昨夜のテレビ番組で、池上彰さんがいつものように明快に色々なことを分かり易く説明していた。
私は、パソコンで囲碁対局をしながら見ていると、池上さんが、今の内閣の閣僚のメンバーを見ると自ずから安倍内閣が何を考え、何を目論んでいるかが分かるんです、と言う。
そして、神道政治連盟の話を始めた。
内容は次の通り。
この連盟は、全国の神社の支援を受けた超党派の政治集団で、安倍晋三が会長を務めている。
そして、この政治集団は下記の目的を持つ者が参加する集団である。
1) 皇室の伝統を尊重する。
2) 改憲論議を推進する。
3) 教育基本法の改正を含む教育改革に取り組む。
4) 安全保障体制の確立・領土問題の解決に取り組む。
5) 戦没者追悼のための新施設構想に反対する。
6) 夫婦別姓や男女共同参画社会の推進に反対する。
そして、安倍内閣の20人の閣僚のうち、19人がこの連盟のメンバーである。
残りの一人は公明党の一人である。
自民党の支持者の人に告ぐ。あなた方はこの事実を知っていましたか?
すなわち、安倍内閣は【改憲論議を推進】を進め、【皇室の伝統を重んじるような教育改革】に取り組む。また、【アメリカべったりの安全保障体制】を推進し、【夫婦別姓や男女共同参画社会の推進に反対】するのである。【戦没者追悼のための新施設構想】は戦没者から支援を得るためのまやかし。
特に問題なのは、【改憲論議を推進】し、自衛隊を戦える軍にし、いつでも軍の力で他国を恫喝できる国にしようとしている。また、アメリカに言われれば世界の何処にでも、自衛隊という軍隊を派遣するのだ。そして、徴兵制の復活が始まる。
安倍は怖い人間である。うかうかと彼のいい加減な言葉を信じるとあっという間に昭和初期の怖い時代に戻るのだ。
国民の皆さん、よーく自分の目で安倍の実態を見よう。