俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

雨の災害に思う

2006-07-22 18:41:29 | Weblog
例年、梅雨明けは7月中旬。
それが、今年はまだ梅雨明け宣言していない。
先週および今週は日本列島が大雨。

どうも、ここ例年自然災害ばかり。
気象予報士が、力説している。
太平洋の海水温度が1度上昇している。
有史以来、ここ100年で海水温度の変化は、驚くべき上昇をしている、と。

私は、彼らのその話を聞くにつけ、空しく思う。
だから、どうするの?

地球環境を議論するといっても、アメリカは批准しない。
中国は、まさに、発展途上。
狂気のごとくビルが建っている。

これでは、地球の神様も起こるのは当然。

もう一つ。
災害を受けた家族はいつも、学校に集められ、握り飯や弁当が配られ、毛布をかぶって寝ている光景をテレビで見る。
切ない思いで見るばかり。

私には何ができるのであろうか?
どうも、災害に当たって、我々の非力さを感じる。

政治家の問題と言ったところで、それも空しい。
どうも、そんな人たちを待っていても建設的な動きができないようである。

自分が動き出す他はない。
かといって、何からやればいいのやら。

土砂崩れ、土石流、道路が分断。

ただ、われは神に祈るばかり。
悲しい現実だが、・・・。

被害者とそうでない人の運命は紙一つ。
「おじいちゃん、川の様子を写真に取りに行ってもいい?」、
と孫娘に聞かれ、
「気をつけて行けよ」、といった言葉が最後。

このおじいさんの今の思いはいかばかりか?

それにしても、雨の威力の凄さよ。
また、人間の弱さよ。




北朝鮮制裁決議について

2006-07-11 12:25:38 | Weblog
北朝鮮は何のために、高い金をかけてミサイル実験をやるのだろうか?
一説には、ミサイルを売るためのデモンストレーションか?
どうも、嘘っぽい。
日本から金をゆする作戦?
可能性はあるが、読み違い。
ある評論家の話を聞いて、さもありなむと思った。

本当に脅しとなるのは、単なるミサイルでは駄目。
ミサイルに核弾頭を載せること。
これが可能になったとき、町のチンピラから、世界の恐れる怪獣に変貌するのである。

まさにそんな時、手をこまねいて待っているべきではない。
制裁で、その方向を阻止する必要がある。
中国は外務次官が今北朝鮮に行って、交渉をしているとか。

私の予想では、この交渉は上手くいくとは限らない。
行かない可能性の方が大。
そうなると制裁が始まり、いよいよ北朝鮮は窮地に陥る。

人民の蜂起、軍によるクーデターと予測できることがいくつかある。
額賀のの話で、ミサイル攻撃の準備は必要とは思うが、
制裁を発動した際の日本防衛を真剣に考えるべきだと思う。

北朝鮮の暴動で、近隣諸国の大打撃は避けるべき。

日本の対応は生ぬるいのではないか?

2006-07-08 10:25:54 | Weblog
ミサイル7発を発射され、日本は即刻万景峰(マンギョンボン)号の日本への寄港を禁止した。
また、北朝鮮への送金手続きも禁止した。
以前よりも早い決断でよかったと思う。

しかし、本当にこれでいいのであろうか?

北朝鮮はミサイルの発射実験と言ってたことに対し、アメリカはミサイルを発射したらしかるべき処置をとると強い口調。
日本はだらしなく、アメリカのあとからボソボソと言っていただけ。
なぜなら、報復手段をとる力もないし、法整備も不十分だから、他国に対して強くは出られない。

もともと、今回の北朝鮮のミサイル発射実験は日本への圧力。交渉の再開を狙ったものに違いない。
だからこそ、今回のアメリカはあまり積極的な攻撃手段はとらない。
そんなもんだよ。
他国を当てにしての防衛はもうやめた方がいい。
少なくとも、現実に北朝鮮の脅威が存在するのだから。

無法者が周りで武器を持って、脅してくるのなら、自衛として、対抗手段を取ることを主張すべき。
少なくとも、武器を奪い去るか、あるいは、武器が二度と使えなくなるように、腕をもぎ取るとか。

より具体的に言えば、ミサイルを発射したら、全てのミサイル発射基地を殲滅するといった主張をすべきだと思う。

万景峰号の寄港を許さないとか、送金を禁止だとかはゆるすぎる。

国の防衛こそ、日本の国民を守る重大なこと。
この点をはっきり他国に明言すべき。
このことが直ぐに軍国化につながるとは思えない。

今後、自衛という問題をクリアーにして、言うべきことは、きっちり、言わなければ、テポドンは日本近海まで飛んでくる。

ミサイル発射に、何を見る?

