俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

強行採決は自民が悪いか、野党が悪いか?

2007-05-31 13:10:00 | Weblog
テレビニュースでは、強行採決の場面がたびたび放映される。
桜田議長の周りに野党の議員が集まり、議長の口を封じたり、羽交い絞めしてしまう。
とんでもない、野党議員!
という印象を受ける。

本当に野党議員が悪いのか?
自民党はなぜ、強行採決をするのか?
社会保険庁で犠牲になった人々の救済策を法令化する話は悪いことではない。
今まで、仮に受け取り金額の問題があっても、それが5年経ってしまったら、時効が成立し、国民は泣き寝入り。
そのようなことがないため、5年の時効制度を撤廃するという法律。
一見して、悪くなさそうである。
それなのに、野党はなぜ反対するのか?

実は野党は自民党の本来の狙いを責めているのである。
この法令が本当に意味のある話か?と問題にしている。
国民の目をごまかすための法令ではないか?

政府の説明している主な対策は次の通り。
・基礎年金番号未統合データ5000万件と受給者分との照合を約1年で完了
・上記のうち同一人物の可能性が高い受給者には平成20年10月までに通知
・それ以外は21年3月までに加入履歴を通知
・60歳未満の加入者に記録確認を呼びかけ
・無年金者には介護保険料徴収時に呼びかけ
・受給者の遺族にも対応
・社会保険庁のオンライン記録と手書きデータの照合状況を半年ごとに公表
・領収書がなくても、他の資料で保険料納付が証明できる場合は第三者機関で受給権を認定

国民に上記の内容を呼びかける。
この呼びかけに応じない人は多いだろう。
それが狙い。
また、 保険料納付が証明できる物を持ってきたら、支給してやるとは何事か?
もともと、自分たちの不祥事ではないか?

表向きは即対応するが、実際は責任逃れと、事態をうやむやなままで終わらせたいだけ。
これが国民に優しい措置なのか?

だから、野党は怒っている。

昨日の安倍首相と小沢のトップ討論で、安倍が聞いた。
「社会保険庁のこの問題で、小沢さんはどのようにすればいいとお考えなんでしょうか?」
この質問も愚問!
それに対し、
「一国の首相から、そのような質問が出るとは思いませんでしたが、折角だから私の考えを述べます。もともと、この問題は行政の不始末。行政が責任を負わなければならない。すなわち、今後の対策は、それらの被害者に対し、優しい対応をすべきだと考えます。」、と答えた。
大人の説明だと思った。

社会保険庁の件でまたまた大波乱

2007-05-31 01:53:05 | Weblog
本日、社会保険庁の問題で審議半ばのまま、強行に採決を図った。
自民党の狙いは、社会保険庁の不始末をごまかすために、未払い分の5年の時効を
廃止するという、一見していい法案のように思える特例を、衆議院で法令化しようとしたもの。

ただ、本質的な問題である社会保険庁の責任をうやむやにしようとするもの。
そして、未払い分は、本人が保険料を支払ったことを証明しない限り、厚生年金・国民年金は払われない。

とんでもない採決である。

ところが、安倍政権は社会保険庁の問題から、松岡農水大臣の自殺、また、緑資源機構の官製談合から、山崎進一の自殺と立てつづけに不祥事だらけ。

7月の参議院選挙のため、速やかな内閣の対応を印象付けたいため、焦り始めた。

国民はだまされないぞ。

松岡勝利 農水大臣の死

2007-05-29 01:36:42 | Weblog
本日2時のニュース速報で松岡氏の自殺と死亡が飛び込んできた。
松岡氏は昨年から事務所経費の問題で、野党から責めたてられた。
国民の一人として、疑惑を持つのも当然。

人の上に立つ人は、やはり、身は清くなくてはならない。
事務所経費のほか、今年に入って、暴力団の関係から献金を受け取っていた疑いが暴かれ、また、最近では官制談合で挙げられた緑資源機構からの献金もあったらしい。

