沈黙の執行人 A Good Man

2014年／米／キオニ・ワックスマン監督／スティーヴン・セガール　ヴィクター・ウェブスター　ユリア・ベエルデス　ソフィア・ニコラエスク　アナ・アデライダ・パージョイユ　オビデュー・ニクレスク　クラウデイヴ・ブレオント　ツィ・マー／オリジナルビデオ
2017年8月2日 テレ東午後のロードショー

【あらすじ】
ダゲスタン共和国国境付近での極秘任務でチャイニーズ・マフィアを取り逃し、現地少女を死なせてしまったセガール。２年後、東欧某国でアレクサンダーと名乗り便利屋さんをしておりました。
おとなりさんであるミアちゃん（コラエスク）にくだんの少女を重ね、同居のおねえさんレナ（ベエルデス）に欲情。二人には父違いの兄サーシャ（ウェブスター）がいて、訳あってロシアンマフィアウラジミール（ブレオント）の子分をやっていた。レナはウラジミールの経営するストリップパブでバーテンをしており、彼のお気に入りなのだった。
ところで、街では謎の＜お線香殺人＞が頻発していた。被害者は皆ウラジミールの手下で、現場にはお線香と漢字の血文字が残されていた。この犯人はアレクサンダーであり、２年前に取り逃がしたチャイマのボスミスターチェン（マー）の資金洗浄に使われたカネを奪い続けていたのだった。チェンに渡すはずのカネが集まらず、ウラジミールはレナの引き渡しを強要される。レナを襲ったウラジミールはついでにミアを誘拐。サーシャも刑事パベル（ニクスレスク）に拉致される。
ご兄弟を救出するため、ウラジミールを拷問してチェンのアジトを吐かせたアレクサンダー。２年前の雪辱なるか。唸れ、包丁！！！

いいかげんにしてセガール作品も観終わりたいんだが、観る以上に作られるもんだからきりがない。で、だいたいキオニ・ワックスマンとのタッグなので、どれ観ても同じだし面白くない。キオニ・ワックスマンって、本当はセガールのことなんじゃないだろうか。いい歳コイて（６０過ぎ）ヒロインとデキるオチというのも、そろそろ改めてほしいものである。
お線香殺人事件とか、武器にしているドスを＜包丁＞って言ってるのは、面白い…。
因みに、原題漢字訳に、「好男人」て書いてありました。なんのこっちゃ。