俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

真央ちゃんとキム・ヨナ

2010-02-27 12:22:27 | Weblog
ショートプログラム(SP)2位からの逆転優勝を狙った浅田真央(19は131・72点を出し、合計で自己ベストの205・50点で銀メダルを獲得した。
真央ちゃんは五輪史上初めてフリーで2度のトリプルアクセルを成功させたが、直前に演技したキム・ヨナ(19)の世界歴代最高の228・56点を超えられなかった。

「悔しかった。ミスしてしまったことが…。情けなかった。完ぺきにこなせなかった自分が…。
と、演技を終えた真央ちゃんは視線をリンクに落とし、歯を食いしばった。
自己ベストを更新する205・50点。

「悔しさはある。アクセルを2回跳べたのはよかったけど、自分の演技がうまくできなかった。納得していない」

真央ちゃんが見せた演技は歴史に残るものだった。
異次元の得点を出したヨナの直後、余韻の残る会場の空気を、冒頭のトリプルアクセルで吹き飛ばした。完ぺきに成功させると、
2度目のトリプルアクセルを意地で決め、2回転トーループとの連続ジャンプにつなげた。
その後の3回転ジャンプが1回転になる失敗はあったが、力を入れてきたステップや、スピンでも最高レベルを並べた。

国際大会のフリーで、トリプルアクセルを2回決めたのは、08年GPファイナル、今年1月の四大陸選手権に続いて3回目。
五輪では史上初、SPと合わせて計3回の成功は究極の離れ技だ。

真央ちゃんは、金メダル以上のものを勝ち取ったことを本人はまだ気づいてはいない。
これだけ日本の国民が真央ちゃんの演技を褒め称えているのだ。

あなたが、国民にどれだけ多くの感動を与えてくれたかをまだ理解できないのだ。

日本だけではなく、世界の人を感動の渦の中に引き込んでくれたのだ。
これは素晴らしいこと。

私はキム・ヨナの演技のとき、どこかで失敗するのではないかと期待しながら見ていた。
実に恥ずかしく思う。
キム・ヨナの演技も絶賛に値する。

二人の将来に祝福あれ。

国は破綻する・・・ギリシャ

2010-02-26 10:02:40 | Weblog
財政危機に見舞われているギリシャ全土で24日、政府の緊縮財政に抗議する主要労組による24時間ゼネストが行われ、交通機関や公共サービスに混乱が生じた。

アテネでは数万人のスト参加者が増税や賃金カットに抗議してデモ行進。
航空や鉄道などが欠航・運休となり、学校や公共機関も閉鎖されたが、アナリストは、より大規模な混乱が続かない限り、政府の財政赤字削減計画に影響が及ぶ可能性は低いとみている。

国が国債をバンバン出して、借金だらけにしてしまった。
あわてたギリシャ政府は、急に緊縮財政の方針を採り始めた。
すると、国民の生活にしわ寄せが来る。
そこで、国民は初めて、国の危機を感じる。
そして、ゼネストにつながるのである。
この時点で、政府がきっちり対応できればいいが、能力なければ、破綻の道に進んでいく。

実は、日本の政府もこの道を進んでいるのだ。
早く手を打たなければ。
景気回復のための施策も必要だが、借金漬けになるのはもっとまずい。

政府・政治家のの勇気と知恵と決断が必要。
もっとも、大事なことは、国民一人一人が、全体のためを考え、耐乏生活を耐え忍ぶことこそ肝要かと思う。

国はつぶれるものなのだ。

商店街のTwitter活用が進んでいる。

2010-02-24 10:10:30 | Weblog
東京都杉並区では、さきがけとなった高円寺ルック商店街が近隣の商店街にも勧め、Twitterの輪がどんどん広がり始めた。

「巨大自動販売機のようなAmazonと競争しても、品ぞろえや値段で勝てない。違う切り口でお客さんに喜んでもらえるような仕掛けを」
と、高円寺ルック商店街の中澤一也さんは語る。