亡くなった松岡氏は、例の有明海干拓事業で、環境破壊と反対運動があったにもかかわらず、あのギロチン工事を完工した。
あの時から、疑問を持っていた。

なぜ、そこまでやるのか?
その動機は?
政治家ならそこを明確にすべきだった。
今回もそうだ。
疑惑があれば明解に説明すればよかった。
それが結局できなかった。

ちょっと古いタイプの政治家かもしれない。

私はこの松岡氏の自殺に関しては、安倍首相の責任が大きいと考える。
疑惑に対して、もっと毅然と迫るべきだったと思う。
それで、政治生命を失うとも、国民のために強く出るべきだった。

安倍首相の任命でここ半年の間に2人も失態をしでかした。
3人目の松岡氏を辞めさせると、本当に安倍政権が揺らいでしまうことを恐れたのであろう。

結果的には、松岡氏の自殺で、本当に政権が揺らぐ結果になるであろう。

しかし、彼の死で本来の事件をうやむやにすべきではない。

それが政治だと考える。

一人の死に対しては、厳粛に哀悼の意を表す。

モジというイラン人

2007-05-28 11:01:16 | Weblog
モジさんは横浜市青葉区では、一部の間では少し有名人。
そのモジさんは、日本に来て15年。
日本語も上手いし、読み書きもできる。

15年前にヨーロッパに行くつもりでいたが、たまたま来た日本が好きで、日本に住みついた。
この人は前向きな人で、今では普通の日はみんなと一緒に働き、土日は日本人のための英会話教室を開き、また、日本に住んでいる外国人の面倒を見てやっている方。

そのモジさんが私にメールを送ってきて話を聞いて欲しいという。
話の内容はこうだ。
自分は何とかイランと日本の架け橋になりたい。
そんな仕事をしてみたいと言う。
ところが、ここ数年アメリカとイランの関係が悪化しているため、日本との関係もよくない。
一方、自分の妹の結婚式が近くあるし、自分の母親にも長いこと会っていないから一度、イランに戻りたい。
しかし、今の状況では、一度イランに戻ったら、もう、ビザの取得ができないだろう、と。
ビザが発給できるためには、大手企業に勤めて、その企業から招待状を発行してもらうか、日本語学校に入るか、その方法しかないという。
今から、大手企業に入ることも出来ないし、日本語学校に入るためには100万円を用意しなければならない。
そこで、いい方法はないものかと、相談に来た。

私は、ことの深刻さに適当なアドバイスは出来なかった。

外国人のビザ発給に何かいいアイデアがあれば教えて下さい。

苦しんでいる人々

2007-05-28 10:44:50 | Weblog
昨日のテレビ番組で、最近、インターネットショップで宿泊している人々のドキュメンタリーをやっていた。

40代50代の人々で、家を持たない人々、職に就けない人々が実は思った以上に多いことを知った。

寝泊りすることが出来ないので、1時間当り50円でインターネットカフェで一晩泊まる。
一晩が300円で泊まれる。

そこから、職場に通う。
職場といっても定職があるわけではない。
一日の仕事があるかないかは、その日に決まる。
風呂やシャワーを浴びない人が職に就けるはずもない。

もっと酷いのは、ハンバーガーショップで寝泊りするのである。
ハンバーガーを100円で買って、3時間眠るのである。
ハンバーガーショップも3時間当りで追い出すという。
3時間ごとに寝るためのハンバーガーショップに移動する。

インタビューされたある一人の女性は次のように言っていた。
30代の半ばに夫に先立たれ、あれよあれよという間に、収入がないため、家を追われ、こんな風になってしまった。
今は派遣会社に登録しているため、仕事は3日に1日程度。
そのうち、その職もできなくなるだろうと不安ばかり。

報道では、こういう人々は1万人は確実いるだろう、と。

経済は立ち直ったが、このような人々の救済を急ぐべきだと思う。
憲法改正の議論ばかりで、庶民の苦しみを何とか救おうとする議員はいないのか?

