俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

見苦しい聴聞会!

2005-11-30 14:01:15 | Weblog
昨日の国会での聴聞会を見ましたか?
実に見苦しい!

建築設計事務所が仮に違法建築の図面を描いたとしましょう。
すると、建築会社から駄目烙印を押されて、致命的。
そんなことをやって、何の得にになるのか?

すなわち、ことの出発点は依頼者側になる。すなわち、建築会社。
建築会社には、建築費を下げて競争に勝つ。
入札があったらなおさらのこと、受注するためにはコストを下げる必要がある。

あるいは、コストを下げることによる利益の増大を図る。

ここまでは、何の問題もない。至極わかりやすい話。

しかし、違法という高い壁をどうして、飛び越えたのだろう?
違法建築が発覚した時点で、会社存続が危うくなることくらい、誰にも解ること。
それなのに、どうして?

見つかりにくい方法があった。
チームを作れば何とかやっていけるかも?

このチーム作りの最大の難関は、検査会社。
検査会社をどうして丸め込むことができたのだろうか?
一級建築士は世の中に山といる。
言うことを聞かなければ、設計会社を変えればいい。
その一言で、設計会社は簡単に転ぶ。

しかし、検査会社が簡単に転ぶことは考えられない。
余程の大きな圧力がかかったのか、馬鹿な社長がいたのか、一回毒を飲んだ会社の宿命だったのか?

どんな経緯で、こうなったかは解らないが、長い間に出来上がった悪の仕組み。
その悪の仕組みの聴聞会だから、言っていることは支離滅裂。

お前等、人じゃあない、と憤りを感じた。

この連中の他に、やはり、この種の仕組みが全国にできているのではないか?

たまたま、先週、民主党の西村議員の弁護士名義貸しが発覚。
私は、この名義貸しということに何か引っかかりを感じてならない。

国会議員は、名義貸しをいたるところにしているのではないか?
直接、そのことで報酬を得た西村議員は大馬鹿者だが、自分の票になれば、
自分の名義は、まあ、使ってもいいよ、と。

悪の組織でも、やはり、トップに誰を置くかが問題。

この建築業界に、やはり、政治家の名前がチラホラ見えるような気がする。

ちょっと、うがった見方かも?

群馬県のホテルでも耐震強度偽造問題

2005-11-27 12:31:14 | Weblog
世の中、何が原因で壊れるのか解らない。
ローマは一日にして成らず、と言うが、壊れるスピードはどうだったのだろう。
日本でも平家の栄枯盛衰はいかにも早かった。
源氏の頼朝の時代も、あっという間に北条氏に奪われてしまう。
江戸幕府も、わずか10数年で瓦解してしまう。

今回の姉歯設計事務所のデータの改ざんは、現代における瓦解の始まりかもしれない。
すなわち、耐震構造を無視した設計により、色々な建物が建っている。
それが震度5の地震でみんな崩れてしまうという意味である。

そもそも、今回の姉歯事件は氷山の一角ではなかろうか?
考えてみるに、設計事務所はもっと権威があるところで、建築一級士という頭脳を売り物にしているところ。

どんなゼネコンが来ても、
「そんな、要求は呑めない」、と追い返してもいいはず。
ところが、そうすると注文が取れない。
事務所の資金繰りが大変ということになり、ついつい、ゼネコンの言いなりになってしまうと言う。

ゼネコンは、何とかコストを落とし、利益を確保したいと思うし、もっと注文をとりたいと考える。
そこに、本来の品質、信頼を投げ捨ててしまう。

この設計事務所は調べてみると、色々な県でホテルなどのデータを改ざんしていることがわかってきた。
ホテルにしてみるとえらい話である。
その日から、営業停止となる。
そして、倒産。
新たな経済危機を引き起こしかねない。

国家検定で、一級建築士制度を決めたが、その人たちが崩れ始める。
また、市の行政機関にも審査・登録機関がある。
そこもいい加減。
建築後、検査会社がチェック。
それもいい加減。

はたして、どんな仕組みを作れば、耐震構造の建物がちゃんとできるのであろうか?

