると言う。

子供たちの手に渡ってしまうのが一番怖い。

覚せい剤欲しさに、子供たちは何をしでかすかわからないから。

その意味では、酒井法子のこの事件は大変いいタイミングで起こった問題である。

この機に、徹底的に膿みを出そう。

芸能界では芋づる式に、多くの芸能人が上がってくるのではないかと予想している人は多い。

しかし、酒井法子はこれで人生を台無しにしてしまった。
ちょっとした軽い気持ちから引き摺り下ろされるのである。
覚せい剤、麻薬などは。


原爆症認定の集団訴訟は、まだ終わらない

2009-08-07 12:19:41 | Weblog

原爆症認定の集団訴訟で、麻生太郎首相と原告側が、政府の解決策に合意した。

国は一審で勝訴した原告を原爆症と認め、敗訴した原告も基金で救済する。原告側が訴訟を終わらせるのが条件だ。

ただし、、解決策の対象は、このままでは306人の訴訟原告に限られる。
国の認定審査を待っている人は7600人、
被爆者健康手帳を持つ人は23万人余いる。

かつての認定基準は、
発症のリスクを数値化した「原因確率」によって機械的に線引きした。認定者は被爆者全体の1%も満たない。

認定を求めて、各地で集団訴訟が相次いだ。
国は裁判で争い続け、解決を先送りした。
今月3日の熊本地裁判決に至るまで、集団訴訟は国の19連敗。
この間、70人近い原告が亡くなった。

麻生は、選挙対策の一環で、和解したのであろうが、本質的に予算のことは検討していない。
23万人の原爆被爆患者を救わなければ、この問題は解決することにはならない。

これは時間との戦いでもある。

国が引き起こした戦争で、このような被害者が救われない日本は一体国民を守る意志があるのかどうか疑われる。

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広島・長崎から何を発信するのか?

2009-08-06 11:49:55 | Weblog

世界の政治の発想は、核抑止力。
すなわち、核兵器を持つことで敵対する国に武力攻撃を思いとどまらせる、という考え方だ。

しかし、それが必ずしもうまくいっていない。
イラン、北朝鮮などのように、逆に核を持つことで、世界を脅しにかかっている。

そのような状況の下で、今年4月、米国のオバマ大統領はチェコで歴史的な演説をした。
「核兵器のない世界に向けた具体的な措置をとる」
と宣言し、他の核保有国にも同調を求めた。
米ロ間で核軍縮に向けた新条約をまとめ、
「世界核安全サミット」
を開くことなども表明した。

一歩踏み込んだオバマの姿勢を評価する。

だが、一方で、日韓両国や核兵器を持たない欧州諸国に対しては同盟国の立場から「核の傘」を引き続き提供すると強調している。

事実、再核実験を強行した北朝鮮の動きに呼応して、日米は「核の傘」をより強固にするための話し合いを始めた。

核廃絶に向けた動きに矛盾しているではないか?
日本人の考え方とはちょっと違うような気がする。
すなわち、アメリカの銃を持って自らを守るという考え方なのだ。
日本人は、自分が犠牲になっても、新しい、いい世の中を作るという考え方で、自ら武器を放棄するのである。

原爆は広島、長崎を壊滅させ、多くの命を一瞬にして奪った。
生き延びることができた人も後遺症などで苦しめられている。

日本人的精神を今こそ、世界に明示すべし。
すなわち、アメリカの考えを改め、アメリカこそが率先して核を放棄すると言わせしめること。

同時に、核保有国にもそれを働きかけること。
駄目でもいい。
説得を続けること。
これしかない。
核の傘なんてアイデアは持ってはいけないのだ。


これぞ、外交の現実

2009-08-05 10:27:07 | Weblog

クリントン元米大統領は5日午前、
北朝鮮に拘束されていた米国人女性記者、ローラ・リンさん、ユナ・リーさんとともに平壌を出発し、ロサンゼルスへ向かった。
金正日総書記が北朝鮮に拘束されている米国人女性記者2人に対して特赦を与え、釈放するよう命じたと伝えた。

朝鮮中央通信によると、
クリントン氏は金総書記との会談で、記者2人の不法入国や反共和国(北朝鮮)敵対行為について謝罪の意を表し、人道主義的な側面から釈放するよう求める米国政府の要請を伝達したという。

記者2人の特赦に対してクリントン氏は謝意を示し、両国間の関係改善に関する見解を盛り込んだオバマ米大統領の口頭メッセージを伝えたと同通信は報じているが、米政府は大統領のメッセージの伝達を否定している。

2人の記者は、米国の「カレントTV」に所属する中国系米国人のローラ・リンさんと韓国系のユナ・リーさん。中国に脱出した北朝鮮女性の生活などを取材していた今年3月半ば、中朝国境付近で北朝鮮側に捕らえられた。6月に北朝鮮の裁判所から労働教化刑12年の判決を受けていた。

***** 私の怒り *****
本件、解決したことは大変喜ばしい話だが、これが現実だと改めて理解した。
同盟国とか、友好国とか言っているが、所詮は自国の問題は自国が問題を解決する他ないのだ。
また、どうして北朝鮮は即座にOKを出したのか?
これこそが政治。
言うべきことは言うこと。
そのためには飴もしゃぶらせる。

それにしても、拉致家族の方たちは複雑な思いがするだろう。
今こそ、政治家はアクションを起こすべし。
その代わり見返りは当然用意をすること。
ただし、受け入れられないときは、相当な仕返しも用意すること。
この迫力こそが必要。
今までどおり、アメリカや中国、ロシアに頼るやり方はナンセンスと思い知れ!


歯の再生はすごいぞ!

2009-08-04 10:59:35 | Weblog
抜けた歯の跡に新しい歯を再生させることに、東京理科大学の辻孝教授(再生医工学)らがマウスを使った実験で成功した。

差し歯の代わりに自前の歯を育てる新治療法に道を開く成果だ。論文は米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。

辻教授らは、マウスの胎児から、歯のもとになる「上皮細胞」と「間葉細胞」をそれぞれ4万~5万個取り出し、コラーゲンの培地で一緒に培養して歯の種となる「再生<RB>歯胚</RB><RP>(</RP>しはい<RP>)</RP>」(直径約0・5ミリ・メートル)を作った。

この再生歯胚を、大人のマウスの抜歯した跡へ移植したところ、
37日後には歯が生え始め、
50日後には隣の歯とほぼ同じ高さにまで成長した。
歯の中心部には、血管や神経もできていた。
歯に刺激を与えると、痛みを感じていることを示す物質も脳内に作られ、
普通と変わらないほぼ完全な歯が再生されたことが確認された。

***** 賞賛すべき研究 *****
これはすごいぞ。辻先生!
歯の再生は、多くの人々の夢。
60歳になり、入れ歯に頼らなければならなくなるのはちょっとつらい。
ポリデントの生活は嫌だ。
しかし、歯の形状は大丈夫かな?
再生が止まらなくなって口よりも大きくなる恐れはないのかな?
あるいは、牙のようにならないのかな?
人間は食べることが一番大事。
健康管理も丈夫な歯があったれ場こそ。
辻先生、たのんます。

夢展望コレクション