国民の生命を守るのがあなた方の仕事ではないのか?
今、この問題に何とか手を差し伸べようと思っている国会議員、県会議員さん、あるいは市会議員さん、いたら教えて下さい。

私はあなた方を支援いたします。

厚生年金の記録破棄

2007-05-27 14:53:24 | Weblog
社会保険庁が、20数年前からデータをコンピュータで管理し始めた。
このことは立派なことだった。
しかし、問題は入力したデータが正しくなかったこと。
その上に、もっとひどいことをしてしまった。
紙によるデータの保管を辞めたことである。
すなわち、紙の記録を破棄してしまったことである。

しかし、そんなことは考えられないことである。
一般の企業の場合、確かにデータをコンピュータ管理し始めたのは1970年代から、1980年代。
その時のことをはっきり覚えているが、髪の書類をどうすべきが社内で大激論。
しかし、みんな一致していたのは、対外的な契約や約束事項は永久保存とした。

それが普通の考えである。
万が一、お客様から苦情が入ったり、裁判に持ち込まれたりした場合、コンピュータデータは証拠にはなり得ないという認識であったから。

当然、当時の社会保険庁もコンピュータ化では色々な約束事を作ったことであろう。
そうだとしたら、一体誰の権限で紙データを破棄することが出来るのか?

この破棄は全国的に破棄したのか、あるいは、それぞれ単独で行なったのか?

ここからは私の下衆の勘ぐりというやつ。

コンピュータ化が終わり、一定期間が過ぎた段階で、実は社会保険庁内で、データの誤りが発覚し始めた。
窓口に来て苦情を言う人が現れた。
それらは窓口で、適当に言いくるめられた。
しかし、全国的にこの苦情申し立てする人々が増えてきた。
社会保険庁本部では、紙データの保管を義務付けていたが、実際現場では、もうコンピュータにデータが移管されているのだから、破棄してもいいという判断をしたのだ。

その後、ドンドンこの苦情が増えてきた。
また、弁護士などの人々のデータにも誤りが発見された。
そこで、一度に問題が大きくなったということ。
多分、この間変な経緯があったとは思えない。
ただ、コンピュータを過信してしまったことが最大の問題。

ことここに至っては、後はどのような対応をすべきか?
一つは、紙データの破棄は誰の権限で行なったのか?
また、どのようにして破棄したのか?
現存する紙データはどこにどのように保管されているのか?
また、苦情申し立てがあった際、窓口ではどのような対応をせよという指示が、誰から出ていたのか?
また、データ入力の際、データ確認はどのように行なったのか?
それらの調査は絶対に必要なこと。

また、被害者に対してはどうするのか?
やはり、その人が勤務していた会社から、証明書を発行してもらうか、それが出来ない人は、保証人を立てて保証人の責任で証明書を発行する。
その保証人の資格は弁護しかそれに類する人。
当時の勤務年数や給与額などを確認して保証人が発行する。

昨日の国会答弁で安倍首相は、何らかの支払いを証明できるものを持って来れば支払うとは怪しからん話。

まだ、あんたらは解ってはいない。
そもそも、社会保険庁のいい加減な対応で問題が発覚したのだから、頭を下げて、
「このようにさせていただきますので宜しくお願いいたします」、くらいのことを言えよ。

憲法改正が選挙の争点?

2007-05-26 11:02:09 | Weblog
この夏の参議院議員選挙の争点として、憲法改正を掲げる、と安倍首相は豪語。
これは一昨年の総選挙で小泉が掲げた郵政の改革を争点にするといった話にダブル。

このようにハッキリ、争点を明確にする話はいいことだと思う。
その代わり、これで負ければ、あんたは退陣だよ。

ところで、これが争点って、具体的には何なの?
憲法改正することに賛成不賛成というよりも、どの条項をどのように改正するのか、それはなぜ、改正しなければならないのか、もっと具体的に言わなければならないはず。

テレビ討論会で憲法改正の議論を聞いていると、みんなそれなりに理屈が通っているので不思議。

ある人が言う。
戦後のどさくさの間にマッカーサーの手で作られてきたから、それを日本人の手で作り直す必要がある。

戦後の時代と今の時代はまるで状況が違う。戦争をしないということと軍隊を持たないということは意味が違う。
自衛軍は絶対に必要。

自衛隊は軍隊か?そうだ、いやそうではない。

専守防衛に限るか?

集団的自衛を認めるか?

国連との係わり合いをどうするか?

日米安保との関係は?

多国籍軍に入るべきか否か?

戦争放棄の国というシンボルを捨てるのか?