世界で初めて胚性幹細胞(ES細胞)をつくることに成功したソウル大

2005-11-25 19:17:24 | Weblog
今や、ニュースの多いこと。
何か世の中が大きく変わり始めている予感がする。
今日の昼は、消費者物価指数が前年比0.0%になったとかで大騒ぎ。
私は何のことか初めは判らなかったが、なにやら、今までのデフレーションに歯止めがかかり、年々物価が下がっていたのが止まったという大変な事態だそうだ。

みなさん、わかります?

広島では小さな小学生の女の子がわずかな瞬間に殺され、ダンボールに詰められ放置されていたという。
それも、民家のど真ん中で。
田舎だから、住んでいる人はみんな顔見知りのはず。
それがそうではなくなり始めたのか?

また、千葉の方ではお姉さんの歯と書いて、姉歯建築設計事務所がデータを改ざん。
震度5で倒壊してしまうマンションを建ててしまった。
当の本人のコメントはいかにも他人任せ。そこに現れた建築会社は、自己破産宣告をしたり、補償は30万円しか出せないとうそぶく始末。

おい、もっと真面目に考えろよ。
姉歯が出した書類を検査する会社もいい加減なもの。
なんとも嫌になってし合う。

また、政府系銀行を民営化したり、一銀行にする話が出てきて、驚いた。
ほとんどの頭取は、大蔵省の事務次官がちゃんと座っているではないか?
あんたら、大蔵省のトップにいた人間なら、もっと、立場をわきまえろよ。

つい一年前、道路公団の天下りで大問題になっていたのを知らないの?
次は自分が矢面に立たされると思ってはいなかったの?
お前等、それでも指導者だったのか?

日本の若者は腐れきっているといっているが、本当は指導者が腐っていたのではないか?

私は、今日の新聞で、ソウル大学の問題が一番怖いと思った。
世界で初めて胚性幹細胞(ES細胞)をつくることに成功したソウル大、と本当のところ、ES細胞のことなど解りもしないが、この種の話は人体実験だろう。

遺伝組み換えで何でも作っていいのか?
クローン人間ができていいのか?

研究者の卵子を使って、何をするんだ?
そのうち、北朝鮮がそんな実験をやっていたとしたら、空恐ろしい。
まさか? と思うだろうが、日々、そのまさかが起こっているではないか!

恐ろしいことの多い現在、だんだん、我々は麻痺しているような気がする。

イラク戦争で、人を殺すことに麻痺してしまった。

あああ・・・
と叫んでみたところで、麻痺は治らない。

いつの間に?

2005-11-24 11:35:52 | Weblog
最近、新聞の株価に目をやってみたら、驚いたことに、軒並み株価が上がっている。
東芝などは、400円の低迷がずーっと続いており、日本経済の象徴的存在であった。
それがいつの間にか、700円台を突破。
800円をうかがう勢い。

また今日の日経新聞では、対中輸出が前年同月比12.8%という。
中国からの輸入も大幅増。
輸入では携帯電話やカメラを中心に音響・映像機器部品が27.9%増、ノートパソコンなども14.6%増えた。

不況といっていたのに、大企業ではかってないほどの増収増益というから、何な何だかわからない。
中国の爆発的な景気の影響であることは予測がつくが。

一方、三洋電機は大赤字。
今や、生き馬の目を抜く程のすざましい時代の渦に我々は生きているという感じがする。
私の町では、商店会のお店のシャッターが次第に下り始めた。
知恵を使うところは生き残るが、安閑として何も手を打たないところはつぶれる。
昔は日本製品に恐れおののき、ジャパンバッシングを行ったアメリカ。
今度は、中国の脅威に日本がさらされている。

株価が上がったといって、浮かれている余裕はない。
中小企業のみなさん、今が正念場。
知恵を絞って、頑張りましょう。

政治家には、期待ができないから。


アジアのHIV感染者830万人

2005-11-22 18:57:46 | Weblog
今日の日経新聞にこの記事が載っていた。
しばらく、HIVの話は世間の話題には乗って来なかったが、実は怖い話。
見捨てては置けない話。