2006-07-06 00:53:57 | Weblog
北朝鮮は追い詰められた?
追い詰めたのはアメリカか?

あるいは、こんな論調も聞かれる。
金正日の力が衰えたか?
理由は、今まで交渉のカードに使っていたミサイルも、
発射させるぞ、と脅していた間は良かったが、
発射してしまったら、もうこのカードは使えなくなる。
なのに、7発も打ってしまった。
軍の暴発の可能性もあるかも?なんて言っている解説者もいた。

可能性は何でもありうる。
しかし、果たしてそれが正しいだろうか?
暴発したり、言うことを聞かなくなったら、ミサイル発射か?

どうもこの説は、信じがたい。
じゃあ、最初に戻って、アメリカの追い込み作戦か?
マカオの北朝鮮の預金口座の凍結は、痛かったであろう。
だからといって、腹いせにミサイルを打つだろうか?

冷静に考えて、ミサイルを打ってびびる国は、韓国と日本。
韓国に今脅したとて、金にはならない。
じゃあ、日本は?
ひょっとすると金になるかもしれない。

ところが、日本は北朝鮮船の寄港を禁じた。
経済制裁も発動するだろう。
逆効果だったのでは?

しかし、今北朝鮮にとっては金がほしい。
物資が欲しい。
中のいい中国が、アイよとくれる訳もなし。
韓国も同様。金には渋い。
やはり、日本がターゲット。

一番くみし易いし、簡単に乗ってくる。
横田めぐみさんを返すといえば、それだけで、ガッポリと金になる。
先日の金英男の28年ぶりの再会も、日本に対する誘いであろう。
今回のミサイルも、交渉再開の脅しであると読む。

最悪の場合、本土近くまでミサイルを撃ち込むような気がする。
小泉も後3ヶ月。この間に、ガッポリと現なまを手に入れることを考えている。
彼らは、偽札作り、麻薬作り、誘拐・拉致までやる連中。

オレオレ詐欺などお手の物。

さて小泉君、この誘いに乗るか?
私は乗ると考える。
ただし、小泉ではなく次期総裁の安部になってからである。
もう自民党の小泉にはパワーもないと読んでいるし、自民党が次期参議院選挙に勝つためには、横田めぐみさんの帰国が最高の業績に変わる。
北朝鮮はそこまで考え、動いていると思う。

国民には危機感をあおり、自民党には土産を用意している。
ここで、日朝の関係改善で将軍様の安泰を図るのであろう。

どうか、間違ってミサイルが日本に飛んでこないように。

一番面白いシナリオは、中国に飛んでいったときである。

中田が辞めるって、どういうこと?

2006-07-04 15:49:09 | Weblog
おい、中田が辞めるんだって?
おまえ、どう思う?

いいんじゃあない、人の勝手でしょ?

何言ってんだい!
そういうことじゃあないよ。
どうして、中田が辞めなければならないんだ!

このワールドカップで、中田が一番頑張っていたじゃあないか。
最後まで、ピッチを走り回って。
他の選手を鼓舞して!

中田は選手としても一流だが、向上心が人一倍。
妥協を許さない。
だから、時に、チームメイトともめる。

他のチームメイトから見れば、ウザい存在なのかもしれない。
しかし、中田の果たした役割は大きいものがあったと思う。
にもかかわらず、その財産をみすみす失っていいのか?

今度の日本の代表監督になるオシムも言っている。
日本は錯覚をしている。
自分達は強いチームとあまりやっていないから、自分達のレベルがさも高く見えているのだろう。
しかし、現実はそう高くもない。
もっと、強いチームとあたり、もっと自分達を磨かなければならない。

中田もずっとそのことを主張していたように思える。
まさに、オシムの代表チームにはなくてはならない存在。
でも、中田は決めた。
そして、発表した。
中田ほどの人間が、もう自分の言ったことを撤回することはあるまい。

反省すべきは、われなり。

日本が予選リーグの最終戦でブラジルに負けたとき、、中田一人、ピッチに残ってピッチの上で泣いていた。
そこには誰一人近づこうとしなかった。唯一、キャプテンの宮本以外は。

このことが何を意味するものか、今はわからないが、中田はこのときやめる覚悟をしていたのだろう。

できることなら、もう一度、南アのワールドカップで頑張ってもらいたい。

レッドカード!

