ハリー・ポッターと謎のプリンス Harry Potter and the Half-Blood Prince

2008年／英・米／デヴィッド・イェーツ監督／ダニエル・ラドクリフ　ルパート・グリント　エマ・ワトソン　マイケル・ガンボン　ジム・ブロードベント　トム・フェルトン　アラン・リックマン　ボニー・ライト　フランク・ディレイン
2011年7月22日 日テレ金曜特別ロードショー

【あらすじ】
ポッちゃん（ラドクリフ）はとうとう６年生？ヴォルデモートシンパのドラコ・マルフォイ君（フェルトン）とスネイプ先生（リックマン）に、何やら不穏な密約が。ダンブルドア校長はポッちゃんを連れて、直々にスルホーンさん（ブロードベント）を教員として迎え入れに行くがその真意は…まだトム・リドル（ディレイン）だった頃のあの御方の記憶を引き出すためだった。
一方第二次性徴期真っ最中の彼らは、ロン（グリント）を中心に色恋沙汰にも忙しい。ポッちゃんはどうするの、ジニーなの、チョウ・チャンなの、ルーナなの、それともケイティ・ベルなの？やっぱりロンなの、スネイプ先生も捨て難いけどヴォルデモートさんという方向性もアリ…。とかなんとかでダンブルドア校長と共に、ヴォル様の魂を隠してあるダンジョンへ突入。嫌がる爺さまに無理やり毒水を飲ませお宝を手に入れたはいいが、帰ってきてから校長は御方様軍団の攻撃により転落死。
ポッちゃんが手に入れてバイブルにしていた闇のなんたらいう魔法本、著者の＜半純血のプリンス＞とは…！？

ダンブルドア校長死んじゃったよ！
いや…別に不死身だろうとかは言わないけどさ。あんだけ魔法を駆使できる世界の魔法マスターが、＜転落死＞ってそりゃちょっと無理がありすぎなんじゃないの？ドラえもんだって突き落とされたらきっと、慌てず騒がずポケットからタケコプターを取り出すと思うけどね。
って、死んだと思わせておいての＜復活＞が次回作に隠されているような気も、しないでもない。さり気なくフェニックスが飛んでるカットが入れられてるし。無茶を承知でおじいちゃん虐待をしてしまったポッちゃんが、このままでは報われないものなあ。
しかし日テレでは、今作を端折りもせずに３時間たっぷり放送。放送終了時間は日付が替わる間近なのだった。これ、児童向けの作品なんじゃなかったの？よい子はそんなに夜更かしできないよ！ということで、私は録画しての翌日観戦にしたのでした。いくら大人だからといっても、あのダルいストーリーでは夜更かしに耐えられなかったろう。ナイス判断だ、俺！