致命的な病気のガンにはあの手この手と最先端医療が施されている。
ところがHIVは、致命的な病気であるにもかかわらず、なぜか、人の目には、
同性愛者がかかる病気とか、麻薬乗用車がかかる病気という、別の感情が働き、
えてして、自業自得?と結論付けて終いがち。

昨年より10万人増えているというデータが上がっているが、悲しいことである。

新聞情報では、
世界全体の感染者が4000万人前後で推移している。
アジアではアフリカなどに比べるとまだ感染率が低い半面、
中国、インドなど人口密集地域を抱えているため、感染拡大が懸念されている。
感染経路は覚せい剤などの薬物の常習者による注射器の使い回しが44%を占め、
輸血や性交渉による感染が続く。
性産業で働く女性は地方出身者が多く、HIV予防に関する知識が乏しい、

などと指摘。
この病気は予防ができる。
しかし貧しい女性、子供は麻薬の餌食にされ、性の道具に使われて、
最後はこの病気にかかって悲しい最後を迎えることになる。

心ある人々が、何とか麻薬撲滅と性産業撲滅に関心を持つべきだと思う。
ワクチンはいらない。
人の力で、撲滅できる病気。
全世界の人々が恐れおののく時代が来る前に、自ら撲滅運動に参加して欲しい。

自分達の子供たちに負の遺産を残すべきではない。




予防が可能。

チュニジアクラブ横浜をご存知ですか?

2005-11-16 13:11:47 | Weblog
はるばるチュニジアから日本に来て10年あまり。
一人の女性を紹介します。
名前はベスマさん、で呼ばれています。
日頃はフランス語や英語を教えて生計を立てておられます。

このベスマさんが、このままでは自分は十分な役割りを果たしていない。
何とか、チュニジアの文化を日本に紹介したいし、日本の文化をチュニジアの人々に紹介したい、と私に言ってきたのが昨年の初め。

ベスマさんは、日曜日にはチュニジアダンスの講習会をボランティアで行っています。
また、リクエストに応えて、チュニジア料理の教室も時々開きます。
これもボランティア。

こんな精力的に活動をしている人は見たこともない。
そこで、私たち、ベスマさんの支援者は昨年11月、”チュニジアクラブ横浜”という団体を作りました。
定期的に、新聞を発行しております。
また、チュニジアを紹介する講演会を開いております。

手探り状態で、一年間の活動をしてきました。
そこで、一周年記念パーティを開こうというので、近くのケアプラザに会場として使わせて欲しいとお願いしましたところ、ベスマさんの心に打たれたと言って、
快く使わせていただくことになりました。

ベスマさんは、チュニジア大使館に行き、パーティの説明をしたところ、大使までが是非出席したいということになりました。
人の強い一念と行動力で人は動くものだと思いました。

先日、ケアプラザの方と最終準備の打ち合わせをした際に、ケアプラザには土足厳禁ということが解りました。
パーティに靴を脱がせることは、ゲストに大変だということと、靴の管理が大変だということで、何とか、土足のままで入場させて欲しいと、ベスマさんは頼み込んだ。
ケアプラザの副所長さんは、それだけは例外なく駄目だと言っていたが、話が進むにつれ、副所長さんは譲歩していき、最後は例外としてOKが出ました。
特に、うまい方法を労したわけではないが、これも、誠意で訴えたたまもの。

さらに、ベスマさん、駅から少し離れていることから、ケアプラザの車を送迎に使わせて欲しいといい始めた。
これは駄目だろうと思ったが、結果的にはOKとなった。
私は、この姿勢に感銘を持った。

興味のある方は、このパーティに来て見ませんか?
ベスマさんに会えますよ。

パーティは11月20日(日)の2時から4時半まで。田園都市線の青葉台駅に1時30分から45分までにこられた方は、バスで会場までお送りします。
パーティのメイン イベントはチュニジアを含む10ヵ国のアフリカ諸国の人によるファッションショーと音楽。
また、チュニジアのお菓子とミントティーがサービスされます。
チュニジアダンスで皆さん楽しんでください。

また、チュニジアワインやオリーブ、香辛料などの特産物も販売いたします。
入場料は300円です。

お気軽にいらしてください。

「僕」が「Atom」に「碧(みどり)の小枝」を?