Twitterでは、店のPRにこだわりすぎず、「商店街」や「高円寺」の話題を盛り上げることを意識しているという。

1000人以上にフォローされる@koenjilookの人気の秘密は、そのフットワークの軽さと公式アカウントっぽくない“ゆるさ”だろうか。

「おそらく日本初」のTwitter商店街

高円寺ルック商店街。
休日に高円寺の外から来る客が多く、平日の昼間はすいている高円寺ルック商店街は、高円寺駅南口に広がるアーケード街「高円寺パル商店街」を抜けた先にある。
500メートルほど続く道の両側に約200店舗が並ぶ。
日用品のほか、若者向けの古着や雑貨を扱う店もあり、高円寺の外から来る客が多いという。

以前からネットを積極的に活用してきた。
2000年に、商店街の公式サイトをPCと携帯電話向けに開設。
iモードが始まったばかりのころで、商店街の携帯サイトは珍しく、テレビや新聞でも取り上げられた。
運営を続ける人手が足りず、携帯サイトはすでに閉鎖したが、「もう一度再開しようかと計画中」だ。

Twitterは昨年11月に始めた。@koenjilookは、高円寺ルック商店街の店主らで組織する「新高円寺通商店街振興組合」で理事を務める中澤さんが、
「何かのときのために」と個人的に取得しておいたアカウントだった。

最初につぶやいたのは、高円寺ルック商店街で開いた落語イベントの現場だ。
チケット係をしていた中澤さんは、試しにその場で携帯電話から、当日券の情報をつぶやいてみた。
すると、その様子を見ていた客から「Twitterをやってるんですか?」と声をかけられたという。

その客が@koenjilookについてTwitterでつぶやいたことがきっかけで、フォロワーが徐々に増加。
「読んでくれる人がいる以上はやめられない」と、本格的にTwitterを使うことを決めた。「おそらく日本初の商店街の公式Twitterアカウント」だ。

「バイトの女の子がかわいい」――タレコミに即反応
Twitterでは、割引情報などをつぶやいて客を増やすことより、「商店街」や「高円寺」の話題を盛り上げることを意識しているという。
店のPRにこだわりすぎず、
“ゆるい”切り口でフォロワーを巻き込み、
商店街のファンを増やすことが目的だ。
「例えば『店主の息子が大学に受かりました』とつぶやけば、
『おめでとう』と伝えに店に行きたくなるフォロワーもいるかもしれない」
とアイデアを語る。

投稿しているのは、
中澤さんが商店街の店を訪れた際のリポートや、
ラーメン店のスープ切れ情報、
周辺の天気、
電車の運行状況など。
Twitterの検索機能を使って、「高円寺」「商店街」といった言葉を含むつぶやきを常にチェックしており、「高円寺なう」などと投稿しているユーザーには「ようこそ!」と返信して積極的に交流している。

「高円寺BECK'S(カフェ)のバイトの女の子がめちゃめちゃ可愛い。
正統派可愛い子と小顔メガネで可愛い子。
いいぞ高円寺!」――フォロワーからのこんなタレコミに、
「今度確認してきます!」
「ええ、好きですよかわいい女の子」などとノリノリで返信。
その後、中澤さんが実際に現場へ行き、
「かわいい女の子が多いことは間違いない」と報告したことも。
一連のやりとりをまとめたページが作られるほどフォロワーと盛り上がった。

大晦日にはオフ会も開いた。10人ほどのフォロワーが集まり、除夜の鐘をつきに行ったり、熱燗を飲んだり――と、年越しを楽しんだという。

********
以上、商店街活性化で頑張っている記事を見つけたので、これをほとんど丸写しで使わせてもらいました。

私どもも商店街活性化のために日夜頭を痛めております。

結局のところ、行き着くところは、みんなが足を運んで商店街をぶらぶらしていただく起爆剤がほしい。

それを捜し求めている。
しかし、活動はどこでも地道な一歩からだと思う。
それをだめだというか、やってみようというのか、そこが分かれ目のような気がする。

薬漬け医療

2010-02-23 10:03:40 | Weblog
薬漬け医療は従来から問題になっている。
ところが、その問題がどのように進展しているかわからない。

特に高齢者は病院に行くと、わけもわからず、薬を処方され、言われるままに飲んでいる。
悪徳医者は、この高齢者に目をつけバンバン薬を出していく。

その結果、高齢者はその薬害で苦しむことになる。

最近、私の友人がこの問題で訴訟を起こしたと言う。
話を聞いてみると、彼の父親はある薬を処方されその結果、亡くなってしまったと言う。
医者に説い正すと、医者は正当だと主張するのみ。