2006-07-02 03:34:35 | Weblog
7月2日、深夜、私はイングランド・ポルトガル戦に一喜一憂した。
もともと、勝負は野球でも相撲でも、弱いものに味方するというのが私の主義。
そこで、この戦いは、ポルトガルを応援した。
前半は一進一退の好ゲーム。
攻撃と守備のバランスが良く、見ていても面白い。

このチームに比べると、やはり、日本はまだまだという気がする。
スピードの速い正確なパスと、攻撃に入るときのスペースの作り方が違うという風に私は見た。

後半が始まって、事件が起こった。
イングランドのフォワードのルーニーがファウルで一発退場。
この時、テレビ解説の元Jリーグの武田はとぼけた解説をしていた。

「あれが、どうしてレッドカードなんでしょうかね。たぶんプレーの後、相手選手を押したのが原因でしょう。」
私はその解説に唖然とした。
ルーニーが自分でボールを持ったとき、ポルトガルの二人の選手が来てルーニーを倒した。
起き上がるときに、頭にきたルーニーは、相手選手の急所”キンタマ”を蹴ったではないか。
これはレッドカードになるのは当たり前。

結局、この後はポルトガルに一方的に攻められっぱなし。
私は、この時点でイングランドの応援を始めた。
そして、ゲームは0-0で延長戦。
最後まで、イングランドは攻められっぱなし。

しかし、PK戦まで持ち込んだ。
しかも、PK戦では優位に立った。
これをぶち壊したのは、ランパード。

その結果、ポルトガルのベスト4が決定した。

すべて、この試合をだめにしたのが19歳の短気野郎で、急所蹴り男。

この男を選んだ監督を私は疑う。

金英男からのメッセージ

2006-07-01 12:19:38 | Weblog
一昨日の金英男(キムヨンナム)と母親、姉との28年ぶりの再会で、私は思った。
もしも、私が金英男ならどうしただろうかと。

厳重に、北朝鮮から監視され、少しでも変なことをしたら、あるいは、言ったらどんな目に遭うかも解らないという状況下で、どのように語れば本当のことが伝わるだろうかと考えるであろう。

一番言いたいのは、自分の言っていることが嘘ですよというメッセージを伝えるだろう。
私は、無理やり嘘を言わされている、ということしか伝えられないだろうと思う。
その中で、何が嘘かをどう知らすか?

やはり、自分の母親、あるいは、兄弟姉妹しか知らないことを言うのが一番。
そのことは誰にも解らないことだから。
すなわち、再開のニュースの中で、自分のこと、しかも、兄弟にしか解らないことを語ったのは、一箇所のみ。
拉致される際に、貸したテープレコーダーを取り返してこいという場面。

私は、一瞬、この話に何かの意味がこめられていると察知した。
なんだろう?
どんな意味があるのだろうか?

ところが、翌日のニュースでは、義理の姉がそのテープレコーダーを持ち出してきた。
「このテープレコーダは、英男にプレゼントをする予定だったが、結局は英男には渡さなかった、と。」

私は、このニュースを見てビックリした。
何と軽率な報道かと。
英男が、自分の自分の記者会見での内容は、全て嘘だということを、このテープレコーダの作り話で伝えようとしていたのに。

私は、このことで、英男に影響が出なければいいがと思う。

もう一つの嘘は、横田めぐみさんは3歳のとき交通事故に遭ったと言っていたことを発表した。
これも横田さんに送ったメッセージ。
ところが、これもアッサリと横田夫妻は否定した。

私は思う。
英男の苦渋の戦略を誰も気づかず、単に嘘という報道にしてしまっている。
平和ボケの報道と私は感じた。

生きるか死ぬかの境遇にいる人間が、28年ぶりに会った母親、姉に笑顔で接していること辞退が不自然である。
北朝鮮はいいところで、私はこんなに恵まれて育った。
大学にも行かせてもらった。

めぐみは、自殺してもういない、ということも、私の全ての会見は嘘ですよということをアピールすることで、めぐみさんは新ではいないということをメッセージとして流したのであろう。

母親をバスに抱えて乗り込み、外から手を振り別れを告げたとき、彼は本当の自分の感情が出た。
抑えきれない感情である。
最初に会ったときの笑顔は嘘ですよということも、ここでハッキリした。

横田夫妻さん、あなたの娘さんのめぐみさんは、きっと生きていますよ。

それまで頑張ってください。