2005-11-11 12:15:51 | Weblog
「僕」が「Atom」に「碧(みどり)の小枝」を?
これ何だか解りますか?

静岡で、中学生の娘が、実の母親に劇薬タリウムを飲ませた話はまだまだ、記憶に新しい。
警察の調査では、日記が出てきて、そこに、上の単語が出てきていると言う。

ここでは、「僕」は中学生の自分を指す。
「Atom」は自分の母親を指す。
そして、「碧(みどり)の小枝」は劇薬タリウムのこと。

日記の文書の中で「僕」は食べ物に混ぜるなどして「Atom」に「碧の小枝」を摂取させ、「足が痛いと訴えている。当たり前だ(中略)僕が入れたのだ、試すために」などとした。「Atom」が入院した後も薬物を飲ませ続けた様子を描き、10月4日の項には、苦しむ原因を知っているが「言えないし、言わない」、
と書いてあるとか。

私には、全く理解できない。
自分の母親にこの子は憎しみを抱いているのだろうか?
もし、そうだとしたら、「Atom」のことをもっと憎しみの言葉で書くだろうに。
母親がAtom?
もしも、母親が実験材料としか思っていないとしたら、もっと怖い話である。

この種の人間が一人現れたということは、まだまだ、同じ人種が登場してくると思うべき。
すなわち、それがどこに起因するのか十分検討し、即、対策を打つべし。

直接的には、学校のあり方、先生のあり方をもう一度見直すべき。
また、進学、就職のあり方、終身雇用ではなくなった現在の社会のあり方、
等々、社会を構成する全ての要因も考慮しなければならない。

モラルの低下に歯止めをかける方法を、みんなで考えなければ、と思う。

過去を振り返るな!

2005-11-09 15:13:51 | Weblog
ブッシュ大統領が、訪日を前に、こう言った。

日中、日韓のぎくしゃくした関係について
「過去の出来事の結果として大きな緊張があるのを承知している」
と指摘。その上で
「私にできるのは各国首脳に対話を促し、過去を振り返らないよう呼びかけることだ。過去を忘れるのは難しいが、可能だ」
と強調。

いいねぇ、アメリカ的で。

アメリカのモンロー主義を思い出す。

アメリカはもう一切、他国のことは言わない代わりに、他国からも言われたくないと。

私は、このことを中学生の時に教えられた。

詳しい背景は忘れたが、ただ、勝手のいい国だなぁ、アメリカは。

そんな大統領が変わった途端に、またまた、国際舞台に登場してくる。

あんた、本当に都合がよすぎるよ。
一貫性がないじゃあないか!
そう言いたくなる。

今回のこともそう。
日中の争いごと?
それは単に小泉が靖国に参拝したから、日中関係がおかしくなったわけではなかろうが!

日韓問題?
単に竹島の問題が、ことの発端ではあるまい。

すべてのことが、日米関係につながっている。
直接アメリカに物申すよりも、日本をワンクッション使って、間接的にアメリカの反応を聞き出そうとしているだけではないか。

問題は、アメリカ。
ブッシュさん、あんただよ。
他人事みたいなことを言うなよ。

北朝鮮の拉致問題でも、あんたが人道的に許せないと言うだけで、金正日はびびるんだ。
日本がだらしないと言えばそれだけだが、アメリカは世界の中の指導的立場でチャンと言うべきだよ。

小泉は靖国に行く代わりに、靖国に代わるものを作れよ。
中国にも、海底油田はおかしいぞ。
韓国にも、竹島の軍隊を一旦は引き上げろ。
それから、二者会談を行え、と。

いやいや、ブッシュ君、あんたはそれを言う資格があるかは疑問だがね。

イラクで、もっと、説明しなければ、国民は納得しないのでは?

ああ、そういうことか!

過去を振り返るなとは、過去のブッシュの過ちも忘れてしまえと言うことか!