友人が調べてみると、イギリスではこの薬を連続して1週間以上飲ませてはいけないと言う。
日本ではどうかと調べてみた。
すると、1週間以上処方した実績がないと書いてあるのみ。
厚生労働省の指導はこの程度。

私の家内は高血圧。
そこで、近所の医者に言ったら、この薬を飲めといわれたので、服用したところ、心臓がバクバクして歩けなくなってしまった。
それ以後、医者の処方する薬はまじめに飲まなくなった。

こんな話はいろいろ聞く。

特に高齢者に対する薬の処方について、もう少し調べ、仲間で意見交換を始めようと思う。

すべての医者が悪いのではないと思うが、病院経営のため、ついつい無用の薬を平気で処方する医者がいたら、彼らはわれわれの敵である。



ゴリラがキャップを開けていた

2010-02-22 14:01:32 | Weblog
昨日、娘に連れられ、20年ぶりに上野動物園に行ってみた。
動物園そのものは、特に変わったところがなかった。
2月なので、観客はあまり多くはいなかった。

娘の最大の関心は、ゴリラ。
ゴリラのモモコが最近出産したらしい。
しかし、モモコはこの日、外には出ていなかった。
オスのハオコと2頭のメスゴリラが外に出ていた。
天気がいいせいか、ハオコごろりと横になっていた。
メスゴリラは動かず座ったまま。
無駄な動きをしない。

人間世界では、ゴロゴロしていると太ってしまう。
しかし、動物はエネルギーの消耗は極力しないのが常識。

人間は、必要以上に食べて、栄養過多になるため、運動しなければならないのだ。

2時からえさの時間というので、待っていた。
すると、ハオコが突然動き始めた。
係員の姿をチラッと見たのであろう。

係員は、上からえさを投げ始めた。
3等それぞれの場所に均等に投げてやる。
初めは、みかん。
次は、トマト、ピーマン。

イチゴを切ってばら撒いた。
そのうち、ペットボトルが投げられた。
中には、スポーツドリンクのようなものが入っていた。

それぞれのゴリラは、そのペットボトルを拾い、それぞれ、手でキャップをひねって、開けていた。
思い悩む景色などまるでない。
その辺のおじさんが普通にひねって飲むように飲んでいた。

私はこの光景を見て、ゴリラの進化を感じた。

東京に住むゴリラは、もう、文明生活を送っている。
自然のうちに。

人間も、知らず知らず、文明を自分のものにしている。

そのうち、上野のゴリラはパソコンでインターネットをやっているかも知れない。

岡田、前原、枝野の3人が今後の民主党

2010-02-18 11:44:36 | Weblog
民主党の小沢一郎幹事長の地元、岩手県の胆沢ダムの本体工事について、
前原誠司・国土交通相は17日、衆院の予算委員会で、入札直前に国交省に談合情報が寄せられていたことを明らかにした。
分割発注された2工事で、いずれも談合情報通りの共同企業体(JV)が落札したという。

同工事をめぐっては、下請け受注した水谷建設(三重県)の元幹部らが東京地検特捜部の調べに対し、小沢氏側に「計1億円を渡した」などと供述しており、質問した笠井亮議員(共産)は「談合による不正な利益が小沢氏側に還流されていた疑いがある」と指摘した。

前原国交相の答弁などによると、
談合情報が寄せられたのは平成16、17年に入札が行われた「堤体盛立(第1期)工事」と「原石山材料採取(第1期)工事」で、
前者は鹿島などのJVが193億8千万円(落札率93・97%)、
後者は大成建設などのJVが151億5千万円(同94・42%)で落札した。
いずれも談合情報通りで、水谷建設が後者工事の下請けに入ることも事前に指摘されていたという。