このように議論は様々。

もっと、頭のいい人は、議論を絞ってくれないか?
国民の一人として、いざ、選挙の争点だと言われても、何をどのように支持すればいいかわからない。

ある人が言った。
この憲法はどんな政党が与党になろうとも、この憲法だけは守る必要がある最低ライン。だからこそ、今は自民党が絶対多数を取っているからといった、勝手に憲法改正をやってはいけない。

すなわち、憲法改正は超党派で検討しなければならない。
また、政府は憲法を守るものであって、政府自らが憲法を改正するというべきものではない。
この議論は国会で進めるものである。

このようにこの憲法改正の議論は、色々な角度で発言されている。

しかも。ほとんどの意見がそれなりに正しい。

そんな問題なのに、国民投票法案では自民党だけの多数決で、衆議院を通過させてしまった。
この愚挙は、憲法改正の障害になるだけ。

安倍さん、頑張って、争点を争点だけにしないで。

中国製土鍋から鉛=カドミウム

2007-05-25 17:32:39 | Weblog
本日5月25日の報道で、札幌市の男性(47)が1月、家具販売大手「ニトリ」で購入し、使用した中国製の土鍋から鉛やカドミウムが溶け出していたことが25日、分かった。
食品衛生法の基準値を超えておらず、人体にすぐに影響を及ぼす含有量ではないが、これは大問題。
今の中国は、約40年前の日本と同じ状況と考えればいい。
安全性は二の次。
何とか早く商品を出し、儲かればいい。
そこには安全チェックは形だけ。
だから、カネミ油症問題が起こった。
手抜き工事も頻発。
薬も副作用など考えもしない。
公害も起した。
当然のこと、チェックシステムが何もなかったのだから。
今、中国はまさにその時期。
野菜も農薬をバンバン使ったり、
魚に虫が付かないために、薬漬けにしたり。
食品には添加物、防腐剤ががべったり。

数週間前には、中南米に出荷された薬で、死亡した患者が多く出た。

中国製品、特に口に入れるものは、チョット注意をすべき事態だと思う。

日本政府も、よくよくウォッチをしておくべきだと思う。

緑資源機構をめぐる官製談合

2007-05-25 12:33:27 | Weblog
緑資源機構なるものが存在していたことなどまったく知らなかった。

林野庁の大きな天下り先公益法人。

今回この集団が官製談合事件の大元凶。

過去の談合事件と比較して官側主導の色彩が極めて強く、官から民への“上意下達”が徹底された強固なシステム構造が確立されていたと言う。

背景を探ると、天下り先を確保したい機構と安定受注したい公益法人という業界の“なれあい体質”が浮き彫りとなる。

緑資源機構の森林業務担当理事の高木宗男容疑者(59)は毎年度末、林道企画課長の下沖常男容疑者(56)に、翌年度発注予定の林道整備の測量・調査業務について、落札予定業者を事前に決めるよう指示。下沖容疑者は、北は北海道、南は宮崎まである全国8地方建設部の林道課長に、業者の要望を取りまとめさせた上、過去の受注実績などを考慮して落札予定業者を決めていた。

高木容疑者は、下沖容疑者から報告を受けて了承。年度初めに、8地方建設部の林道課長らが集まる全国会議で最終確認が行われ、各林道課長が結果を持ち帰り、落札予定業者に伝えていた。落札予定業者は、林道課長から入札額に近い金額を教えてもらうなどし、ほかの入札参加業者に、より高い金額で応札するよう連絡していた。

このように今回の談合事件は、高木容疑者を頂点に、機構側が発注者の優位性を存分に発揮して一方的に談合を主導する上意下達の談合システムで、一般的な談合事件でみられる業者側の「仕切り役」は存在しなかった。

こうしたシステムが約10年にもわたって続いてきた背景には、天下りを媒介として発注側と受注側がなれ合う癒着の構図がある。

高木容疑者らは、林野庁や機構OBの天下り受け入れ状況を考慮し、受注予定業者を決め、談合を主導することで天下り先を確保していた。林野庁→公益法人→民間業者という天下りの「渡り鳥」で、退職金も合わせ1億数千万円を手にした者もいる。

