俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

岐阜県の裏金作り

2006-08-12 10:15:27 | Weblog

数年前、この問題が大きくクローズアップされましたね。
各県がいろいろな便宜を図るためいろいろ操作して裏金を作っていた事が発覚。
これは誰しもが同じ考えであると思う。

同じではない?
もしそうであるならば、あなたは潔癖な人かあるいは組織の中にいなかったか?
潔癖というのは正しい表現ではない。
法を遵守する人と言った方がいい。

私の経験を話します。
私は大手メーカーに所属していました。
半年に一回は、課のパーティを行っていました。
これは販売予算の一環として、チャンとしたホテルで行いました。
参加者から会費は一銭もとりませんでした。

営業マンの発奮のため、あるいは、チーム結束のため。

実はこのことは、正しい行いではありませんでした。
社内接待はするなという言明ですから。
本来ならしかるべき人には報告をしなければ罰せられるべき行為でした。

しかし、私自身、チームの結束を優先すること、スタッフのみんなをねぎらうことを優先しました。

たぶん周囲の者、参加した者はそう理解したのでしょう。
私はついに最後まで罰せられることはありませんでした。

そんな私が、県のこうした裏金作りを非難することができるでしょうか?
できません。
法的には正しくないことでも、必要なことはあるのです。

たとえば、ある規制で残業代が払えない。
しかし、残業をしてもらわなければならない。
また、帰りが遅くなったらタクシーにも乗せてやらなければならない。
そんなお金を上司のポケットマネーで払うのか?

世の中のルールはとかく、やってはいけないことばかり。
これをやってもいいという法律などありはしない。
この岐阜県の裏金がどんな背景で作られ、どんな管理をしていたのかわからないが、融通性のある、あるいは、現実に即したルールを考えた方がいいのではないか。

上司たちの飲み食いや、ゴルフの景品などに使われた話は、やはり、納得できない。

この問題は、みんな自分の胸に手を当ててみれば解る。
より現実的な解決を期待する。


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