笠井議員は、胆沢ダムの本体工事を受注した17社から5年間で、献金やパーティー券の購入費として計約3千万円が小沢氏側に提供されていることを挙げ、裏献金疑惑も含め,
「小沢氏側への還流ではないか」
と指摘。

前原国交相は「(還流は)類推の域を出ない」としながらも、
「公共事業の受注企業から多額の献金を受けることはいかがかと思う」と答えた。

談合情報を受け、国交省は当時、公正入札調査委員会を開き、業者への事情聴取などをしたが、談合を裏付けられなかったといい、
前原国交相は、
「入札制度改革に向け、胆沢ダムの問題も含め、しっかりと検証したい」と述べた。

この前原氏の国会答弁は大した物だと思う。
事実は事実と認め、その疑いのあった企業から政治献金とあれば、政治家たるもの、受け取るべし出ないと明確に言い切ることは大事なこと。

岡田、前原、枝野の3人が今後の民主党を変えていってくれるだろう。

彼らにエールを送りたい。

泥臭い長島の銀メダル

2010-02-17 10:03:42 | Weblog
スピードスケートの男子500メートルで長島圭一郎(27)が銀メダルを獲得した。
1本目は35秒10の6位と出遅れたが、
2本目でトップの34秒87をたたき出し、合計タイム1分9秒98で銀メダル。

一方、加藤条治(25)は1分10秒01と長島と100分の3秒差で銅メダル。

2人は日本に今大会初のメダルをもたらした。
スピードスケート日本勢の同じ種目での複数メダルは、
92年アルベールビル五輪の黒岩敏幸の銀、井上純一の銅以来2度目の快挙となった。

4年前のトリノ五輪では、代表4人の中で最も無名だった。
だが初出場の夢舞台で13位に終わった。
帰国後、池田高時代の恩師、野村昌男監督に言った。
「世界のレベルは違っていた。こんな甘ちゃんじゃダメです。」

それから、この男の目の色が変わった。
06年秋にショートトラックの本場韓国で五輪金メダリストらと練習し、コーナー技術に磨きをかけた。
08年秋には1人山にこもってトレーニング。
体重は4年間で5キロ増。
世界一美しいフォームを形成する土台となった。
トリノ五輪後翌シーズンはW杯4勝。
「トリノが強くさせてくれた。あれがなかったら、このメダルはなかった」。

2歳違いの加藤との内に秘めたライバル関係は何よりも、強さへの願望を加速させた。

トリノ五輪後にはW杯で8勝を積み重ね、通算7勝の加藤を上回った。
同じ所属で、同じ場所で練習しながら、練習中に言葉を交わすことはほとんどない。
そんなライバルが、銅メダルを獲得してうなだれているのを間近で見た。
「同じチームでやってきて(加藤を)気にすることはないけど…。でもどっかで負けたくない気持ちはあった。日本で1番になれてよかった」
と、珍しくライバル意識があったと認めた。

あきらめない心は、メダリストから学んだ。
日大入学後から92年アルベールビル500メートルの銀メダリスト黒岩敏幸氏の指導を受けた。
黒岩氏は当初、長島の線の細さに、
「体力的に練習についていけなくて辞めるかと思った。帰省する時も『ちゃんと戻ってこい』と声をかけたほど。」
日大の練習は先輩と後輩がパートナーを組んで行うが、長島は、あまり厳しくない先輩についていったという。

だが黒岩氏もフォームの修正はしないほど、センスを感じていた。
心掛けたのはメンタルの指導。
ある時、長島が記録会で流しそうな雰囲気を感じた。
「レースで手を抜いていいのは金メダリストだけ。(清水)宏保が抜くなら何も言わないが、お前が抜いちゃダメだ。」
その言葉は今も長島の胸に焼きついている。
「心の師匠(黒岩氏)に言われた。僕はレースでは手を抜かない。全力でやるだけ。」
常に100%を尽くす姿勢が、この日の逆転2位浮上を生んだ。

