暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

ザ・ドア/交差する世界 Die Tür

2017年08月07日 22時26分23秒 | 洋画>★★
2009年/独/アノ・サオル監督/マッツ・ミケルセン ジェシカ・シュバルツ バレリア・アイゼンバルト ティム・ザイフィ トーマス・ティーメ ハイケ・マカチュ
2017年8月3日 テレ東午後のロードショー

【あらすじ】
画家のダビット(ミケルセン)は、ご近所の女(マカチュ)と不義密通してる間に娘レオニー(アイゼンバルト)を死なせてしまった。そんなこんなで奥様マヤ(シュバルツ)とも別れて5年が経過。どん底のダビットは自殺も叶わず、不思議な蝶に導かれて扉をくぐる。そこは5年前。レオニーが命を落としたその日だった!?
レオニーの事故死を食い止め、状況把握にオロオロするダビットだがそこへダビットが帰宅。泥棒と勘違いされもみあっているうちに、自分で自分を殺してしまった。しょうがないから死体は庭に埋め、自分に成り代わって5年前をやり直そうと悪戦苦闘。レオニーには不審がられ、親友マックス(ザイフィ)には死体を見つけられ絶体絶命…と思いきや隣人シギー(ティーメ)がマックスを殺して助けてくれた。
シギーによると、彼もまた5年後から扉をくぐってきたクチであり、同様の住民は結構いるらしい。そうこうしているうちに、マヤもご近所夫婦による<自分殺し>を目撃してしまう。と思ったら5年後マヤもいつの間にか来てて、ダビットはシギーに過去マヤを殺すよう命じられた。ダビットはマヤとレオニーを5年後に連れて行こうとするが、シギーはそれを頑なに妨害。果たして<5年前世界>から脱出することは叶うのか…!?


<5年前>ではあるが、そこの人物を殺しても<5年後人>が消えることはない。これがこの作品をややこしくしてる点で、じゃあその世界って一体何なの?と考え出すとハナシについていけなくなる。
マッツ・ミケルセンというデンマーク出身俳優の顔を覚えられる作品。
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