最近、富に天下りの問題や公益法人の見直しが叫ばれている中、昔のままの完成談合を続けていた無神経さには本当に驚く。

この問題は、やはり氷山の一角であろうと思う。
それを切り崩す為には、本件に少しでも携わった林野庁、緑機構及び民間業差を徹底的に洗い、厳罰に処すべきだと思う。

本当に許せない問題だ。

ここにまた松岡農水相の影があるのもうなずける。

言語道断

2007-05-24 12:23:55 | Weblog
一昨日のテレビニュースには本当にビックリした。
生ゴミの収集場所のビニールの中から、赤ん坊の泣き声が聞こえてきた。
取り出してみると、へその緒のついたままの赤ん坊が生ゴミとして、ソコに捨てられていたのだ。

一体誰が?

そんな詮索など、私はどうでもいいと思った。
こんなことをする人間が一人いるということは、その可能性のある人間が、必ず存在し、近い将来、再び起こるだろうという予感がする。

こんな世の中になぜなってきたのか?
原因は一つや二つではない。
家庭の崩壊、モラルの崩壊、・・・。

世の中には色々な人間がいることはわかるが、今生んだ赤ん坊を生ゴミとして捨てることなどあるのだろうか?
母性は?
生命の尊さを感じないのか?

どうも、学校教育以前に家庭を持っている親の教育から始める必要があるのではないか?

卵がさきか?鶏が先か?
という疑問形式で言うと、
こと教育については、親が先だと思う。

すなわち、親の教育を優先させるべき。
社会と自分という意識を持たせるためには、自治会単位で社会奉仕活動を始めるべき。

花を植えてもいい。
ゴミ拾いでもいい。
防犯活動でも。

もう一度、自治会活動および子供会活動を活性化すべき。
基本は自治会。
どうも、今までの行政は、自治会を単に情報伝達活動にしか考えていなかったように思える。

最近、自治会の方々と会って話す機会があったが、彼らが口をそろえて言うのは、自治会には入りたくないという人、家族が多くなっているんです。

まさに、自治会の崩壊も始まっているようだ。

つくづく思う。
小泉は経済の破綻を食い止めた貢献は認めるが、お互い助け合おうという風潮を消し去った罪は大きいと思う。

自己責任という言葉で、全て、色々な責任を個人に転嫁してしまった。
それでいいのか?

助け合いこそ、社会を救う最良の方法なのに。
つぶれそうな商店を、みんなで助けてこそ、その社会は健全に生き続ける。

都会の片隅のアパートの一室で餓死状態で死んでいく人を救うことこそ、我々の社会が救われるのだ。

一人の成功者を作るより、一人の餓死者、孤独者を救うことを優先にすべき。
そんな精神を自治会を通して、みんなに自覚してもらう活動をしようよ。

保護命令通知書がでたら・・・

2007-05-18 17:55:35 | Weblog
愛知県長久手町で4人が撃たれ、うち警察官1人が死亡した。
発砲・立てこもりは元暴力団組員、大林久人容疑者(50)。

大林容疑者が人質にした女性は、元妻の森三智子さん(50)であることも判明。

森さんは平成17年11月ごろに「大林容疑者から暴力を受けている」と愛知署に相談。

自分の息子を撃ち、元妻を人質に立てこもる。
これまた想像できない話。
それぞれの家庭にはそれぞれの事情がある。
家庭内暴力を防ぐ為に法律も整備された。

元妻である森さんは17年11月ごろに大林容疑者からの家庭内暴力を愛知署に相談。その後、DV防止法に基づき、大林容疑者が森さんに一定期間、接近することを禁じる保護命令通知書が裁判所から出ていたという。

すべて、やることはやった。
しかし、結果は発砲・立てこもりの事件で、一人の巡査が死亡。

そこで、考える。
裁判所の発行する「一定期間、接近することを禁じる保護命令通知書」
とは、一体何ぞや?

この保護命令書を受け取った人間が、仕返しに来ることは考えないのか?
罪を起こしそうなことを予測しないのか?

相談にきなさい。
そしたら、接近することを禁じる保護命令通知書を発行しましょう。
こんなもの、罪を犯すものにとっては何の意味もない。
怒りをあおるだけのこと。

警察は一定期間身辺警護をするのが当たり前ではないか?