一つの銀メダルで日本中が沸いた。
長島のたどった道で、長島は十分銀メダルを満足していることが解った。
一方、加藤は金メダルでなければ何の価値もないと主張している。

対照的な二人がテレビの前で語っている言葉が実に面白かった。
天才的な加藤と泥臭い長島。

国民は長島の満足げな表情に元気をもらったと思う。

川口悠子、頑張れ

2010-02-16 09:58:12 | Weblog
バンクーバー五輪第3日フィギュアスケート・ペアショートプログラムが行われ、ロシアに国籍を変更した川口悠子(28)、アレクサンドル・スミルノフ(25)組は、ペアとしての自己ベスト73・92点を塗り替える74・16点で3位につけた。

このオリンピック出場者の中で最も体重の軽い川口悠子さんのスケートを見て感動した。

もともと、ジュニアの時代にはシングルで世界一になったこともあると言う。荒川静香などと同じところで練習していたが、どうしても彼女には勝てない。
苦しんでいた時に、長野オリンピックでロシアのフィギュアスケート・ペアのスケートを見て直感したと言う。
このロシアの先生について勉強しようと。
そこで、直ぐにこの先生に手紙を書き弟子入りしたと言う。
まず、アメリカに行きそこで基礎練習をし、そこから、ロシアに飛ぶ。
ロシアの代表として世界選手権で優勝し、オリンピックの出場資格を得たが、ロシア国籍がないとオリンピックには出られない。

最後の決断として、ロシア国籍を取得する。

こんな背景を知るとなおさら、応援したくなる。

しかし、世の中には頑張っている人がいるんだなと思う。

神は、彼女にもっと大切なゴールを用意していると思う

2010-02-15 09:52:47 | Weblog
フリースタイルスキー・モーグル女子の上村愛子4位。
彼女の大粒の涙がほおを流れていくのを見て、いろいろ感じた。
彼女の記者会見では
 
「なんでこんな一段一段なんだろうと思いましたけど。満足…じゃない。ちょっと悔しいですね」

初出場だった長野オリンピックの7位から始まり、それぞれのオリンピックで6位、5位、そして4位。

決勝は慎重になった分だけスピードを欠いた。
第2エアではバックフリップ(後方宙返り)の着地で左足が流れた。
ゴール後、両腕を突き上げたが、心なしか力がなかった。

バンクーバーは原点とも言うべき思い出の地。
14歳の冬に初めて訪れ、W杯モーグルの大会を観戦した。
中学のスキー部をやめ、心に空白があった時期、すっかりとりこになった。
「(バンクーバー郊外の)ウィスラーでモーグルに出会った。
ここでいい滑りをすることが、モーグル人生のすべてかな、と思っていた」
と上村は振り返る。

白馬にすごい子がいる。
モーグル界で、そんなうわさが広まったのは上村がまだ中学生のころ。
目指したのは世界。
高校時代には長野五輪出場を果たした。
でも満足できなかった。

トリノ五輪では派手な空中技を見せながらメダルに届かなかった。
するとフィンランド人のヤンネ・コーチと二人三脚で「ターン」を磨いた。
でもメダルは逃げた。

試合終了直後、寄せ書きのボードと花束を娘に届けようとした母・圭子さん(58)と目が合った。
上村は、母を気遣い気丈な笑顔で手を振った。
前夜は新潟にいる夫の皆川賢太郎に電話を入れた。
「自分の滑りとかターンを信じてやれば大丈夫」
との言葉に背中を押された。
この入賞は家族と戦った証しでもある。

実力があってすんなり金メダルをとる選手もいるが、もう一歩の選手のほうが圧倒的に多い。
天才少女と言われ、金メダル候補と言われ、精神的プレッシャーは大変なものだったであろう。
神は、彼女にもっと大切なゴールを用意していると思う。
それが、4年後か10年後かは分からないが。