NHK記者が 放火????

2005-11-07 17:55:15 | Weblog
最近は解らない事ばかり!
今回のNHKの記者のことも、まさに、解らない事の一つ。

大阪両県府警の調べに対し、
「仕事にやる気がなくなり、自暴自棄になった」などと供述しているとか?

私は、原因はこんなことではないと思う。
報道によると、
今年春ごろから大声を上げたり、上司を批判する姿が目撃されていたという。
8件の連続放火が確認された5月15日の犯行直前には同市内の飲食店数軒で、酒を飲んでいたこともあったらしい。

笠松容疑者は昨年5月、新人記者として同放送局に配属され、警察を担当した。上司から厳しく指導されたが、当初は、周囲の励ましに「頑張るしかない」と答え、前向きだったという。
しかし、今年3月ごろから言動が一変。県警記者室で大声を上げたり、机やいすをけるなどの行動が目立つようになった。
「納得できん」
などと仕事への不満をつぶやく回数も増え、陰で上司の名前を呼び捨てにするなど、反抗的になった。

納得できないことなど、この世の中にはいくらだってある。
それが、どうして放火につながるのか?

私は思う。
これは病気だと。
この世の中に、病人のなんと多いことか?

学校の先生が子供に性的いたずらをする。
ドメスティック バイオレンス。
女の子の監禁。

共通することは、弱いものへの八つ当たり。
隠れてこっそり、自分の正体を表さない。

もう一つは、自分は犠牲者という意識。

私は、原因は2つあると考える。
一つは、小・中学校の生活。
昔は、貧乏と裕福の間に確かな差があり、子供はその悔しさに涙をこらえて頑張らなければならなかった。
親も生計を守るために、夜遅くまで働き、一生懸命だったから、その姿を見ていた子供は、自分も頑張らなければならないと考えていた。
家族、兄弟姉妹、友達、先生が本当に心の支えになっていた。
だから、貧困といえども、みんな耐え抜いていた。
当然、脱落者もいたが、ごく一部。

ところが、今、はたして、心の支えになる人がいるだろうか?
一人か、二人の兄弟姉妹で、親は共稼ぎ。
この共稼ぎも、生計を立てるための必死のものではない。
旅行に行きたい、マイホームを持ちたい。
ゴルフのため。
そんな親のために、どうして、我々が、犠牲にならなければならないの?

家では、会話もない。
学校では、友達ができる状態ではない。
先生が、熱い言葉で、叱ってくれることもない。

首相は、人生いろいろなどといい加減なことを行っている。

一つの心になるということがどこにもない。
みんな孤立である。

だから、ちょっとのことで、思いもよらないことを起こす。
「みんなぁ、俺を見てくれよぉ」、
と言わんばかりに。

早く、この病気を治そうよ。

フランスの暴動が拡大、大統領が「治安最優先」

2005-11-07 10:43:28 | Weblog
あのフランスが、今や全国的な暴動に広がりつつあるとか。
フランス移民家庭の若者の不満が、一つの事件で爆発してしまった。
初めは、パリ郊外の出来事だったのが、今や、フランス全土に広がり、各地で車が燃やされたり、学校が壊されたりしている。

シラク大統領は6日夜、治安関係の閣僚会議を招集した。
大統領は終了後、
「治安回復を最優先し、警察や司法の態勢を強化する」
と述べ、暴動を抑え込む姿勢を強調したと言う。

それだけ、フランスの貧困層には苦しい生活だったのであろう。働くにも働けない現実がそうさせたのである。

この事実を、日本の政治家はどう見るのか?
日頃から、フリーターのあり方を真剣に考えていなければ、こうなりますよという警告と捕らえるべきである。

小泉然り、日本人はおとなしい、とタカをくくっているとフランスの二の舞になるぞ。
これこそ、対岸の火事と思わずに、日頃の言動に慎み、真面目に景気浮揚対策を考えるべきだと思う。

フランスにも馬鹿な大臣がいたらしく、不用意な言動で、若者の怒りをかったようだ。
民衆は怖いものだ、と認識すべき。