犯罪が起こった後、対処すると余計に被害者が増えるだけ。

この種の裁判所から命令書が出たら、警察は守ってやるべきではないか?

犯罪を予知する体制を考えるべきだと思う。
そうでないと、裁判所から保護命令通知書が出た途端、その日から逃げ回らなくてはならない。

抗議集会、デモを行なう健全さ

2007-05-17 12:09:36 | Weblog
先日、トルコでは数万人がイズミール市の広場で抗議集会。
また、昨夜はサルコジのフランス大統領就任式に対し、デモが行なわれた。
サルコジの誠治方針の具体的内容までは分からないが、フランス国民は支持率が50%強。

幸いこのデモは暴徒化しなかったが、私は国民のこういう活動はうらやましく思えた。

国民の政治に対する関心の深さがうらやましい。

反面、政治のまずさで、国民は困窮しているのかもしれない。
就職できない人々、移民にたいする処遇の問題、あるいは、物価高騰。
貧富の格差の問題等々。

しかし、今の日本人は、講義することすら忘れている。

政府と国民との間に絶えず緊張感があること、これが健全な社会だと思う。

日本で今起こっている社会保険庁のずさんさ、特に、過去の書類を廃棄処分したため、社会保険料を払った領収証を持ってきたものだけ、対応するというとんでもない発言が出てきたら、即刻、抗議集会、デモが起こらなければならない。

天下り官僚が不当な退職金をもらっているだけで、デモが起こらなければならない。

警察官の不祥事に対してもデモ。

昔は曲がりなりにも、社会党がその役割をしていた。
しかし、それも昔の話。

日本人は抗議集会やらずに、個人個人が電車に飛び込んでいる。
あるいは、一人マンションの中で孤独死。

政治家の皆さん、日本人は全て個人の犠牲で抗議している。
これは悲しいこと。

みんな、デモをしようよ!

比例代表には投票しない

2007-05-16 13:22:39 | Weblog
今朝のニュースでは、来る7月の参議院議員の候補として、自民党はテレビ朝日の丸川アナウンサーやサッカーのカズを推薦すると報道されていた。

もともと、良識の府として、衆議院議員の突っ走りをけん制するために作ったもの。
しかし、故青島議員の立候補以降、テレビタレントやスポーツ選手の指定席になってきた。
全国区ではテレビで顔が売れている方が得票力があるからだ。
途中、比例代表制で党に何票入ったかでその票数に比例して当選数が決まる仕組みになって以来、タレント候補の数が一段と増えた。

しかし、あらためて考えてみて参議院はいるのだろうか?
今回も国会で物議をかもしたように、国民投票法案の件で、「衆議院で議論したことは重複せずに」という発言があった。
時間の無駄だから、形式的な手続きで早く参議院の決議をせよという意味だと思う。
この発言は自民党の幹部の発言。

国会議員もそう考えている。

また、衆議院で落選したから参議院選挙で立候補するといった議員にとっては滑り止めの機能もあるようだ。

今、国会では行政改革で省庁からの天下りが問題になっているが、この種の改革は、まず、参議院の見直しからやるべきだと思う。

別に、参議院をなくす必要はない。
アメリカの上院、下院でいいではないか。
すなわち、衆議院は地方区選で地方及び国政を担当し、県単位で1人ないし2人を参議院で選ぶ。
この人達は国政、特に外交・国際問題を担当する。

今の、党を選ぶ比例代表性こそは、国民の意思を代表するとは思えない。

国民はこの比例代表に対し投票拒否をすべきだと思う。

そうでなければ、自民党、民主党は本格的に動き出さないだろうと思う。

私は、比例代表には投票しない。

私の意見に同調できる方は、是非とも比例代表には投票しないで下さい。

出世の秘訣

2007-05-15 04:20:21 | Weblog
テレビを見ていたら、出世話や成功例がいくつも見せられる。
確かに立派なことをされているし、生き方が一見素晴らしい。

でも、本当ですか?この番組?
美化していませんか?

私は30年近くサラリーマンをやってきたが、出世する人が全て私より素晴らしい人とは思えない。

じゃあ、誰が、あるいはどんな人が出世するの?