まだまだ、ゴールをしてはいけない。
手を緩めてはいけないといっている。

私は彼女のような金メダルなどの派手な目標はないが、神はまだ頑張れと言っているから頑張る。

我々の思想・哲学は不況の前に総崩れ

2010-02-13 10:05:26 | Weblog
トヨタとホンダのリコールから始まり、
フォルクスワーゲン、
ルノー、
プジョー・シトロエン(PSA)
など、欧州の自動車メーカー各社、が相次いでリコールを発表。
対象地域も、北米や欧州からブラジルやメキシコ、ロシアなどへと広がっている。

昨年、ポルシェを買収しスズキに資本参加をするなど、攻撃的な拡大戦略を図っているドイツ・フォルクスワーゲンは11日、ブラジルで後輪のベアリング上の欠陥が見つかった「ニューゴール」や「ボイジ」の2つの車種19万3600台に対し、リコールを実施する計画だと明らかにした。

フランスの自動車グループ、プジョー・シトロエンは2日、ブラジル市場でヘッドライトに欠陥が見つかった307モデル1万3700台に対し、リコールを決定。
プジョー・シトロエンは、トヨタと合弁で生産するプジョー107と、シトロエンのCIモデルなど、車両10万台に対しリコールを実施すると、先月末に発表している。

フランスのルノーも、ブレーキの欠陥により、「シニク」や「メガン」などを対象に、欧州で3万5000台に対しリコールを行う計画だと、4日発表した。

今年に入り、世界的な自動車メーカーがリコールを行うか、計画を発表した対象車両は計1200万台を越える。

現代(ヒョンデ)は、クラッチ・ペダルの欠陥が持ち上がっている「トゥーソンix」手動変速機の車両600台あまりに対し、今月初頭から関連部品を無償で交換する「無償交換キャンペーン」を実施していると明らかにした。
現代自動車と起亜(キア)自動車は昨年4月、ブレーキランプがつかず、それぞれ3万7794台と1万842台について、リコールを行った経緯がある。

この現状を何と見るか?
トヨタの二の舞を踏みたくないため、問題がこじれない前に、早めにリコールとして対応した方がいいと考えたか?
あるいは、トヨタの大騒ぎにまぎれて、自分たちの問題を処理しようとしているのか?

いずれにせよ、どのメーカーの自動車も、安全でなくなっていると言うことだけは言える。
アメリカ大手3社が倒産するほど、販売競争は激化している。
そのためのコスト削減は必死。
材料費と作業工程を短くすることで、勝ち抜こうとしたのであろう。

生き残るため、何でもやるという思想が問題なのだ。
これは消費者にも問題あり。
即ち、価格で全てを決定するという考え方から来ている。
安全とか、品質だとかが売りの時代は終わったのだろうか?

我々の思想・哲学は不況の前に総崩れという感は否めない。

悲しむべきは、我々の心にある。



ブラジルの成功

2010-02-12 10:03:33 | Weblog
先日、ニュースステーションで、ブラジルの成功例を特集で報道していた。
数年前までは、リオデジャネイロのスラム街であったところが、変わり始めたという。

スラム街に住む人々に、生活補助金を出しているのだと言う。
一家族に7万円程度の支給である。
その上、子供や高齢者がいると、別に手当てを出していると言う。

数年前までは、低所得者層が4割以上も占めていたのだが、今は2割以下になったと言う。

すなわち、中産階級が6割になったと言う。
昔の日本である。

低所得者にお金を支給すると、彼らは直ぐに消費してくれる。
すなわち、お金の循環ができる。
これがポイントだと言う。

ボラ大統領がこれを提案した当時は経済学者がみな反対をしたと言う。
しかし、大統領は断行した。
2014年にはサッカーのワールドカップ。
2016年にはオリンピックと、これからの発展が期待できる。

日本に、このような発想で、経済に活力を与える人はいないものだろうか?

どこかに風穴を開けなければならない。

ポイントは、お金が滞留せず、流れるような仕組みだ。

一人の運転手の心が日本中の人に感動を与えてくれた

2010-02-11 11:01:24 | Weblog
航空高石川(輪島市)の推薦入試受験へ、埼玉県内から列車を乗り継いで同校へ向かう途中、大雪のため新潟県内で足止めされた中3女子が、ヒッチハイクしたトラック運転手の夜通しの運転に助けられ、間一髪で受験開始に間に合った。

女子生徒は1月17日午前9時10分開始の試験に向け、前日から母親と夜行列車などを乗り継いで輪島市へ向かう予定だった。
しかし、新潟県長岡市まで行ったところで、大雪による列車運休で足止めを余儀なくされた。
17日午前0時過ぎ、2人は試験に間に合わないと判断し、列車を降りてヒッチハイクを決意。
通りかかったトラックに上越市内まで送ってもらい、さらに同市の給油所に立ち寄った車に同乗を頼んで回った。

寒風の中、数台に断られながらも必死に石川方面に向かう車を探すと、山形県内の運送会社のトラック運転手が快諾してくれた。
同乗は「金沢市まで」との約束だった。
だが、運転手は同市に近づくと,
「よし、輪島まで行っちゃる」とハンドルを切り、進行方向を北に変えた。

試験開始の約10分前、2人は学校に到着、ぎりぎりではあるが、善意のリレーで間に合った。
事前の電話連絡で「欠席」と踏んでいた教員が驚いて出迎えると、運転手は,
「うちの娘も受験生だから気持ちはよく分かる」
と控えめに語り、名前や行き先なども告げずに立ち去ったという。

作文試験に臨んだ女子生徒は出題されたテーマを見て、目を丸くした。
「私が感動したこと」。
迷うことなく、女子生徒は直前まで起こった「感動」をありのまま書き記した。
深夜に見ず知らずの親子を運んだ運転手の温かさ、
「絶対にあきらめない」と懸命に車を探してくれた母を通して,
「人の優しさに感動した」とつづった。

女子生徒には21日、合格通知が届けられた。

この話を私は妻と一緒に車の中で聞いた。
実に気持ちのいい話であった。
このところ、暗い話ばかりの中で、本当に心温まるこの話は我々に勇気を与えてくれた。
人は素晴らしいものだ。

枝野君、思う存分やってくれ

2010-02-10 16:58:35 | Weblog
鳩山内閣は10日午前、民主党の枝野幸男元政調会長(45)を行政刷新担当相に起用することを持ち回り閣議で決定、枝野氏は同日就任した。

小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体をめぐる事件などで内閣支持率が下がる中、昨年11月の「事業仕分け」で活躍した枝野氏の起用で改革姿勢をアピールし、政権浮揚につなげたい考え。

首相は藤井裕久前財務相が辞任した1月、
仙谷由人行政刷新担当相に国家戦略担当相を兼務させるに当たって、
枝野氏の起用も検討した。
しかし、この時点では小沢氏に配慮し、当面は枝野氏を首相補佐官に任命して仙谷氏を補佐させることにしていた。

この人事は中途半端だと思っていた。

しかし、今夏の参院選へ向け、鳩山政権が政権浮揚の切り札に位置付けるのが、天下りや無駄遣いの温床とされる公益法人の事業仕分けだ。
そのためのには枝野氏は重要な人材。

仙谷、枝野両氏は鳩山首相や菅直人副総理兼財務相らと96年に旧民主党を結党したメンバー。
内閣の中枢を「オリジナル民主党」で固めることで「小沢色」を薄める思惑もあるだろう。

いずれにせよ、この人事は鳩山君としては、よくやったと思う。

枝野君、思う存分やってくれ。

トヨタの豊田章男社長の対応が遅い

2010-02-09 15:33:39 | Weblog
ハイブリッド車(HV)の新型「プリウス」のブレーキが一時的に利きにくくなる問題で、トヨタ自動車は9日午後、1月までに生産したプリウスのリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

同じブレーキシステムの
セダン型HV「SAI(サイ)」と
レクサスHV「HS250h」、
昨年末からリース販売しているプラグインタイプのプリウスも同時にリコール。
対象はプリウスが約19万台、全体で計20万台超に上る。