出世には別にパターンがあるわけではない。
頑張り屋であることは大体共通しているようだ。
日々会社のことばかり、あるいは、仕事のことばかり考えている人か?
これも必ずしも正しくはなさそうである。
頭が柔らかい人?
前向きな人?
人格のある人?
上司先輩に恵まれている人?
専門知識のある人?
経験豊富な人?
人に優しい人?
本をたくさん読んでいる人?
勉強家?

これらは出世の要素であるが絶対条件ではなさそうだ。

しかし、共通していることは、一度や二度は必ず失敗していること。
その経験があるからこそ、いろいろなものが見えてくるようだ。

あの中国の小平がいい例である。
2回の失脚の中から、3回目にして本当の姿が出てくる。

実は、自分のことを考えてみたが、失脚だらけ。
失敗だらけはさすがに駄目なようである。

失敗の中から何を見つけるのか?
ここがポイントである。

ほとんどの人はその点を言わない。
それは自分の最も大切なことであり、それこそが自分の秘密だから。

人は言う。
あの人は運のいい人だ。
これも一理あるかもしれない。
神のお恵みも出世の大きな要素であろう。

出世には秘訣などないというべきである。
そんなことを考えている間は、出世をしない。

失敗を重ね、駄目人間として烙印を押されて人こそ、最後の栄冠に立てるであろう。

その意味では、私も、まだまだ、資格はありそうだ。

痛風になりました

2007-05-13 19:15:28 | Weblog
ゴールデンウィークの前の日、左足親指が痛くなった。
結局、翌朝は、左足が太く腫れ、歩けないほど。
2日間布団の上で痛さのあまり、呻くだけ。

ようやく、意を決し病院に行くことにした。
連休のため、救急病院しかやっていない。
痛風は立派な救急患者。

すでに、過去数回痛風の発作が出ているため、医者に聞かれたから、
「痛風です」
と答えると、医者は、
「どうして、痛風か?」と聞く。
私はすでに経験していて、症状で解るんだと答えた。

若い医者は、大学の医者でアルバイトできていることは一目瞭然。
専門は何できているか解らないが、どうも、痛風の専門とは思えない。

医者も可哀想だと思う。
専門分野でないことを、あたかも知っているかのように振舞わなければならないから。

しかも、対応が責任回避のようなもの。
後で、専門医になんと言われるか解らないから。

私は、この現状を見て、病院のあり方を少し考えた。

足が痛かったので、上手い考えかどうか解らないが。

病院には色々ある。
儲け主義の病院。
医者が取りすぎている病院。
無免許の医者がいる病院、これは論外。
当然、医者自身にも色々な医者がいる。

しかし、病院は普通の会社とは違う。
公共性を必要とする。
そこで、今までは、手厚く扱ってきた。
ところが、高齢者増加と若者の減少で、社会福祉の予算が今までのように取れなくなってきた。

だから、病院も一企業、一会社と同じように取扱うという風になってきた。

だから、医者の数を減らし、看護師を減らし、経営を圧迫する固定費を少しでも抑えるという戦略に出てきた。

自然の姿だと思う。

しかし、本当にこれでいいのだろうか?
どうも、間違っているような気がする。

公共性に、やはり、手厚い保護を与えるべきだと。
おちおち病気にもなれないという現状はよくない。

ミサイル一機を撃つ費用で、医者の教育を。
自衛隊が野山を駆け回る予算で、注射をしよう。

ところで、手厚い費用を病院に与えると、今度は私服を肥やす。
これも人間。
どうも、こんな実態にメスを入れる必要があると思う。
第三機関で機関で定期的チェックを。
これも中々機能しない。

若手にチェックをさせると過激にやるし、経験ある高齢者にさせると、
いい加減になる。

こがれ悲しいかな人間社会。
いい加減の状態を保つのは難しい。
そこで、いい加減の仕組みはやはり動かすこと。

組織は動くことで死なない。
定期異動が一番。

ところで、定期異動していないものとしては、自民党の一党支配。
これこそが最大の元凶か?

私の痛風は、自民党の一党支配を終わらせることで直るような気がする。