新型プリウスは海外約60カ国・地域でも約15万台を販売。
うち米国の約10万台は9日にも現地でリコールし、他の国や地域でもリコールなどの無償改修を始める意向だ。

トヨタによると、ブレーキの瞬間的な作動・解除を電子制御しているABS(アンチロック・ブレーキ・システム)が、ブレーキが利かなくなったような違和感を持たせる設定だったという。

トヨタ自動車が9日、新型プリウスで車両の欠陥を認めるリコールを決めたのは、プリウス以外のリコール問題なども含めた対応が後手に回り、顧客の不信が想像以上に広がったことが背景にある。

新型プリウスは昨年5月の発売以来、
高い燃費性能と低価格で国内外で話題を集め、HVブームを巻き起こした。

08年の金融危機で業績が大幅悪化したトヨタの豊田章男社長はHVを戦略の中核に据えたのだ。

だからこそ、このプリウスでずっこける訳にはいかなかったのだ。
だから、手のうち方が遅かった。
リーダーの資質がなかったのだろう。

あれだけ、優秀な会社が一夜にして崩れていくのを誰が予測できただろうか?

日本のJALが倒れ、トヨタの大失態。
サントリーとキリンの生き残りの合併が破局した。この2社は今こそリストラをしなければならない時期なのに、それができなければ、半年後には、何が起こるだろうか?

中小がバタバタ倒れ、大企業も苦しんでいる。
政治はガタガタ。

新卒には就職先がない。

いよいよ、日本全体が行き詰り始めたぞ。
こんな時には、英雄が出てくるもの。

はたして出てくるであろうか?




こんな不動産業者があっていいのだろうか?

2010-02-08 10:04:21 | Weblog
私どもは横浜市青葉区青葉台にオフィスを昨年12月まで約9年半借りていた。
オーナーの身勝手な対応ゆえ、移転することにした。

契約解除は6ヶ月前に通告し、昨年末に原状回復工事を行った。
立会い検査は12月30日に行い、壁、天井、床、窓など一点一点確認した。

その結果、「いいでしょう」ということになった。

私はそれでも、今までが約束破りをやってきた男なので、あえて、このような言葉で確認した。
「原状回復工事はこれでOKですね」、と。
すると、この問いかけにも、
「はい、OKです。壁紙については、次に借りに来る人が自分で張り替えるでしょうから」、と驚くほど素直だった。
その上に、
「銀行口座を教えてください。12月分の電気・水道料金が決定したら、清算し保証金をお返ししますから」、と付け加えてきた。

私は、その場に適当な紙を持ってはいなかったので、後日郵送しますと応えた。

意外にも、何の問題もなく立会い検査が終わり、最後だからと思い、
「長い間お世話になりました。」とお礼を言って別れた。

1月に入り、私は銀行口座を送った。
すると、1月31日、私の新オフィスにオーナー本人が清算書を持ってきた。
旧オフィスと、新オフィスは300メートルしか離れていない。

その清算書を見ると、なんと、そこには”原状回復工事費”が記載されていた。
「この原状回復工事は我々がやったものではないか?」と言うと、
オーナーは、
「あれは不十分だったから、別に我々が工事をやったんだ」、と言い始めた。
私はあきれたが、冷静に文書で抗議した。
至急、工事を行ったと言うからには、業者に支払った領収書があるでしょう。その領収書のコピーをください。また、どのような工事を行ったかその写真を取らせてくださいと申し入れた。
そして、二日後、オーナーを訪ねて、領収書をもらいに行った。
すると、今度は、あれは見積金額だと言う。
私は、開いた口が塞がらなかった。

聞いてみると、我々が行った立会い検査の翌日に、業者を呼んで原状回復工事の見積を依頼したと言う。

この経緯を私は知り合いの不動産業者数人に聞いてみた。
全ての人が、こんな業者がまだいたのかと思うと、不思議でならないと言う。
この手口は昭和の時代の不動産屋が良くやったものだと言う。
今このようなこのようなことをやると、即、宅建業者の資格を失いますよ。

原状回復工事費約60万円を詐取しようとしているのだ。

しかし、不思議な話は、なぜ、立会い検査で簡単にOKしたのだろうかということ。

私は今、本件提訴する準備を行っている。